春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は湖面に映る富士山と夕日と季節ごとに変わる自然の美しさを楽しめる山口貯水池(通称狭山湖)まで我が家から距離にして約6 kmの所にある。車を使うと15分ほどで行けるので、月2回ぐらいノルディックウオーキングを行うために訪れる。この湖は埼玉県所沢市と入間市の境界にまたがり、多摩川の水を導水し東京都の水瓶になっている。この狭山湖東端に長さ約850mの堰堤(えんてい)があるので、その堰堤を歩くために出かける。堰堤の両端には緑が美しく桜の木も多い。堰堤を含むこの地一帯は県立狭山湖公園となっている。堰堤から夏場は富士山が霞んでほとんど見えないが、冬の晴れた日には雪に覆われた真っ白な美しい富士山の姿を見ることができる。休日には写真愛好家の姿が目立つ。 我々夫婦が狭山湖へ訪れる目的はポールを使って歩くノルディックウオーキングである。ここ狭山湖に来る前に朝6時半からのラジオ体操を終えて家をでることが多い。堰堤の北側に1時間100円の有料駐車場があるのでそこに車を駐車し、堰堤の北側から歩き出す。堰堤を10分ほど歩くと南端に到着する。この辺も公園の一部であるから、南端の公園内を一回りして戻る。堰堤の南北端には屋根付き休憩場があるので、朝のノルディックウオーキングはお握りとお茶を持参し、そこで朝食をとる。7月は2回、狭山湖を訪れノルディックウオーキングを楽しんだ。朝比較的早い時間に訪れるので人影が少なく、とても気分が良い。 通常、1時間以内でノルディックウオーキングと朝食を済ませるので駐車料金は100円で済む。ところが先月最後に出かけたノルディックウオーキングでは、100円玉を投入してもゲートは開かない、もう100円追加したところ開いた。入場時の時刻と出車時の時間を確認したらなんとわずか1分オーバーしているではないか。時間管理を怠りわずか1分の遅れで100円余計に支払い大損したような気分になった。【2016年7月3日、18日】 平成28年8月16日(火) 自宅にて記す |