ハワイの元旦は日本同様に静かだ。元旦1日だけ休むようで、日本のように元旦の前後数日休むような大型連休はない。しかし、ハワイに住む多くの日本人は、大晦日に年越し蕎麦、元旦にお雑煮とおせち料理を食べるようだ。木曜午餐会でお世話になったキリスト福音伝道者のエノック山田先生から、元旦午前10時半ごろからマキキ聖城キリスト教会で子供の餅つきがあり、お餅をお腹いっぱい食べられるというお話しをうかがった。子供好きの我々夫婦は、子供餅つきと聞き迷わず参加すると申し上げ、予定をカレンダーに書き込んでおいた。 元旦は晴れ、朝暗いうちにイリカイを出て、いつものようにアラワイ運河沿いの細長い公園へ向かい、元旦の気功体操を済ませる。アラモアナ・センターへ立ち寄ったが、全店休業でいつもなら車が溢れる駐車場は空っぽだ。イリカイに戻り、1時間ほど休憩。LSC仲間の柴崎さんを誘いマキキ聖城キリスト教会の餅つき会場へ向かう。すでに大人の教会員が餅つきを始めていて、出来上がった餅を部屋に運んでいた。先に大人がお餅をつき、お雑煮、大根おろし餅、あんこ餅、きな粉餅を準備しておくようだ。外では、子供の餅つきが始まり餅つき経験者から、杵の持ち方を教わり一緒になって餅をついていた。 お餅を頂く前に、広い中庭で教会員、参加者一同が手をつないで円陣を組み、原田牧師の祈りの言葉を聞いた。部屋に入ると、食べやすいように丸めたお餅が沢山並べられている。順にプラスチック容器を手にして献金をする。各自好きな餅を皿に乗せ、大根下ろし、きな粉、あんこなどを皿の餅の上に乗せ、席につきお餅を頂いた。つきたての餅をここハワイで食べられるとは予想外であったので、とても美味しく頂け、また、日本にいても見ることがほとんどない珍しい餅つき光景を見ることができた。お腹がいっぱいになり帰路につく前、山田先生に礼拝堂を案内して頂いた。天井には和風模様の図柄が一面に描かれてあった。外へでるとマキキ聖城キリスト教会の原田憲夫牧師がおられたので、山田先生に紹介していただいた。このとき、次週の日曜日(1月7日)の礼拝に参加したい旨を伝えて帰路についた。【2018年1月1日】 平成30年1月5日(金) イリカイ・ホテルにて記す |