鑛一は朝5時〜6時起床。毎日の日課として、外が明るくなリ始める6時半ごろ、近くの自治会指定ゴミ捨て場へ出かけ、ゴミ捨を捨てる。徒歩350歩ほどなので、散歩のつもりで出かけるが、散歩にはなっていない。その後、朝食の準備、今日(2月8日(土))はパンが主食(バタートースト)、電子レンジで温めるハンバーガー2個、コーンスープであった。眞喜子は4つ切り食パン半分とハンバーガー2個しか食べない。美味いと褒めるような食事も完食することは少ない。一方の鑛一は、ほとんどの食事は完食で食欲旺盛である。
眞喜子は4年前にコロナ禍が始まるまでは、自転車で買い物にでかけ、食事、洗濯、掃除など全の家事仕事を行っていた。それが、緑内障、白内障を患い悲しいかな盲人のように視力を失い、電話、戸締りなどごく簡単なこともできなくなり、食べることと寝ることが日課となった。鑛一は、終活を含めやりたいことは山ほどあるが、目が見えない眞喜子が何をするかわからず、終日彼女から目を離せない。そのため、鑛一は家事と介護に疲れを感じ、足腰の痛みも出始めている。2ヶ月後は90歳になる身で身体の衰えを感じ始めている。そろそろ身の安全を考え、老人ホームに入所する時期が来たと判断し、眞喜子が先にホームに入所すること決めた。今後の眞喜子の介護を考え、老人ホーム「家族の家ひまわり狭山」(西武新宿線狭山市駅 徒歩10分)をケアマネージャーから紹介を受け、その準備を進めてきた。
3月10日(月)、眞喜子が終日デイサービスに出かけている間は、鑛一は安心して外出できるので、入間イオンまでタクシーで出かけATMを利用し3月、4月分の入所に必要な料金を振り込んできた。その後は毎月、自動支払いになるので、毎月支払いのために外出する必要はない。
入所日は、3月16日(日)、朝10時にホーム送迎車が迎えにくるので長年住み慣れた入間の家を眞喜子は、離れることになる。毎週水曜日のリラクサイズ武蔵藤沢で一緒に行うデイサービスを楽しみにしていたが、このままの生活を続けて行くと鑛一の身の安全が保証できなくなる。目が見えない眞喜子は鑛一がたおれたら、一人で生活出来ないことは明白である。そのため、致し方なく老人ホームに入り別居することにした。一人暮らしになる鑛一は、自宅に異常時に家族や救急隊に緊急連絡ができる「見守りサービス装置」を取り付けた。毎月、装置を通じ安全確認の通報をすると取扱い説明書に明記してあるが、それがない。また、月々の装置使用料は通帳から自動的に支払っていたが、その領収書を発行しない。このように、あまありにも不親切なので、数ヶ月で解約した。
2025年3月26日