前回の投稿でイリカイ・コンドミニアム12階に住み、真夜に火災報知器が鳴り誤報であったが12階からの階段を歩いて2往復したことを書いた。高階に住むと良いこともある。それは毎週、目前で打ち上げられる花火を特等席のような位置で見ることができるからである。これまでに何回か部屋から見える花火の様子を何回か投稿した。毎週金曜日の夜7時半ごろになると目前で打ち上げられる花火がとても良く見える。7年前にイリカイ・ホテルでロングステェイをはじめて行った時の夕食時、ベランダの外で突然大音響が鳴り響いたのでMakikoと2人で何事が起こったのかと飛び上がるほどびっくりしたことがある。その時は爆弾でも突然落ちたのかと驚いたので強い印象として残っている。 この花火が打ち上がる場所は暗くなってからでは、特定できない。打ち上げられる金曜日の夕方になると、打ち上げ現場に白いトラックがやってきて打ち上げの準備をしている様子はベランダから何回か見ている。ただし、遠いので準備の詳細は不明だ。ある日の夕方、この白いトラックと打ち上げの準備している現場の様子を見に行った。ロープが張られているので近寄れず、花火打ち上げのセッティングの詳細は見えないが、数名の花火職人が忙しそうに作業している様子は分かる。 午後7時半になると、いつものように花火が打ち上げられる。この花火が上がることを知っている現地住民や観光客が車やTheBusでやってきて、ラグーン周辺の芝生は人であふれる。もちろん打ち上げ主は、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパであるから、ホテル宿泊中の客は知らされているのでホテル裏のビーチに出て、多くの観光客はこの花火を観賞している。海上には何隻かの大型船が集まってくる。特に金曜日は、ディナーと花火観賞をセットにしたクルーズ船がでているようなので、金曜日の夜になると海上はいつもと異なる賑わいを示す。 我が家でも、2人で観賞するのはもったいないので、気功体操で毎朝一緒になる仲間を誘うことが何回かあった。親しい友人とは花火の日に部屋で夕食を一緒にすることもあるし、お茶を飲みながらお喋りをすることもある。花火が上がる時間は、わずか10分ほどの短い時間なので、それを見るだけに来てもらっては時間がもったいない。そこで、お喋りをする、あるいはディナーを共にすることにした。イリカイ・ホテルで7年間も毎年冬の1ヶ月ではあるがロングステェイをするようになったのは、この金曜の花火の魅力に引かれたことも若干は影響している。【2018年12月14日】 平成31年3月16日(土) 自宅にて記す |