カードを開くと雪に覆われたツリーが立体的に現れるクリスマスカードを昨年12月に買った。また、単3乾電池2本で光るLED6個付きの電飾LEDを百円ヒョップで見つけて買った。クリスマスカード周辺に上記の電飾LEDを飾り、電源をオンするとLEDは点滅し、眩いばかりの光を放した。クリスマスシーズン中は、光の点滅で輝くクリスマスカードで長い間、心を癒やされた。電飾LED6個の光は、年を越え1ヶ月以上もの間、24時間光り続けていた。試しにテレビや空調用のリモコンで、使い古した廃棄予定の単3乾電池2個をこの電飾LEDセットの電源に使ってみたら、まばゆいばかりの光を放つことを発見した。 ただ、光らせていても意味ないと思い、夜間の足元を照らす光源に使えないかと思った。LEDの光だけでは、光量が少ないので周辺が見えるほど明るく照らしてくれない。そこで、この電飾LEDセットを非常用懐中電灯のまわりに巻きつけ、「LEDが光るところに非常用懐中電灯があるよ」という意味をもたせ、非常用懐中電灯の在処を示す灯台役として、上記電飾LEDを使うことにした。 写真上左がそれで、やや大きく黒い箱状のものが懐中電灯であって、その周辺で光るものがLED6個である。紙コップの中に電池ボックスを入れてある。これで、停電発生し真っ暗な夜中でも、光が点滅するLEDのところに行けば懐中電灯があることが容易に分かる。このLED付きの懐中電灯を階段の踊り場に置いた。階段の隅とはいえ、なんとなく不格好なので写真右上のように、立てかけておける網を百円ヒョップで購入し、その網にLED6個をちりばめた。ついでに、ウォーキングやラジオ体操に出かける時にかぶる野球帽もその網に掛けられるように工夫もした。狭い階段踊り場に配置した電飾LEDが、使い古しの乾電池で何日間使えるかに興味を持ち、我が家で使い終えた単3乾電池2本を使いLED点灯時間測定実験を4月1日から開始した。 今日は8月4日である。5ヶ月経過した8月1日にはまだ、蛍の光ほどだが弱い光を放ち点滅を続けていた。光は見えるが、実用的な光ではないと判断し、実験は中止し、8月1日に新たに使用済み古電池に交換し、明るく光るようにした。使い古し電池といえども、良否がある。まだ、使える可能性が高い電池なら、相当長い間LEDを光らせてくれるであろう。今回使った古電池も電気の残存量を量ったわけではないが、捨ててもよいと判断した電池を使用した。古電池の良否によって、LEDの点灯期間は異なるが、使い古した電池で2~3ヶ月はもつような気がする。さらに継続、観察しLEDの点灯時間をもう少し明らかにしたいと思っている。 我が家の暗い階段の踊り場では終日LEDが点滅している。階段を上り下りする足元が見え安全である。その光が見えるところに懐中電灯はある。今日現在、台風10号が日本列島に近づきつつある。こうした台風や災害による停電、また、落雷で急に停電し、真っ暗闇になっても、LEDは光っているので懐中電灯の所在は直ぐに分かる。LED、使用済みの古乾電池、明るく照らす懐中電灯の組み合わせは、台風、落雷、災害時の安全、防災に役立ち、環境と安全にやさしい「エコ eco」と考える。「LED光るところに懐中電灯あり」である。 写真右下は電飾LEDの点灯開始と同時に新品単3乾電池を使い点灯させた青色LEDである。こちらは写真に見る程には輝いていないが、いまでも連続的に輝き続けている。いつまで輝き続くのか楽しみである。【2020年9月4日】
2020年9月4日 自宅にて記す |