昭和記念公園は昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、立川基地跡地に1983年(昭和58年)に開園した国営の公園である。園内にはレインボープール、水鳥の池、子供の森、日本庭園、盆栽苑、自転車サイクリングコースなどがあるとても大きな公園である。入園料は大人410円、65歳以上のシルバーは210円である。
この公園で、5月18日(日)にロングステイクラブ(LSC)「東京歩こう会」と写真同好会のコラボでバーベキュー大会とデジカメ写真撮影会が開催された。園内の桜とチューリップは終わったが、ポピー、ヤグルマギク、すずらん、シラン、ギボウシ、ウツギ、さつきなどが最盛期である。また、ケヤキやサクラ、くすのきなどの新緑が青空に映えて、どこを撮っても絵になる。写真愛好家が集まりLSC写真同好会および「東京歩こう会」の皆さんと一緒に公園内を散策し、バーベキュー大会に参加した。
集合日時は、5月18日(日)AM11:00、集合場所はJR 立川駅 北口広場(2F)赤いパイプアーチの下付近である。参加者全員が揃ったところで、昭和記念公園内の渓流広場レストラン・バーベキューガーデンまで、約2時間かけ13:00に着くよう歩く。園内は非常に広い。噴水(写真1)、ポピーの花畑(写真2)、公園内の美しい景色を楽しみながらゆっくりとバーベキューができる渓流広場へ向かう。バーベキューは園内どこででも出来るわけではなく、ここ渓流広場レストランと限られている。お互い違った人生を歩んできた会員の方々と歩きながらの会話が楽しい。
5月16日〜18日は、第3回「立川いったい音楽まつり」が行われていた。広い園内各所で日本全国から集まった音楽愛好家が演奏する音楽ステージ何か所かにある。バーベキュー会場へ行く途中にも音楽ステージがあり、そこでは仙台からきたという3人姉妹の歌手が奇麗な歌声を披露していた。聞き惚れしばらくベンチに座っていたが、バーベキューの時間に間に合わなくなるので歌の途中で抜け出した。
バーベキューは1人2000円、ピーチパラソルのような大きな傘の下にガスボンベとコンロ付きの鉄板が準備されている。レストランの店員がバーベキュー用の食材、油、調味料などを運んでくれ、ガスに火をつけてくれる。あとは客達が勝手に肉や野菜を焼く。今日は、我々LSCの団体でこの場所は貸し切りのようだ。ビールやソフトドリンクなどの飲み物は、近くにあるレストランへ各自が出向き、求めてくるシステムになっている。
バーベキューはめったにやったことがないので珍しく、料理するのが楽しい(写真3)。同時に普段あまり交流のない会員と仲良く談話する。むしろ談話の方が料理の美味しさより楽しかった感じだ。人との交流の大切さを実感する。
一通りの食事、談話を終えたころ広い園内勝手に散策するようにと幹事さんから案内がある。会員の1人から日本庭園内にある盆栽苑が素晴らしいと聞いていたので、迷わず盆栽苑へ行く。推定250年かけて創られたという盆栽、そのほかにも高額のお金をだしても手に入らない素晴らしい盆栽がいくつもある(写真4)。昭和記念公園へ行ったら、一度は訪れるといい盆栽苑である。【2014.5.18】
写真1:公園内の珍しい噴水
写真2:ポピーの花畑
写真3:バーベキューに夢中
写真4:盆栽苑内の盆栽の一部
2014.5.31 自宅にて記す