まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
久しぶりの「お値打ちランチを食べる会」
 LSC(ロングステェイクラブ)は、国内外のロングスティに興味を持つ方々の集まりである。「お値打ちランチを食べる会」は、そのLSCの同好会のひとつである。昨年11月から「お値打ちランチを食べる会」を連続3回欠席した。11月(31回)は病院の検査日、12月(32回)と今年1月(33回)はハワイ・ロングスティ中であったので、やむをえず欠席した。2月の34回と3月の35回は出席した。「お値打ちランチを食べる会」のランチは美味しいのは当然として、参加して会員仲間と交流、情報交換、雑談ができるので一層楽しい。
 東京の和洋食レストランは、数え切れないほどある。その中から、ランチ会のレストランを選定する作業は並大抵の仕事ではないといつも思う。そのランチ会会場を毎月のように選び、我々LSCの会員にメールで知らせてくれる幹事さん達にいつも感謝している。知らせて頂けるだけでなく、ランチ会会場での会計、会費に含まれない飲み物の手配、会場周辺の観光情報や訪れるとよい場所などをアナンスして頂けるきめ細かさに脱帽する。以下に、欠席した31回〜33回、それに出席した34回、35回のユーモアたっぷりで食指が動く情報をメールで配信して頂いたので、以下に記す。
 
31回「お値打ちランチを食べる会」:2015年11月10日「近畿大学 水産研究所 銀座店」(「近代卒」のエリートなマグロと新鮮な魚と紀州の恵み(マダイ・シマアジ・ブリ・カンパチ等
【一度は食べてみるべし 近代「まぐろ」!!お米は注目の金芽米!世界で初めて成功したマグロの完全養殖の他、近畿大学水産研究所が、和歌山県の白浜や浦神、串本、大島を中心とした生簀で稚魚から成魚まで最適な環境と餌を与え手塩にかけて育てた安心・安全・新鮮な魚たち。お店は内装のこだわりから料理のこだわり、そして養殖マグロへのこだわりもしっかりと!!決して期待を裏切らないランチです。遅い時間の設定ですので朝食の時間や量を考慮してお越しくださいませ。食後は近くのカフェへ席を移して旅行談義を楽しみましょう!】中央区銀座6丁目2番地先、高速道路山下ビル2F (銀座コリドー街)→病院定期検診のため欠席
 
32回「お値打ちランチを食べる会」:2015年12月6日 「杜の都 太助」(牛タン塩焼き・牛タンシチュー・スープ
【噛むほどに甘みと、ほどよい肉肉しさとジューシーさ。「牛タンってこういう味なのねえっ」と牛タンに抵抗を感じている方もきっと受け入れられるのでは!実に香ばしくて美味しゅうございます】港区東新橋1−5−2(汐留シティセンターB1階)→ハワイ・ロングスティのため欠席
 
33回「お値打ちランチを食べる会」:2016年1月6日「がんこ新宿 山野愛子邸」(和食、お座敷に椅子、デザート・コーヒー付
【美容家の草分けとして名を残す、山の愛子氏が半生を過ごした邸宅。当日はコーラス同好会の定例会です。会食の後、お時間のある方は、年の初めにみんなで高らかに楽しく歌いませんか!】東新宿駅A1出口から徒歩2分(99m)→ハワイ・ロングスティのため欠席
 
34回「お値打ちランチを食べる会」:2015年2月29日、「銀座木村屋」(平日限定のランチ 本日のスープ・自家製ラタトゥイユ・エビのクネル・牛肉のジャポネーズ・デザート、コーヒー or 紅茶・ぱん色々食べ放題(牛肉は魚に変えられます
【今回は明治2年創業 「桜あんぱん」でおなじみの銀座木村屋です。1階の「あんぱん」は知っていても上の階のレストランはあまりご存知ない方もいらっしゃるのでは?2015年9月閉店したマキシム・ド・パリ銀座本店の料理長が現在、銀座木村屋レストランの総料理長です。LSCだけの貸し切りですのでゆっくりと談話を楽しめます。】銀座木村屋、4階レストラン (銀座4₋5−7)
  • 埼玉県に住む者にとって、銀座は遠く感じる。その銀座を訪れるチャンスを「お値打ちランチを食べる会」が与えてくれるので嬉しい。遠方からやってくるので、いつも余裕をみて早めにランチ会会場に到着する。今日も、早く到着したので木村屋の真ん前にある銀座三越へ立ち寄りトイレを拝借。それでも早く、写真上部に示したように会場はほとんど空席だ。銀座で食事というとなんとも贅沢な気がする。個人的には銀座で食事することはまずない。こうした食事が銀座でできるのは「お値打ちランチを食べる会」のお陰である。早くに到着したお陰で銀座4丁目の交差点、銀座三越が真正面にみえる席に着ける。今日はこの木村屋を貸し切ってのランチ会で盛況だ。幹事さんから、1階のアンパンは有名であることの説明があったので、これまでこの店のパンを1度も買ったことがなかったが桜アンパン、普通のアンパンを求めた。小さめのアンパンであるが、なるほどとうなずけるほどとても美味しい。行列ができるほどに賑わう理由がわかる。
 <写真左半分は34回のランチ会写真。上部は中央に縦に細長い木村屋が見える写真。2段目はランチ会が始まる前の木村屋の静けさ。3段目は木村屋4階から見える三越百貨店の銀座通り側の眺め(右の道路は銀座4丁目の交差点)。4段目は有楽町駅前でチューインガムの宣伝をしていたところに出くわし、抽選で沢山ガムが入っている小瓶が当たった写真。ランチ会は思わぬ出会いがあるので楽しい>
 
35回「お値打ちランチを食べる会」:2015年3月30日、「リモーネ」(ローストビーフ・ランチ、デザート・小菓子 コーヒーor 紅茶 付き
【「美味しい」の口コミで期待を裏切らなかったお店です!都心からも意外と近い(新宿から35分)お店のご厚意で、定休日にLSC貸し切りで開けて頂きました。美味しいランチの後は小松川の千本櫻を歩きます。新鮮な野菜がたっぷりの美味しいサラダ、その量は嬉しくてビックリポンかも!!デザートも 乞うご期待です、25名限定】都営新宿線、瑞江駅から徒歩2分
  • 入間市の東藤沢駅から西武池袋線で池袋へ。地下鉄有楽町線に乗り換え5つ目の市ヶ谷駅、もう一回地下鉄新宿線に乗り換えて15駅で瑞江駅に着く。自宅から都内へ出向くときは、いつも目的地まで2時間を予定してでるようにしている。ところが、瑞江駅は東京銀座の西にあり千葉県の市川市に近い。そのためか、思ったより電車に乗っている時間が長く、これまで一度も「お値打ちランチを食べる会」に遅刻したことがなかったが、初めて数分ほど遅刻することがわかり地下鉄内から遅刻連絡を入れる。びっくりするほどの豪華大盛りサラダ、美味しいローストビーフとデザート・コーヒーで大満足。
 ランチ会終了後、東京方面に3駅戻り荒川近くの東大島駅下車。小松川の桜並木見学に向かうが、残念だがまだ1週間早い。LSCの仲間とお喋りをしながら部分的に咲き始めた桜を観賞。東大島駅で自由解散し一部の仲間と駅近くのレストラン「ジョナサン」に入り1時間ほどお茶を飲み雑談。一緒にでかける機会がない限り、LSCの仲間と親しくこのようなお喋りすることはまずない。ランチ会という本筋からそれた場所でお付き合ができるのも「お値打ちランチを食べる会」のよい点であると思っている。
 <写真右半分は、35回目のランチ会写真。リモーネはイタリアン料理を中心にフレンチやスペイン料理の要素を取り入れたレストラン。写真右最上段はそのレストランの客席。2段目はMakikoと会員のOさんで、美味しいローストビーフを平らげたところ。3段目は食後にでかけた小松川の満開間近の桜。4段目は元美人・美男の集団>【2016年3月30日】
 
平成28年4月5日(火) 自宅にて記す







2016/04/01 23:05:46|看護・介護研究について
注射針先の2次元力測定装置の試作・開発と実験
  研究を行う場合、誰もまだ手をつけていない研究、参考文献がない研究、ニュース・新聞などマスコミに取り上げられ社会的に評価される研究を行うように指導されてきた。そのことが頭にあってか、これまでロボットの動きを滑らかにする基礎研究(サイバネティック・モーションの研究)、動力なしで川の流れだけで川を渡る研究(自然力ボートの研究)など人がまだ手を付けていいない研究を行ってきた。分野の異なる看護学の研究者と共同研究という形で、看護・介護の体位変換時に介助者が発揮する力測定、会陰保護の研究、注射手技の研究なども行った。いずれの研究も力学が関わっている。この力学的研究は、力測定が欠かせい。力は目に見えないので、どうしても物理量の変換技術が要求される。例えば、バネ秤はバネに力がかかると伸びるので、その伸びる量を測って力が逆に求まる。ひずみゲージ(一種の電気抵抗体)という微小変位(ひずみ)が測れるセンサがある。これは、金属にそのひずみゲージを貼付すると、金属がひずむとそのひずみに比例した電気量が得られるものである。得られる電気量は微小なので、電気量を増幅する測定器が必要である。その測定装置はひずみ測定器という。
 
 板バネに力をかけると曲がるが、力を取り除くと元の状態に戻る。このような性質のある材料は弾性体といい、その典型例にバネがある。例えば飛び込み台の先端に選手が立つと台は湾曲する。それと同様に板バネの片端を固定し、他方の端に力がかかると板バネは湾曲する。板バネの固定端近くにひずみゲージを貼る。板バネ先端に力がかかり、板バネが曲がるとひずみゲージも曲がり、ゲージの抵抗値も変わる。力がかかったためにひずみゲージ抵抗値が変わり、そこに流れる電流も変わる。この電気変化を測定し、加わった力を測るというものが、今回試作した注射器針先の力測定装置である。体重も重力という力である。この重力を測る装置は体重計で、この中に上記のひずみゲージが応用されている。
 
 これまで、ひずみゲージを応用して、ロボットの手足にかかる力、自然力ボートのロープにかかる力、体位変換時の看護師の手にかかる力などを測る力変換器を試作し、研究を行ってきた。市販の測定器・測定装置では実験的研究は困難なことが多い。研究テーマが決まり、測りたい物理量(力)がわかるなら、その物理量をどのようなセンサ、どのような測定器・装置を使って測るかが問われる。
 
 今回試作した注射針先端の力測定装置は、写真上部左の材料(起歪材)を使い、上部右の写真のように組み立てひずみゲージを貼付した。写真中段は穿刺実験中の様子とディスプレイに表示された測定データである。力の大きさは、水平x方向、垂直z方向ともに50gf程度と小さい値である。このように小さい力を測るため、高感度の半導体ひずみゲージを使用した。この半導体ひずみゲージは、貼付時の圧迫力と周囲温度に影響を受けるので何回も失敗を重ねた。こうして出来上がった注射針の2次元力測定装置を使い、写真中段のように実験を行うとパソコン上にデータ曲線が得られる。写真下は開発に携わったS先生とK先生、それにKoichiである。ここ数年間開発に努力し試作に成功し、臨床看護師による実験を3月に2回ほどM病院で実施できるまでにいたった。【2016年3月11日】
 
平成28年4月1日(金) 自宅にて記す







2016/03/22 20:17:35|思い出
春を告げる白梅
 毎年、1月末から2月に入ると梅の花が咲き始める。2月中旬から3月上旬になると春を告げる梅がいっせいに開花する。古く大きい白梅が我が家の近くにある。入間市と所沢市の市境に我が家がある。自宅より西に200mほど歩いたところに、写真のような大きな梅の木が花を大量に咲かせる。この梅の木の中央が欠けて見えるが、これは一昨年の台風で中央の枝が折れたためだ。折れる以前は、見事な大木で桜が満開かと見間違うほどの立派な花を咲かせていた。我が家にも赤い花が咲く小さな梅の木があり、上述の白梅とほぼ同じ頃いっせいに咲き出す。これら赤い梅、白い梅の花が咲き出す時期になると気温は徐々に上がり、春吹く強い風、花粉とともに春の訪れを実感する。枯れ木のようであった庭のバラの枝からも新芽が出はじめ、春の訪れを感じる。【2016年2月8日】
 
平成28年3月22日(火) 自宅に記す







青い海と濃い緑
 ハワイ・ロングスティを4年にわたり4回行った。その4回目を今年1月7日に終えたのだが、現地で撮影した気になっている写真をもとにブログ投稿を続けてきた。いずれ、このハワイ・ロングスティの記録を世界に1冊しかない本として発行し、我々夫婦の旅の記録としたいと思っている。
 今年1月に帰国してから、もう3か月が過ぎた。この間の日記、ロングスティに出かける前の1か月間の出来事が投稿できていない。気になる日記は、暇をみて投稿したいと思っている。
 なぜハワイでロングスティするのかとよく聞かれる。寒い時期12月にハワイへ出かけると、なんといっても気候がよいので半袖、半ズボン、サンダル姿で生活ができ住みやすい。写真のように青い海と空、濃い緑の中で生活できるので、健康にとてもよい。毎年でかけるようになったきっかけは、毎朝の気功体操を行いたいためである。この体操に参加すると、健康維持のパワーを授かることに気がつき、同時に体操仲間たちとの交流もできるので楽しくなった。それに、仲間は現地の人たちなので、英会話を学習している者にとって実践の場となるので、よい刺激を受けている。
 気功体操の他にも、好きなときにビーチを自由に散歩でき、ウインドショッピング、日常品の買い物なども楽しめ、日本と異なる雰囲気で生活できるので楽しい。現地の外国人、日本人の友人もできはじめたので、交際範囲も広がり、楽しく生活できるようにもなった。それに毎週金曜日にはローヤル・ハワイアン・バンドの演奏を聴け、また、夜になると花火を自宅ベランダから見ることができる。ホノルルマラソン当日に開催される10km・レース・デー・ウォークに参加する楽しみもある。マキキ聖城教会で毎週開催される「木曜午餐会の講演」に参加し、とても素晴らしい話しを聴けるのも楽しみのひとつである。
 以上のように盛りだくさんの催し物に参加したり、自ら動き回り珍しい物事を見聞したりし、ハワイ・ロングスティを楽しんでいる。先が見えてきた人生、あと何年このような旅ができるか不明だが、上述の激しい気功体操についていける間は大丈夫であると思っている。【2016年1月1日】
 
平成28年3月18日(金) 自宅にて記す







ナイスプレゼント
  毎朝、まだ暗いうちの午前6時半にホテルを出て、コンベンション・センター裏にあるアラワイ運河沿いの公園に行く。ここで行う気功体操に参加することが習慣となった。参加者は多いときで50人、少ないときで20人ほどである。我々夫婦は4年前にこの体操に始めて参加して以来、この気功体操にはまっている。過去4回、毎回約5週間のロングスティを行ってきたが、我々にとってとても良い運動だと感じるとともに大変気に入った。そのため、毎年でかけるたびに毎日欠かさずこの気功体操に参加し、身体を鍛えている。
 
 写真はその仲間たちである。中国、韓国、アメリカ、ベトナム、カナダ、ドイツ、オーストリアと国の異なる人たちが集まる国際的な気功体操である。同国人がかたまると母国語で話しをしするが、他国人同士だと英語で話す。集合写真右端の女性は、ハワイに住んでいる日本人Yさん(ニックネームはJuddy)で、我々夫婦にとても親切にしてくれる。毎年12月にでかけるが、2回目(2013年)のロングスティのときに、その翌年(2014年)の日本的な卓上カレンダーをYさんにお土産に差し上げた。昨年(2015年12月)もカレンダーをプレゼントしたところ、お返しにということで写真上に見るケートのハートが取り付けた奇麗なカードを頂いた。封筒の中に国際電話もかけられるという、テレフォンカードが入っていた。市内通話なら60分間電話が出来るというものである。封筒に“To Dear friend”と書かれてある。お互い知り合ったときに名前を紹介しあったはずだが、彼女も我々もお互いの名前を忘れている。
 
 後日、頂いたカードで電話を掛けようとするが掛け方が不明だ。ホテル内の公衆電話ボックスへ行き、電話機側に書かれた案内書に従い恐る恐る日本へ電話し、孫たちとわずかな時間だがお喋りが出来た。外国へはよく出かけるが、外国から日本へ電話したのは、これが初めてだ。ちょっとした、このようなプレゼントはとても嬉しいし、このプレゼントのお陰で、はじめて国際電話をかける機会をいただけ感謝している。今年もまた12月にYさんはじめ気功体操の仲間に再開できるので心待ちにしている。【2016年1月1日】
 
 平成28年3月12日(土) 自宅にて記す