「みなとみらい会」というのは、LSC(ロングステイクラブ)の支部の一つで神奈川県、特に横浜をベースに活躍しているLSCである。6月14日(土)10:30〜12:30より、横浜文化体育館の一角にある平沼記念レストハウスで、Eさんが外国で病気になられた時の貴重な体験談が聴ける講演があるというので、出席した。演題は「旅行先での突然の病気・怪我に備える」というもので、大変貴重な話しが聴けた。
以下は、講演時に配布された資料に記された貴重なコメントである。海外旅行をするものにとって本講演はとても参考になった。
◎かかりつけの医師(ホームドクター)(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、専門分野など)の情報
◎海外旅行保険の契約書・保険証、その他の任意保険の契約状況を証明する資料
◎クレジットカード(VISA、Diners、AMEXなどのゴールドカード)の携帯
◎持病および治療中の病気に関する資料(病名、治療機関、治療内容、服薬状況など具体的な情報)
◎現在の旅行、滞在に関する資料(旅行スケジュール、航空券、宿泊先の住所・名称・部屋番号、同行者名など)
◎病院は外国ではビジネスだということを認識すること
◎病院側は食い逃げされないよう事前チェックが厳しい(支払い条件、支払い能力など)
◎病院、主治医の判断に従うべき旨の誓約書にサインする
◎病室、治療方法についてドクターと交渉ができる(英会話能力、医療知識、専門用語に精通していない限り、主治医、病院側の言いなりになるしかない)
◎支払い能力がない場合、医療費が低額または無料のWhite Hospitalに行く。患者でごった返していて現実にはいつ治療が受けられるかわからない。
◎病気・事故は基本的には自己責任によるものだということを肝に銘ずるべき
◎カード保険でカバーできるもの:タクシー代、ガソリン代(上限40$)、入院などによる飛行機の変更料、駐車場料金、医療業務のための通訳料
◎その他保険でカバーできるもの:上記以外のものもあるが事前に保険会社の了解が必要。立て替えて後日還付を受けることができる(書類手続きが非常に面倒)
講演終了後、平沼記念レストハウス内の講演会場で参加者と一緒に各自持参のお弁当を食べる。食べながらの会話で話しが弾む。その後、山手西洋館めぐりを開始。外交官の家→ブラフ18番館、外人墓地周辺を見学した。皆さんは横浜市イギリス館へ行ったが、我々夫婦は自宅まで遠路であることと、疲れたので、イギリス館手前で皆さんと別れ地下鉄みなとみらい線「元町中華街駅」に向かった。丁度よいことに、この駅より西武池袋線小手指まで行く特急がやってきた。乗り換え1回で自宅最寄り駅の狭山ヶ丘駅に帰ることができた。
昨日は東急ハンズ新宿での紐の買い物と叙々苑の焼き肉、今日は、貴重な講演と横浜山手西洋館巡りを行った。1泊2日で美味しい食事と楽しい会話、有意義な講演と山手西洋館巡りと2日間にわたり有意義な日々を過ごすことができた。健康で元気で過ごせることは有り難い。【2014.6.14】
写真1:平沼記念レストハウス内での講演会場
写真2:山手西洋館巡りに出発
写真3:素晴らしい眺めの外交官の家
写真4:外交官の庭とそこから見える横浜のビル街
2014.6.29 自宅にて記す