12日(土)の夜、看護人間工学部会の懇親会で帰りが遅くなるのがわかっていたので、滋賀県立大学からほど近い琵琶湖の長浜港そばのグリーンホテルにその日の宿をとった。翌日13日(日)は、琵琶湖畔から次の宿泊予定地中軽井沢まで約320qを5時間かけドライブ。途中どこかでもう一泊しようかとも考えたが、一気に行けそうな気がしたので、朝9時ホテルを出発した。途中のいくつかのサービスエリアで休み中軽井沢にある「すずかる莊」に午後3時少し過ぎに着いた。 「すずかる莊」の正式名称は、私立学校教職員共済組合軽井沢保養所「すずかる荘」と長い。部屋数は和室12室と少ないが、敷地はとても広く立派な温泉宿である。かつて国立の研究所、国立大学に勤務していた関係で、11日に泊まった琵琶湖畔の宿は国家公務員共済組合「KKRホテルびわこ」を利用できた。私立と国立の大学に籍をおいたこともあって、国内旅行では双方の共済組合施設が利用できるので助かる。このほか東横イン、アパホテル、コンフォートホテルなどのビジネスホテルを利用することもある。長旅をするとか、休養目的の場合は、前述の国家公務員連合会「KKRホテル」あるいは私立学校教職員共済組合「しがくの宿」に泊まることもある。どちらかというと安く泊まれる前述のビジネスホテル宿泊のほうが多い。 中軽井沢の宿「すずかる莊」に着いた日は、終日ドライブしたので疲れ宿に着くと直ぐ温泉につかり、夕食をとった。食堂には大勢の宿泊客がテーブルごとに集まり、現地軽井沢で採れた新鮮な野菜サラダを始めとする日本料理の夕食を楽しむ。 3つばかり先のテーブルで食事する夫婦がいる。ご主人がこちらを見続ける。当方もよく似た人がいるなあとちらちらと食事しながらその男性を見続ける。目が合ったある瞬間、先方で我々を見続けていた男性が我々のテーブルに近づき、名前を告げる。30年前の放送大学の教え子、Oさんである。当時、放送大学に勤務し、毎年10数人の学生の卒業研究の指導をした。Oさんは会社経営者であり、大学が開学したばかりの2回生の学生でもある。卒業研究が必修であった関係で、その研究指導行った学生の一人である。卒業して30年は経つが、その間に何回かは会っている。しかし、軽井沢の私学共済組合保養所でまさか会うとは思ってもいなかったので、奇遇で驚きである。話しによると、奥さんが昔私学に籍を置いていたこともあって、私学共済の宿泊施設が利用できるので、ご夫婦で訪れたという。Oさん夫婦と我々夫婦4人で食後、夜遅くまで当時の研究の想い出や近況を話し合った。Oさんご夫婦は翌日14日(体育の日で休日)に帰るとのことだったので、またの再会を約束し別れた。この宿には2台の貸し自転車があり、それを利用するとよいと教えてくれたので、翌日は自転車で中軽井沢から軽井沢まで行くことにした。 翌日、軽井沢駅まで自転車で行き、ショッピング・プラザ内を散歩。ここ軽井沢駅北側には、「軽井沢・プリンスショッピングプラザ・ニューウエスト」「軽井沢・プリンスショッピング・ニューイースト」「軽井沢・プリンス・ショッピング・プラザ・イースト」「ニューイースト・ガーデンモール」といくつものショッピング・プラザやモールがある。軽井沢は避暑地のイメージがあったが、いまや高級な商店街の感がする。たまたま、半額セールが行われていた店があったので冬物セーター他を求めた。若い女性向きの店が多いようで、12日(土)から14日(月)の体育の日まで3連休であったこともあって軽井沢は大勢の若者たちで賑わっていた。【2013.10.13〜14】 写真1:広い敷地の「すずかる莊」 写真2:奇遇にもOさんと食堂にて会う 写真3:大きな池の畔に並ぶショッピング・プラザ群 写真4:自転車に乗って中軽井沢から軽井沢まで買い物 2013.11.18 自宅にて記す |