夏休みで九州から出てきた孫達の最後の願いは「デズニーシー」見学だ。彼らの両親とじじばば達も初めて訪れるデズニーシー。孫が行きたいと言わなければ一生出かけないかもしれないデズニーシー。彼らが九州から出てきて埼玉に3日泊まり、昨日の富士山見学に引き続き、行きたい最後の訪問地デズニーシーを訪れた。
今日のデズニーシー行きは、泊まりがけ。まずは、あらかじめ予約をしておいたアパホテル潮見へ行き、荷物を預ける。このホテルがある潮見駅からデズニーシーがある舞浜駅へは、駅3つ目であることをあらかじめ調べ予約しておいた。何しろ、デズニーランドとデズニーシーがある舞浜駅付近のホテルは高い。親子3代、6人が泊まるとなるホテル代も馬鹿にならない。そこで、潮見駅前にビジネスホテル「アパホテル」があることを知り3部屋の予約をした。
夏の夜のデズニーシー・パレードも見たいというが、朝から夜のパレードまでの見学は身が持たない。そこで、デズニーシーに午後入場し、夜までそこで楽しむという予定で出かけた。舞浜駅から歩いて10分ほどのところにデズニーシーがあるが、駅前からデズニーシー入り口までデズニーリゾートラインという名のモノレールが走っているのでそれに乗る。このモノレールは駅が4つしかない。その駅名は「リゾートゲートウェイ・ステーション(舞浜駅前)」、「東京デズニーシー・ステーション」、「ベイサイド・ステーション」、「東京デズニーランド・ステーション」という長い駅名ばかりの4つである。1周5 kmの環状線で、いずれの駅間の運転所要時間も2分〜4分と短い。乗車運賃は大人250円、子供130円。
JRの電車内から見えたデズニーランドの駐車場にはほとんど車はない。今日は空いているのではと思っていたが、夏休みの日曜日とあって、電車で訪れた若い人達でいっぱいだ。催し物が見られる人気パビリオンはどこも長蛇の列。特に人気あるパビリオンは2〜3時間待ち。園内を歩くだけで楽しい雰囲気はわかる。たまに出会う人気キャラクターには人だかりし、記念写真を撮る人達が群っている。
子供2人と年寄り2人が一緒なので、あまり待ち時間が長いパビリオンへの入場は控えた。デズニーシーというだけあって人工の川や湖のようなところが目立つ。湖ではおしゃれした何艘もの船が行き来するパレードがあって見ていて楽しい。人工の川を一回りする遊覧船に乗った。この船に乗る人の行列は他の催し物の行列に比べ少なかったので乗船できた。20分ぐらいの船旅である。
少々待ち時間は長かったが、入れたパビリオンがある。そこでは、宇宙船のような乗り物の座席に座ると、真っ暗闇の部屋前方に大画面の映像が映し出される。その映像は、宇宙船が宇宙の中を飛ぶような錯覚におちいる映像だ。椅子は左右に振れるし、上限振動も伴う。おまけに、予想外のシーンで水滴まで飛んでくるありさまなので、宇宙船に乗ったことがないから不明だが、宇宙をさまようような雰囲気が味わえる。年寄りには不向きだ。妻のMakikoは動きはじめてから、停止するまで怖いといい私の腕にかじりつきぱっなし。こんなことって、ここ何十年もない経験なので、私にとってはなかなか良い乗り物であった。若い夫婦と孫達は面白かったという。夕方、早めの夕食を園内で済ませる。
午後5時ごろになると我々夫婦が少々疲れを感じている様子を息子が察し、先にホテルに帰ったらどうかといってくれた。遠慮なく電車で3つ目の潮見駅前のホテルに戻る。夜のパレードを孫達と一緒に見学したかったが、それよりホテルで横になった方が良いと判断し先に戻った。翌朝、食堂で合流した際に聞いたところ、孫達は夜のパレードを十分楽しみ、夜10時ごろホテルに戻ったという。以上の経験と富士山を昨日間近でみたことで夏休みの宿題は十分に書けるようだ。
いつもなら帰る日も羽田空港まで見送るのだが、今回はいつもと異なりハードなスケジュールであったので、東京駅で別れた。夕方、無事に佐賀空港に着いたとの電話が入り、今年、孫達と過ごした夏休みを無事終えた。
以上のように、4泊5日の孫達の夏休みのお付き合いを終え、彼らから若さと元気をもらった。その反面、相当のエネルギーを費やした。消耗したエネルギーを徐々に回復させている最中である。【2014.8.25】
写真1:ヨーロッパの国の建物を思わせる風景が見られるデズニーシー入り口
写真2:園内を歩くと所々でこのようなキャラクターに出会える
写真3:人工の湖では派手なパフォーマンスが見学できる
写真4:高い人工の山から音を出しながら火が吹き出す光景も見られる
平成26年9月11日(木) 自宅にて記す