桜が満開の時期を迎えた今日この頃だが、40日前の2月18日に曽我梅林を観賞してきた。その帰路には松田の河津桜も観賞してきた。曽我梅林と松田の河津桜観賞ツアーは、ロングステェイクラブの「東京サロン会」と「横浜みなとみらい会」コラボによるもので、このウォーキングツアーに参加した。 蘇我といってもどこに位置するのか不明である。地図で調べるとJR東海道線の国府津駅からJR御殿場線に乗り1駅目に下蘇我駅がある。この駅から徒歩20分ぐらいのところに曽我梅林がある。JR御殿場線の下蘇我駅からさらに3駅乗ると河津桜が咲く松田山に近い松田駅がある。 午前10時に下蘇我駅に集合。徒歩で曽我梅林へ、午後には再びJR御殿場線に乗り松田駅で降りバスで河津桜が咲く松田山ハーブガーデンへ出かけた。 曽我梅林は、別所、原、中河原の3つの梅林からなり、富士山と箱根の山々を背景に、 約3万5千本の梅が一面に咲き誇っている。河津桜を観ることを考えると別所、原、中河原の3箇所を訪れるのは時間がかかるので、別所の梅林を訪れた。写真上4枚が梅林である。ここの梅林で観るような大規模の梅は初めてだ。ここには35,000本の白梅・紅梅・枝垂れ梅などが植えられているというので、それは見事である。明るい日射し、梅の花の美しさ・可憐さに見とれ、参加者の顔は全員笑顔だ。個人ツアーではなかなかこのような場所、梅林の見どころなどはわからない。参加できて良かったと思っている。 1時間に1本しか走っていないローカル電車に乗り松田駅、バスに乗り換え急な坂道を上ったところにハーブガーデンがある。その周辺に見事な河津桜が咲いている。桜に加えて菜の花もさかりで、早咲きの河津桜を満喫できた。写真下4枚は松田山の河津桜である。この松田山は、富士山も見えるという素晴らしく良い立地に恵まれた場所だ。天候にも恵まれ、素晴らしい桜見物ができた。河津桜が見どころとあって桜祭りが開催中。地元の方々が手作りした色とりどりの雛のつるし飾り約5,500個が飾られ見応えがある。 今回の梅林と河津桜ツアーに参加するに当たり、熱海が近いということもあって、熱海で2泊し中1日を梅林と桜観賞に当てた。本来ならKKR熱海(ホテル)に宿泊する予定であったが満席、しかたなく東横イン熱海に泊まった。ここ東横インから、KKR熱海は近いということと東横インはKKR熱海と契約しているのか温泉入浴サービス券が準備されてある。その券はカウンターに申し出ればもらえ、一人1,600円のところ1,300円で入浴できる。 梅林ツアーの前日は夜9時ごろ熱海に着いた。東横イン熱海近辺で食事できるところを聞いたところ、この時間になるとほとんどの店は閉店しているという。近くでは東横イン真ん前に「蕎麦あさ田」があるという。迷わずその蕎麦屋へ行く。まだ新しいようで、テーブルやカウンターから木のにおいがする。Makikoは天ぷら蕎麦、Koichiは天ざるを注文。結構、時間がかかって出てきた蕎麦であったが、とても美味しい。埼玉の自宅近くにも行きつけの美味しい蕎麦屋があるが、それ以上に美味しいと感じる。次回、熱海に来るときには、一泊は東横イン熱海に泊まり「蕎麦あさ田」で蕎麦の夕食、二泊目はKKR熱海に泊まりホテルの夕食をとるというようにしようと二人で話しあった。 東横インは朝食込みで1泊8,500円(2人)、KKR熱海は二食付きで約30,000円(2人)。両者の宿泊費用を比較すると ●東横イン熱海2名宿泊代:8,000円(2名)+4,000円(夕食蕎麦2名)+3,200円(温泉入浴料)=15,200円(2名) ●KKR熱海2名宿泊代(2食、温泉入浴料込み):約30,000円(2名) 以上のように贅沢しないなら、ビジネスホテルに泊まると一般温泉ホテルの1/2で温泉旅行が楽しめる。今回は梅林ツアーが主目的であったのだが熱海が近いということで温泉も楽しもうと計画してでかけた。ところが、KKR熱海の予約がとれなかったことから、東横イン熱海に泊まり、上記のような料金の違いを経験した。それに美味しい蕎麦屋「蕎麦あさ田」を発見したので、次回熱海へ行くのが楽しみになった。安いことは喜ばしいことなので、今後も上手にホテルを選び旅したいと考えている。【2016年2月18日】 平成28年3月30日(水) 自宅にて記 |