2019年7月10日(水)、羽田空港10:30発のANAで稚内へ飛ぶ。稚内に12:20に着く。あらかじめネットでレンタカーを予約しておいたので、空港に着くとまずやることは、トヨタレンタリース稚内空港店へ行きレンタカーを借りることである。到着ロビーにレンタリースの3社が空港内臨時受付を行っている。ここからではレンタカーに直接乗れず、一端、空港外にあるトヨタレンタリース稚内空港店へ連絡バスで行かなければならない。リース店に着くとすでに貸し出し準備が出来ていて、所定の手続きとリース代を支払うと運転できる。借りた車はトヨタバッソという車種で、7月10日13:00に稚内で借り、7月17日に千歳で返却する予定である。レンタカーの基本料金は44,496円だが免責補償料7,560円、添付品料金3,780円、ワンウエイ料金9,720円、消費税4,856円など合計で65,556円をカード払いした。 この車はサイドブレーキがなく、それに相当するのがペダルになっているので、足でサイドブレーキかける。サイドブレーキがある車しか乗ったことがないので、最初は手間取ったが、直ぐに慣れる。慣れると意外に操作しやすい。まずは、空港から稚内市内へ向けドライブ。カーナビが付いているので、ナビにお任せし最初の目的地として今晩泊まる稚内中心部にある奥田屋旅館を目指す。この旅館に2泊する予定である。朝食付き2人2泊で32,400円である。 12時20分に空港に着いたが、食事する間もなくレンタカーを借りたので、写真左上の奥田屋に着いてから食事することにした。チェックインはまだ出来ないが、町の様子や旅館周辺の地図をもらい食事どころを旅館受付で聞くことはできる。昼食が出来るところを聞くが、この辺のレストランはほとんど閉店していて、昼食は難しいという。一軒近くにあることを思いだし、教えてもらうが開いているかどうかは不明とのこと。まずは出かけてみると、飲み屋風の食事処で、格子戸を開けると薄暗い畳みの部屋に客が数人いたので、食事が出来ることが確認出来た。シジミラーメンのメニューが目に着いたので迷わず、2人分注文。出てきたラーメンは写真右上でしっかりとシジミが顔を出している。これまでシジミラーメンは食べたことがなかったが、ラーメンの汁がとても美味しい。後日、旭川へ向かう途中の天塩道の駅でインスタントシジミラーメンを買った。これを自宅に戻り食べたところ、非常に美味しい。シジミとラーメンは相性がよいのだろうか。 ラーメンの昼食を済ませ、LSC会員がロングステェイをしている下勇知という町へ行く。稚内市内から下勇知まで、約30分のドライブである。日本の最北端の町なので、かなりさびれ、人に出会うチャンスがない。出会うのは観光客でばかり。下勇知に滞在中の4人に午後3時頃合流することができ、部屋で生活状況を伺った。この場所は、元小学校があったが廃校に成り、学校周辺に職員の宿舎が何件かある。そのうちの2軒を借り受け宿泊しているとのこと。夕日を観ながらドライブし、稚内港にある料理屋で夕食をすることにし、2台の車で出発した。料理屋へ行くには少々早い午後4時に、写真左中のノシャップ岬(野寒布岬)に到着。日が沈むにはまだ間がある。ここから利尻島(りしりとう)の利尻富士(写真右下)、礼文島が望める。ノシャップ岬(野寒布岬)は、読み方が似ている納沙布岬(ノサップ岬)と間違い易い。ノサップ岬は根室市にある北海道本島最東端の岬である。 日が暮れかかったので稚内港の料理屋(海鮮炉端うろこ亭)へ向かう。【2019年7月10日】
平成31年8月13日(火) 自宅にて記す
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