まず動く2

ブログ「まず動く」の写真容量が不足したため、ここに改めて「まず動く2」を立ち上げました。以前のブログ同様に、写真付き日記のつもりで投稿します。ご覧いただければ嬉しい限りです。
 
7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜コストコ〜
 コストコ(COSTCO WHOLESALE)は、全世界で768倉庫店(2018年11月20日現在)を誇る倉庫型店舗である。我々の住まいに近い入間市宮寺に入間のコストコがある。当初は、このコストコの存在を知らなかったが、息子が近くにコストコができたので、行って見てきたらどうかと勧めてくれた。行ったはいいが会員制のため中に入れない。会員手続きを済ませ、入場した。会費は家族会員で年会費4,400円、夫婦の会員証が得られ、それぞれの会員証で2名が同伴できる。家族会員であれば、夫婦2人の会員証で各2名が入れるので6名が一緒に買い物ができる。
 世界中にコストコは何倉庫店ぐらいあるかと調べたら、以下のように768倉庫店(2018年11月20日現在)あることが分かった。
 
アメリカ:533倉庫店/カナダ:100倉庫店/メキシコ:39倉庫店/イギリス:28倉庫店/日本:26倉庫店(2018年11月12日現在)。以下、韓国15倉庫店、台湾13倉庫店、オーストラリア10倉庫店、スペイン2倉庫店、フランスとアイスランドが各1倉庫店と続く。日本には世界で5番目に多い26コストコ倉庫店がある。コストコの店を上記のように倉庫店と言っているのでその理由を調べたら、次のような説明があった。
「コストコのはじまりは1976年、カリフォルニア州サンディエゴにある飛行機の格納庫を改造して作られた「プライスクラブ」という名前の倉庫店であった。1983年には「コストコ」の最初の倉庫店がワシントン州シアトルにオープン。1993年には「コストコ」と「プライスクラブ」が合併し「プライスコストコ」となり、1997年にコストコカンパニーに社名変更。1999年8月30日には、コストコホールセールコーポレーションに社名変更し、米国のナスダックに上場した。コストコの本社は、ワシントン州イサクア、コストコジャパンの本社は、神奈川県川崎市」
 
 コストコの設立は飛行機の格納庫を店舗としたというから、品物の種類と数、大きな商品が沢山陳列されている理由が分かる。コストコ倉庫店では、幅広い商品の取り扱いをしている。カテゴリーの例として、ケータリング用品、菓子類、電化製品、テレビ、メディア関連商品、自動車関連品、タイヤ、工具、スポーツ用品、宝飾品、時計、カメラ、本、キッチン用品、衣類、化粧品、健康食品、家具、オフィス用品・機器などがある。コストコは高品質のナショナルブランドや地域ブランドの商品を他社よりも低価格で提供していることで知られている。ハワイオアフ島にも3倉庫店、ハワイ島に1倉庫店がある。ハワイのコストコへ(ハワイではコスコと呼んでいる)は、友人を訪ねてハワイ島を訪れた時に案内されて行ったのが最初である。その後、ホノルルの空港に近いコストコへ2回行った。いずれも、車がないので現地に住むJimmyとKimmyさんに1回、それにJudyさんに1回自家用車に乗せてもらって行った。さすがハワイだけあって、サーフボードやアロファシャツが沢山展示されているので驚いたことがある。買いたいものは沢山あるが、帰国することを考えるとお土産のチョコレートぐらいしかなかった。見る物全てが、業務用あるいは大家族用の品々であって、小食の我々夫婦にとって食べ物はダメ、その他の物でも持って帰ることを考えると、買う気にはならない。目の保養のために出かけたが、さすがアメリカであって、飛行機の格納庫を思わせるような広いスペースに沢山の商品が並べられてあるので、商品を見て歩いただけも楽しい思いをした。
 調べているうちに、コストコの会員数や従業員数も目についたのでここに示すと、膨大な会員と従業員がいることが分かった。
会員数情報(2018年12月14日現在):約9,540万人
従業員数(全世界):23万9千人(正社員とパート社員合計)
年間収益(会計年度2018年会計年度末):1,384億ドル
 
 ハワイ・オアフ島のイリカイ・ホテル(イリカイ・コンドミニアム)へ、ロングステェイ行うために7年間、同じ場所へホノルルマラソン、クリスマス、お正月にかけて年末から年始の30日〜40日間通った。この期間の我々の年齢は、70歳代後半から80歳への変わり目でもあり、少しずつ身体の衰えを感じるようになった時期でもある。Makikoが80歳を迎えた昨年(2018年)11月、いつまでこうして元気でいられるわけはないので、お互い80歳を超えた今が海外ロングステェイに終止符を付けるころだと話し合い、ロングステェイを止めることにした。昨年12月から投稿し始め、今日まで投稿したハワイに関するロングステェイのブログの投稿記事は終わりにすることを決めた。ハワイの友人達には、また来年会おうと約束した。しかし、体力の衰えが気になりだし、現地でなにか事がおきると皆さんに大迷惑をかけることになることを考え、密かに別れを惜しんで“See you next year!”と言葉を交わし、ハグして別れてきた。【2018年12月14日】
 
平成31年3月27日(水) 自宅にて記す
 







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜アロファスタジアム・スワップ・ミート〜
 アロハ・スタジアム(Aloha Stadium)は、ハワイのホノルルにある球技場である。この球技場で毎水曜、土曜、日曜に日本だとあまり聞いたことのないスワップミート(Swap Meet)が開催される。ここで、スワット・ミートというのは、「Swap=交換」、「Meet=出会い」を合わせた呼び方から分かるように、フリーマーケット、蚤の市と同じような意味である。ここの入場料は1ドル、開催時間は水曜日と土曜日は8:00〜15:00、日曜日は6:30〜15:00である。ワイキキからTheBus20番または42番に乗ると約1時間で行ける。
 
 このスワップ・ミートでは、衣料品、貴金属、雑貨、土産物、家具、古本、古着、CD、DVD、家電、植物、生鮮食品など、かなり幅広い品物を売っている。これらの他にも古道具、古タイヤ、家庭で使用されていた中古の電気ヒーターも売っている。ムームー、アロファシャツ、ハワイアンキルト、ハワイ特産の木地玩具なども安く手に入る。ここで、安く求めてワイキキで高く売っているといううわさも聞くくらいなので、気に入ったものがあればここで安く買うとよい。各店舗を一通りまわりすると2km〜3km歩くことになる。各店がスタジアムの外周をぐるりと囲んでいて、それらのある店は専門店であったり、素人の人が自宅で不要になった物を出品したりしている店など、まちまちの人がいろいろな品物を並べ売っている。気に入った品があると値下げの交渉をするとよい。言い値で買ったはいいが、直ぐ隣の店では同じ物を安く売っていたというようなこともあるようなので、一言値下げの交渉をするとよい。ただし、その交渉は英語である。
 
 12月とはいえ、日中の気温は平均で27℃にもなるので、暑さと歩く距離が長いので店内で休みたくなる。ところが、店舗といっても組み立てた仕切りの店なので、店いっぱいに商品が並べられてある。ここ店内で一休みするというわけにいかない。ここはスタジアムであって公園ではないので、ベンチは置いていない。休む場合は、道路脇の敷石に座るほかないので、結構疲れる。多くの店がある割合には、欲しいものはなかなか見つからない。珍しい物が多々あるので、手にとって眺め出品者と英語で話を交わすのも楽しい。【2019年3月26日】

平成31年3月26日(火) 自宅にて記す
 







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜TheBusが便利〜
 ハワイオアフ島での移動は、市内あるいは遠路ならTheBus、急ぎあるいは荷物があるならタクシー、観光ならトロリーを使う。イリカイ・ホテルからワイキキあるいはアラ・モアナ・ショッピング・センターまでぐらいなら徒歩も可能だ。ツアー客は、乗り降り自由な特別パスカードを発行してくれるのでツアーでホノルルに来る場合は、トロリーを利用することが多い。
 
 TheBusの魅力はなんといっても、1回の乗車につき$2.75均一という料金の安さと充実した路線網にある。このTheBusは100以上の路線と約4,200の停留所で、オアフ島内ほとんどのエリアと主たる場所を網羅しているので、大変便利な公共の乗り物である。庶民にとっては生活に欠かせない足として、また多くの旅行者も日常的に利用している便利な公共の乗り物である。このTheBusを利用すれば、ホノルルからちょっと離れた人気のスポットへ、レンタカーなしで2.7ドルと安い料金で足を延ばせ、その気になればノースショアまでこの料金で行ける。
 
 我々のようなシニア(65歳以上)が長期滞在する場合、TheBusシニアカード(運賃割引カード)を発行しもらうと便利である。このシニアカードは、4年間有効である。パスポート持ってTheBusパスセンター(優待パス事務所、Kalihi Transit Center、カリヒ発着場内)へ出向き、顔写真を撮り、10ドル支払うと発行してくれる。このTheBusシニアカードを持っていると、1デイ(1日)パスが2ドルで買え、1日中オアフ島内を走るTheBusは乗り放題でどこへでも行ける。さらに、シニアカードとは別にTheBusパスステッカーを6ドルで求め、そのステッカーを上記のシニアカードに貼付すると1ヶ月間乗り放題になる。この1ヶ月有効のステッカーは、アラ・モアナ・ショッピング・センター内にあるホノルル市役所出張所でも求めることが出来る。1年間の長期滞在は経験ないが、もし1年滞在するようなら、1年間有効のパスを35ドルで発売しているとのことである。
 
 ホノルルのTheBusは、乗ったことのある人誰でもが言うように室内の冷房は効きすぎで寒い。理由は不確かだが、南国のホテルやバスでは寒いくらいに冷房するのが昔からのサービスだとか、あるいは暖かい国なので害虫などの侵入を防ぐために温度を下げているなどとも言われている。ホノルル滞在中に車の事故に出会ったことが1度あった。それは、アロファ・スタジアムへ行った帰りのこと、中華街を走行中、なぜか1台の男性が運転する乗用車がバスの側面に近づき、そのうち車体を擦るように接触した。大事には至らなかったが、乗客は降ろされ警察官を呼び、事故調査が始まり、長い時間次のバスが来るまで待たされた。このバスの前面には自転車を乗せる荷台がついていて、写真のように乗せる。この荷台に自転車を乗せる人は、持ち主である。安全の確認は、自転車の持ち主に任されているようで、運転手は確認していない。一方、通常の車内は下左写真のようだが、車いすの客が乗ってくると下右写真のように椅子は上げられ車いすスペースを作り、そこに車いすの客が陣取る。この時、運転手は入り口のステップの上部に車いすが入れるように自動的に回転する板を敷く。車いすは電動式が多いので客は車いすに乗ったまま車内に入る。車いすが入ってくる前に車いすを置く場所の椅子を折りたたみ上げて、そこに誘導しやすいようなスペースを確保する。このようにして、車いす客が車内に入ると椅子があった場所に車いすが入る。車いすが入るとその車いすを安全のため固定する。こうした一連の車いす支援は運転手が行っている。車いすの客は下右写真のように、安全な箇所で車輪がロックされた車いすに乗ったまま目的地までとどまっている。

 自動車事故の光景はほとんど見たことがないが、車いす乗客の乗り降りを支援している運転手の姿はよく見かける。このようなサービスがあるお陰で、車いすに座った身体障害が自力でバスに乗り、買い物に出かけることができる。日本では、このようなサービスを見たことがないので、早急に実現して欲しいと願う。【2018年12月14日】
 
2019年3月25日 自宅にて記す
 







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜ノースショアの旅〜
 朝の「気功体操」で知り合った香港人のShirleyさんがノースショアへドライブの旅に誘ってくれた。海外旅行では運転をしないことに決めているので、どうしても誰かの世話になり車で遠出する。過去数回ノースショアドライブに連れて行ってもらったことがある。最初にロングステェイした年は、ホノルルからツアーを利用して行ったことがある。今はベトナムに移住したJimmyとKimmyさん、それに、Makikoのキルトの先生Hirokoさんご夫婦にも案内して頂いている。そのJimmyとKimmy夫婦がいなくなってからは、Shirleyさんがなにかと我々のことを心配してくれ、買い物やドライブに誘ってくれる。彼女は写真のようなトヨタ車に乗っている。そのナンバプレートには虹の絵が描かれている。理由を聞くと、ハワイは良く虹がでるので「虹の国Rainbow State」と言われ、ナンバプレートのデザインに虹が採用されているという。写真のようなレイを下げている我々の写真がある。このレイは、ドライブでノースショアに来てから、Makikoの誕生日祝いだということで我々夫婦にわざわざ手作りしプレゼントしてくれたレイである。聞くところによると彼女は、このようなレイを手作りすることが趣味とのことだ。
 
 ノースショアはサーフィン発祥の地で、町としてはハレイワが有名である。また、ここには「ラニアケア・ビーチ」というところがあるが、ここはウミガメが日光浴をするために上陸するというので有名である。このビーチを訪れたが、あいにこの日ウミカメは現れず、観光客も少なく、パイナップルジュースを売る屋台にも人影が少なかった。過去に4回ほどこのビーチを訪れたが、ウミガメが現れ、我々がカメを見ることができたのはわずか1回だけである。運が良いと見られるようなので、ウミガメはそう沢山はここにいないようだ。
 
 ノースショアでは海老の養殖が盛んなことから、ガーリックシュリンプが名物グルメである。また、フリフリチキンといわれている鶏の丸焼きも有名である。ここでフリフリという言葉はハワイ語で回すという意味があり、鶏1羽を丸ごと串に刺し、ぐるぐると回しながらじっくりと鶏を丸焼きにするので、フリフリチキンというそうだ。ただし、この店の名は「Ray's Kiawe Broiled Chicken」といい、土曜日と日曜日だけしか開いていない店である。
 
 ノースショアには、ポールネシア・カルチャー・センターがある。このセンターの説明は、観光案内書によると次のようである。「ポリネシア・カルチャー・センター は、オアフ島の北部ノースショアにある町、ライエにあり、ワイキキから約70分の場所に位置します。5万坪の敷地にポリネシアを代表する6つの島々、サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガを、それぞれ村と見立てて再現。偉大なるラパ・ヌイ(イースター島)のモアイ像やマーケサスの島の様子も展示しています。ハワイ州政府のリサーチでは、1977年以来、ハワイで最も人気のある有料アトラクションに挙げられており、また「ホノルル・マガジン」誌の読者が選ぶベスト・オブ・ホノルル2015、2016でベスト・アトラクションに選ばれました。」

 ポリネシア・カルチャー・センターは、ホノルルから少々遠いが、サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガの代表的な6つの島々を訪れた雰囲気を一気に味わえる。ここへは、過去7年にわたり行ったハワイロングステェイ中、2回訪れただけである。このセンターで行われるハワイア・ンダンスショーは大規模で、見応えがある。【2018年12月14日】
 
平成31年3月18日(月) 自宅にて記す
 







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜ワイキキ・ビーチのサンセット〜
 ハワイホノルルのワイキキ・ビーチからのサンセットの眺めは有名である。この「ワイキキ」という名はハワイ語で溢れる水という意味があって、ワイキキ・ビーチは19世紀末までハワイ王国の王族の保養地であった。我々が滞在したイリカイ・ホテル裏のビーチは、当初はワイキキ・ビーチではないと思っていた。しかし、後日、調べたところ西側の「デューク・カハナモク・ビーチ」から東側のダイヤモンドヘッドふもとの「カイマナ・ビーチ」までにある8つのビーチの総称をワイキキ・ビーチというそうで、約3kmにわたり広がるハワイのメインスポットとなっている。デューク・カハナモク・ビーチは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ裏にあって、このヒルトンホテルとイリカイ・ホテルの間にラグーンがある。このラグーンはイリカイ・ホテルに極めて近いので、イリカイ裏から出てラグーン脇を通りビーチへはわずか数分で行ける。このラグーンの西側のビーチもワイキキ・ビーチであることは上述したとおりである。このワイキキ・ビーチ最西端からでもダイヤモンドヘッドが良く見えると同時にサンセットも良く見えるので地元の人達がよく集まる隠れた観光スポットになっている。
 
この場所へある日サンセットを観に行ったとき、体重150〜200sあるというハワイモンクアザラシが海から上がってくるのに出会い、興奮したことがあった。明るいうちに現れたアザラシが、サンセットが終わり暗くなっても海に戻らないで、我々の方が先にホテルに戻った。アザラシに出会ったこの出来事は、7年間サンセットを観に裏のビーチに通ったが、この1度だけ出会が最初で最後であった。
 
 サンセットは、上述したワイキキ・ビーチのどこからも良く見える。我々が訪れるサンセット観察スポットは、上記したイリカイ裏の最西端ワイキキ・ビーチである。この場所は、ヨットハーバーが近くて駐車場があることから、地元の人が車でサンセットを観に訪れる場所でもある。この場所からサンセットを観ると、写真のように椰子の木の間に沈み行く太陽、雲間に沈む太陽、地平線に沈む太陽、ヨットの間に沈む太陽など日によって異なる様々な景観が楽しめる。【2018年12月14日】
 
平成31年3月16日(土) 自宅にて記す