まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
スワップミート 【ホノルル 2012.12.20】

  スワップミート(SWAP MEET) は、フリーマーケットと同じように屋外の青空市のことである。そのスワップミートのことと会場のアロハスタジアムに初めて行った様子は、12月11日に投稿した。そのときは、JimmyとKimmyの自家用車で連れて行ってもらったので、すんなりと行けた。
 
 今回は、我々夫婦二人でTheBusを使って行った。ここでTheBusというのは東京都営バスのようなシステムのホノルル市営バスである。このTheBusのシニアパスを持っているので、TheBusを使って行った。イリカイ・ホテルの前にアロハスタジアムへ乗り換えなしで直接いかれるNo.20、No.42のTheBusが通っている。下車する場所さえ間違いなければ容易にいける。当地のバス停には停留所の名称がなく、TheBusがバス停に近づくと交差する道路名、イオラニ宮殿というような有名な建物、官庁街などバス停近くにある建物や名所旧跡名をアナウンスする。下車したい地名あるいは建物のアナウンスが聞き取れれば、窓際に前から後ろに張ってあるロープを引くと「Stop Requested」と前方運転席上部に文字が表示される。誰かがロープを引くこともあるので、そのときは必ず止まるので安心して止まったら下車すればよい。
 
 理由は不明だが、スワップミートはクリスマスまでの約1週間は、入場料の$1が無料である。前回JimmyとKimmyと来たときは、ホノルル・マラソンの直前であったので、かなりの日本人観光客の姿が見られた。今日はそれほど混んでなく、暑い日差しのなか、ゆっくり店を眺めながら気に入った店があれば、覗きながら一周した。Makikoは厚さが薄いポシェットが欲しいと目を光らせ歩く(写真2)。一軒の中国系の人が店主のある店に入った。ね引き交渉をするが不成立、しかし、気に入ったので定価で購入。買う方も売る方も笑顔が浮かぶ(写真3)。店主いわく、次回きたら写真コピーしてきてねとおねだりされ、私の店の位置番号(店をだしている場所番号)は11Dだと強調した。
 
 10時にホテルをでて11時ごろアロハスタジアムに着いた。一回りするころ昼を過ぎお腹がすいた。ホットドックとポテトチップスとペプシコーラの昼食だ。座って食べるベンチのような場所が見当たらないので、コンクリートブロックに座り食べる。紙の受け皿とペットボトルは、写真4のようなドラム缶のゴミ入れに入れる。こうして、ワイキキで求めるより安いと評判の小さなお土産類を買い、疲れ果ててTheBus停までたどり着く。こんどは、待てど暮らせどTheBusは来ない。TheBusは便利で良いと評判だが、時間が不正確なことが欠点だ。30分ぐらい待ってやっと乗れることがよくある。
 
 アラモアナ・センターからホテルまで帰るTheBusがなかなかやってこないことがよくある。バス停の数はわずか3つ目なので歩いても帰れるが、疲れた時はTheBusに乗りたい。来ないので歩き出すと、2台、3台と続いて追い抜かされ、待てば良かったと思ったことが何度もある。アロハスタジアムからホテルまでは、歩いては到底帰れないのでTheBusがくるのを待った。そのことが一層疲れを感じさせたようだ。スワップミートは「女の天国、男の地獄」のようだ。やはり秋葉原のような電気街を歩くのが楽しい。今日も歩数12,761で一万歩を超えた。【2012.12.20】
 
写真1:スワップミートの各店舗はこのように商品がつり下げられている店が多いので、目的の品が見つけ安くうまく交渉すればサービスしてくれる。
写真2:Makikoは薄いポシェットが欲しいといい物色。この時の交渉は決裂し表示価格の通りであった。
写真3:偽物の本物であるが、欲しかった有名ブランドのポシェットが$15で買えたので喜びもひとしおだ。うれしくてツーショット。
写真4:スタジアム内には飲食店が少ない。あってもホットドックやポテトチップ、サンドウイッチなどの軽食と水やペプシコーラのような飲み物である。食べたプレ−トやペットボトルはドラム缶のゴミ入れに捨てる。
 
平成26年12月22日(月) イリカイ・ホテルにて記す







追っかけロイヤル・ハワイアン・バンド 【ホノルル 2012.12.21】

 ホノルルに来ての楽しみのひとつにロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏を聴くことがある。このバンドのクラーク・ブライアンさんと挨拶を交わす機会を持って以来、毎週のように演奏を聴きにイオラニ宮殿まで出かけて聴いている。そのことについてはこれまでに何度か投稿した。
 
 このバンドの歴史は古く、1826年に創立して以来今日まで指揮者を変え延々と続き、ハワイの住民に愛され、ハワイの人たちの心の安らぎとなっている。我々も安らぎを求め、イオラニ宮殿の大樹の下で演奏される美しい音楽を聞くためにイリカイ・ホテルからバスに乗って毎週聴きに行っている。演奏会は金曜日はイオラニ宮殿、水曜日はカピオラニ公園というように場所を変え開催されている。演奏時間は約1時間と短いが、入場は無料で青空の下で美しい音楽と唄が聴け、それにフラダンスも観ることができるので楽しみにしている。
 
 11日の金曜日はイオラニ宮殿で行われた。それに続く18日(木)はクリスマスが近づいたためか、ホテルから近いアラモアナ・センターでも開催されるという情報が入ったので出かけた。ここは、ショッピングセンタ−中央の狭い舞台で演奏され、買い物客が足を止めて演奏に耳を傾けていた。
 
 写真1はイオラニ宮殿、写真2はアラモアナ・センターでの演奏会の様子で雰囲気が異なる。静かで広いイオラニ宮殿での演奏は格別で、青空の下で美しい音楽を楽しめるのでなんともいえない気分になる。写真3の女性は専属歌手で、マリアさんという方である。非常に美しい歌声の持ち主で、クリスマス曲を何曲か歌ったがMakikoともども涙がでそうな感動を覚えた。フラダンスはスミスさんというやはり専属のダンサーが2,3回毎回の演奏会に踊ってくれる。とても優雅で上品なフラダンスを披露してくれる。
 
 インターネットでロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏カレンダーを見たら、どうも上記のアラモアナ・センターでの演奏会が今年最後のようで、来年は年明けの2日にイオラニ宮殿で開催されるということが分かった。2015年1月3日から7泊のクルージングにでかけ、1月10日(土)に再びホノルル港に戻るので、クルーズに出かける1日前が今回のハワイロングステイで最後になる。【2012.12.21】
 
写真1:イオラニ宮殿での演奏会
写真2:アラモアナ・センターでの演奏会
写真3:マリアさんの美しい歌声が聞こえてくるようだ
写真4:スミスさんの優雅なフラダンス
 
平成26年12月21日(日) イリカイ・ホテルにて記す







アロハ・タワーからの眺め 【ホノルル 2014.12.17】

  アロハ・タワーはホノルル港に建つ灯台で、90年昔の1926年建築されたという歴史ある建築物である。当時はホノルルで最も高い建物であったそうだ。ホノルル港を利用するクルーズ船やコンテナ船をコントロールする管制塔としての役割を果たしてきた。
 
 現在は10階が展望台として開放されている。狭いエレベーターで10階まで上るとこれも狭い四角形の展望台にいたる。4つの面にドアがあり、それぞれの面のデッキにでると安全柵が張り巡らされている。写真1〜写真4は展望台からの眺めだ。【2014.12.17】
 
写真1: ホノルル港に入港する小型船舶
写真2:パールハーバー方向を望む
写真3:ダウンタウンの眺め
写真4:変電所の横を通り海へ出ると見える木造船と遠くにピア2が見える
 
平成26年12月18日(木) イリカイ・ホテルにて記す







アロハ・タワー 【ホノルル 2014.12.17】

  アロハ・タワー(1926年に建てられた灯台)の前をTheBusで通ることは多いが、まだ訪れたことがない。来月3日にピア2に接岸するプライド・オブ・アメリカという8万トンのクルーズ船に乗り、ハワイ4島をクルージングする予定にしている。そのピア2はどこかを特定するためにアロハ・タワーを目指して出かけた。ピアを確認するためにタワー周辺を歩いたことは12月4日のブログに投稿した。そのとき、アロハ・タワーにも立ち寄る予定で行ったが、ピア2はアロハ・タワーとは逆方向にあったため、ピア2を確認するだけでその日はアロハ・タワーを訪れずに帰った。
 
 有名なアロハ・タワーであるから、さぞかし大勢の観光客が来ているだろうと期待して行ったが、タワー近所には誰もいない。TheBusを下り、海岸に向かって歩くと一席の船が接近してきている(写真1)。船を左に見ながら進むとアロハ・タワー近づき、フラダンスの女性銅像にであう(写真2)。銅像の背後に板塀が見えるように、このタワー周辺は工事が行われている。話しによるとアロハ・タワーマーケットプレイスの再開発工事だという。
 
 やがてアロハ・タワーに着くが、入り口にもフラダンス女性の銅像があったので、Makikoはそのフラの真似をする。どう見ても盆踊りのようだ。中に入るが誰もいない、帰ろうとしたら女性係員がきて、10階展望台まで行けるよと素っ気なくいう。タワーの狭いエレベーターで10階まで来たら、なんとそこも狭い展望台だ。しかし、ホノルル港を眼前にして360°の素晴らしい展望ができる。アロハ・タワーマーケットプレイスが現在再開発工事が行われていることもあって、アロハ・タワーとその周辺には工事をする人以外誰もいない寂しい場所であった。【2014.12.17】
 
写真1:アロハ・タワー近くの岸壁に1隻の観光船が接近してきた
写真2:アロハ・タワー正面の美しい景観
写真3:フラダンス女性の銅像に出会い腕組みをするが背が高く様にならない
写真4:アロハ・タワーの入り口にもフラダンス女性銅像あり、真似するMakikoだが盆踊りのようだ
 
平成26年12月18日(木) イリカイ・ホテルにて記す







KCCファーマーズマーケット【ホノルル 2014.12.13】

  ホノルルを観光で訪れた観光客の多くは、必ずといっていいくらいKCCファーマーズマーケットへ出かける。このマーケット(朝市)は毎週土曜日の7:30から11:00に開催する。場所は、ダイヤモンドヘッドのすそ野にあるカピオラニ・コミュニティ・カレッジ(Kapiolani Community College)の駐車場で、プレートランチ、ホットドック、ドリンク、はちみつ、果物、植物、パン、コナアワビなど様々な地元食材の販売、それらを求め食べることができる。当地特有の食べ物が目の前で作られ、それを売っているので、訪れた地元の人や観光客はそれらを買い、出店を見学しながら食べ歩くことができる。
 
 13日土曜日に、JimmyとKimmyが朝の気功体操後に今日はKCCファーマーズマーケットの日だが行かないかと誘ってくれた。JimmyとKimmyの家には、今、ベトナムからKimmyの妹さんが訪れている。彼女も一緒にKCCファーマースマーケットへ行くはずなので、Makikoは車に5人は乗れないと判断し遠慮し、Koichiだけが行くことにした。
 JimmyとKimmyの家は気功体操会場の近くで、アラワイ運河対岸にあるアパートの28階である。一度、自宅に立ち寄り車でKCCファーマーズマーケットへ出かけた。マーケットはホノルルマラソンが近づいてきているためか、多くの日本人観光客で賑わっていて、まるで日本の市場ようだ。
 
 写真1はJimmyが果物の出店を覗いているところ。写真2は名前不明だがハワイ名物?の食べ物をつくっている裏舞台、それを買って食べるJimmy、Kimmy、Kimmyの妹さん(彼女は17日ベトナムへ帰るとのこと)だ。揚げた野菜の上にサツマイモのような野菜が載せてあるもので、日本人には珍しい食べ物だ。妹さんが鶏を見つけ、先の食べかけをものを鶏に与える。Jimmyいわく、これらの鶏は野生だという。JimmyとKimmy夫婦がMakikoにお土産にとバナナ、マンゴー、ミカンを買って手土産に持って帰れと持たせてくれた。
 
 一時間ほどここKCCファーマースマーケット内を散策し、近くにあるカハラ地区の高級住宅街をドライブしてくれた。そして、カハラ・モールといって、ハワイでも一等地と呼ばれる地区にあるショッピングモールを案内してくれた。アラモアナショッピングセンターに比べたら小さなモールだが、映画館、ホールフーズマーケットも入っていてローカルっぽい感じがする。
 こうしてKCCファーマースマーケット、カハラ地区をJimmyとKimmyが案内してくれ、イリカイ・ホテルまで無事送り届けてくれた。感謝!【2014.12.13】
 
写真1:KCCファーマースマーケットの果物売り場前のJimmy
写真2:ハワイ料理調理中の裏舞台
写真3:ハワイ料理をおいしそうに食べるJimmyとKimmyと妹さん
写真4:野生の鶏たち
 
平成26年12月16日(火) イリカイ・ホテルにて記す