羽田国際空港行きの所沢駅東口バス停まで重いスーツケースを引きずりやってきた。バスに乗り遅れないようにと早めにタクシーを呼び自宅をでたら、40分も早くバス停に着いた。時間があったので駅改札口前の店で好物のたい焼きを買い、寒々とするバス停で暖かいたい焼きを食べながらバスがくるのを待っ(写真左と中上)。羽田空港までのリムジンバス代は一人1,530円である。
出国手続きの際、空港内中に入ってから搭乗口までは遠いので遅れないようにと注意を受けた。出発まで1時間ほど余裕があるのでラウンジで40分ほど過ごす。スーツケースはチェックイン時に預けたので、機内持ち込みバックだけで遠い出発ゲートまで歩くことは問題ない。ゴルフ場で使っているカートのような車に偶然出くわし、無料で乗せてくれるというサインを見たので乗ってみた(写真右上)。初めての経験だ。歩くより少し早い速度の電気自動車だ。 搭乗機は三分の一以上、日本製部品が使われているといわれる機体ボーイング787で席は満席だ。トイレによく行くので、機体後部でトイレに近い3人がけ席の通路側に座る。窓側に座った人がトイレによく行くので、その都度席を立ちよく寝れない。
ホノルル国際空港へついて順調にタクシー乗り場まで移動。タクシーはイリカイ・ホテルまで35ドル、チップ込みで40ドル支払う。重い荷物を4個運ぶのに快く手伝ってくれたからだ。ここで、到着空港の名前をホノルル国際空港と記したが、実は2017年4月からこの空港は「ダニエル・K・イノウエ空港」と名称変更になっている。当地に着いてから3日後の11月30日(木)に参加した木曜午餐会の講演を聴き、詳細が分かった。 イリカイ・ホテル(写真中左)の部屋は20階の眺めのよい2018号室である。この番号は来年2018年1月まで滞在するので、その年号と一致していて覚えやすい。部屋に入ると床はフローリング(板張りの床、英語で“wooden floor”)で、改装した形跡がある(写真中中・右)。所々古いままの箇所があり不満なところがある。特に台所のシンク、シャワールームなど水まわりがいけない。シンクに溜まった水はけが良くない。溜まった水が流れ終わるのに相当の時間がかかる。そこで翌日、不具合箇所を直してくれるテクニシャンに来てもらう手続きをとる。翌日、朝9時に来てくれ不具合箇所を検査し直してくれる。流し台はディスポーザルになっていて、野菜や食べ残しをはけ口に入れると回転翼が高速で周り、廃棄した食物が砕けて流れていく仕組みになっている。そのはけ口内部に、先住した宿泊客が誤って入れたと思われるプラスチックの破片が3つほど引っかかっていた。それらを長いペンチで取り除いたら、水はけはよくなった。 以上のようで、所沢駅バス停および羽田国際空港でそれぞれ1〜2時間待たされ、無事に「ダニエル・K・イノウエ空港」に着き、タクシーに乗ってイリカイ・ホテルに、そして眺めのよい20階の部屋(写真下中・右)に落ち着くことが出来た。【2017年11月27日】 平成29年11月30日(木) イリカイ・ホテルにて記す |