まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2014/05/13 19:23:45|思い出
幸せ者のパートナー

 我が家は、過去5人家族で一緒に住んでいた。いまでは3人の子供達はそれぞれ独立し、さいたま市、豊田市、佐賀市と各地へ散らばって生活している。
 
 今日は母の日。ということで、一気に母の日のプレゼントが4つ届いた。写真1はパートナーの旦那から、写真2は長男から、写真3は長女から、写真4(アルバムと手紙と出汁)は次男からである。次男には、小学校2年生と幼稚園の娘がいる。佐賀に住んでいるので、1年に2回ぐらいしか孫たちに会う機会はない。そこで、2人の成長ぶりの写真を7×8、つまり56枚の近況写真を写真立てに仕上げて送ってくれた。それに上の孫は、字が書けるようになったのでお目出とうの挨拶の手紙、下の孫は我々夫婦の似顔絵を描いて送ってくれた。
 
 旦那からパートナーへの薔薇のプレゼントは、想定外であったようだ。プレゼントを送った旦那は、結婚してからこれまで一度も花束など送ったことはないので、よくも勇気をだして送ったものだと感心している。昨年から、遠くにいる孫達への誕生日に花を贈ることに決めた。今は、大変便利な世の中でインターネットを使うと容易に日本全国どこへでも宅配便でプレゼントを届けることができる。孫達へのプレゼントをインターネットで贈る方法が理解できた。来月孫の1人が誕生日を迎えるので、今年もその前にリハーサルを兼ねて妻へ「母の日プレゼン」を思い立ち送った。そのプレゼントが3人の子供たちからのプレゼント一緒にとどいたのでパートナーは驚いたようだ。
 
 今日の母の日に数が合わないプレゼントが届き、パートナーは大慌て。送り主の氏名を見たら旦那だと分かり、かなりびっくりしたようだ。そのお陰であろうか、お昼は角上鮮魚店の特上の寿司を振る舞ってくれた。【2014.5.11】
 
写真1:旦那からの薔薇の花束
写真2:長男からのドライフラワー
写真3:長女からの花
写真4:次男の娘達から写真と似顔絵と手紙
 
2014.5.13  APAホテル成田にて記す
 







2014/05/12 21:07:00|看護・介護研究について
針先にかかる力の測定

 5月の連休は、自宅にとどまっていた。唯一外へ出たのは映画「ネイチャー」と「アナの雪の王女」を鑑賞するためにユナイテッド・シネマ入間へ出かけたことである。その他の連休は、注射針の力測定に関する研究を行っていた。
 
 注射針の穿刺にかかわる研究は、埼玉県立大学と共同研究で長い間実施している。実験のため身体に穿刺するということはできない。そこで、皮膚モデルを作成し、そのモデルに穿刺する。採血を想定すると針先が皮膚層にまず刺さり、その後血管層を刺すことになる。そうすると穿刺する対象モデルは人の皮膚に近いものが必要である。そこで、各種のスポンジを求め、看護師資格を有する共同研究者が皮膚に近い感触のスポンジを選定。血管層に相当する素材は刺した感触から柔らかいゴム板を選んだ。こうして、スポンジとゴムで構成する幅1.5センチ、長さ5センチの皮膚モデルを作成した。そのモデルを写真1(左側の腕を模擬した白い筒の上部)の2次元針穿刺力測定装置に貼った。注射をよく行う現役の看護師20人にお願いし、いつも通りの注射を行うよう指示しその皮膚モデルに穿刺する実験を昨年暮れに行った。
 
 得られたデータを解析したところ、血管層(ゴム材)に穿刺したという情報(データの変曲点)は得られているが不鮮明であった。そこで、変曲点が鮮明に現れる方法を捜すためサンプリング周波数を変えてみた。サンプリング周期は10ヘルツで行っていた。それは普通人間が行う動作は機械の動作に比べ遅いので10ヘルツに設定しておけば大概の動作現象をとらえることができたからである。力測定器はその周波数10ヘルツのままであったので鮮明な変曲点が得られないことがわかった。
 
  そこで、サンプリング周波数を一気に500ヘルツ、1000ヘルツにして写真2のように斜めと垂直方向に穿刺する実験を行った。得られる現象は写真3のように垂直方向と水平方向の2分力である。写真4は写真2の左のように垂直にして針を速く穿刺した場合の力測定結果である。垂直穿刺であるから水平方向の力は表れていない。このデータの時間軸を拡大すると、写真4のように変曲点が目に見えはっきりと現れている。
 
 サンプリング周波数を上げると細かい物理現象をとらえることができる。その反面、パソコンのメモリがとられてしまう。針の位置決めをし穿刺するだけなら1〜2秒でおわる。しかし、穿刺の構えをし、穿刺し、針を抜き取るまでの実験時間は5〜10秒かかる。そうすると、今回のように1,000ヘルツで実験を行うと、エクセルに取り込まれるデータ数は5,000〜10,000となる。そのときの使用メモリ量を調べたら500KB〜1MBとなる。ややメモリをとりすぎかなと思う。しかしながら現在USBで8G〜16G、ハードディスクなら1TB〜3TB(1TB=1,000KMB)と信じられないくらいの大容量メモリが容易に入手可能である。昔のようにデジタル測定器でなにがしかの物理現象を捉えようとすると、直ぐメモリ不足になるということは今は少なくなった。したがって、古い考えを捨て今流にサンプリング周波数を上げ、よい成果を得ることが得策である。共同研究者と打ち合わせ、今後の研究計画を練り直す必要があると思っている。【2014.5.4】
 
写真1:皮膚モデル(左の白い筒の上端)と穿刺実験装置
写真2:皮膚モデルへの穿刺実験のための針位置姿勢
写真3:ノートパソコンで測定されたデータ例
写真4:左の図では変曲点不明、時間軸を拡大すると変曲点が見えるようになる
 
2014.5.7 旭中央病院にて記す
 







2014/05/07 8:35:20|思い出
映画のはしご
  毎年連休は外へ出ないのだが、今年もどこへも出かけなかった。唯一出かけたといえば、5月5日の子供の日、車で20分ほどのところにあるユナイテッド・シネマ入間で映画を2本はしごして観たことである。その映画の名は「ネイチャー」と「アナの雪の王女」である。幸いに、同じビルの中にユナイテッド・シネマ入間の9劇場あるので2本でも3本でも映写開始時間の都合がつけば観ることができる。
 
  「ネイチャー」は前回訪れたこの映画館で観た予告編で、素晴らしい自然の姿を映像で見ることができるというので観たいと思っていた。その映画である。外国旅行の際、歴史の教科書にでてくるような都市あるいは世界遺産を観てきているが、海の中やアフリカの原始林、それに砂漠のような自然界をこの目で見たことはない。予告編で観たところ、新たに開発した特注の撮影機材を用い、地球に広がる知られざる大自然の姿を最新鋭の3D映像でとらえたネイチャードキュメンタリーとのこと。それに、撮影したところは、ルワンダ、コンゴ、ウガンダにまたがる。マウンテンゴリラが生息する熱帯雨林を有するビルンガ山地、世界遺産にも登録されているナミビアのナミブ砂漠、サンゴ礁が広がる紅海など、「謎めいた森」「燃え盛る地下世界」「異国の砂」「灼熱の平原」「魅惑の海中都市」「凍てつく山脈」「荒れ狂う激流」という7つの自然の領域を旅して撮影している。その映像は最先端の技術を使っているというので、ぜひ観たいと思っていた。
 
  記録映画であるから、ストーリーはない。映像は立体眼鏡をかけるので立体画像である。そのため、フラミンゴが群れをなし飛ぶ姿、象の鼻が客席に迫る様子があるので楽しめる。立体眼鏡は、以前「三丁目の夕日」という3Dの映画を観たが、その時に300円で買ったものを持ってきた。それでも3Dであるというので、入場料はシニアで1300円といつものシニア料金より高い。
 
  午前の部の「ネイチャー」終了は12時少し過ぎ、午後の部「アナと雪の王女」は午後1時30分からだ。丁度、1時間ほど昼食の時間があるので、近くにある丸広デパートのレストラン街へ出かけ、インドレストランでカレーライスの定食を食べる。2種類のチキンと野菜カレー、それにライスかナンを選んでお値段は690円と安い。ウエイターはインド人かと思ったが、聴いてみるとネパール人という。
 
 午後は、「アナと雪の女王(1時間42分)」の鑑賞。この映画は、第86回アカデミー賞を受賞したこと、テレビや新聞で宣伝され評判よさそうだということ、それに2度も観たという人がいるということを聞いたこと、などで観る気になった。なにも2つの映画を今日観ることはない。しかし、観たい映画が重なりせっかくユナイテッド・シネマ入間で同時に放映されていて、昼を挟んで午前と午後に観られるというので一気に2本の映画を観た。
 
 「アナと雪の王女」では、若い女性が好みそうな綺麗な雪景色がふんだんに観られる。また、音楽もきれいなミュージカル形式のアニメ映画だ。この映画にも3Dがあるようだが、我々が観たのは普通の2Dである。内容は、雪と氷の魔力を持つ女王エルサと彼女を救うため冒険の旅に出るアナの姉妹を主人公として、世界を救う真実の愛の物語である。
 
  映画は好きでよく観に行く。今日見た2本の映画は評判が良いようで、いずれの映画も大入りであった。「ネイチャー」は午前最初の放映のためか約8割の入り、「アナと雪の女王」は午後一番の放映のため満席であった。5月5日の休日であったことにもよるが、このような大入りの劇場で映画を観たことは最近初めてである。我々は、主にウイークディに観に行くことが多いので、いつもガラガラ。ひどい時は2人きりの貸し切り状態で映画を観たこともある。終戦直後の浅草でよく映画を観た。当時は映画が唯一娯楽で、映画館はいつも満員。朝の通勤電車内のような格好で立見して観た映画もある。【2014.5.5】
 
2014.5.5 APAホテル成田にて記す







2014/05/03|思い出
緑濃い都立城北中央公園でノルディックウォーキング

   ここのところ毎日すがすがしい春の日が続く。先週に続き4月28日(日)、その春の日射しの下でノルディックウォーキングを今度は東武東上線の上板橋駅に近い都立城北中央公園で行った。午前9時半集合なので、2時間の余裕をみて朝8時半に家を出る。上板橋駅から15分ほどで公園に着く。この道すがらにある商店街を歩くと右手にどら焼き、栗饅頭で有名な和洋菓子店の石田屋さん前を通る。すでにどら焼きを目指して10数人が列をなしている。その列のなかにウォーキングのお仲間Aさんを発見。我々は帰りに求めようかと、会釈して別れ板橋中央公園へ向かう。 

 月1度であるが、ノルディックウォーキングを行う板橋中央公園へ行くために石田屋さんの前を朝9時ごろ通ると必ず列をなしているので通るたびに気になる。ノルディックウォーキングを終え、帰りがけに求めようと思うのだがいつも売り切れ。そのため、栗饅頭は求め食べたことがあるが、どら焼きはまだ食べたことがない。 

 9時半、公園内にある板橋区上板橋体育館内に集合し、全員が集まると館内から外へでてウォーキング前の準備体操。今日は、主治医で本城北ノルディックウォーキングクラブ会長の佐々木巌先生(ササキクリニック医院長)が準備運動の指導を行う。この運動に引き続き、速足組4人と牛歩組(といっても結構速足ですが)11人に分かれて歩き出す。園内には大小合わせて4つの野球場、陸上競技用のトラックが1つ、その他テニスコート、児童遊園地、犬専用の広場などがありとても広い公園である。ウォーキングコースは毎回異なるがおおよそ4〜5km、時間にして約2時間弱歩いているかと思う。 

 板橋中央公園内に入り、まず驚いたのは上をみたら写真1のような木々の青葉と青い空。写真2のように青葉のしげる大樹の下を歩く。非常に気持ちがよい。途中で2回ほど水補給のために小休止。11時すこし過ぎたころ、写真3にように木陰でクールダウンという運動後のストレッチを行う。

  ウォーキング途中での休憩の際、前述した石田屋さんでどら焼きを求めるため列をなしていたAさんが、行列をして求めた貴重などら焼きを我々10人にお土産にと配っていただく。話によると、このどら焼きはよく売れるため1人10個という制限があるとのこと。倍ぐらい求めようとしたがそれがかなわなかったという。ご自分の分がなくなるので、Aさんには大変申し訳ないことをしたが、遠慮なくいただく。  

  ウォーキングの後は、毎回お楽しみの昼食会だ。公園横の道路を隔てたところにドックポットというこぢんまりしたレストランがある。数人の参加者は帰ったため、今日のランチ参加者は丁度10人。ランチ定食はエビと魚のフライだ。汗を流した後なので、アルコールがいける人はビール、ワインを注文、飲めない人はソフトドリンクを注文し、今日のさわやかなお天気で無事完走できたことを祝い乾杯。仲間と飲む・食べるのはとても美味しい。 

  前回のノルディックウォーキングの際、右用のストラップ(手に巻き付けポールを落とさないようにする用具)を無くした。帰路、それを求めるために池袋のデパートスポーツ品売り場へ立ち寄る。現品はなく予約注文だという。片方だけなのに左右両方がセット売りで5000円ぐらいするという。インターネット販売で求めることにし、デパートを去る。 

  帰宅後、ネット通信販売で右ストラップだけを求められるかどうか調べた。その結果、下記のような値段で求められることがわかったので、直ぐに発注。

商品価格 :2,916円(税込)
送料   : 390円(税込)後払
手数料: 390円(税込)
総合計  :3,696円 

  少々高いような気がするが、チェコ共和国から輸入するようなので止むを得ないのかなと思う。届くのは1週間ほど先とのこと。このストラップはポールからワンタッチで取り外し可能なので、便利である。しかし、その反面ポールから外すことができるがゆえに、うっかりすると今回のように見失うことがあるので注意が必要だ。 

 ところで、頂いたどら焼き、大変美味しかった!! 列をなし求める理由が分かった。Aさん、苦労して求めた「どら焼き」有難うございました。美味しかったです(Koichi & Makiko)。【2014.4.28】

写真1:木々の緑と空の色が美しい
写真2:都内とは思えない板橋中央公園内でのノルディックウォーキング
写真3:ノルディックウォーキングを終えクールダウン
写真4:オ・タ・ノ・シ・ミの昼食レストラン

2014.4.30   旭中央病院にて記す







2014/04/29 20:00:00|思い出
彩の森入間公園でノルディック・ウォーキング

  航空自衛隊入間基地に隣接する「彩の森入間公園」には何回か訪れた。この公園で新緑が美しい木々や花畑を縫ってのノルディック・ウォーキングが入間市ノルディック・ウォーキング連盟主催で4月19日(土)の午前に実施された。まだ、入会して間もないので、会員の皆さんとの交流はあまりない。準備運動を行い、歩き出すとそのペースによって歩く人の塊ができるので、歩きながらの会話が少しずつ始まる。
 
 写真1は、全員で指導員号令のもとで準備運動をはじめたところである。これが、終わると公園外周を3周すると約4qになるので、3周はウォーキングしましょうとのコメントがある。3周は歩こうと頑張るつもりになる。しかし、それは義務ではなく途中でぬけてもOK。ただし、ぬける場合は何人かいる指導員あるいは係員にその旨を告げるという約束がある。
 
 我々はこの日、久しぶりに参加したこともあって、集合時間を間違え10時集合のところ9時に来た。そのため、皆さんが集まる頃にはすでに1周している。天気が良く日射しが強いので、体が温まっている。10時に皆さんが集合しそろったので、出発前の準備運動を開始。その後、自由に園内を左回りに一斉に歩き出す。最初のうちは、気分がよいので写真2のように元気よく歩くが、途中には写真3のような沢山のチューリップが咲く一角があるので、つい、立ち止まり花を眺める。また、写真4 のように新緑の木々と美しいチューリップに囲まれた芝生があると、つい万歳をしたくなる。こうして、来園者が少ないので、のんびりと公園内をウォーキングする。前回投稿した緑豊かな森林、池、まだ咲いている八重桜の下をのんびりとノルディック・ウォーキングのポールを突きながら残された園内2回りを歩いた。こうして、3周を完走したので約4qは歩いたことになる。まだ歩いている指導員に一言伝え、先に家路につく。
 3月12日に交通事故にあい少々打撲し痛がっていたMakikoであるが、今日はこうして完璧とはいえないが皆さんとウォーキングができるようになった。
 
 帰路につくが、まだ、昼前だ。入間から所沢に向かい所沢市に入ると角上鮮魚店がある。ここで上寿司を求め、お昼ご飯としようと話しがまとまる。車で、早速角上鮮魚店へ、そして寿司を求めて自宅に戻り、美味しい寿司の昼食を済ませる。午後は、火曜日からはじまる講義の旅の準備をする。【2014.4.19】
 
写真1:ノルディック・ウォーキング開始前に必ず行う準備運動
写真2:怪我した足が回復したようで涼しい木陰を元気に歩くMakiko
写真3:沢山のチューリップを発見し立ち止まる
写真4:つい両手にポールを持ってガッツポーズが出てしまう
 
2014.4.28 自宅にて記す