まず動く2

ブログ「まず動く」の写真容量が不足したため、ここに改めて「まず動く2」を立ち上げました。以前のブログ同様に、写真付き日記のつもりで投稿します。ご覧いただければ嬉しい限りです。
 
〜買い物と「ごはん」〜
 毎朝日課としている気功体操にでかける。帰ってからは、これも日課になっている朝寝(a morning nap?)をKoichi3時間、真喜子4時間ほどする。起きたら昼を過ぎたようだが、これが日課となるほどに我々の齢は年輪を重ねたようだ。有り難いことに、この朝寝をすることによって、朝の強烈な疲れはすっかりとれ、普段の身体にもどる。健康である証拠であろう。
 
 午後遅く、封筒と記録用のメモ用紙を求めにアラ・モアナ・センターへ行く。ここには百エンヒョップのような店はないので、意外と不便だ。ABCストアにも寄ったが目的とするものがない。そこで、食品専門店なので置いてはいないと想像しながらアラ・モアナ・センターの外れにあるフードランド(Foodland –FARMS−)に入ると、文房具を若干置いてあるコーナーに意外にもあった。

 このフードランド(Foodland –FARMS−)近くにニジヤ(NIJIYA MARKET)があるので、ここにも入ってみる。なにか家にない食料品をと思い店内を一回りする。イリカイの部屋で「ごはん」はまだ食べたことがない。その「ごはん」と書かれたインスタントごはんが目についたので、日本ではまだ食べたことがない“インスタントごはん“を試しにと思い2個($6)求める。ここニジヤ(NIJIYA MARKET)では、日本から輸入されたものがほとんどなので、日本語で商品名が書かれているものが多く、直ぐ内容物が分かる。追い鰹、ナット巻き、メロンプリン、「ごはん」など美味しそうなものを求める。
 
 以上の買い物をした後、直ぐそばのアラ・モアナ・センターバス停でイリカイに帰るためのバスに乗る。どうも、乗り間違えたようだ。二人で8番のTheBusに乗ったつもりでいたが、実は6番TheBusに乗ったようだ。8番を6番と間違えて乗ったので、発車して一つ目のバス停の様子がいつもと違う。2つ目のバス停で下車すると、その前はよく知っているドンキホーテ(DoN QuiJoTE)である。丁度雨が降ってきたので、雨宿りのつもりでドンキホーテに入る。この店は、何でも揃う安売りスーパーマーケットで日本にもある。エビの天ぷらと唐揚げ、それにほうれん草、長ネギ、食パン、インスタントラーメンなど、なるべく外食をしない工夫ができる食品を求める。外へでるとまだ雨が降っているので、タクシー乗り場へ行く。数人待った後に来た車両がよくハワイで結婚する新郎新婦が使うウナギのように長い車体の車だ。これに乗ったら、とんでもない料金を請求されると判断し、乗らずにいたら運転手が下りてきて、これは普通のタクシーだから安心して乗れというので乗った。ハイヤーのように予約すれば、高いがこの車はハイヤーとタクシーの両方のメータがついていて、タクシーメーターで走るというので乗った。ドンキホーテからイリカイまで12ドルであったから、普通並のタクシーであった。車内は新婚夫婦がゆったりと乗れるような広いスペースなので心地良く座れ帰れた。

 以上、封筒とメモ用紙を買う予定なのに、上記したような話になり、数時間を買い物ツアーに費やしてしまった。

 今日はニジヤで買ってきたナット巻きとインスタントご飯で夕食だ。特にインスタントご飯は初めてなので、どうのようなご飯が食べられるのか気になる。その心配もなく、レンジで2分チンすれば、炊きたてのご飯のような美味しいご飯が出来上がった。ナット巻き一人前、ご飯一人前をそれぞれ二人でシェアし、日本から持ってきた京都の辻が花茶漬でお茶漬けにした。それに、高級なエビサラダ付きでの豪華な夕食となった。【2018年11月20日】
 
平成30年11月21日(水) イリカイ・ホテルに記す
 







〜お仕事とサンセット〜
 いつものように気功体操するために午前6時に起き、ベランダから窓を覗くとビルの谷間の雲が綺麗なのでシャッターを押す。イリカイを出て、通りの交差点で信号待ちしていると自転車を前部に乗せたTheBusが来る。このようなTheBusは、日本にはないので珍しいのでシャッターを押す。この市営バスは車椅子客が乗降する際には、乗降口の床板がせり出し、車椅子客は一人で乗降できるようになっている。乗った場所のスペースは、普段は優先席となっている椅子が折りたためるようになっていて、その作業は運転手が手伝い、車椅子が入れる空間を作ってくれる。そして、TheBusが動き出したときに車椅子も動かないよう、車輪を固定してくれる。車椅子客は、TheBusでどこへでも移動できるので、大変助かるようだ。
 
 朝7時〜8時は気功体操、終えて帰ると朝寝、今日は昨日寝不足であったためか、8:30〜12:30まで4時間という長い間寝込んでします。昼食は、昨日買い込んだインスタント天ぷらそばで済ませる。午後はMakikoパッチワーク、Koichi年賀状書きというお仕事に熱中。年賀ハガキ250枚のうち、新たに40枚ほど書く。これで、1/3ほど終えたかと思う。この仕事を終えたので次は、来年1月に受験予定の英検準3級の受検勉強だ。持ってきた参考書「英検2準級 頻度別問題集」の勉強を、昨日に引き続き行う。この本は、第1章は単文の語句空所補充、第2章は会話文の文空所補充、第3章は長文問題、第4章はライティングテスト、第5章はリスニング問題、第6章は二次面接試験と全188頁ある。この内、第1章と第2章は昨日までに終え、今日は第3章の長文問題を行い終えることができた。問題を解いた結果は、これまでのところ、8〜9割方出来る感触を得た。英語圏のハワイに滞在中なので、テキストに出てきた箇所、語彙など覚えたところを直ぐに実践で使えるというとても良い環境にいることに気がつく。
 
 当地で知り合ったShirleyからメールでノースショアへ行かないかというお誘いの英文メールが入ってきても、それに応えられるようになった。メールのやりとりでは、まどろっこしいので、お互いの電話番号を知らせ合い、電話で詳細を話しあうこともやれるようになった。具体的には、11月2日(金)は、我が家から花火打ち上げが目前に見えるので今週の金曜日(23日)に我が家で一緒に花火見物しないか?→行くという返事がもらえた。また、メールで11月27日(火)にノースショアへのドライブの誘いをメールで受けた。これもメールでYESと返事、その後に電話でも詳細を話し合い確認ができた。こうして、ハワイでの英語勉強が、実用に直接役立っていることに気づきだした。こうして、MakikoはパッチワークにKoichiは賀状書きと受検英語の勉強というお仕事に夢中で、今日1日を無事に過ごすことができた。
 
 今日は11月19日、サンセットの時間を調べると午後5時49分とあった。そこで、晴天だったこともあって、イリカイ裏の直ぐの海岸まででかけ、サンセットを浜辺で観ることにし出かけた。午後5時に部屋を出て裏にあるラグーンにでると、ダイヤモンドヘッドが夕日を浴びくっきりと見えた。浜辺に陣取ると、続々と地元の若いカップルや観光客が集まりだし、サンセットを待つ。太陽が沈む方向に雲が張り出し、美しいサンセットは見ることが出来なかった。しかし、それが幸いし、写真のようにあたかも火山噴火のような光景を見ることができた。太陽が沈み終えたので家路につくと、女学生の一団がボート練習から帰り、そのボートを陸地に上げている姿が見えたのでシャッターを押す。ダイヤモンドヘッドを背景に絵になる写真となった。イリカイに戻り、「Cinnamon’s at the I LIKAI」レストラン前を通ると、「一般 $19、シニア$15のビュッヘディナー」の広告が目につく。そこで、迷わずCINNAMONレストランに入り、今日の夕食をここですることに決定。品数は少なく、味もいまいちであったが、お腹は十分にふくれた。こうして、今日も充実した1日を過ごすことができた。【2018年11月19日】
 
2018年11月20日  イリカイ・ホテルにて記す
 







〜仕事始め?〜
 ホノルルに来て5日目になる。習慣として行っている朝の気功体操を始めることから、一日が始まる。イリカイ・ホテルからアラモアナ・ショッピング・センターへ向かい、アラ・モアナ・ブルーバード通りを歩いて行くとアラワイ運河に掛かる橋に到る。この橋の上に立って海側を見ると直ぐそばにヨットハーバーが見え、逆に運河に沿って山側を眺めると細長い公園が見える。それはアラ・ワイ・プロムナードといい、ホノルルの住民の憩いの場所で遊歩道になっている。橋から歩くこと5分でコンベンション・センター裏側に到る。その場所が毎日の気功体操を行うところである。今日は11月18日(日曜日)で、路上を走る車は少ない。前述した橋から海側を見たら奇妙な建物のような船が見えた。高速の双胴船のようで、あまり見たことのない船なのでシャッターを押した。気功体操に通じるアラ・ワイ・プロムナードを歩いていると鴨と練習用ボートがあたかもお互いが争っているかのような光景が見えたので、これもシャッターを押した。いつものように、7時から1時間ほどの気功体操で汗を流し、イリカイに戻り軽い朝食を済ます。いつものようにだが、どうしても起きていられず朝寝を3時間ほどして正午に目をさます。
 
 周囲の状況に早く慣れることは必要だが、石けん、シャンプー、トイレットペーパーなど生活必需品、コーヒー、ミルク、バター、パン、インスタント食料品なども揃えておくことも必要がある。そこで、お昼をうどんで済ませ、食料品の買い出しに日本のスーパーマーケットと同じようなニジヤ(NIJIYA MARKET)へ向かう。この店はアラ・モアナ・センターの外れにあり、日本食品はほぼ何でも揃う。普通の食料品だが、参考のためにその値段の一部を以下に記す。
 
ニジヤ(NIJIYA MARKET)で求めた食料品の一部($1=113円)
バター            $4.99  564円
稲庭風冷凍ミニうどん10個  $7.39  835円
食卓塩            $1.99  225円
440グラムう切り餅     $6.99  790円
焼き海苔(1/3、15枚入り)  $6.49  733円
ドレッシング            $4.19  554円
タヌキうどん            $2.89  326円
キツネうどん            $2.49 282円
醤油小瓶        $2.19  247円
焼き海苔(細長い)   $6.49  733円
ごもくいなり寿司     $5.49  620円
なっと巻き        $5.49  620円
即席ごはん          $2.99 338円
インスタント焼きそば $2.49  277円
固形せっけん     $3.5  396円
ペットボトル水600mL $1.25 141円
 このように、細かいようだが日本食にこだわると当然のことで物価は倍かそれ以上する。

 ニジヤ(NIJIYA MARKET)の帰りに、イリカイ・ホテルから4ブロックほどのところにあるプリンスホテル ワイキキに立ち寄る。ここで、今日から10日目の11月28日2名のレストランの予約をする。というのは、この日はMakikoの傘寿の誕生日だからである。
 
 午後1時を過ぎたが、イリカイ・ホテルに戻る前、近くにあるおなじみの日本食レストラン「誠心」に今回初めて入り、豪華な海鮮丼?$12(1,356円)の昼食をとる。そしてイリカイの部屋に戻るとMakikoは直ぐにベッドにもぐり午睡で夢のなか、Koichiは250枚ある来年度(2019年)の年賀状書き始める。そうこうしているうちに、Makikoが目ざめ、夕食の準備。といっても、熱湯を注ぐと出来上がる、美味しいインスタンド焼きそばの夕食である。
 日が沈み、外が真っ暗になった午後7時、なにやら中庭から音楽が聞こえてくるので、下りて行くと電気ギターを鳴らしながら歌う男性歌手の音楽である。カナダから来た団体宿泊者の一部の人達がダンスを始める。そのそばで可愛い女の子が尻振りダンスを演じる。少々寒くなったので部屋に戻る。突然、Makikoはパッチワークを始めると言いだし、途中まで完成しているハワイアンキルト持ち出し、やり始めた。時計を見ると午後12時30分だ。こうして、今日もあちらこちら動き回ったり、朝寝・昼寝をしたりし、夜中の12時30分を迎え、気がついたら6日目の19日に入った。これから、シャワーを浴びて寝る予定だ。【2018年11月18日】
 
平成30年11月18日(日)  イリカイ・ホテルにて記す
 
 







〜西ワイキキ・ビーチ 朝の散歩〜
 夜中に小雨、湿度が高く暑くて汗をかき、朝2時ごろ目がさめた。寝ようと努めるが寝付かれない。外が明るくなり始めたころ、Makikoが起きだし、珍しく散歩に行こうと声をかける。
 早朝降っていた小雨はおさまり、曇り空。中庭に下り、海を見ると厚い雲の間に青空が見える。テントを張ったベンチ脇を抜け、海側にでるとそこはヨットハーバー。その左手にあるラグーン(正式にはデューク・カハナモク・ラグーンという)脇の遊歩道を歩くが、昨日の夜15分間打ち上げた花火の残骸は全く見られず綺麗に掃除ができ片付いている。遙か前方にダイヤモンドヘッドが薄く見える。このダイヤモンドヘッド方向に向かって遊歩道があるので、その道に沿って歩き出すと徐々にダイヤモンドヘッドが近くに見えるようになる。後ろを振り返ると日が照りだし、砂浜が輝いて見え、その先にヤシの木が見える。海側に目をやると白い中型客船が岸に向かって近づく様子が見える。
 このような光景を見ながら、遊歩道が切れるところにある建物に沿って左に歩くとカリア通りにでる。この道を左折し、しばらく歩くとアメリカ陸軍博物館の前に至る。さらに進むとヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパ正面玄関に到り、その直ぐ先にアラモアナ・大通りがある。この道を左に曲がるとやがてイリカイ・ホテルに至る。
 運動不足のMakikoは、ほぼ1時間のこの散歩であるが、疲れ切りイリカイのロビーに入るとすわりだす。このような歩きを毎日行い、来月9日(日)に行われる「10K ラン&ウォーク」(英語名「Start to Park 10K」)に備えると言っているが、果たして歩ききれるか心配だ。【2018年11月17日】
 
平成30年11月17日(土) イリカイ・ホテルにて記す







〜Jimmy &Kimmy送別会とラグーンの花火〜
 ホノルルの生活に少しずつ慣れてきた。日課とする朝の気功体操も眠い目をこすりながらともかく6時に起き、7時の体操に参加しはじめた。夜明けの空を眺めると奇怪な様相を示す雲が見える。また、人通りの少ない時間帯なので、ヤシの木に登り大きな葉っぱを切り落としているひとの姿も見える。不明な動物が木に登っているかと思い、上を見上げると作業員であった。こうした珍しい光景は早起きしたお陰で見ることができる。
 体操からイリカイに帰ると7時半、ホテルロビーに小さなコーヒーとスナックを提供する店があるので、そこでハム・チーズのクロワッサンそれにコーヒーを求め、中庭で朝食を済ませる。イリカイに帰ってからの朝寝も日課とするので、3時間ほど朝寝をする。
 
 来年度の年賀状を書くつもりで持ってきたので、朝寝から目ざめて、その一部を書き始める。帰国するまでに書き終え、12月後半に帰国したときに投函すると元旦の配達に間に合う予定だ。今年は250枚(昨年まで300枚)の年賀状を出すので、どこかで気合いを入れないと書き切れない、いや印刷仕切れないことが考えられるので、ハワイでも書くつもりでいる。
 
 香港人の友人Shirleyが招待してくれたJimmy &Kimmyの送別会会場であるFook Yuen Seafood Restaurantへ夕方5時半に出向く。参加者はShirley、Jimmy &Kimmy、Kyoko、Koichi & Makikoの6人である。JimmyとKimmyは、夫婦である。Jimmyは元ハワイ大学の教授で何年か前に投稿したブログにも書いたが身障者に福祉機器についての講義を担当していたようだ。奥さんがベトナム人であることと、高齢になったこと、それにベトナムに親類が多いとのことで、ベトナムへ移住を覚悟で行くという。そのため、ハワイの彼の家の権利を奥さんの妹に譲渡し、家財道具類はShirley他の友人に引き取ってもらったようだ。そのJimmy &Kimmyが今月25日にハワイを去るという送別会に我々夫婦も招待された。同伴したKyokoは日本人で、Shirleyの友人である。日本人3人、アメリカ人、ベトナム人、香港人で4カ国の人が集まった国際的ディナーになった。お互いが知り合ったのは、毎朝気功体操を行っているアラワイ運河沿いの公園である。2012年から、この体操に毎朝参加していたので、気が合うようになり自宅によばれお茶をいただいたり、食事に誘ってもらったりする仲となった。我々のハワイロングスティも今年で終わりにする考えなので、何とも言えない寂しさを感じている。
 
 今日は金曜日だ。イリカイ・ホテル裏にラグーン(潟)があって、その海側で毎週金曜日の午後7時45分に花火が打ち上げられる。15分と短い時間だが、ワイキキ界隈ではヒルトン・ハワイアン・ビレッジの花火として有名になっている。金曜日になると夕食を食べながら花火見学ができる、ディナークルーズも出ているそうだ。上述したJimmy &Kimmyの送別ディナーが、7時過ぎに終わった。イリカイ・ホテルに戻ると7時半で、ベランダからラグーンを見ると花火打ち上げの準備をしている姿が見える。今日は、小雨が降ったり止んだりの天気なので、ひょっとすると打ち上げ中止かと思われた。しかし、ベランダから見ると打ち上げ準備作業をしている人の姿が見えるので、打ち上げ間違いないと思い、ベランダの椅子に座り打ち上げを待つ。待つこと数分、15分間の花火打ち上げを目前に観ることができた。1ヶ月滞在するこのイリカイ・ホテルで、この花火打ち上げを帰国前日の12月14日(金)を含めると5回も観ることができる。
 我々はこの花火打ち上げを目前に観える部屋としてこの1240号室を選んだことを思い出す。予想した作戦が成功した。【2018年11月16日】

平成30年11月16日(金) イリカイ・ホテルにて記す