まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2014/06/08 10:36:02|小さな旅の思い出
初めての銚子

 4月より通っていた千葉県旭市にある旭中央病院付属看護専門学校での講義を6月5日に終えた。旭駅から銚子駅まで電車で21分と近い。それなのに旭まで毎年来ていているのだが銚子に行かずに講義が終わると埼玉に引き返していた。銚子には有名な犬吠埼灯台があるのは昔から知っているので、いつか行きたいと思っていた。
 
 銚子出身あるは銚子から通っている何人かの看護学校職員および学生がいる。銚子はよいところだと教えもらっていたが、毎年果たせずに今日にいたっている。今年は最終講義を終えてから行ってみようと決心し、インターネットで犬吠埼灯台に最も近いホテル「犬吠埼ホテル」1泊の予約を2週間ぐらい前にとっておいた。その日が来たのであるが、生憎の雨模様。
 
 主婦業に専念しているMakikoに銚子行きの話しをしたところ行ってみたいというので、現地で合流することにした。Makikoは埼玉からなので4時間ぐらい、KoichiはJR旭駅からなので21分しかかからない。銚子駅改札口で合流する予定にした。授業が12時10分に終わるので旭駅13:10発の銚子行きに乗ると午後1時半ごろに銚子駅に着く。一方、11:40発の特急に乗るとその列車は13:10に旭駅に着くので彼女もその特急の自由席に乗っているはずである。列車に乗り携帯電話をかけると彼女は1号車に乗っているという。私が乗ったのは3号車なので銚子駅改札口で合流ではなく列車内で無事に合流ができた。
 
 旭から銚子までの所要時間は21分(運賃は320円)、銚子電鉄の銚子駅から犬吠駅までの所要時間は27分(310円)。電車は1両編成で、駅には駅員がいないので切符は車内で買うのだとJR銚子駅の改札口で教えられた。JR銚子駅に着くと改札口には写真1のように歓迎の幕が下がっているが人影なく寂しい。駅前通りを少し歩くとお土産や「セレクト市場銚子」があると聞いている。そこの醤油ソフトクリームが珍しく美味しいと教わっていた。店内に入ると地元のお婆さんが、親切にも今日は水曜日で100円引きだから食べてみなという。だが、今日は木曜日、おばあちゃんの勘違いだ。したがって正価で250円だ。正しく醤油味がして珍しいし、美味しい。なぜこのような醤油のソフトクリームがあるのか考えて見ると、ここ銚子にはヒゲタ醤油工場とヤマサ醤油工場があるからのようだ。銚子にはもう一つの名物があるという。それは濡れ煎餅。煎餅はぱりぱりしたのを好むが、教わったので試食してみる。いろいろな醤油味があるが、少々甘塩っぱい濡れ煎餅が美味しい。
 
 JR銚子駅から銚子電鉄に乗り換える。銚子電鉄の電車は編成車両が少ないので、ホームはJRと共有している。ホームの途中に可愛い小さな建物がある。待合室かと思ったら、それが銚子電鉄の銚子駅だ。この駅から27分乗ると犬吠駅に着く。発車は1時間に1本ぐらいの割合であるから見逃すと1時間待たされる。
 
 数日前に銚子電鉄の犬吠駅からホテルまでの道順を電話でたずねたところ、歩いても10分ぐらいだが出迎えに行くという。犬吠駅に着くと雨が降り出しそうだったので迎えをお願いすると数分でホテルの車がやってくる。車では数分のところで極めて近い。ホテルから犬吠埼灯台が見え、ここへも歩いて直ぐ行けるほど近い。夕食まで間があるので、いまにも雨が降りだしそうだったがぶらぶらと灯台へ向け歩き出す。続く!【2014.6.5】
 
写真1:JR銚子駅構内の歓迎垂れ幕
写真2:銚子電鉄の電車
写真3:車内で発売している乗車券(駅数が10で終点の1駅前が犬吠駅)
写真4:犬吠埼ホテルの全景
 
2014.6.8 自宅にて記す







2014/06/05|思い出
もんじゃ焼きとお好み焼き

 6月1日午後3時半、ノルディック・ウォーキングを終え隅田川沿いのウォーキング出発地点である「はとば公園」に全員集合。ここで、クールダウンのストレッチを終え解散。直ちに勝ちどき橋を渡り月島へ向かう。ここは、近年もんじゃ焼きで有名だ。隅田川沿いでノルディック・ウォーキングするなら、その帰路月島で「もんじゃ焼き」を食べようと誰からともなくうわさされ、そのうわさが実行に移される時間となった。
 
 城北ノルディック・ウォーキングクラブ会員6名は、他のウオーカー達と別れ勝ちどき橋を渡り、もんじゃ屋街(もんじゃストリート)へ移動。予約時間は夕方5時ということなので、ゆっくり歩いて間に合う。夕方5時の「もんじゃストリート」はまだ早く、人通りは少ない(写真1)。予約時間より少々早くに着いたので、先客はまだ食べている。その先客が食べ終えて出るまで入り口で待つ(写真2)。この界隈にはもんじゃ焼き専門店が50件ほどある。この時間にオープンしている店は多いが、客が入っている店と入っていない店がある。同じような店舗なのにどうしてこのような客の入りが異なるのか気になる。
 
 店舗によっては、有名人、芸能人が訪れた時の写真を店舗入り口に目立つように掲載しているところがある。また、インターネットを調べると月島もんじゃのランキングも載っているし、沢山の口コミ情報も見ることができる。こうした情報の他に、初めての来客のために「もんじゃの作り方」を教えてくれるところもある。お好み焼きは、材料のまとまりがよいので焼きやすい。一方の「もんじゃ」となるとやり方が分からない客が多いようだ。とすると、初めての客に作り方を親切に教えてくれる店舗が客に喜ばれ集まるのではないかと推測する。実際に「もんじゃ」を作ってみると分かるが、初めてもんじゃを焼く人はどうしてよいか分からない。今回訪れたノルディック・ウォーキングの仲間も作り方は分かっていないようなので、店員に親切に教えてもらう。こうした情報がネットに口コミ情報として流れているので、その情報を見て駆けつける客もいるのではないかなと思う。美味しいかどうは、作り方を覚えた後の話で、まずはもんじゃを焼く必要がある。
 
 もんじゃはまず鉄板に乗せた野菜と具を金属のヘラを使って細かくきざむ。次に写真3のようにきざんだ野菜と具材を噴火口のように丸く土手を作る。その土手の内側に水に溶かしたメリケン粉水?を流し込む。やがて、メリケン粉水が固まりはじめ、ドロドロになる。野菜の土手を崩し、混ぜ合わせる。そして、もんじゃ専用のスプーンですくい、口に運んで食べる。こうして料理しながら、おしゃべりしながら、飲みながら食べるので楽しい。
 
 一方の「お好み焼き」は写真4のように、最初から固形に近い状態である。できあがりは写真のように固まるので、ソースやマヨネーズをかける。一方の「もんじゃは」、あたかも溶岩が噴火口から流れ出るような感じで、流れ出た軟らかい「もんじゃ」が固まる寸前状態ですくい上げて食べる。こうして約2時間、美味しいもんじゃ焼き・お好み焼き、それに楽しいおしゃべりをし、もんじゃ屋店舗「しなのや」をあとにした。【2014.6.1】
 
写真1:夕方5時、まだ人気がない「もんじゃストリート」
写真2:もんじゃ屋「しなのや」で入店を待つ
写真3:「もんじゃ」はこうして作る
写真4:「お好み焼き」を作るのは「もんじゃ」より簡単
 
2014.6.4 自宅にて記す







2014/06/03 23:59:05|思い出
隅田川を航行する船君たち
 6月1日(日)、暑い日射し中でノルディック・ウォーキング関東のウォーキングが隅田川沿いで行われた。その様子は前回のブログで紹介した。川沿いを歩くと気になるのが航行する船君達である。沢山の船が下流・上流に向けて航行しているのでデジカメで写真を撮った。

 戦後間もないころ隅田川に近い向島に住んでいた。当時、よく隅田川で泳いだが、たまに荒川の方まで足をのばして泳ぎに行ったこともある。泳いだ隅田川の場所は東大と一橋大の艇庫があったところで、艇庫の浮き台を基地にして遊んだ。この場所は有名な言問団子にも近い。そのころ航行する船の数が少ないため泳いで川を往復する者がいて、川を横断したことを自慢する先輩がいた。

 隅田川を航行する船の多くはポンポン蒸気船でのんびりと荷物を運んでいた様子が目に浮かぶ。観光船などはない。丸太をくくり合わせた長い筏をおじさんが竿をさしながら航行する姿もみたことを思い出す。そのころの川の水は奇麗でハゼが沢山生息していて、ハゼがよく釣れた。ハゼを釣るために餌であるゴカイが必要、そのゴカイをとるために引き潮の折、隅田川に行きどろんこになって、ゴカイをとった思い出もある。【2014.6.1】
 
2014.6.3 自宅にて記す







2014/06/02 15:59:01|思い出
隅田川沿いでノルディック・ウォーキング

  今日から6月、1日の今日は最初の日曜日。この日に隅田川沿いを歩くというノルディック・ウォーキング関東からのが情報が入った。子供の頃、隅田川に近い向島に住んでいたこともあって、隅田川沿いを歩くということを聞き懐かしく、つい参加したくなった。
 
 5月に城北ノルディック・ウォーキングが行われた際に上記の連絡が入った。何人かの仲間が参加するという。隅田川のウォーキング終了後に勝ちどき橋の近くにある月島の「もんじゃ街」で“もんじゃ”を食べようという話しがまとまった。リーダーのIさんが今日訪れる“もんじゃ・お好み焼き”のお店(しなのや)を予約しておいてくれた。安心してもんじゃ・お好み焼きはたべられる。Iさんに感謝。
 
 集合は、築地本願寺裏手の隅田川沿いで、勝ちどき橋に近い「はとば公園」に13:00。城北ノルディック・ウォーキングからの参加者は6名である。午後1時、参加者全員(60人ぐらい)が集まり、準備運動を行い出発。隅田川で一番海側の橋は「勝ちどき橋」である。続いて「佃大橋」、「中央大橋」、「永代橋」と続く。今回のノルディック・ウォーキングは勝ちどき橋近くの「はとば公園」を出発地として、勝ちどき橋を渡り月島側に入り、川沿いに沿って佃大橋を通り中央大橋へ向かう。中央大橋を渡りきり、再び川沿いに沿って歩き勝ちどき橋近くの「はとば公園」に戻るコースである。こうして隅田川にかかる2本の橋を渡り、一周すると約5qだそうだ。歩幅を50センチとし歩数に換算すると約1万歩となる。丁度いい運動である。
 
 今日は、6月としては非常に暑い真夏日で30℃を越えるという天気予報。本日のウォーキングは8q歩く予定であったが、暑さを考慮して5qの歩行距離に変更となった。水補給のため途中で3回ほど休む。帰路に入り勝ちどき橋が見えるあたりから、元気よく歩く子供のように“もんじゃ” “もんじゃ”とうかけ声が聞こえてくる。というのは、城北ノルディック・ウォーキングクラブでは、お昼少し前にウォーキングを終える。その後、イタリアンレストランへ出向き、歩いた仲間と食事をとる習慣がいつの間にかできている。汗を流した後であるから、その食事が格別おいしい。私はお酒が飲めないから分からないが、飲める人は汗を流した後のビールは格別に美味しいそうだ。飲めない私はコカコーラ、ジンジャエールなどソフトドリンクなら何でも美味しく感じる。
 
  こうして、暑いさなかのノルディック・ウォーキングであったが、無事に5qを完走し、午後4時少し前にウォーキングを終えた。クールダウンのストレッチを行い、参加した他のグループの皆さんと別れた。これから楽しい“もんじゃ・お好み焼き”屋へ移動だ。【2014.6.1】
 
写真1:ノルディック・ウォーキング開始時の儀式?ストレッチ
写真2:「勝ちどき橋」を渡る会員の皆さん
写真3:「勝ちどき橋」からから「東京スカイツリー」が見えた
写真4:中央大橋付近で撮った隅田川を背景にした記念写真
 
2014.6.2 自宅にて記す







2014/05/31 8:50:57|思い出
昭和記念公園内でバーベキュー

  昭和記念公園は昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、立川基地跡地に1983年(昭和58年)に開園した国営の公園である。園内にはレインボープール、水鳥の池、子供の森、日本庭園、盆栽苑、自転車サイクリングコースなどがあるとても大きな公園である。入園料は大人410円、65歳以上のシルバーは210円である。
 
 この公園で、5月18日(日)にロングステイクラブ(LSC)「東京歩こう会」と写真同好会のコラボでバーベキュー大会とデジカメ写真撮影会が開催された。園内の桜とチューリップは終わったが、ポピー、ヤグルマギク、すずらん、シラン、ギボウシ、ウツギ、さつきなどが最盛期である。また、ケヤキやサクラ、くすのきなどの新緑が青空に映えて、どこを撮っても絵になる。写真愛好家が集まりLSC写真同好会および「東京歩こう会」の皆さんと一緒に公園内を散策し、バーベキュー大会に参加した。
 
 
 集合日時は、5月18日(日)AM11:00、集合場所はJR 立川駅 北口広場(2F)赤いパイプアーチの下付近である。参加者全員が揃ったところで、昭和記念公園内の渓流広場レストラン・バーベキューガーデンまで、約2時間かけ13:00に着くよう歩く。園内は非常に広い。噴水(写真1)、ポピーの花畑(写真2)、公園内の美しい景色を楽しみながらゆっくりとバーベキューができる渓流広場へ向かう。バーベキューは園内どこででも出来るわけではなく、ここ渓流広場レストランと限られている。お互い違った人生を歩んできた会員の方々と歩きながらの会話が楽しい。
 
 5月16日〜18日は、第3回「立川いったい音楽まつり」が行われていた。広い園内各所で日本全国から集まった音楽愛好家が演奏する音楽ステージ何か所かにある。バーベキュー会場へ行く途中にも音楽ステージがあり、そこでは仙台からきたという3人姉妹の歌手が奇麗な歌声を披露していた。聞き惚れしばらくベンチに座っていたが、バーベキューの時間に間に合わなくなるので歌の途中で抜け出した。
 
 バーベキューは1人2000円、ピーチパラソルのような大きな傘の下にガスボンベとコンロ付きの鉄板が準備されている。レストランの店員がバーベキュー用の食材、油、調味料などを運んでくれ、ガスに火をつけてくれる。あとは客達が勝手に肉や野菜を焼く。今日は、我々LSCの団体でこの場所は貸し切りのようだ。ビールやソフトドリンクなどの飲み物は、近くにあるレストランへ各自が出向き、求めてくるシステムになっている。
 
 バーベキューはめったにやったことがないので珍しく、料理するのが楽しい(写真3)。同時に普段あまり交流のない会員と仲良く談話する。むしろ談話の方が料理の美味しさより楽しかった感じだ。人との交流の大切さを実感する。
 
 一通りの食事、談話を終えたころ広い園内勝手に散策するようにと幹事さんから案内がある。会員の1人から日本庭園内にある盆栽苑が素晴らしいと聞いていたので、迷わず盆栽苑へ行く。推定250年かけて創られたという盆栽、そのほかにも高額のお金をだしても手に入らない素晴らしい盆栽がいくつもある(写真4)。昭和記念公園へ行ったら、一度は訪れるといい盆栽苑である。【2014.5.18】
 
写真1:公園内の珍しい噴水
写真2:ポピーの花畑
写真3:バーベキューに夢中
写真4:盆栽苑内の盆栽の一部
 
2014.5.31 自宅にて記す