まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
ホノルルマラソンの前日 【ホノルル 2014.12.13】

  ホノルルマラソン開催の前日(13日)、コンベンション・センターへ行った。ここではマラソンの準備、現地登録受付、ゼッケンの受け渡し、それにツアー主催者や各ツアー企画旅行会社の説明会場にもなっている。開催4日前から、広い登録受け付け会場で行われ、マラソンに関係するシャツ、テープ、絆創膏、飲み物、ハワイお土産などの販売、各種宣伝が行われている。
 
 写真1はコンベンション・センター内の総合受付会場入り口である。センター2階にはいくつかの会議室があり、そこではツアー企画会社であることが分かるように写真2のような派手な人形を入り口に飾り、内部で企画した旅行会社の説明会を行う場所であることがよく分かるように工夫してある。
 
 1階は登録会場だが、過去のホノルルマラソンの記録写真展も開催されている。その中のひとつにハワイの有名人小錦が参加したときの写真を見つけた(写真3)。参加者は登録、ゼッケンを受け取る都合上コンベンション・センターへは必ず立ち寄らなければならない。我々はこのコンベンション・センター真横のアラワイ運河沿いで毎朝気功体操を行っているので、ここコンベンション・センターへ来るのは容易である。しかし、初めてここに訪れるとなるとホノルルではバス(タクシーもあるが)しか公共移動手段がないので結構まごつく。普段なら通らない臨時バスやトロリーを走らせ、参加者をここまで運んでいる。写真4はそのトロリーである。
 
 我々も初めてハワイに来たときは、地図をたよりにコンベンション・センターを探し歩いた記憶がある。いまでは、ここからアラモアナ・センターを経由して徒歩で行け、アラワイ運河沿いに歩いても容易に行けるようになった。【2014.12.13】
 
写真1:コンベンション・センター内のホノルルマラソンの垂れ幕
写真2:マラソン説明会会場入り口のミッキー人形
写真3:小錦の写真とMakiko
写真4:普段ならコンベンション・センター前には来ない満員のトロリー
 
平成26年12月15日(月) イリカイ・ホテルにて記す







10km・レースデーウォーク 【ホノルル 2014.12.14】

  ハワイ滞在中に10kmレースデーウォークに参加することをひとつの努力目標として掲げておいた。そのレースデーウォークが本日無事終わった。朝5時にアラモアナ・公園(イリカイ・ホテルから徒歩15分)に集合ということで、3時に起床し、4時半にホテルを出発した。集合場所へ向かうと、マラソン走者約3万人、レースデーウォーク約3千人が写真1のようにぞくぞくと一同に集まりはじめた。その後、5時にマラソン組は出発、25分遅れてレースデーウォーク組が出発。
 
  道路は完全封鎖され、ホノルル警察のパトカーが総動員して要所要所で警備にあたってくれている様子が見受けられ、歩いていて安心だ。街灯はあるものの薄暗くて広い車道をレースデーウォークの人たちが普通の速さでもくもくと歩く。幼稚園ぐらいの子供、赤ちゃんを背負った母親(ご主人はマラソンで走っているという)、身体障害者が車椅子参加、おばあちゃんが孫を抱いて歩く姿、結婚式をハワイで挙げその花嫁・花婿が結婚衣装のまま参加した若者、仮装して歩く人(仮装はフィニッシュ点で審査され賞がいただける)などなどで歩いていて楽しい行事である。ただ、今回はホテルを出るときから小雨が降っていて、肌寒い気候であった。傘は2人で1本持っていたが、結構濡れてしまった。しかし、南国であるから寒いといっても我慢できる範囲である。
  る。ここまで来ると一安心、ウオーキングは何時間かけてもOKなので、トイレ休憩ということでホテルの自分の部屋へ行きたまったものを出し、すっきりさせる。出してすっきり、こんどは1階のコンビニで買ってきたコーヒーを飲んで一休み。部屋は14階なので下界を見るとまだ歩いている人たちが沢山いる。ここイリカイ・ホテルからゴール地点まではあと3kmでもう少しだ。何事もなかったような顔をして再びウオーキングの仲間に加わりゴール地点へ向け歩き出す。
 
 こうしてゴールに達して記念写真を撮影したのが写真3である。右側のお二人はイリカイ・ホテルに滞在中のTさんご夫婦である。このフィニッシュ点を通り抜けると、完走証「2014 HONOLULU MARATHON & RACE DAY WALK FINISHER, Certificate of Completion of the Honolulu Marathon Race Day Walk on December 14, 2014」と書かれた証書が手渡される。
 
 こうして、無事レースデーウォークを完走し、朝食をとるためハヤット・リジェント・ホテル・ワイキキに立ち寄り、コーヒーとサンドウイッチを食べる。その後、疲れた足を引きずりワイキキの浜を歩いているとビックリ。写真4のような綺麗な虹が完走を祝ってくれるかのように出現した。感動だ!
 
 ハヤット・ホテルで朝食を済ますと、9時を過ぎている。道路の封鎖は解かれ、一般車両が走りだす。ワイキキからイリカイ・ホテルまで歩いて20分であるが、シニアパスを使える市営バスに乗り、ホテルに帰る。時計を見ると10時である。シャワーを浴び、一寝入りしたところ起きたらなんと午後3時だ。5時間の昼寝となった。寝過ぎた! 昨日の夜中にホテル前で事故があり救急車やパトカーが来たので騒がしくて寝られなかったとMakikoはいう。Koichiはそれには無関係で爆睡。Makikoは寝不足なのによくも10kmも歩いたと関心する。
 以上のように無事10km・レースデーウォークを完走できた。これも健康だからできることで健康であることに感謝している。
 夕食のためアラモアナ・センターへ行ったところ、指揮者の小澤征爾さんが日本茶を購入しているところに出くわす。面識がないので挨拶を交わすことはなかったが、こんなに近くで名指揮者にお目にかかれるとは驚きである。【2014.12.14】
 
写真1:集合場所にはぞくぞくと参加者が集まる
写真2:歩き始めて2km、まだ余裕だ
写真3:フィニッシュ点で一緒に歩いたTさんご夫婦と記念写真
写真4:レースデーウォーク完走後、ワイキキを通ると大きな虹が出現、感動!
 
平成26年12月14日(日) イリカイ・ホテルにて記す







もうすぐホノルルマラソン【ホノルル 2014.12.10】

  今日は12月14日(日)に開催されるホノルルマラソン現地受付開催日(10日)だ。このホノルルマラソンの後にスタートする10 kmレースデーウォークの参加申し込みも今日から3日間行われる。一作年(2012年)に来たときに初めて参加し、とても楽しい催しもので、しかも体力チェックにもなると思い参加した。そのときは、約時速4 kmの普通に歩く速度、つまり10 kmを2時間半で歩けた。昨年(1913年)は9月に来たので不参加。今年はこの12月に来たのでぜひ参加したいと思っていたので午前10時にその申し込みを済ませた。
 
 昨年ここイリカイ・ホテルで一緒になったTさんご夫婦が、8日に着いた。Tさんとは朝の気功体操を行うのに毎日一緒に通った。そうしたご縁で、ことしも同次期に来て気功体操をすることになり、到着以来2日しかたたないが、毎日気功体操に出かけている。今日も、アラワイ運河沿いでの気功体操を行って、一度ホテルに帰り、再び10 kmレースデーウォーク申し込みにコンベンション・センターまでいった。広いセンター内には、あらかじめ日本で予約申し込みをしていた人たちが受け取るゼッケンと記念Tシャツ用のデスクが番号順に沢山並べられてある。ゼッケンを受け取るデスクは、マラソンコーナーとレースデーウォークコーナーに別れている。マラソン参加者は3万人ぐらい、レースデーウォークは3千人ぐらいいるというから、かなりの人数の受付をしなければならない。日本での予約組に加え、我々のように現地申し込み組もいる。そのためコンベンション・センター内での関係者は、これから来る大勢の参加者を待ち受けていた。
 
  我々現地申込者は、別カウンターで申し込み用紙に氏名・住所などを記入し、$70を添えて申し込みをすると、ゼッケン、とおしゃれな黒色シャツが渡される。ゼッケンはNo.71426 とNo.71427で、そこには「2014 HONOLULU MARATHON RACE DAY WALK」と書かれてある。また、参加者が着る黒シャツには黄色と青色で「HONOLULU RACE DAY MARATHON 2014」と書かれてある。これを着てゼッケンを胸につけてホノルル市内のメイン道路を歩くことになる。このとき、マラソン走者、レースデーウォークの人たちは市庁舎前も通る。前回のブログで紹介したホノルル市長舎前に飾ってある大きなクリスマスツリーや人形を横目で見ながら通過することになる。
 
  レースデーウォークのエントリができたので、これまで欲しいと探し求めていた「ころころ」(粘着テープで絨毯のゴミを取る回転体)を探しに、ワードセンターズ、ウォールマート、ドンキホーテを探し回った。ない! 諦めて帰としたとき、アラモアナ・センター裏にニンジャという日本製品専門店を見つけた。なにげなく入り、味噌、醤油など欲しいが重いので買わずに帰ろうと出口近くまできたら、なんと先の「ころころ」があるではないか。ころころの構造部は$3.5と安いが、粘着テープのころころは3本入りで$13もする。そこで、構造部はTさん宅でも使うであろうと思い2本、ころころは一包みに3本入っているので、その内の1本をプレゼントしようと決め求めて帰った。自宅には白い絨毯が敷かれてあるのでパンくずなどのゴミは見えないのでこの「ころころ」は役立つと思う。掃除機はあるのだが、大型なので出したり仕舞ったりが面倒なので、この「ころころ」にこだわり探し回った。このようなわけで、今日の歩数はなんと16,700歩となり、当地に来てから最高の歩数となった。疲れ果てたMakikoはイビキをかいて爆睡中である。今日はホノルルに来たら10 kmレースデーウォークに参加したいとかねがね望んでいたので、そのエントリができとてもうれしい。【2014.12.10】
 
写真1:レースデーウォーク登録申込用紙記入
写真2:ゼンッケンと記念Tシャツが入っている袋
写真3:レースデーウォーク参加者4人
写真4:記念黒シャツにゼッケンを付けたウオーキングスタイル
 
平成26年12月11日(木) イリカイ・ホテルにて記す







スワップミートって何?【ハワイ 2014.12.6】
  アロハスタジアム・スワップミート(
Aloha Stadium Swap Meet)にJimmyとKimmyに連れて行ってもらった。スワップミートのスワップ(swap)とは交換という意味があり、ミート(meet)は会う、交わる、触れるなどの意味があるように、スワップミートは持ち物や使わない物などをお互いに物々交換する場のようでかつてはあった。それがいまでは小物、衣類、手芸品、工芸品、雑貨などを売買する場となったと説明を受けた。
 
 そのスワップミートが開催されるアロハ・スタジアム(Aloha Stadium)はアメリカハワイ州ホノルルに所在する球技場である。この広い球場の周囲一周に展開する青空マーケットをアロハスタジアム・スワップミートといっている。駐車場は無料だが、入場するのに1人$1がかかる。毎週水、土、日曜の朝6時から午後3時まで開催されている。JimmyとKimmyから朝の気功体操の後、突然のお誘いを受け、一緒に彼らの車で出かけた。スタジアム外側一周する道路左右に張ったテントの小店舗が所狭しとばかりに並び、各種アクセサリー、衣料品、土産物、彫刻、絵画、帽子、サンダルなどを売っている。安いのでここで品物を仕入れワイキキで売っているといううわさも聞く。今はやりのフリーマーケットと同じようで野外で開かれる青空市である。
 
  シャツ専門店で半袖シャツ3枚$10、それをKimmyさんが交渉してくれ$9で買えた。暑い日差しであったので戦闘帽が欲しくなり、これも$10で買った。スタジアムの周囲をぐるりと取り巻くだだっ広いスペースに3〜4重の円型に店がひしめきあう様子は圧巻である。【2014.12.5】
 
写真 Jimmy(アメリカ人)とKimmy(奥さんはベトナム人)とスワップミートでの記念写真


平成26年12月10日(水)     イリカイ・ホテルにて記す
 







花火とフラダンス【ホノルル 2014.12.5】

  毎週金曜日、夜8時少し前からイリカイ・ホテル裏にあるラグーンで花火が打ち上げられる(写真1)。この花火はお隣のホテル「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパ」が打ち上げている。イリカイはヒルトンホテルのすぐ隣にあるので、海側に部屋をとると部屋に居ながらにして花火が見える。2年前に来たときは海側に部屋をとったので、毎週金曜の夜は部屋にいながら花火を楽しめた。今回のステイは山側の部屋であるから、音だけ聞こえる。花火が始まる午後7時半になり、ホテル裏のラグーンにでかけると、大勢の人が芝生にすわり打ち上げ開始を待っていた。
 
 我々が座った場所の隣に1人の犬をつれたアメリカの女性が座った。彼女がここに来て知り合ったという男の子2人となにやらしゃべっている(写真2)。その話に耳を傾けると、男の子のおじさんは元横綱の小錦だということをしゃべっている。そして、イリカイ・ホテル内に最近オープンした「シナモン」というレストランは、おじさんが(小錦)がオーナーだとも言っていた。このことが気になり、後日店の店員に聴いたところ、小錦の友人と共同経営している店だということがわかった。レストラン「シナモン」は、ハワイのカイルアに第1店舗、横浜山下公園に第2店舗、東京表参道に第3店舗、そして第4の店舗がここイリカイ・ホテル内に最近オープンしたばかりであることを説明してくれた。
 
 花火打ち上げが終わり、ホテルに戻ると中庭で数人が奏でるハワイの音楽に合わせ、男性がフラダンスを踊っている(写真3)。演奏とダンスが終わると、何人かの観衆にレイのサービスをする。偶然、といってもレイが欲しくて席の前に陣取ったMakikoにレイをかけてくれたので、彼女大喜びだ(写真4)。こうして、今日も激しい気功体操を終えた後、ロイヤル・ハワイアン・バンドのクリスマス音楽演奏を聴き、夜は夜で花火鑑賞と忙しい一日を終えた。歩数13,237。【201412.5】
 
写真1:イリカイ・ホテル裏で打ち上げられる花火
写真2:花火を見に来たアメリカ人と知り合いに?
写真3:イリカイ・ホテル中庭ではハワイアンダンスが披露されている
写真4:ハワイアンダンスが終わると一部の観衆にレイがプレゼントされる。Makikoレイをいただきご機嫌
 
平成26年12月8日(月) イリカイ・ホテルにて記す