まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2014/08/16 20:37:19|思い出
Warhorse(戦火の馬)
   「戦火の馬」という映画が2011年に制作され、2012年春に日本で放映された。この映画は見落としたが、一作日ミュージカルの「戦火の馬」を澁谷駅前にある 東急シアターオーブでMakikoと観てきた。2年前に観た予告編映画では、戦地を駆け回る本物の馬が印象的であった。今回は、舞台の上で馬をどのように演出するのか楽しみであった。
 
  第1次世界大戦下(1914年〜1918年)を舞台に、主人公の少年アルバートとその愛馬ジョーイのかけがえのないきずなの物語である。愛馬ジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られる。アルバートは徴兵年齢に満たないが19歳と偽り、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。激戦下に生きのびた愛馬ジョーイに再会するという感動の物語である。
 
  舞台装置はこれといった特定のものはない。普通のミュージカルなら、家とか森とか海岸とかを表現した舞台装置がある。このミュージカルには舞台上には特別な仕掛けはなく、舞台の上部に左右に広がる大きな雲のような映像を映す幕が張られているのみである。その幕に戦場の様子、愛馬ジョーイが走る様子などが映し出される。
 
  問題の愛馬ジョーイは、舞台から遠いので詳細は不明なのだが、機械のリンク機構を組み合わせ作ったハリボテのように見受ける。この中に2人が入り前足と後ろ足を操る。さらにもう1人が馬の頭部を操り、本物の馬の動作をさせていた。馬の足は4本であるが、この劇場馬は3人の人間の足6足が加わり全部で10足が舞台の上をところ狭しといわんばかりに動き回る。演劇が終わる直前に、少年アルバートと彼の愛馬ジョーイが再開し、喜びあうシーンでは馬を立ち上がらせる。操作する人がさらに2人増えていた。馬の足より人間の足の数のほうが多かったが、違和感は全く感じない。ただただ、感動して演劇の物語の中に入り込み、ミュージカルを楽しむことができた。言語は英語であったが、日本語訳が舞台の両側に電子表示板の形で表示されるので内容はよくわかる。
 
  馬の歩く足元を良く見ると、馬の足首の動きは本物そっくりで驚く。後ろ足を操作している人は、馬の胴体の中に入って立ち、スキーのストックのような棒を両手に持ち、馬の後ろ足を動かしている。また、前の足は両手で足関節部にセットされた棒状の取ってを持って動かしていた。さらに、馬の頭部は、馬の胴体外に立つ操作人が、頭部を持ち首や頭を本物の馬同様に操っていた。
 
 馬以外に出演した生き物はアヒルと鳥がいた。アヒルは車輪付き、鳥は長い竿の先に取りつけ飛び回わらせさていた。短時間であったが、戦車もでてきた。これはかなり大きい物で、作りは簡単に見えた。ただ、舞台を通り抜けるだけで、激しい戦場の1シーンを表していた。

  小銃や大砲などの武器を使うシーンが多々ある。発砲時の大音響や銃器からでる煙が舞台一面に漂う。この煙が結構、煙たく会場から何人もの人が咳きをしていた。私ものどが渇いたからでたのかなと思ってが、やはり舞台が発した煙の臭いで咳き込んだようだ。この煙で戦場場面に迫力あるシーンを表現できていたが、客の立場になると迷惑であった。【2014.8.14】
 
写真:東急シアターオーブにて
 
2014.8.16 自宅にて記す







2014/08/13 3:40:21|思い出
11年目の子供ラジオ体操会

 11年目の和ヶ原公園ラジオ体操会は、いつものように毎日実施している。7月19日から学校が夏休みに入り、ほぼ半月が過ぎた。元気なちびっ子達と一緒に行うラジオ体操は楽しく、彼らから元気をもらえる。いつもなら50人前後、夏休みに入り子供達も加わり60〜70人という大勢の皆さんで朝6時半からのラジオ体操を楽しんでいる。
 
  ここ何年か前から月々の統計をとっている。それは、男女別と参加者合計人数である。それに最高・最低気温と日平均気温をグラフに加えている。この気温情報は、気象庁が毎日発表している所沢地方の気温をインターネットで調べ記入している。
 
 7月はちびっ子達が参加したので、急に参加数が増えた。このことがきっかけで、今年に入ってからの毎月の平均参加者人数を調べ、写真4の棒グラフにしてみた。この図から、寒い2月の参加者は20人を下回っていることがわかる。しかし、2月以外は平均30人を越える参加者である。子供達が参加する7月の人数を除くと、おおむね平均40人が参加している。この平均というのは、雨の日の参加者ゼロ人も入っている。雨の日を除くと50人ほどの人達が毎日健康を維持するために参加している。
 
  何しろ93歳を最高齢とし60〜80歳のお年寄り達が、雪の積もるマイナス気温の中、30℃を越える真夏日でも行っているのだから素晴らしい。健康である秘訣は動くことだと信じ、毎日参加している。【2014.8.12】
 
写真1:ちびっ子達を最前列に毎朝のラジオ体操風景
写真2:元気がないちびっ子が目立つのが気になる
写真3:体操が終わると出席カードにハンコを押す
写真4:平成26年1月から7月までの平均参加者数のグラフ
 
2014年8月13日 自宅にて記す







2014/08/08 13:35:00|思い出
艶々・きらきらのべっぴん稲庭うどん

   銀座で「艶々(つやつや)・きらきらのべっぴん稲庭うどん」と今月8月のLSC「第16回 お値打ちランチを食べる会」の親切な下記案内が、いつものように幹事のTさんからメールで頂いた。案内の表題を見るとぜひ行きたくなる。
 
艶々(つやつや)きらきらのべっぴん稲庭うどん
第16回「お値打ちランチを食べる会」
8月5日(火) 11:30〜
佐藤養助 銀座店   
東京都中央区銀座6-4-17 出井本館 1F
   秋田の、創業万延元年(創業154年)「佐藤養助商店」直営の銀座店で暑い夏に、のど越しの良い稲庭うどんを頂きます。高級な和食店にでも来たかのようなお洒落な空間で頂く稲庭うどん!一本一本手作りで仕上げた極上うどん。半透明に茹で上げれば純白の光沢を放ち、まるで絹のような滑らかさ。するすると喉元を過ぎる食感、またそれに似つかぬ麺のコシの強さ、一子相伝(学問や技芸の奥義(おうぎ)をわが子の一人にだけ伝えること)で脈々と伝統技法が伝えられて来た(現在は技術公開されています)伝統の職人技を感じて下さい。
 沢山の美味しいメニューがありますが、当日は下記人気メニューの中から事前の予約をお願いいたします。
   ・二味せいろ    ●醤油つゆと胡麻味噌つゆ ・・・・・・1,100円
   ・天ぷらせいろ二味 ●醤油つゆと胡麻味噌つゆ ・・・・・・1,900円
         上記にはあきたこまちと小鉢がセットで付き、麺の増量もOK
    ・タイ風グリーンカレーつけ麺・・・・・・1,200円
 日本三大地鶏の一つである比内地鶏と秋田のしょっつる(調味料の1つで秋田特産の魚醤油、ハタハタイワシなどの塩漬けを発酵させてとった汁)を使用した濃厚なグリーンカレーのつけ麺
   電話かメールで希望の番号をご連絡くださいませ。
銀座駅C2出口から徒歩約2分/日比谷駅A1出口から徒歩約3分
 東京メトロ日比谷線と丸の内線の銀座駅のC2番出口を出て数寄屋橋の交差点から新橋方面に一つ目「銀座西五丁目」の信号を右折、次を左折、左側の3つ目のビル
 
 上記が第16回「お値打ちランチを食べる会」のメール案内でらある。 麺類大好き人間にとって、上記案内をみたら参加を見逃すわけにはいかない。実は、丁度この日、我々夫婦ともども予定が入っていた。しかし、この予定はさぼることが出来るので、“銀座で「艶々・きらきらのべっぴん稲庭うどん」“と聞き迷うことなく、食べる方を選んだ。
 
  銀座でうどんを食べて直ぐ埼玉は戻るのはもったいない。というわけで食事の後、渋谷Bunkamura ル・シネマで映画「サンシャイン、歌声が響く街」を見ることにし、入間の自宅を午前10時にでた。今日はやけに暑い。帰ってからわかったのだが、日本列島軒並みに35℃を越える猛暑だ。特に関東地方は40℃に限りなく近い気温であった。
 
 地下鉄銀座線出口C2を出るとソニービルが見える。そのビルを右に回り銀座5丁目交差点に出て、また右に曲がり1ブロック先の交差点を左に曲がると直ぐに写真1の銀座 佐藤養助の看板が見える。うっかりすると通り過ぎそうなビルの一階。入り口は狭いが、中に入ると案内にもあったように「高級な和食店にでも来たかのようなお洒落な空間」が広がっている。我々LSC会員は20数名の団体予約なのでのんびりと食事ができ雑談も楽しめそうな奥の畳みの部屋に案内される。我々夫婦は、タイ風グリーンカレーつけ麺と二味せいろ(醤油つゆと胡麻味噌つゆ)を注文。
 
   まもなくすると、タイ風グリーンカレーつけうどん(白ご飯付き)と醤油つゆと胡麻味噌つゆの二味せいろ(白ご飯付き)が運ばれてきた。写真2は前の席の方が注文した天ぷらせいろ二味、写真3はMakiko注文の醤油つゆと胡麻味噌つゆ付の二味せいろである。いずれのうどんも純白な光沢を放ち絹のような滑らかさだ。また、ついてきた秋田こまちのご飯も輝いている。タイ風グリーンカレーうどんは珍しい味で美味しい。Makikoの二味せいろもさっぱりしていて美味しいという。
 
   稲庭うどんの稲庭の意味が不明だったので調べたところ、秋田県湯沢市稲庭町稲庭(字)というところがあって、稲庭は秋田県の地名であることがわかった。その土地で長い間、受け継がれたうどんなので稲庭うどんという。また、湯沢市は新潟県かと思っていたら秋田県にも湯沢市があったことに調べて気がついた。
 
   食事後は自由解散。ただし、ソニービルが近いのでということでビル内を見学できる小冊子を配布して頂き、立ち寄るとよいのではというコメントを幹事さんから頂いた。ソニービルに立ち寄りゆっくり見学しかかったが、渋谷へ移動し14:30からはじまる映画を観る予定であったので、館内の三階まで見て、地下鉄銀座線で渋谷へ移動した。ビル内は涼しいが、外は暑い。渋谷駅から東急百貨店となりのBunkamuraまで歩く間は、ともかく暑く澁谷駅から映画館までの道のりがえらく遠いと感じた。30分ほど早く着いたので百貨店内のコーヒーショップでマンゴプリンとコーヒーセットを注文(写真4)し涼みながら時間調整。
 
   映画は予定通りに始まり、席は8割がた埋まっていた。映画に出てくる街はスコットランドのエジンバラ郊外の“リース”というところ。幸福な家庭がバラバラになる。彼らを再び結びつけるある出来事が起こり、それが元で平和な家庭が戻るというミュージカル。私はよい映画だと思い評価80点、Makikoは暑さで疲れたせいか前半寝てしまい評価できないという。映画館は涼しく、椅子の座り心地もよいので居眠りするには丁度よい場所だ。残念!【2014.8.5】
 
写真1:佐藤養助 銀座店の正面玄関
写真2:美味しそうな天ぷら二味うどん
写真3:これも美味しい二味うどん
写真4:映画の広告とマンゴプリン
 
2014.8.8 自宅にて記す







2014/08/03 12:01:39|思い出
勧誘・無言電話がこなくなった!
  多くの家庭では「マンションなど不動産」「畳み屋」「保険」「結婚相談」「金融業者」「墓」など各種勧誘の電話および「無言電話」などがかかりお悩みではなかろうか。我が家でも毎日、何件かの勧誘や無言電話で悩まされ続けた。とくに気持ちが悪いのは「無言電話」および同居していない息子の名前をだし「○○さんいますか?」である。用件を聞くと「結婚相談所」から、あるいは「いない」というと突然切るという電話だ。
 
 夜間かかってくる怪電話はなんとも気持ちが悪いし落ち着かない。レストランか酒場などからかけているのであろうか相手電話の背景からなにやら騒々しい音楽・雑音が聞こえることもある。今かけている電話番号はどこで知ったかと尋ねるとイエローページからだという。とうの昔にNTTへ番号掲載を断ったはずなのだが。いずれにしても、この地に引っ越してから何十年も使ってきた電話番号であるが、思い切って1月前の6月初旬に番号変更の手続きをとった。直ぐに子供達や一部親類へ変更した旨を伝えた。
 
  それ以来、上記のようなところからの電話や無言電話は全く来なくなった。それは見事である。これですっきりと思っていたのだが、息子から銀行、郵便局、カード会社など金融関係、病院、友人・知人など関係各所へ変更を伝えておかないといけないと連絡が入った。言われてみれば、身分を明かすためによく電話番号を言え、というところもあるのでもっともである。番号を言うようにいわれ、慌ててその旨を知らせその場で変更手続きをとったところもいくつかある。多くの変更先は電話で連絡がついた。やっかいな金融機関もあった。届け印鑑、身分を証明する運転免許証のようなものを持って来店せよというところである。
 
  以上のように、電話番号を変更し関係する各所へ連絡し、はや1ヶ月と20日ほど過ぎた。今では上述の勧誘電話や無言電話は完全にかかってこなくなり、静かで安心した生活を送っている。年賀状をやりとりしている知人、友人にはまだ知らせていないので、来年の年賀状の折に連絡する予定である。「おれおれ」電話のような電話は、まず、かかってこないであろうことを期待している。【2014.8.3】
 
2014.8.3
自宅にて記す







2014/07/30 20:17:22|思い出
皇居でノルディック・ウォーキング

  主治医のササキクリニック医院長の佐々木巌先生が主催する城北ノルディック・ウォーキング(N.W.)会に毎月参加している。このN.W.会は、いつもなら都立城北中央公園の中でウォーキングする。しかし、ここ何年か前から8月に限り皇居周辺をウォーキングして、最終の目的地を日比谷茶廊としている。そこで納涼会を行い参加者との交流を深めている。
 
 糖尿病予備群として、運動療法をご専門とする佐々木先生にお世話になっている。先生のすすめで雪山のスキーのようなポールを両手に持って歩くノルディック・ウォーキングを始めた。ただ歩くより、20%ほどエネルギー消費が多いことと、姿勢がよくなり、歩幅が広くなり歩く速度も増すことも分かった。歩いた後は、大変心地がよい。そのため、妻もポールを求め、しかも旅行先でもポールを持って歩きたいということで、持ち運びが便利な3段式のポールも求めた。そのポールを持って、グランドキャニオン、ヨセミテ国立公園内、サンフランシスコでゴールデンブリッジを見ながら、あるいはハワイでダイヤモンドヘッドを正面に見ながら海岸線をウォーキングするという贅沢なことも行った。ポールを持つと歩くときの安定性が増し、運動したという実感がわくので、意識して歩く時はいつもポールを持って歩くようにしている。
 
 7月26日(土) まだ、暑さが厳しい午後17:30 東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」@番出口より徒歩3分のところにある東京FMホール正面玄関集合。いつものようにやや早めに到着したが、東京FMホール前の歩道は暑い。ホール入り口を覗くとこのビルはホールなので受付がなく、直ぐ階段になっている。中は冷房が効いているに違いないと判断し、中に入ったら案の定涼しい。ここで、20分ほど皆さんが集まるまで待たせてもらった。
 
 東京FMホール前の道路は内堀通りというそうで、その道路を隔てたところは皇居のお堀である。このお堀に沿って桜田門、日比谷公園方面へ向かって歩く。日比谷茶廊へ直行すると早すぎるというので、桜田門をくぐり二重橋前を一回りし日比谷公園内に入る。この日比谷公園と皇居のお堀の下には東京メトロ丸の内線、有楽町線、千代田線、都営三田線と4本の地下鉄が走っている。もし、これらの地下鉄が地上にあるとするなら、各種の地下鉄車両が見え、電車が走る様子がよく見えパノラマのようでさぞかし楽しいであろうと想像する。
 
 半蔵門駅から日比谷公園まで約1 kmはあるであろう。いつもの城北公園では3 km程度歩くので、今日はそれに比べたら少ない。しかも、半蔵門から桜田門にかけては下り坂なので歩きやすい。佐々木先生と看護師のWさんがご一緒のウォーキングなので、心強い。
 
 健脚の皆さんは、早々に日比谷茶廊と到着している。遅れて合流し、皆さんとともに直ぐに茶廊戸外のテーブルにつく。この日比谷茶廊は1949年創業のガーデンレストランで、日本で最も古いガーデンレストランといわれている。日比谷公園内の自然が気持ちいいテラスである。汗をかいたあとのビールは格別だと皆さんいいながら、美味しそうに飲む姿がうらやましい。飲めない我々夫婦はジンジャーエールを注文。ビールの味はわからないが、ジンジャエールは我々にとってとても美味しい。飲めなくても、こうして皆さんと楽しい場に同席できおしゃべり出来ることはとてもうれしい。【2014.7.26】
 
写真1:内堀通りから日比谷のビル街を眺める
写真2:佐々木先生とツーショット
写真3:桜田門で一休み
写真4:日比谷茶廊で納涼会
 
2014.7.30 自宅にて記す