まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2014/02/15 18:23:02|思い出
高崎までドライブ

 高崎在住のTさんご夫婦に会いたく、関越道を使い車で往復してきた。Tさんご夫婦とは昨年9月ハワイのイリカイ・コンドミニアムでロングスティを行った折りに知り合った仲である。1ヶ月の滞在中、朝7時〜8時までの体操会に毎朝欠かさずご一緒し、汗をながした仲である。この運動をハワイ在住の人達は気功と言っているが、気功は動きが遅いと聞くので、リーダーの中国人が独自に開発した運動なのかもしれない。
 
 いずれにしても、毎朝1時間のこの運動を終えると非常に気持ちがいい。ホノルル市内を結構歩き回ったが、帰国して印象に残るのはこの激しい運動である。ハワイへなにしに行ったのと問われるが、朝の運動をしに行ったといってもいいくらい、この運動は心地よく、運動終えた後はさわやかであったので朝のこの運動が強く印象に残る。
 
 朝8時半に自宅を出て、入間ICより高速道路に入る。運転は極めて順調で、約束の11時には早すぎる時間に上里サービスエリアに着く。ここで時間調整の休憩。上里サービスエリアを出発すると直ぐに藤岡IC、その次が高崎ICであるから近い。11時20、高崎IC出口に着く。ここで待ち合わせ、出迎えにくるという。予定通り、11時にTさんが自家用車で出迎えてくれる。先導され、高崎駅前の自宅マンションへ行く。5階で眺めがよく、晴れていると富士山がよく見える部屋である。
 
 自宅に入りおしゃべりに夢中。話しの仲で前述した朝の運動のことが話題にでる。話しの中で運動が一番印象に残るというと、Tさんご夫婦もその通りだという。Tさんのご主人は血液型B、年齢は私より一回り若い“イノシシ(い;亥)”で私の性格と一致。また、奥様はパッチワーク愛好家でMakikoとホノルルのハワイアンキルト教室で毎週一緒に勉強した仲。このようなわけで、ハワイでご一緒し、親しくして頂いたので、再会したく高崎まで出かけてきた。出かける前に、今年(2014年)のロングスティで我々はまた同じイリカイに行くと伝えたところ、Tさんご夫婦も行くという。再会した折りにイリカイの話しをしたところ、まだ10ヶ月も先のことなのだが、もう12月8日から1ヶ月間の予約を済ませ、航空券もゲットしたという。このへんの手際の良さが私とそっくりで、“イノシシ”で血液型B型であることをうかがわせる。
 
 12時、昼食は高崎駅近くの中華レストランに予約を入れて頂いたようで、そこへ移動し食事し、再び、Tさん宅に戻る。一通りのおしゃべりに切りがついたころ、女性たちは早速趣味の話しにはなが咲く(写真2)。奥様はパッチワークの他に毛糸を使った編み物(写真3、4)も趣味にしているという。その話で盛り上がり、写真を撮らせていただいたり、制作図面をコピーさせていただいたりした。Makikoは、この毛糸細工に興味を示し、またまた趣味の範囲を広げるつもりのようだ。
 
 こうして、5ヶ月ぶりにTさんと再会し、楽しいひとときを過ごすことができた。またの再会、ならびに今年12月のハワイロングスティで同じ建てやで過ごす約束して別れる。帰路、カーナビに誘導され問題なく高崎ICに入る。途中、藤岡ICで下り藤岡「道の駅」に立ち寄る。ここで名物のコンニャク他野菜類を求め、帰路につく。のんびり運転し、夕方5時に無事自宅に帰りつく。【2014.2.12】
 
写真1:Tさんご夫婦とMakiko
写真2:なにやら趣味の密談?
写真3:制作途中の毛糸の編み物のパーツ
写真4:写真3のパーツを繋げていくとこのようになる
 
2014.2.15 自宅にて記す







2014/02/13 23:41:00|思い出
「永遠の0」!
  零戦に関する映画で宮崎駿監督の「風立ちぬ」という動画があり、放映開始とともに直ぐに観た。ところが、零戦に関わる「永遠の0」という映画は、かねがね観たいと思いながら果たせずにいた。今日、やっとそれを観る機会が訪れ、Makikoとユナイテッド・シネマ入間で午後2時10分からの上映を観てきた。
 
 映画は好きで、月に1〜2度は観ている。邦画・洋画を問わず、内容はというと、ミュージカルのような音楽映画や笑えて楽しい映画を好んで観る。しかし、新聞やテレビの広告を見て良さそうだと思うものは観に行く。最近では、「清須会議」「くじけないで」「キャプテン・フィリップス」「さよならアドルフ」を観ている。
 
 最近はあまり音楽映画が放映されないので、うわさで良さそうだというものを観ている。今回の「永遠の0」は、良さそうだとわかっていたが観る機会を失い今日になった。映画館の係りの人に聞いてみると、この「永遠の0」は、ロングランの部類に入るというから、観客数が多いほうだと思う。確かに、よい映画で観て感動を覚えた。おすすめする映画だ。
 
 映画は、臆病者とうわさされている一方で零戦の操縦は天才的な手腕を持つ特攻隊員として戦死する零戦パイロット(宮部久蔵小隊長)とその家族の物語である。零戦パイロットの孫(佐伯健太郎)がおじいちゃん(宮部)の生き残り戦友を訪ね、おじいちゃんの戦場での活躍ぶりを聞き取り調査する。調査がすすむと臆病者であったとか操縦手腕は天才的だったという理由がわかってくる。実際には、おじいちゃんは部下想いで、家族を愛するがために、死を避けようと努力する。それが、臆病者とうわさされる要因となる。
 
 おじいちゃんは特攻隊員として戦死するが、出撃時に搭乗する零戦機体を部下の零戦機体と交替する。それは、おじいちゃんの戦闘機が調子悪いのを知っていたからである。調子が悪いこの機体に乗れば途中で不時着し部下は助かるかもしれないと判断したようだ。一方、自身は部下の調子のよい戦闘機に乗り込む。そうすれば、おじいちゃんは確実に自爆して戦死する。一方の部下は、不時着し命が助かる可能性は高い。事実その通りになり、部下はおじいちゃんに家族のことを託され、戦後になって孫(健太郎)のおばあちゃんの面倒をよくみてやり結婚するにいたる。こうして、孫の健太郎は目の前にいるおじいちゃんの孫ではなく、本当は戦死したおじいちゃんの孫であったことを初めて知る。ここで、おばあちゃんは映画には出てこない。映画の最初のシーンはおばあちゃんの葬儀から始まる。戦争場面はすべて回想で、おじいちゃんの戦友の聞き取りは現在である。
 
 映画の筋書きを500字ほどで説明するのは難しくうまく表現できないが、上記のようなことが大まかな内容である。映画の中で、零戦が真珠湾攻撃するシーン、戦艦の爆撃シーン、航空母艦から発進や着艦シーン、空中戦シーン、空中戦で火を噴き海上に墜落するシーンなど数々の戦闘場面が出てくる。実戦さながらの様々な迫力あるシーンが現れ、映像に釘付けになる。このような素晴らしい戦闘シーンが上手に撮影できたものだと関心する。
 
 戦争末期に小学生時代を過ごし、東京の我が家は戦災で焼かれ、命からがら隅田川まで逃げた両親、山形県に集団疎開し助かった私がここにいる。映画の中のおじいちゃんや特攻隊員のような悲惨な苦労はなかったとしても、我々の親の年代の人達は内地にあって、皆同じような戦争の悲惨な目にあっている。戦争はあってはならない、起こしてはならない。この映画「永遠の0」を観て改めて感じる。【2014.2.13】
 
2014.2.13 自宅にて記す 
 







2014/02/09 23:28:02|思い出
除雪

 大雪の後始末は大変だ。自動車の屋根に積もった雪深は、おおよそ35pある。その深さの雪が家の屋根、庭、玄関前左右に走る道路などいたるところに覆われている。除雪しようと長靴を履いて外へでる。長靴に雪が入るこむほどの雪の深さなので、思うように歩けず除雪も困難だ。せめて車の屋根に積もった雪を取り除こうと雪下ろし開始(写真1)。除雪に使っているプラスチックのシャベル幅が約30pだから、それよりやや多い雪のようなので、積雪深は35pぐらいであろう。
 
 道路一面の除雪は無理と判断し、車と玄関先除雪で引き上げる。2階の窓から外を覗くと北国育ちのMakikoがもくもくと路面の雪と戦っている(写真2)。しかし、力仕事をしていない慣れない体なので、直ぐに疲れを感じあきらめる。
 
 正午に近くになったので、お昼をどうするという。雪で車をだせないので近くにある吉野屋へ歩いて牛丼を食べに行くことにした。普通なら10分も歩けば行ける距離なのに、今日は大雪のため歩くのに困難で倍の時間がかかった。しかし、昨日と打って変わって太陽が輝き、雪の中の散歩はきわめて気持ちがいい。所沢入間バイパス(463号線)へでると車道は写真3のように雪がない。チェンをつけた車がチャラチャラと金属音をたてて速度を上げられずに走っている。この写真の道路をしばらく走り、左折するとアウトレット入間、その隣のコストコにいたる。土日の午前11〜12時ごろ、この道路はアウトレットへ向かう車で渋滞し、身動きできないことがたびたびある。今日は写真のようにガラガラに空いている。
 牛丼で栄養をつけ、自宅に戻る途中で大きな雪だるまに出会う。子供達が大雪を喜び、楽しんで作ったであろうことがうかがえる(写真4)。
 
 除雪作業を行って雪の重さが気になったので、ホームページで調べた。その結果、豪雪地帯の市町村のホームページを見ると積雪荷重(雪の重さ)の解説がなされているところがある。たまたま、十日町(http://www.city.tokamachi.lg.jp/index.html)のホームページが目につき開いてみた。
 
 すると、水1立方メートルの重量は1トン(1000s)ということかはじまり、1立方メートル当たりの雪の重さあるいは積雪記録などの報告があった。
 
●新雪は50〜150キログラム(水の重さの1/20〜1/7)
●しまり雪は250〜500キログラム(水の重さの1/4〜1/2)
■ひと冬で2103pも降ったという記録もある
 
 埼玉の昨日の雪深は1日で35pであったが、十日町では1日24時間で105p積もったという記録がある。車の屋根の面積は約3平方メートルであるから、この上に0.35m(35p)の雪が積もったとして、その重さを計算すると以下のようになる。
 
 積雪の体積は3×0.35=1.05立方メートル
 
 今、1立方メートルの新雪の重さを100sと仮定すると、車上の積雪の重さは105sの重さとなる。これが、屋根に積もる積雪深1mということになるとその体積は3立方メートルであるから、雪の重さは300sとなる。現に、十日町の記録によると、24時間で1.05mの積雪深があったとの記録がある。これは車の屋根に300sもの雪の重さがかかることになるので、屋根がつぶれるという可能性を秘めている。そのために、豪雪地帯の新潟、東北、北海道での屋根の雪下ろしは欠かせないことがよく理解できる。
 
「とおかまち」のホームページによると:
 「十日町市は新潟県の南部、信濃川中流域に位置する人口6万2千人の地方都市です。日本有数の豪雪地帯で、絹織物と魚沼コシヒカリの産地として知られています。四季折々に豊かな表情を見せる十日町市の自然。雪解けとともに一斉に芽吹く春。緑豊かな夏。実りの秋。そして冬には毎年2メートルを越える雪が私たちのふるさとを包みます」とある。
 
 我々の住む関東地方では、今回のような大雪は極めてめずらしく、あったとしても数日でその雪はすぐに消える。ところが、十日町のように豪雪地方では毎年2メートルを超える雪に見舞われるということで、雪との戦いに明け暮れする姿は想像しがたい。【2014.2.9】
 
写真1:車上に積もった雪深は35センチメートル
写真2:路面の除雪に立ち向かうMakiko
写真3:午前11時半の所沢入間バイパスの雪
写真4:関東地方では珍しい大きな雪だるま
 
2014.2.9 自宅にて記す







2014/02/09 5:35:16|思い出
​記録的な大雪

 東京で45年ぶりという積雪を観測。都心の積雪は、8日午後11時時点で27p、1969年以来、45年ぶりの大雪。また、千葉市で統計開始以来、最も多い記録。埼玉県熊谷市も43pで60年ぶりと、9日朝のニュースで報道された。飛行機は欠航、鉄道は運行見合わせなど、各地で空と陸の交通機関に多くの遅れや運休が発生している。
 
 我が家周辺はというと、8日夕方のベランダからの眺めは写真1のようでベランダで27p。夜に8時になり玄関の扉を開けると写真2、写真3のようにかなりの雪が降った様子だ。玄関入り口付近の雪かきでもと思ったが、あまりにも多い積雪であきらめる。
 
 今朝はまだ外が暗いのでどの程度の積雪があったかは不明だが、記録的な大雪には違いない。今日はその大雪を排除する仕事が待っている。【2014.2.8】
 
写真1:8日夕方の雪景色
写真2:夜8時の門柱に積もった雪
写真3:夜8時車に積もった雪
写真4:さあ!どうしよう。
 
2014.2.9 自宅にて朝5時記す







2014/02/08 2:51:13|思い出
​銀座で北京ダック

 LSC(ロングステイクラブ)の第10回[お値打ちランチを食べる会]が2月5日(火)銀座で開かれた。今回の会の開催アナウンスは、第9回が行われたときに概要を伝えて頂いている。開催2〜3週間前になると詳しい情報をメールで送っていただく。そのメールとは以下のようである。
 
 これはこれは "お値打ち" フカヒレの姿煮・北京ダック2ロールの入ったコース料理
  第10回 「お値打ちランチを食べる会」
  場所: "全聚徳(ぜんしゅとく)"銀座店、3,000円(フカヒレ姿煮・北京ダック2ロールの入ったコース料理)
  日時:2月5日(水) 11:30
  締め切り:1月30日(木)
     エントランスは如意門をモチーフにした中国伝統建築(写真1)で、中へ進むと中国から取り寄せたインテリアが配され、北京伝統建築様式「四合院」を模したクラシックで優雅な店内です。「全聚徳」の北京ダックは、北京を訪れた国賓はみな食すという老舗中の老舗。明朝から140余年伝わる、秘伝の製法を守っています。皮を焼きながら、お腹の中に秘伝のスープを入れて 蒸し焼きにすることで、皮はパリパリ香ばしく、肉は柔らかくジューシー。皮と肉を一緒に巻いて食すのが、本場の北京ダックなのです。これはもう食べない手はないでしょう!!
 入口正面には、日本で唯一の「北京ダックの石釜」があり中国本店から招聘した北京ダック専門調理師による北京ダックを焼く工程をご覧いただけます(写真2)。
    お申し込みの方には3日以内に詳細を送ります。
 幹事  ○○、△△、□□ 
 
 以上のような丁寧な「お値打ちランチを食べる会」案内を頂く。我々夫婦は、都合で2回欠席しているが、その都度楽しみにしている。会場は毎回変わり、スペイン料理、フランス料理、日本料理(アナゴ、フグ)、中華料理と変化に富み、毎回参加するのを楽しみにしている。早いもので今回は第10回である。会場となる"全聚徳"は、銀座のど真ん中、銀座4丁目交差点に近く、三越、和光、三愛、松坂屋に囲まれるような位置関係で銀座中央通りに面するワールド・タウンビル6階にある。地下鉄銀座駅出口A3を出て、徒歩約30秒と至近距離にある。ただ、エレベーターが2機しかなく、6階まで上下するのに団体客であると少々待つことになる。しかし、中へ入るとビル6階の店とは思えない雰囲気で、写真1の店の看板、写真2に示した北京ダックの石釜が入り口で見える。この釜で北京ダックを焼いている様子が公開され、焼き上がったばかりの北京ダックを目の前で解体してくれる(写真3)。解体ショーが行われている間、別の係の人が解体中の肉の各部の美味しさ、食べて体に良いというような特徴を解説してくれる。解体ショーが終わるといったんダックを厨房に運び、今解体したばかりの北京ダックを使った料理が順次運ばれてくる。
 
 いつものように幹事のTさんが、店のいわれや食事の内容、それに北京ダックを石釜で焼く様子が見られるのでぜひ見てくださいなど、きめ細かな情報を伝えてくれる。あらかじめ前述した情報がメールで送られてあるので、大まかな予備知識を持って「お値打ちランチを食べる会」に臨め、その上、会場ではさらに詳しい話しが聞けるので毎回のランチ会が楽しくなる。
 
 LSC会長のKさんの挨拶につづき、北京ダックの食事会が始まる。今回は、“北京ダック”はもとより“フカヒレ姿煮”その他、美味しい料理を食することができた。食事途中で、新しく会員になられた皆さんの紹介(写真4)、会員の中で2月誕生日の方へお店からさやかなプレゼントが提供され、ハッピーバースディを歌うということも行われる。短い時間の中で盛りだくさんの催しものがあった。食事中は、いつものように会員同士和やかな話しでもり上がる。会員同士で情報交換をし、お互いが知り合え、笑い、楽しむことができ世界は広がる。人生をエンジョイできる一時であった。
 
 数日前に寝込み朝の体操会で腕が上がらないことが嘘のようで、出された料理を余すことなく食べることができた。ハッピィである。【2014.2.5】
 
写真1:正面玄関のいかにも伝統ありそうな「全聚徳」の看板
写真2:北京ダックを焼く石釜と薪
写真3:料理長による北京ダックの解体ショー
写真4:新人会員の紹介風景
 
2014.2.7 自宅にて記す