2月2日朝のラジオ体操で両手が挙がらなくなり失望した。翌日3日の体操では挙がった。やはり、予想通り風邪で寝込んだことと重い衣服を身につけて体操会に臨んだので、手が挙がらなかったようで原因がわかり一安心。
三井アウトレットパーク入間前の国道16号線を渡ったところに入間ハート病院健康管理センターがある。定年退職後は、毎年1回、2月初旬に、この病院の人間ドックに入り、検査を受けている。
病院の開館は午前8時、受付は8時半である。検診に必要なものは、このお知らせ証(病院からの予約案内)/健康保険証/問診票/採便容器/採尿容器/過去の検診記録/常用の薬/補助金申請書/健康診断料金(10,850円、保険の補助がないと47,250円)である。
受診する前日の注意:夕食は軽め、午後9時頃までに済ませる。その後の飲食は控える。受診当日の注意:起床後は、食事・飲み物・薬など一切口にしないこと。たばこ・ガムもいけない。
当日、受付終了後、更衣室に移りパンツ一枚になり、支給されるパジャマのような衣服に着替える。ここに入ると、氏名ではなく「受付番号7番様、採血をいたしますからこちらへどうぞ」というように係員に番号で呼ばれ誘導され採血室へ入る。
【検査項目】以下の通りである。★印の数が多いほど「検査時の身体苦痛大」を示す。
・
検尿:自宅にて採尿→比較的簡単に採尿できた。結果は2週間先に郵送される。
・★
検便:自宅にて時間をあけて2回の採便→ごくわずかな量でよいが、採便した短い棒を口の狭い薬品容器に挿入するのがやや困難だ。採尿は当日でも可能だが、便はいつでるか不確かなので前日に採便し、日時を書き込む。結果は2週間先に郵送される。
・★★★
血液検査:採血→真空採血管で採血するので簡単。しかし、痛くて不安だ。アルコール消毒液が体に合わないせいか、採血部位周辺が赤くなる。看護師にその旨を伝えると、アルコールを使わない消毒液を使ってくれるので次回は伝えてほしいとのこと。結果は2週間先に郵送される。
・
身体計測:デジタル身長計で171.4p、体重計で67.7sと結果がでる。
・
心電図:胸部に電極をつけ、安静時の心臓が発する微弱電気信号をグラフの形で記録する。心疾患の診断と治療に役立てる。結果は2週間先に郵送される。
・
★★負荷心電図:運動(エルゴメータ:固定の自転車こぎ)で心臓に負荷をかけながら心電図をとり、変化を見る検査である。安静時に心電図ではわからないような狭心症などの発見に役立つ。無負荷、軽負荷、高負荷の三段階の心電図を各3分間記録する。結果は2週間先に郵送される。
・
腹部超音波:ベッドに横たわり、マイクロフォンのような形のプローブでお腹のあたりをなぜながら腹腔内臓器に対して行う超音波検査で、肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などを対象とする。10年ほど前、この人間ドックを行ったお陰で胆石が見つかり、胆のうを除去したことがある。結果は2週間先に郵送される。
・
胸部レントゲン:立位で正面、側面から撮影。検査としては楽である。結果は2週間先に郵送される。
・
★★★★★胃透視:ヨーグルトのような真っ白いバリュームを炭酸水と一緒に一気に飲みこむ。飲んだらゲップをしないことと注意される。背中の台が上下左右に動く。もう少し左にとか一まわり回ってなどと拡声器からの音声指示に従い台上で身体位置を変える。位置決めができたら、息を止めてと合図がでる。一瞬のうちに撮影は終わるが、滑りやすい台上で身体位置を右に左に変えるのに一苦労する。結果は2週間先に郵送される。
・
眼底写真:強い光、風を眼球に一瞬当てられるのでびっくりするが、直ぐ終わる。新聞や小さな文字などはメガネ無しでよく見えるのだが、遠くはメガネ無しではよく見えない。結果は左0.5、右0.3とあまりよくない。
・
★★★★肺機能:大きく息を吸って!はい、こんどは勢いよく息を吐き出して、もっと、もっと、もっとと声援がおくられる。直径3pほどの紙製の筒を口に当て、その筒の中にお腹の空気を勢いよくはき出す。毎秒あたりはき出した空気(息)量がグラフに現れる。結果は普通とでた。
・
内科診察:医師から結果説明を受ける。怪しいところが見受けられるが、いまのところ急は要しないでしょうのこと。検査結果を後日送りますとのこと。
・
昼 食:コンビニとはひと味違う立派なお弁当がでる。昨日、夜7時の夕食を済ませてから、飲まず食わずであったから、12時間ぶりの食事だ。この昼食が待ち遠しく、美味しい。
毎年、この時期に人間ドックに入る。現役のころは泊まりがけの2日コースで検査していた。そのお陰で胆石が見つかり手術、また、白内障も見つかり両眼に眼レンズ手術を行った。一方、人間ドックでは見つからず自覚症状でわかり狭心症手術を行ったことがある。これは心臓の冠状動脈の2箇所が詰まり、その2箇所にステント(直径2o、長さ3oのチューブ)を入れる手術である。手術の結果、胸の苦しみは全くなくなった。この手術を行ったとき、もう1箇所見つかり、もうすこし様子を見ましょうということになっていた。その後、スイスへ旅したくなり、気圧の低い高い山に登り息切れしては困ると思い、もう1本ステント追加手術をお願いした経緯がある。今では、3本のステントを入れているが、走っても階段を上っても身体に全く異状がなく、元気で生活している。
昨日の夜、たまたまガンや病気予防に関するテレビ番組に出くわした。その番組に出演していた先生方の話によると、ガン予防には以下のことが大切であるという。
- ストレスを減らすこと。
- 免疫力を上げること。それには人生をエンジョイし、楽しむ。そして笑って楽しい生き方をすること。
- ガンのリスクを減らす。そのためには、禁煙、節酒、減塩、適度な運動、適正体重の維持を心がけること。
- 普通の病気は痛みという信号をだす。しかし、ガンは痛みの信号をださない。そのため早期発見が重要だ。
以上のことはわかっているがなかなか止められないとか、習慣にできなくて手遅れになった人も多いと聞く。「自分の身は自分で守らなければならない」とわかっているのだが!【2014.2.3】
2014.2.4 自宅にて記す