まず動く2

ブログ「まず動く」の写真容量が不足したため、ここに改めて「まず動く2」を立ち上げました。以前のブログ同様に、写真付き日記のつもりで投稿します。ご覧いただければ嬉しい限りです。
 
2017/03/27 21:15:30|タイ・チェンマイの旅
気になる電線
 日本でも住宅街を歩いていると電線が密集していて気になる光景を見ることがある。チェンマイ市街地を歩いていると、日本のそれよりもっと危ないと思われるように電線が張りめぐらせてある、あるいは電信柱付近で束になっている光景に出会うところもある。場所によっては、歩行者の身体に触れそうに垂れ下がっているところもあるので気をつけなくてはならない。
 
 タイの電圧は220ボルト、周波数は50ヘルツである。日本のそれは100ボルト、50ヘルツ(関東地方)である。220ボルトという高圧電線が垂れ下がっているところがあるので、そこをよけて通る場合はちょっと怖い感じがする。【2017年2月6日】
 
平成29年3月27日(月) 自宅にて記す







2017/03/27 20:52:12|タイ・チェンマイの旅
チェンマイ大学 −2月に咲いている花−
 チェンマイのカンタリー・ヒルズ・チェンマイ・ホテル裏手にチェンマイ大学がある。この大学は1964年、国立の地方大学として創設され、17の学部と3研究所を持つ総合大学で、学生総数2万4000人におよぶという。現在では、科学部、社会学部、人文学部、農学部、教育学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、看護学部、医療技術、芸術学部、獣医学部、農業工業学部、建築学部、経営学部、経済学部という17学部を有する総合大学である。

 工学部に興味があり、どのような教育・研究が行われているかを知りたくチェンマイ大学の工学部を目指してキャンパスを訪れる。初めて訪れたチェンマイ市、着いてからまだ日も浅いので勝手がわからず、地図を片手にホテルを出る。歩けど大学らしい場所になかなか至らないので、途中で何人かに所在を聞く。教えられた方向へ向かうが、着かない。途中で一休みということで、コーヒー店にも入る。やっとの思いで正門らしきところに着き、キャンパス内に入るが、今度はその内部はとても広くてどこに何があるかわからない。一緒に行ったMakikoは疲れはて、目的の工学部へはとても行けそうにない。キャンパス内には奇麗な花があちこちに沢山咲いているので、キャンパス内でお花見をするということに目的を変え、花の写真を撮りながらキャンパスを散策した。
 
 大学へ向かって歩く道沿いで、何軒か店の人に大学へ行く道を聞くと正門のある方向を教えてくれたので、その方向に向けて忠実に歩く。ホテルに戻り、キャンパスの位置関係を地図で改めて確認する。すると、直角三角形の斜辺に相当する部分にキャンパスが広がっていて、その斜辺でない方の直角三角形の2辺に相当するところの道をひたすらに歩き続けたことがわかった。遠回りしたようで、ホテルを出て逆方向へ歩けば、大学は直ぐ近くにあり、裏口からキャンパス内に入れたようだ。この時期、日本にいるなら寒くて凍える思いをするのだが、汗を流し歩き続け、冷房の入った茶店で冷たいアイスコーヒー飲むなんて、誠に贅沢なことである。【2017年2月6日】
 
平成29年3月27日(月) 自宅にて記す







2017/03/24 22:41:51|タイ・チェンマイの旅
街角と商業施設の祭壇
 タイ王国の人々は熱心な仏教徒である。その証拠に街角や商業・産業施設内に祭壇が設けられてある。街中にある祭壇前に通行人が立ち止まり、拝礼している姿をよく見かける。昨年(2016年10月)、タイのプミポン国王が崩御され、写真入りの祭壇が目につく。
 
 国王の崩御を受けて、タイ首相府より下記の発表がされた。
1.全ての公的な場所、国営企業、政府関係機関及び教育機関は、2016年10月14日より30日間半旗を掲揚する。
2.全ての公務員及び国営企業従業員、政府機関職員は、10月14日より1年間喪に服す。
3.一般国民は、適切な行動を考えて行動すること。
 
 上記発表の2.にあるように、我々が滞在した2017年2月は、まだ喪に服している期間である。そのためか、2月4日の花祭りパレードは華やかさが欠けているように思えた。プミポン王は、在位期間は70年4か月と長い期間王位に就いていた国王で、国民から敬愛と信頼を集めていた。そのため、街中の多くの場所に写真と祭壇がかざられ、タイの人々は喪に服している。【2017年2月7日】
 
平成29年3月24日(金) 自宅にて記す







2017/03/24 21:30:49|タイ・チェンマイの旅
チェンマイ市内移動はソンテウで!
 日本のようにタクシー、バス、列車、電車、地下鉄が発達している国は少ない。タイの地方都市チェンマイの移動手段は主にソンテウという乗り合いバスである。このソンテウはタイで広く普及しているそうで、小型トラックの荷台を改造し、旅客が10人ぐらい乗れる乗り物である。乗り心地はあまりよくない乗り合いバス、あるいは乗り合いタクシーに相当するものである。乗車賃は、非常に安く市内ならほぼどこへでも20バーツ(60円)行ける。ただし、乗る前に行き先と値段を交渉する必要がある。大勢の乗客が同じ方向へ行くなら、直ぐに取引は成立する。行く目的地の方向が逆なら拒否されるか、料金は高い。
 
 花祭りの日にホテル近くから、花祭りパレード出発地点「ナラワット橋」まで行った。この時、朝早いことと、数人が乗っていて彼らと同じ方向だったので、運転手との交渉はうまくいき、一人20バーツ(60円)でナラワット橋まで行けた。ところがパレードを観ての帰りに、パレード終点近くの「ターペー門」からホテルまでの乗車を交渉したところ、二人で160バーツ(一人80バーツ)を要求された。これを断り、次にやってきたソンテウに交渉したところ、こちらは少し安く二人120バーツという。これも諦め、次のソンテウで交渉したら、こちらも120バーツというので、しかたなくこのソンテウに乗った。どうも、パレードを観終えた客が大勢いるので、足元を見て高い料金をふっかけてきたようだ。最初交渉したソンテウの言い値で乗ったとしても、2人で160バーツだから日本円にして、480円である。我々の住んでいる埼玉県では初乗りで730円(2 km)であるからはるかに安い。往きは二人で40バーツ(120円)で、この値段が頭にあって160バーツ(480円)とは高い運賃だと思った次第であるが、日本のタクシーに比べれば遙かに安い値段である。
 チェンマイにはもう一つの乗り物「トゥクトゥク」という三輪自動車も走っている。この乗り物には乗る機会がなかったが、こちらもソンテウ同様に運転手とまず行き先と値段交渉してから乗るようだ。
 
 市内で赤色、黄色、白色の乗り合い自動車のソンテウ見た。市内では圧倒的に赤色ソンテウが多い。聞くところによると、赤色はチェンマイ市内を専用に走るソンテウだという。黄ソンテウは、チェンマイ〜メーリム間、チェンマイ〜チョムトーン間などを走る。白色ソンテウは、チェンマイ〜サンカンペーン間、チェンマイ〜メーテーン間、チェンマイ〜ドイ・サケッド間、チェンマイ〜メーマライ間を走るそうだ。行く先の地名が不明なので、どの方向へ走行するか見当がつかないが、ソンテウの色で行く先が異なることはわかった。赤、黃色、白、はチェンマイ市内で見たことがあるが、その他の色に緑、青、橙色のソンテウも走っているそうである。【2017年2月7日】
 
平成29年3月24日(金) 自宅にて記す
 







2017/03/24 11:07:38|タイ・チェンマイの旅
タイと象
 タイの道路に象が歩いている姿はほとんど見ない。ところが、ワット(寺院)へ入ると、必ずどこかに石の象の姿を見る。寺によっては木の葉を切り込み象の形に仕上げたのを見ることがある。花祭りの期間中、某ショッピングセンター前に子供が乗れるほどの大きさでカラフルな象のモデルが20頭ぐらい並べられていた。花祭りの花自動車にも象の飾りがなされ、お土産物屋へ行けば必ず木製、布製、金属製の象が売られている。
 
 その昔、他国と戦争するとき、王は象に乗って戦い、その戦争で象は王を守り先頭を切って戦ったという。そのため、象は勇気と誇りの象徴とされているそうだ。白い象を得た国王は、高い人徳を持ち人々から敬われると信じられ、白い象は王の象徴であり、国家の威厳の象徴でもあるという。タイ王国の地図を見ると、タイの東部が象の耳、マレーシア方面に南下した細長い半島は象の鼻に見える。タイ王国そのものも象の形に似た地形である。このように、昔から象はタイと関わりがあって、象はタイ王国の象徴であることで至るところで象の姿を見ることができる。【2017年2月7日】
 
平成29年3月24日(金) 自宅にて記す