ホノルルに来て5日目になる。習慣として行っている朝の気功体操を始めることから、一日が始まる。イリカイ・ホテルからアラモアナ・ショッピング・センターへ向かい、アラ・モアナ・ブルーバード通りを歩いて行くとアラワイ運河に掛かる橋に到る。この橋の上に立って海側を見ると直ぐそばにヨットハーバーが見え、逆に運河に沿って山側を眺めると細長い公園が見える。それはアラ・ワイ・プロムナードといい、ホノルルの住民の憩いの場所で遊歩道になっている。橋から歩くこと5分でコンベンション・センター裏側に到る。その場所が毎日の気功体操を行うところである。今日は11月18日(日曜日)で、路上を走る車は少ない。前述した橋から海側を見たら奇妙な建物のような船が見えた。高速の双胴船のようで、あまり見たことのない船なのでシャッターを押した。気功体操に通じるアラ・ワイ・プロムナードを歩いていると鴨と練習用ボートがあたかもお互いが争っているかのような光景が見えたので、これもシャッターを押した。いつものように、7時から1時間ほどの気功体操で汗を流し、イリカイに戻り軽い朝食を済ます。いつものようにだが、どうしても起きていられず朝寝を3時間ほどして正午に目をさます。 周囲の状況に早く慣れることは必要だが、石けん、シャンプー、トイレットペーパーなど生活必需品、コーヒー、ミルク、バター、パン、インスタント食料品なども揃えておくことも必要がある。そこで、お昼をうどんで済ませ、食料品の買い出しに日本のスーパーマーケットと同じようなニジヤ(NIJIYA MARKET)へ向かう。この店はアラ・モアナ・センターの外れにあり、日本食品はほぼ何でも揃う。普通の食料品だが、参考のためにその値段の一部を以下に記す。 ニジヤ(NIJIYA MARKET)で求めた食料品の一部($1=113円) バター $4.99 564円 稲庭風冷凍ミニうどん10個 $7.39 835円 食卓塩 $1.99 225円 440グラムう切り餅 $6.99 790円 焼き海苔(1/3、15枚入り) $6.49 733円 ドレッシング $4.19 554円 タヌキうどん $2.89 326円 キツネうどん $2.49 282円 醤油小瓶 $2.19 247円 焼き海苔(細長い) $6.49 733円 ごもくいなり寿司 $5.49 620円 なっと巻き $5.49 620円 即席ごはん $2.99 338円 インスタント焼きそば $2.49 277円 固形せっけん $3.5 396円 ペットボトル水600mL $1.25 141円 このように、細かいようだが日本食にこだわると当然のことで物価は倍かそれ以上する。
ニジヤ(NIJIYA MARKET)の帰りに、イリカイ・ホテルから4ブロックほどのところにあるプリンスホテル ワイキキに立ち寄る。ここで、今日から10日目の11月28日2名のレストランの予約をする。というのは、この日はMakikoの傘寿の誕生日だからである。 午後1時を過ぎたが、イリカイ・ホテルに戻る前、近くにあるおなじみの日本食レストラン「誠心」に今回初めて入り、豪華な海鮮丼?$12(1,356円)の昼食をとる。そしてイリカイの部屋に戻るとMakikoは直ぐにベッドにもぐり午睡で夢のなか、Koichiは250枚ある来年度(2019年)の年賀状書き始める。そうこうしているうちに、Makikoが目ざめ、夕食の準備。といっても、熱湯を注ぐと出来上がる、美味しいインスタンド焼きそばの夕食である。 日が沈み、外が真っ暗になった午後7時、なにやら中庭から音楽が聞こえてくるので、下りて行くと電気ギターを鳴らしながら歌う男性歌手の音楽である。カナダから来た団体宿泊者の一部の人達がダンスを始める。そのそばで可愛い女の子が尻振りダンスを演じる。少々寒くなったので部屋に戻る。突然、Makikoはパッチワークを始めると言いだし、途中まで完成しているハワイアンキルト持ち出し、やり始めた。時計を見ると午後12時30分だ。こうして、今日もあちらこちら動き回ったり、朝寝・昼寝をしたりし、夜中の12時30分を迎え、気がついたら6日目の19日に入った。これから、シャワーを浴びて寝る予定だ。【2018年11月18日】 平成30年11月18日(日) イリカイ・ホテルにて記す |