今日(2014.1.18)は土曜日。習慣になっている朝6時半からのラジオ体操・ストレッチ・太極拳に参加する。朝6時20分家を出る。ほんの少しだけ夜明けの明るさは増したような気がするが、まだ、相変わらず暗いし寒い。それもそのはず、玄関に吊してある温度計はマナス5℃を指している。防寒具は、以前に比べ質がよくなり助かるが、指先が冷たい。寒さを凌げる厚手の手袋をして出かけるが指先は冷たい。そのため、手袋を2個使い二重にしている。例年のように元旦にラジオ体操・ストレッチ・太極拳を行った。今年も、できる限りこの朝の運動は続け、健康に気をつけたいと思い張り切っている。 朝食を済ますと、こんどはノルディック・ウォーキング(N.W.)が待っている。こちらは、広い公園でポールを持って早足、大股に歩くので、運動をしたという実感がわく。月一度、城北ノルディック・ウォーキングに参加している。それに加え昨年暮に入間市にもN.W.のクラブがあることを知り会員になり、地元でもN.W.を行える機会ができた。地元のN.W.の名称は「入間市ノルディック・ウォーキング連盟、歩ミング会」という。入間市内に3つほどN.W.会があるそうだが、歩ミング会というN.W.愛好の会が自宅に近いところにあることを知った。この会のリーダーは整形外科関係の先生で、先生の患者さんも何人か参加しているようだ。患者さんは歩行速度を制限されるので、速歩の健常者グループと牛歩のグループに別れて歩く。 今日のN.W.は彩の森入間公園。歩き始める前に、必ず準備体操を行う。この時点で、歩く道順の説明や最初は1qでも回を重ねるにつれて、3q、4q歩くようにと指示がある。歩けば必ず自身の健康につながるという教えをいただく。1時間半ほど歩いた後にはクールダウンの運動を行う。この会にまだ3回しか参加していないが、参加すると会員カードにハンコを押してもらえる。これは夏のラジオ体操で子ども達がカードに出席印を押してもらうのと同じでる。その数が増えていくと励みになるし、楽しみにもなる。カードにハンコがいっぱいになったら、なにかプレゼントがあるとさらにN.W.を行う楽しみが増えるのだが!!N.W.の出席回数は、このハンコの数を見れば直ぐ分かる。N.W.途中で終わる会員もいる。その時は、数人いる指導員の方にN.W.を終える旨を必ず知らせて帰るルールがある。 N.W.を終えた正午に一度自宅に戻り、仮眠後、映画を観るために再び銀座へ。映画の名前は「さよなら、アドルフ」。この映画は、全国の映画館20館でしか放映されていないようで、いつも出かける近くのユナイテッド・シネマ入間では放映していない。そのため、わざわざ銀座のど真ん中にある“シネスイッチ銀座”へ行った。ここは、服部時計店がある銀座4丁目交差点から近く、ちょうど御木本真珠の本店の真裏にある。映画館を見つけにくいと思ったが、御木本真珠店裏ということで、直ぐにわかった。午後4時半からの開始で、六時少し前に終わった。 この映画は、第二次世界大戦で荒れ果てた国内を縦断する赤ちゃんを含む5人の兄弟姉妹の感動物語である。国は異なるが、戦争末期から戦後に同様な悲惨な目にあい、子供時代を送った者にとって共感を覚える。生きてここまで来られたのが不思議なくらいだ。両親は幼い2人の弟を引き連れ、1945年3月9日の夜、火の粉を避けるため濡らした布団を頭にかぶり、亀戸から隅田川の言問橋まで火の粉を避け逃げたという。私はというと、山形県米沢市小野川町の温泉街にある砂屋旅館に集団疎開をし、戦火の恐ろしさを体験していない。終戦後、山形から東京へ戻ったら自宅は空襲で焼かれてないが両親と弟2人は無事、自宅は向島に移っていた。私は直接戦火に見舞われることはなかったが、両親から悲惨な話しを聞かされているので、今日観た映画「さよなら、アドルフ」の主人公や兄弟姉妹の気持ちは分かる。感動の映画であった。【20141.23】 写真1:舗装された歩きやすい遊歩道を快走中のMakiko 写真2:美しい冬の池の畔で暫し一休み 写真3:人なついているカモなのか、餌をおねだりしているのか 写真4:夜は映画「さよなら、アドルフ」をシネスイッチ銀座で鑑賞 2014.1.23 自宅にて記す |