まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
LSC(ロングステイクラブ)東北の旅 その1 厳美渓
   大型台風21号が関東地方を襲い、予報では朝方はまだ大雨・強風注意報が発令されている。9時ごろには関東を通過するとのこと。大宮駅発9時14分発の新幹線特急券を求めてあるので、それに乗りたい。新幹線の一ノ関駅前バス停で、参加者するLSC会員と合流することになっている。会員の多くは東京駅から乗車するが、我々は大宮駅から乗った方が近いと判断し、朝早めの午前6時に家をでて大宮駅に向かう。台風による列車の乱れはなかったのが幸いで、出発時間より1時間早い午前8時に大宮駅に到着。指定された新幹線に乗るまで1時間ほど待合室で時間調整。朝食の弁当を買い9号車のグリーン席でその弁当を食べることにした。グリーン車に乗るとは少々贅沢な気もするが、滅多に夫婦一緒に乗らない新幹線なのでリッチな気分を味わいたくグリーン券をおごった。
 幹事のYさんと他の人達は5号車に乗っている。Yさんがわざわざ9号車まできてくれ挨拶、それに今回の旅の資料を渡してくれる。一ノ関駅で皆さんと合流でき、岩手県のLSC会員Oさんの出迎えを受ける。今回の東北の旅はOさんとYさんが計画されたツアーである。
 
 一ノ関駅前からバスで厳美渓(げんびけい)に向かう。小雨であるが直ぐにも晴れそうな気配だ。厳美溪に着き蕎麦の昼食を予定していたようだが、あいにく蕎麦屋が休み。しかたがなく、開店している川の袂のお団子やで、お汁粉、団子、などで腹ごしらえをする。この食堂で旅行荷物を預ってもらい、近所の渓谷を散策する。川の対岸から団子を運ぶ空中団子というシステムがあり、そのシステムがニュースにとりあげられ当地が有名になったそうだ。水しぶきを上げて流れる急流を眺め、近くにあるガラスの作品を並べたガラス通りを通り抜けるとガラス専門の土産物屋に行き当たる。買わないつもりで内部を覗く。ガラス細工とはいえ、結構いろいろ珍しい作品が並べられてあるのに驚く。
 午後3時、須川高原温泉に到着。ここは海抜1200mと標高が高く寒い。バスから眺める途中の山間の景色は、すでに始まった紅葉でとても綺麗だ。バスに揺られ、素晴らしい紅葉の山間を見ながらの移動だ。ただし、雨模様で湿度が高く外は寒いので、バス内側の窓ガラスに水滴がつき外が見えにくい。それでも、次から次に変わる黄色、赤色に染まった山間の景色に思わず、わ〜綺麗!と歓声が何回も響き渡る。紅葉の山間をドライブすること1時間少々で須川高原温泉宿玄関前に到着。バスはここが終点だ。この場所は岩手県、秋田県、宮城県三県が交差する地点のようだ。
 
 温泉は内風呂、歩いて2分の外風呂、さらに5分歩いたところに有料(チケットを宿で受け取ると無料)の温泉(栗駒山荘)がある。到着後すぐに内風呂に入る。白く濁っているが、とてもよい温泉だ。翌日朝6時、外風呂に入る。プールのように広い温泉風呂だ。濃い霧のため2m先は全く見えない。誰かが入って来たことは音でその気配は分かる。しかし、濃い霧におおわれた湯船なので、誰が入ってきたかは皆目分からない。湯から出ようとして接近したところAさんであることがわかる。それほどに濃い霧で寒い朝だ。一寸先がわからないような湯船につかった。
 
 栗駒山荘(高原温泉)は、有料であるが観光でやってきた一般客も温泉に入れるし宿泊もできる。ここの露天風呂からは、栗駒山の絶景が見えるビューポイントだ。山荘の中には土産物屋がある。この土産物屋は秋田県である。我々の宿は岩手県である。ほん5分歩いただけで、岩手県から秋田県に行ける地点に我々はいる。今日の夕食は宴会形式の和食。飲めない我々夫婦はウーロン茶。LSC会員手品同好会メンバーによる手品の披露、コーラス同好会の歌声披露がある。午後9時終了。寝る。【2017年10月23日】
 
 







2017/10/30 20:32:10|その他
LSCのヴィラ本栖 滞在記
2017年10月13日(金)
 LSC(ロングステェイクラブ)のお誘い旅行で、ヴィラ本栖へ2泊3日で出かけた。ヴィラ本栖は、本栖湖近くにある中央区所有の保養施設である。区民以外の人でも宿泊ができるというので、LSCのメンバーで出かけることになった。富士山麓にある本栖湖を最終目標地としカーナビをセット。朝8時半、高齢者運転標識を車の前後に貼り付け自宅を出発した。まずは談合坂を目指し圏央道、中央道を走る。午後1時、ヴィラ本栖に直接集合なので、富士山を眺めながらのんびり走れると4時間の余裕を見て自宅を出発。普段は付けない高齢者運転標識を付け、のんびり走る予定である。高齢者運転標識は、枯れ葉マーク、紅葉マーク、落ち葉マーク、シルバーマークなどと通称で呼ばれているので、正式名が「高齢者運転標識」であることを忘れ、改めてその名を思い出した。
 入間から圏央道、そして八王子から中央道を走り、談合坂SAでトイレ休憩。休憩所内のコーヒー店でエスプレッソダブルを注文したところ、どうゆうわけか若い店員が「かっこいいですね」といきなりいう。今時、エスプレッソを注文する人は少ないのであろうか。それとも年寄りがエスプレッソを注文したので、そう言ったのであろうか?
 時速80 kmで雨降る中を走り、富士急ハイランドのジェットコースターを横目に見ながら河口湖インターチェンジを下り、本栖湖を目指す。途中、自殺者が多いといわれる青木ヶ原を通り本栖湖を右手に見ながら、ヴィラ本栖(モトス)に到着。4時間半余裕を見てきたので、1時間も早くに着いた。予定では樹々に囲まれた宿のまわりを散策し、富士山を見ながら本栖湖周辺をドライブする計画であった。それが雨で、残念だが富士山は全く見えない。時計は11時。雨が激しく降り、外へ出ることができない。食堂が開き始めたので、はやい昼食をとるべくレストランに入る。Makikoカレー、Koichiエビピラフを食べ、コーヒーを注文。エビピラフ、カレーライス共に980円、コーヒー320円。立派なホテルにしては食事が安くておいしい。今日の昼食代は会費に含まれていないので現金で支払う。ホテル代は、1人1泊2食付きで12,000円。今回のLSC会員参加者は合計27人とのこと。
 12時半、東京から送迎の大型バスで会員の皆さん到着。我々夫婦は初日の13日は10畳の和室、14日はツインベッドの洋室とのこと。和室は10畳で広々として悪くない。ただし、日頃ベッドに寝ているので、畳み部屋で寝るとトイレに起きるときの立ち上がりに辛い思いをする。洋室が少ないので希望通りに予約できず、1日目はやむを得ず和室、2日目は洋室となった。持ってきたペットボトルの水3本、部屋へ持ち込む。
 
 14時、コーラス同好会のコーラスが披露されるので、ロビーに集合の知らせあり。コーラス部の合唱(2段目左)、全員で合唱する曲もあり、それなりにコーラスを楽しんだ。その後、夕食まで自由行動なのでまずは温泉に入り、部屋に戻り5時半まで昼寝。温泉は広くて気持ちがいい。天気が良ければ風呂から富士山が見えるそうだ。夕食は6時からで和食フルコース(写真上段中・右)。同じテーブルに新会員のAさんご夫婦(お2人とも飲めない)、Sさんのご主人(日本酒)、Nさん(ビール)、Koichi/Makiko(ジンジャーエル)、Sさん奥様 (13日1泊のみ)が座る。食事は、うわさの通りでとてもよい食事だ。
 
2017年10月14日(土)
 今日も朝から雨だ。早起きが習慣なので4時に起きる。風呂は午前6時からなので、持参したiPad Proがまだ不慣れなので、参考書を6時まで読み風呂に入る。朝食は8時からで洋食(スクランブルエッグ、ソーセージ、パン)。午前中は自由行動、車で本栖湖周辺をドライブ(写真3段右)するが、小雨は降り、人は誰もいないし、車もすれ違いなく寂しい。森林地帯なので、物騒な気もする。雲が垂れ込み、見えるはずの富士山は全く見えない。本栖湖を半周してUターン。昼食は、全員テンプラ蕎麦。
 昼食後まもなく、Sさんの奥様が用事あるというので、ひとりで送迎バスに乗り帰る。この時、もう1日滞在する残る26人全員が大型バスに乗ったSさんを見送る(最下段右の写真)。大勢の人たちがSさんを見送るので、バス内の客は、Sさんは有名女優かそれともビックな有名人と思われているかも知れないなどと大笑い。
 
 午後は富士花鳥園を見学するので全員13時に玄関集合。入場料はシニアで団体ということで795円(大人個人で1,100円、団体で990円、シニア団体で795円)。大きな温室状の建物の中は種類の異なる大小様々なフクロー(写真2段目中)とミミズクが沢山飼われている。そのほかここで見られる鳥と動物たちは、インコ、ぺんぎん、タカであって、珍しい大型フクローを間近に見ることができる。
 また、極大輪の球根ベコニアが沢山見られる。時には直径が30センチを越す大輪八重のベコニアが見られるそうで、この花が当園自慢だそうだ。タカやハヤブサのバードショーも園内で行われ、狭い園内だが、身近にタカの飛ぶ様子を見ることもできた(写真2段目右)。富士花鳥園まではホテル専用バスが無料で運んでくれる。1時間ほど園内を見学し、再びホテルバスが出迎えに来てくれる。
 
 ホテルに戻り、2時間ほど昼寝。6時から夕食なので、5時半に目覚め、ロビーに行く。食堂では左横にAさんご夫婦、前にHさん、Makikoの前にKさん着席。今日の夕食は西洋料理。魚、牛ステーキほかでフルコースだ。おいしい夕食を頂きながら、しばしの間歓談する。7時研修室に集合し、マジック同好会の手品(最下段左・中))、続いて動画編集同好会の成果発表、会員が日頃撮った静止画、動画写真をムービーに仕上げ、大画面に写す。その動画を鑑賞。
  全ての催し物が午後9時に終了し、その後は任意でカラオケ組、マージャン組、けん玉組、お喋り組に分かれる。それぞれの部屋へ移動。おしゃべり組は部屋にて語らい合う。けん玉終了後に マッサージ機が空いていたので、Kさん、Makiko、Koichiの3人は、マッサージを試す。結構なマッサージ機が10台ほどあるので20分ほど機械にお任せし、心地よく身体各部を揉みほぐしてもらう。部屋に戻り11時に寝る。
 
  2017年10月15日(日)
 午前5時起床、この施設では全室WiFiが使えない。ネットを使わずiPadのソフトPagesで日記を書く。初めてiPadでマックのWordと言われるソフトウエアー(Pages)を使い作文。キーボードはiPad用であるから小型だ。そのため指の移動が少なくて済むし、文字変換も慣れてくると使いやすい。文字だけ打つなら、このiPadの方が普通のキーボードより使いやすいような気もしてきた。
 外は今日も雨。朝6時から風呂に入れるので朝風呂に入る。すでに早起きの客2人が入っている。晴れていたら富士山が湯船から見えたかも知れない。3日連続の雨で滅入ってしまう。和食の朝食を済ませ、10時までに玄関ロビーに荷物を出すようにと指示がある。我々は自家用車なので、そうそうに車に荷物を積み込む。富士山麓に3日間いたが、雨のため、誠に残念であるが富士山の姿を1度も見ずに帰ることになった。
 送迎用の大型バス1台(東京から)、小型バス1台(河口湖から)、乗用車2台(東京から1台、埼玉から1台)で、参加者合計27人がここヴィラ本栖にやってきた。帰路は、12時の昼食を終え、4人乗った乗用車1台がまず帰る。続いて12時50分発の大型バス東京行きで16人(1人昨日帰る)が、続いて4人がホテル専用の中型バスで河口湖まで行くバスで帰る。最後に我々夫婦2人が全員見送ったあとホテルをでた。
 3日間ヴィラ本栖に滞在した。中1日、雨の降る中をヴィラ本栖(もとす)を出発し本栖湖周辺をドライブ。美しいはずの周辺の景色は全く見えず、ただ木立の中をドライブするだけで、つまらないので湖半周で引き返す。雨が終日降るので滞在中の時間は、ホテル内でコーラス、手品、けん玉(3段目中)、麻雀をやった。麻雀を除くと、小学校の学芸会を思い出すような楽しいひとときを過ごした。動画編集同好会では、思い出の海外旅行を編修した動画を鑑賞、それに会員同士での雑談と温泉、食事を楽しみ、普段はあまり話しをしない会員と親しく話しが出来、とてもよい親睦になった。これからも長い間お付き合いするのに役に立つ旅となった。【2017年10月23日〜25】
 
平成29年10月30日(月) 自宅に記す
 







2017/10/22 9:08:23|その他
愛を込めた孫のポーチついに完成
 7月中旬に診察カード入れ25個ほど作ったMakikoは、次の作品であるポーチ制作にとりかかった。以来、3ヶ月ほど夢中になって出来上がった作品が、写真のポーチ3個である。これは、パッチワーク教室のY先生の指導を受け、上記した作品診察カード入れの次の作品として紹介され、作ったものである。
 孫娘が3人いる。いずれも小学生で、大きい順から、6年生(かんちゃん)、4年生(ことみちゃん)、2年生(すうちゃん)の3人である。6年生のかんちゃんと2年生のすうちゃんは佐賀に、4年生のことみちゃんはさいたま市にそれぞれ住んでいる。遠方に住んでいる関係で、年1〜2回しか会えない。会うたびに大きく生長している姿に驚く。その孫たちへのクリスマスプレゼントのつもりで、Makikoは、3ヶ月前から写真のようなポーチ作りを始め、それが昨日出来上がった。下段左の上野動物園のジャイアント・パンダの“シャンシャン”もポーチを欲しがっているようだ。今回は孫限定用に作ったので、パンダにはプレゼンとしないとのこと。
 上段右の赤い派手なポーチは2年生のすうちゃんに、中段左の作品は6年生のかんちゃんに、中段右はことみちゃんへのプレゼンとだと制作者Makikoは決めているようだ。12月下旬にハワイへ今年も出かける予定である。そのため、どうしても10月中には作り終えたいと願い、半徹夜を度々重ねながらついに完成させたポーチである。ポーチのデザイン、構成要素の布地の質、色、模様、形、チャックや肩掛け紐など完成するまで、男性には分からない苦労があったようだ。
 出来上がると、今度はポーチの中に何を入れて孫たちにプレゼンとするかを悩んでいる。確定していることは、我々はお正月にいないこともあって、お年玉を入れるということは決めてある。可愛いハンカチも購入してあるとのこと。あと数点、作ったポーチを送る前に孫たちが喜びそうな小物を物色すると言っている。喜ぶ顔が見られないのが誠に残念だ。【2017.10.21】
 
平成29年10月22日(日)  自宅にて記す
 







2017/10/07 8:39:43|小さな旅の思い出
城ケ島と三崎港ツアーの想い出
城ヶ島といえば、作詞;北原白秋、作曲;梁田貞の下記の歌を思い出す。
 
 雨はふるふる 城ヶ島の磯(いそ)に
利休鼠(りきゅうねずみ)の 雨がふる
 雨は真珠(しんじゅ)か 夜明けの霧(きり)か
それともわたしの 忍(しの)び泣き
 舟はゆくゆく 通り矢のはなを
濡(ぬ)れて帆上げた ぬしの舟
 ええ 舟は櫓(ろ)でやる 櫓は唄(うた)でやる
唄は船頭さんの 心意気
 雨はふるふる 日はうす曇る
舟はゆくゆく 帆がかすむ
 
 その城ヶ島へ、LSC関東支部「みなとみらい会」主催の「三浦半島城ケ島の散策と三崎港でのマグロ定食及び魚市場での買い物」という日帰りツアーで行った。三浦半島は、東京湾と駿河湾に挟まれた小さな半島である。この半島の北に三浦市がある。この市は横浜市、鎌倉市、逗子市、横須賀市の北に位置し、人口は約45,000人である。三浦市の北端に三崎港があり、その北わずか200mほど離れた海の先に東西幅:約1.8 km、南北幅:約0.6 km、東西に細長い城ヶ島がある。三崎港がある三崎と城ヶ島の間は城ヶ島大橋で繋がれているのでバスや車で容易に城ヶ島を訪れることができる。
 日帰りツアー案内によると、当日の日程と行程は以下の通りである。
 
・開催日時:平成29年9月27日(水)午前9時45分集合
・集合場所:京浜急行三崎口駅改札出口
・コース:三崎口駅→バス→城ケ島白秋記念館→散策2時間半(白秋記念館、城ケ島公園、安房崎灯台、ウミワ展望台、城ケ島灯台、城ケ島バス停)→バスにて三崎港(近くのホテルでまぐろ定食を食べ魚市場にて買い物)→バスにて三崎口駅→解散
 
 上記行程をこなすために、京浜急行各駅で発売している「京浜急行電車運賃+バス運賃+まぐろ定食券+お土産券」がセットになった券がお買い得だとコメントを頂いた。この乗物運賃とまぐろの食事を含んだセット券は「みさき・まぐろ・きっぷ」という。京浜急行品川駅窓口で求めたこの券の運賃は、3,060円である。どれだけ割安かというと、“京浜急行品川駅→三崎口駅”往復運賃1,860円、“バス3回乗車運賃”約600円、“まぐろ定食”1,500円(推定)、“お土産”500円(推定)である。合わせて4,460円、電車賃以外は推定であるが、大まかに1,400円ほど得になっているような気がする。
 
 集合時間の9時45分、23名の皆さんがそろったところで、駅前からバスに乗り、三崎港を通り、城ケ島大橋を渡ったところにある北原白秋記念館前まで行く。白秋記念館は小さな2階建で入場料は無料だ。白秋の作品と写真、交流のあった人たち、生前活躍した年表、詩などが展示されている。記念館前にある海岸で城ヶ島大橋のたもとでもあるところに白秋記念碑がある。この場所で全員の記念写真を撮る。
 その後、県立城ヶ島公園へ移動し、公園内を散策しながら、公園の東端に見える安房崎灯台近くまで歩く。この灯台は無人灯台である。灯台を見ながらUターンして、今度は島の西端にある城ヶ島灯台を目指して歩き出す。途中、「ウミウ展望台」があるので立ち寄り、ここからの素晴らしい眺めを堪能する。公園に戻り、さらに西に進むと大岩に大きな穴が開いた「馬の背洞門」 が海辺にあるという案内表示が目に付く。洞門は海岸にあるので、約30mの坂道と階段を下りないと見ることはできない。わずか30mの急な坂道と階段だが、会員の年齢からすると下りるのに大変苦労する人が多い。下りないで上で待っている人もいる。下りた人たちは「馬の背洞門」を目の前で見ることができ、感動し記念写真を撮ることができた。
 「馬の背洞門」を見ることはできたが、今度は戻るため30m上の公園まで登るのに一苦労だ。時計の針は、1時近くになりお腹が空き、まぐろ丼が目の前をうろつき始める。もう少しで食事処に近づくとアナウンスがある。
 日本で5番目に点灯したという古い城ヶ島灯台(写真5)が見え隠れしてきた。この灯台の近くに城ヶ島京急ホテルがある。このホテルで午後1時を過ぎた遅い「まぐろ定食」の食事だ。「みさき・まぐろ・きっぷ」というセットの券を持っているので、その券を使ってのまぐろ丼の食事が目前に迫る。電車とバス運賃券、まぐろ定食券それに施設入場券あるいはお土産券が付いているお得なセット券(みさき・まぐろ・きっぷ)使うので食事の質はそれほどよくないのではとあまり期待はしていない。ところが期待に反して、立派なマグロ丼、魚のカツ、サラダ、お新香、味噌汁が付いている立派な和食フルコースだ。昼食としては豪華で立派な食事である。
 遅い昼食を終えた後、比較的近くにある城ヶ島バス停まで歩きバスに乗り、お土産を頂ける三崎港の魚市場へ行く。魚市場に入りお土産(20種の中から1つ選ぶ)を頂き、各自が好きな土産物を買う。「みさき・まぐろ・きっぷ」に含まれている無料の土産は、魚市場内の20店舗が提供するもので、「三崎まぐろカレー」、「まぐろラーメン」、「あじ4枚」他17種の中から選べる。お土産を頂き、自宅への土産も買い、魚市場発午後3時24分のバスで三崎口駅へ向かう。三崎口駅に着いたのは午後4時過。帰路につく者とYRP 野毛駅で二次会を行う者とに別れ、この三崎口駅前で解散した。
 今回の「みなとみらい会」のツアーに参加して、驚くことが3つある。1つ目は、横浜駅構内でコインロッカーを利用した。今のコインロッカーは、SUICAを利用すると荷物の出し入れが簡単でスムースに操作ができるのに驚き、ハイテク技術に感心した。
 2つ目は、今回利用した「みさき・まぐろ・きっぷ」である。この切符を持っていると電車とバスは当日なら乗り放題。おまけに腹いっぱいになる「まぐろの定食」券が付いている。さらに、お土産、温泉入浴、京浜油壺マリンパーク、レンタルサイクリング、水中観光船乗船、三崎・城ヶ島渡船 乗船、ガラス工芸体験など、どれか1つだが選べるお土産・体験・入場券が付いている。こうした複合的な“きっぷ”が世の中にあることを知り、いつか孫たちと連れだって散策に出かけようとも思う。
 3つ目は、ツアーに出かける前日まで妻Makikoは、足が痛み歩けるかどうか心配していた。しかし、海辺まで下りて行くことはできなかったが、LSC仲間と行動を共にでき、痛かった足も忘れ歩けたのでツアーに参加でき満足している。人の体は動かさないと身体は固まり、老化がすすむようなので、動く努力をしている。
 今回の「みなとみらい会」の素晴らしい日帰り散策ツアーに参加出来たことに対し、夫婦ともども企画された“みなとみらい会”の幹事さんに深く感謝いたします。【2017.9.27】

2017年10月7日 自宅にて記す
 
 







2017/10/04 6:15:04|パッチワーク愛好家
花好きだが!
 秋になり、春先の花と異なる色合いの花が咲きだした。狭い庭に花は咲くが雑草も生える。花が好きなMakikoだが、雑草取りに苦労している。花の多くはバラなので、トゲがあるのでうっかり触れない。雑草取りにしゃがむとこんどは立ち上がりに苦労する。でもやらなくてはと、パッチワークの手を休め庭に出る。
 春に1度咲いた花のようだが、秋にも咲き心を和ませてくれる。秋の花は弱々しいが色がきれいだ。朝明るくなった今朝も庭にでて雑草取りに励んでいる。【2017年10月4日】
 
平成29年10月4日(水)  自宅にて記す