まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
クリスマスイブのワイキキの賑わい
 今年のクリスマスはすでに終わった。クリスマスイブの24日に、イリカイ・ホテルに滞在中のLSC(ロングステイクラブ)会員仲間のSさんがワイキキの夜を案内してくれた。彼女は数年前に亡くしたご主人とのワイキキの想い出が沢山残しているように見受ける。その想い出が多いロイヤル・ハワイアン・ホテル周辺には詳しいので、案内いただいた。ホテル内の白い柵に寄りかかって撮った想い出の写真があるので、その場所に立った姿でシャッターを押してあげた。
 いつか、我々もどちらが先かに旅立つか不明だが同様な立場に置かれることは間違いない。世界のあちらこちらに彼女同様な想い出をすでに沢山残してきている。その想い出を朽ち果てさせないようにと、ブログに書き留めている。
 ワイキキの人混みは想像以上で、多くの若者が歩道端の石に腰を下ろし、携帯電話の画面に目をやっている姿が目立つ。裸の若者がストリートパフォーマンスをやっていたのも印象的だ。パッチワーク愛好家のMakikoは、珍しい作品が飾ってあるショーウインドーに目を奪われていた。【2017年12月27日】
 
平成29年12月29日(金) イリカイ・ホテルにて記す
 







マジックアイランドでラジオ体操
 ハワイシニアライフ協会主催のラジオ体操は、毎週水曜日の午前8時半〜9時40分に行われる。短いハワイ滞在期間であるから、数回しか参加できない。それでも、マジックアイランドという風光明媚な公園で、皆さんと汗を共に流すことができるので、とてもすがすがしい気分になれる。
 
 日本にいるときは、毎朝、近所の公園まで片道10分歩き、6時半からのラジオ体操を行うことを日課としていたので、1週間に1回のラジオ体操であると少々運動不足な気がする。そのため、このラジオ体操以外にアラワイ運河沿いで行っているネイティブが集まる気功体操に、毎朝欠かさず参加している。この気功体操は朝7時〜8時までなので、この気功体操を終えてからマジックアイランドへ出向くと8時半開始のラジオ体操に丁度間に合う。
 
 こうして、普段は毎日朝7時からの気功体操、水曜日は8時半からのマジックアイランドでのラジオ体操を日課として行っている。ラジオ体操は、携帯電話にラジオ体操の曲を録音してあって、その携帯電話を大きなスピーカーに接続すると、大勢に聞こえるラジオ体操の音楽が流れる。参加者は20名前後、スピーカーを中心に円陣を組んで、第一と第二ラジオ体操を行う。それが終わると幼稚園の園児になったような気分で可愛い童謡の音楽に合わせ、手足を動かす運動を行う。こうして、1時間ほどのラジオ体操が終わると、ときたま、近くのアラモアナ・ショッピング・センター内のフードコートに集合し、お茶をし、お喋りをすることがある。今週は、丁度お喋りがあった日なので、ご一緒した。参加する皆さんは長年ハワイに滞在している方々なので、ハワイの様子が聞けるのでとても参考になる。【2017年12月27日】
 
平成29年12月29日(金) イリカイ・ホテルにて記す







ドローン(Drone)からホノルル市の眺め
 2日前の27日(水)9時、HISLEA(ハワイシニアライフ協会)のラジオ体操会に参加すべく、アラモアナ・ショッピング・センターの前に広がるマジックアイランドへ行った。ラジオ体操開始まではまだ時間が少々あったので、近くを散歩した。変な白い鳥がいると思って近づくとドローン(Drone:リモートコントロールによって操作される飛翔体で、よく空撮に使用されている)の本体であった。近くには手にリモコンを持ったおじさんがいて、なにやらその調整に夢中になっている。声がけすると快く応え、鳥みたいなものはドローンであるといい、その目的を説明してくれた。彼の名前は、ディックさん(Dick Allgire)、ハワイの放送局を定年退職し、趣味でドローンを使いハワイの美しい海岸線、その他を空撮しユーチューブ(You Tube)に投稿しているという。
 着陸中のドローンを目の前で飛行させてくれ、ドローンを操作する液晶パネルに現れるドローンの映像を見せてくれた。見ていると簡単そうで、やってみたくなる。ドローンが飛んでいる時間は、約20分だといい、バッテリー残量など操作に必要な情報は、この小さな画面に全て表示されているなど詳細な説明をしてくれた。
 
 お礼をいい別れ際に名刺をわたされ、ディックさんの作品をぜひ見てくれとユーチューブのURLを教えてくれた。ホテルに帰り、彼の作品を見たらあの小さなドローンでよくこんな美しいワイキキの海岸線が撮影されたものだと驚く。
 ディックさんの作品は、彼が教えてくれた下記のURLで見ることができる。
 
テーマ名は、「A Beautiful Day In Hawaii」
URLは : https://youtu.be/Fg1ldiwWKBA
 
ぜひ、ご覧ください。【2017年12月27日】
 
平成29年12月29日(金) イリカイ・ホテルにて記す
 







石井のり子さんの素晴らしいハンドベル演奏を聴いた
 福岡県北九州市を起点に活動しているハンドベル・ミュージシャン石井のり子さんの演奏をここハワイで聴いた。最初の演奏は、毎週木曜日に講演を聴講している「木曜午餐会(マキキ聖城キリスト教会)」の特別版として22日(金)に聴く機会を得た。参加者は約30人。この日の夜、HISLEA(ハワイシニアライフ協会)のクリスマスパーティ(ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ)が開催された。このパーティは140人が参加という大きなクリスマスパーティである。パーティに出席したものの、パーティのプログラムは、会場にくるまで分からない。当日参加登録を済ませプログラムを受け取り会場に入り、指定された席に座り石井のり子さんの演奏があることを知った。このパーティで石井さんの演奏が終わり、次回の演奏会予定としてアナウンスされたのが、イリカイ・ホテル隣りのプリンス・ホテルのロビーでの演奏会である。いずれの演奏も20分ぐらいと短い時間であったが3回連日で聴くチャンスを得た。30本のハンドベルを一人で操り、時には2本、3本のベルを手にした演奏で、それは見事だ。曲目はクリスマスシーズンに合わせ、「きよしこの夜」「星にかなえて」「サクラサクラ」その他である。
 
 木曜午餐会での演奏では演奏終了後、参加者全員が写真上右のカラーハンドベルを手にして、「きよしこの夜」の演奏を全員で行い、楽しい演奏会となった。HISLEAクリスマスパーティでは、なにしろ140人という大人数であったので壇上で演奏し、もっぱら綺麗な音色に耳を傾け、演奏動作・姿勢の見事さに圧巻された。ブラボーという声、そして大きな拍手が送られた。最後のプリンスホテルロビーでは、演奏が午後5時半開始と時間帯が悪いのとホテル内の宣伝が行き届いていない、それにロビーということもあって人の出入りがあり、演奏を聴くには落ち着かない。そのため聴いている客も少なかった。会場の雰囲気によって演奏、音色がだいぶ違うように思える。
 
 演奏用のベルは、日本の小学校、幼稚園向けに、教材楽器として開発されたミュージックベルと言う楽器を使っているそうだ。普通なら1人2個のベルを持って演奏するところ、石井さんはそのハンドベルを写真上左のように30個机に並べ、1人での独奏だ。動きが格闘技のように速い技で、まるでスポーツをしながらの見事な演奏をしている。
 いつか、オリンピック開会式にて、世界唯一の和音の連続技!を披露したいと夢を抱いて演奏している方である。世界平和を願い、世界中の子供たちと一緒にベルを演奏する事を夢見て走り続けている。このハンドベル演奏は、幼児から高齢者まで、だれでも簡単に演奏でき、合奏も楽しめると語っていた。その合奏を子ども達と一緒に楽しむために、写真上右の赤・黄・緑のベルも準備された。彼女は、ハンドベル演奏者としての他、ピアノ・英会話も2才から80代までの人を指導している。とても元気でアクティブなハンドベル演奏者である。【2017年12月22日】
 
平成29年12月26日(火) イリカイ・ホテルにて記す
 







LSCショートスティ イン ハワイ 3日目
 スワップミート(Swap Meet) とは、フリーマーケット(Flea Market)と同じように屋外で賑やかに開かれる青空市のことである。もともとは各自が持ち寄った古着、古道具、野菜、果物などを交換、あるいはタダ同然の値段でやりとりした小規模な交換市がはじまりといわれている。
 そのスワップミートが開かれているところの一つにアロハスタジアムがある。ここは、イリカイ・ホテルからバス20番、42番に乗ると1時間弱で行けるところで、収容能力5万人のアメリカンフットボール競技場である。この大きな競技場の周辺駐車場で、上述のスワップミートが毎水曜日、土曜日、日曜日に開かれる。食べ物もあるが、ここはTシャツなどの洋服、アクセサリー、小物、工芸品、ローカルアーティストによるアートなどが出ている大きな屋外マーケットである。ともかく広い敷地に展開されているマーケットであるから、一回りするだけでも終日かかるような広さである。
 
 そのアロハスタジアムへLSCショートスティ イン ハワイの仲間を案内した。朝8時アラモアナ・ショッピング・センターバス停に集合。42番TheBusに乗りアロハスタジアムへ。来てみるとあまりにも多くの店舗、品揃え、安く買えるので大喜び。それにまとまった数を買えば、値切ることも可能なので、そのやりとりに興味深いところがある。Koichiは、孫用にと木製の組み立て動物パズルを買おうとしたところ、1個25ドルという。日本で買ったらそれ以上の価格と思われる。少しまけて欲しいと願うと、20ドルでどうかという。そこで、孫3人用にと3個買うので、さらに安く出来ないかともう一声交渉すると、一個当たり何と15ドルにまで値下げしてくれた。こうして、3個45ドルで買うことができ、孫の喜ぶ顔が見えてくる。同時に一緒に動物パズルをバラしたり組み立てたりできる喜びを共有できそうなので楽しみが増えた。
 
 アロファ・スタジアムのスワップミートでの買い物を果たしたころで、午前11時となった。ほぼ、予定通り帰りのTheBusに乗りアラモアナ・ショッピング・センターに戻った。もう1箇所ぜひ案内したいところがある。それは、センターの海側に広がるマジックアイランドから見るダイヤモンドヘッドの眺めである。ただ、ぶらりと行ってダイヤモンドヘッドの素晴らしい眺めを見て帰るのではつまらないと感じた。マジックアイランド内の芝生に座り、昼の弁当を食べながらダイヤモンドヘッドをゆっくり眺めるのがよかろうと思いついた。アラモアナ・ショッピング・センター内で各自弁当を買い、それを持ってマジックアイランドへでかけることにした。丁度よい具合に公園内の机付きベンチが空いていたので、そこに陣取って弁当を広げ、快晴で良く見える美しいダイヤモンドヘッドと海、その海に出入りするヨットを眺めながら美味しいお弁当を食べることができ、とてもよい経験ができた。
 ダイヤモンドヘッドは日本の富士山のように、ここホノルルのシンボル的存在になっている。この日の夜は、当地に住む方から自宅での夕食会に招待されていたので、このマジックアイランドでの昼食を一緒に食べた一時がLSCショートスティ イン ハワイの皆さんと最後の出会いとなった。明日は、朝早くにホテルを出発し、「ダニエル・K・イノウエ空港」へ向かうので、この時点で皆さんはJTBホノルルよりレオレオ・バスに乗りホテルに向かった。我々は、アラモアナ・ショッピング・センター前のバス停でTheBusに乗りイリカイ・ホテルに帰った。明日、無事に皆さん帰国されることを願っている。【2017年12月18日】
 
平成29年12月19日(火) イリカイ・ホテルに記す