まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2020/11/23 23:00:24|国内旅行
箱根登山電車のスイッチバック
 箱根登山電車は、3箇所にスイッチバック方式が取り入れられている。写真上段左に示しように、塔ノ沢駅と宮ノ下駅の間にスイッチバックを行える場所が3箇所ある。この方式は電車が山の急斜面を登ることが出来るようにジグザグに走らせる方式である。スイッチバック行う箇所は、写真中段に示すように、行き止まりで電車を一端ここで停止させる。運転手は逆方向に電車を進行させるために、電車停止時に運転手と車掌は入れ代わる必要がある。スイッチバックを行うところが駅ホームであるならば運転手と車掌の交代は容易であるが、駅でないところにスイッチバックの場所があると運転手と車掌の交代は、容易でない。そこで、写真中段右のように運転手と車掌が容易に交代できる専用のプラットフォームが設けられてある。ここは駅ではないので、乗客の出入りはない。
 写真下段左の電車は、線路右側から登ってきて、行き止まり箇所(スイッチバックが出来る場所)まで走る。運転手と車掌が交代し、バックするように進行方向を変え、再び出発し左側の線路を使い斜面を登って行く時の様子を撮った写真である。写真下段右はその電車が線路左側を使って登って行く様子を示す。つまり、この写真の電車は線路右側を登って来て、スイッチバックを行い、線路左側を登って立ち去って行ったのである。【2020年10月28日】
 
令和2年11月21日(土) 自宅に記す
 







2020/11/22 23:53:04|国内旅行
トンネル、カーブ、橋、急カーブ、急勾配が多い箱根登山鉄道
 小田原駅から強羅駅の途中には13のトンネルと53もの暗渠(あんきょ)を含む橋がある。トンネルと橋に加え、急カーブ、急勾配も多い。最大傾斜は1000分の80(1000m走る間に80m登る、これを80o/ooパーミルと鉄道では呼んでいる)。80‰(パーミル)というのは日本一の急勾配の場所でもある。ここで、パーミルというのは鉄道で使われている勾配を表す単位で千分率(o/oo)である。箱根湯本駅(神奈川県箱根町)を強羅駅に向けて出発すると、この日本一の急勾配が始まる。車内にいても車両が斜めになるのを実感できる。その場所を示す写真は、前回示したブログ写真の中で、下段左の赤い電車が走っているところ当たりである。【2020年10月28日】
 
【写真説明】上段はトンネル、中段は急カーブ、下段は橋を示す。
 
令和2年11月21日(土) 自宅にて記す







2020/11/22 23:40:00|国内旅行
箱根登山鉄道の登山電車・ケーブルカーの旅
 箱根湯本駅前のホテルに荷物を預け、箱根登山鉄道の登山電車で終点の強羅駅まで電車で登山。この登山電車は、海抜26mの小田原駅から海抜553mの強羅駅までの延長距離は15.0km、標高差は527mのところを約55分で登る。この電車の線路は厳しい斜面で曲線が多く、途中には13のトンネルと53もの暗渠(あんきょ)を含む橋がある。電車を前進・後進させ急斜面を登坂・降坂するスイッチバックという場所が三箇所ある。スイッチバックとうのは、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換させ、ジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路のことをいう。このスイッチバック設備を走行する運転行為のことをスイッチバックと呼ぶことがある。
 湯本駅から強羅駅までは登山電車、ここからケーブルカーに乗り換え早雲山駅まで登る。早雲山駅から先へはさらにロープウェーで芦ノ湖湖畔の桃源台駅まで行ける。その途中にある大涌谷に行きたく、早雲山駅で駅員に箱根のシンボルにして人気の観光地「大涌谷」の様子を聞く。駅員の話しによると途中駅である大涌谷までの往復運賃は1,390円と教えてくれる。しかし、大涌谷で下車しても箱根火山の息吹は立ち入り制限で見ることが出来ないという。そこで、大涌谷駅に行くのを諦める。
 登山ケーブルカー終点駅である早雲山駅構内の展望台で足湯に浸かり時間を潰す。足湯があったお陰で、コーヒー(400円)を飲みながら足を温め、前方正面の山に描かれた“大”の字をはじめとする箱根の山々を眺め、その景観を楽しむことが出来た。帰りは早雲山駅から行きと同じ行程でケーブルカーに乗り強羅駅まで下る、強羅から登山電車に乗り換え湯本に戻る。登山電車の沿線には、時期を終えたアジサイが沢山見られた。このアジサイが咲く時期に登山電車に乗ったら、さぞかし綺麗に咲くアジサイを眺めることが出来、登山電車の旅を楽しむことができるであろうことが容易に想像できる。
 湯本駅前の冨士屋ホテルに預けた荷物を引き取り、湯本駅からJR小田原駅まで登山電車で下る。小田原駅から熱海駅まで23分、420円で行ける。幸いにも快速電車がやってきたのでそれに乗り熱海駅まで行く。
 以上のようにして、28日午前は箱根登山電車とケーブルカーに乗り、わずかな時間であるが、箱根登山鉄道(登山電車とケーブルカー)の旅を楽しむことができた。

【箱根登山鉄道について】箱根登山鉄道は、小田原駅−強羅駅間を走る“箱根登山電車”と強羅駅−早雲山駅を走る“箱根登山ケーブルカー“に別れている。
小田原駅−強羅駅間の「箱根登山電車の所要時間」は51分、強羅駅−早雲山駅間の「箱根登山ケーブルカーの所要時間」は10分(430円)である。小田原駅か早雲山駅までの片道所要時間は61分(片道680円)である。【2020年10月28日】
 
【写真の説明】2019年の台風19号で甚大な被害を受けた箱根登山鉄道であったが、いまでは復興が進み新しい電車が走っている。写真の上段2枚は災害後に作られた新車である。中段左は、トコトコきっぷといって、1,570円で1日箱根登山鉄道乗り放題なので安い。中段右は箱根登山鉄道の路線図で、赤い楕円で示した3箇所がスイッチバックを行う場所である。下段左は冨士屋ホテルから見える登山電車で、かなりの急勾配を登って行く様子がうかがえる。下段右は鉄橋を渡る登山電車である。
 
令和2年11月21日(土) 自宅に記す
 







2020/11/08 21:23:02|国内旅行
冨士屋ホテル湯本チェックアウト
 朝6時に起き、朝の温泉風呂に入る。朝食は7時からである。真喜子は和食の定食、鑛一は中華の定食お粥を注文。コロナ禍の朝食はいつもと異なり、朝食用に準備された数々のおかずが入っている一重の大型重箱が運ばれた。お粥は大どんぶりに入っていてとても美味しい。
 朝食後、チェックアウトの手続きをする。宿泊料金は2019年度のリゾートパスポートを使ったので宿泊料金はゼロ(14,000円のリゾートパスポートは前払いなのでゼロではない。コロナ禍で使用期限が延長されただけ)。食事料金として2人トータルで11,404円、部屋グレードアップと朝食付き室料が4,400で合計15,804円支払った。リゾートパスポート券代14,000円を含めると、2人1泊2食付きで29,804円ということになる(1人1泊2食付きで約14,902円)。安くはないが、昨夜の中華夕食は美味しくいただけ不満はない。今回の宿泊は2019年度のパスポート券がコロナウイルスの関係で利用を半年延期してもらえたので助かった。冨士屋ホテルの夕食は、セットで1人前7,000円、朝食は2,400円と安くはない。普通は素泊まりし、ホテル外で食事をとるところだが、今回は昨年2019年のリゾートパスポート券がコロナウイルスで延期でき、少々豪華な部屋を選び美味しい食事をとることが出来た。
 冨士屋ホテルでは、1口28,000円で2枚のリゾートパスポート券を毎年販売する。このパスポート券を購入し、年2回、温泉でのんびり休養をとることにしている。パスポート1枚で、5箇所の冨士屋ホテル・リゾートを1部屋で2人利用できる。2枚使うと箱根・宮ノ下にある老舗冨士屋ホテルが利用できる。食事はつかない。前述したようにごく希に部屋グレードアップと朝食付き室料で朝食がつく案内が送られてくることがある。2回宿泊できるこのリゾートパスポート券を毎年1口求め、年2回だが少々贅沢なホテルに出かけ休養を楽しんでいる。
 明日は登山電車で強羅へ、そしてケーブルカーに乗り換え早雲山まで電車にのって山登りをする予定だ。【2020年10月28日】
 
令和2年11月8日(日)  自宅にて記す
 







2020/11/08 20:55:02|国内旅行
小田原城へ向かう
 朝9時自宅出発。駅前に車を2泊の予定で有料駐車場に入れる。電車で池袋を経て新宿へ。新宿から小田急線快速で小田原駅へ行く。冨士屋ホテル湯本のチェックインは午後3時。時間調整を考え小田原駅近くで昼食をとり、小田原城見学に出かけることにする。駅前の“魚料理店”の看板メニューにつられ、1,100円と安いチラシ寿司を注文。海に近い小田原だから安くて美味しいと予想したが、やはり安い値段だが味はさっぱり。ただしご飯はおいしと思った。
小田原城へ行く道筋を散策しながら小田原城へ向かうとある手作り専門店が目につき、手作り大好きな眞喜子が店内に入る。手作りでしっかりと作られた男性用マスク800円が目につき求める。真喜子は手作りショッピングバック2,900円を買う。ここで買ったマスクを身につけ小田原城へ。城内には入らず、小田原城趾公園内を散策。その後、城前の本丸売店でソフトクリームを食べ、小田原駅に戻り箱根登山鉄道にて箱根湯本駅へ行く。湯本駅前の早川を隔てたところにある富士屋ホテル湯本に無事チェックイン。
 ホテル前の「早川」にかかっている歩行者用の赤い橋の名前は『あじさい橋』と名付けられている。その由来は、“あじさいで有名になった箱根をより発展させる願いを込めて”だそうだ。その名のとおり、6月にはあじさいに彩られた早川の景色を楽しめる
 夜の食事は、6時に予約をとってあるホテル内中華レストランにでかける。美味しそうな単品中華料理を7種オーダーし、それにソフトドリンクとご飯を注文した。我々にとって今日の食事はいつもと異なる豪華な夕食である。
 小田原城趾公園内を散策し疲れたため、午後8時ごろだったと思うが食後すぐにベッドに入り寝る。真喜子は午前1時過ぎに一度起き、夜な夜な大好きなパッチワークを始めた。何時に寝たのか不明だったので聴いたところ午前4時半に寝たという。寝不足で、今朝は機嫌悪し。【2020年10月27日】
 
2020年11月8日  自宅にて記す