まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2009/10/29 18:30:18|国内旅行
いい場所みつけた! 初島でノルディックウォーキング

 10月28日(水)熱海2日目。朝6時ごろ「日の出」と聞き、5時から入浴可能な7階の露天風呂につかりながら「日の出」を待機。昨日と違いやや雲がかかっているようだ。しかし、その雲も薄いなかに大きくて真っ赤な太陽が昇り始めた。風呂に入りながらの日の出を見るという機会は、そう簡単にはない。生まれて初めての経験である。この「日の出」を見て、今日も1日晴天であることの確証を得た。
朝7時、朝食はいつものバナナ食(最近、朝食はバナナと決めている)ではなく、ホテルの豪華なバイキング形式の食事をゆっくりいただく。その後、ポールを両手に9時ホテル出発。人気がまだ少ないお宮の松がある熱海サンビーチ遊歩道を2人で歩き一路熱海港フェリー乗り場へ急ぐ。港までホテルから約30分かかるという。初島行き10時発に乗船するため30分程余裕を見てそれより1時間前にホテルを出発。9時半熱海港フェリー乗り場に着く。
初島までは約30分の船旅だ。熱海港にて、私たちと同年配で男性ばかりの団体客の一人からポールについて、「これはノルディックウォーキング用ですか」と質問を受ける。この言葉をきっかけに、彼らとの会話がはずみ、彼らは日本体育大学のOBと分かった。しかも、かつては箱根駅伝や国体にマラソン選手として活躍した人が何人かいるグループであることも分かった。フェリーに乗ってからも話しが尽きず、おしゃべり趣味の私にとって、ここでもそれが役立つことになり短い船旅であったが楽しいひと時を過ごした。
10時30分に初島港につき、日本体育大学OBと別れ、以前一度だけ途中まで歩いたことのある島一周遊歩道の一端を歩き出した。ウイークディとあって島一周するという人はいない。しかもポールを使うノルディックウォーキングを行うのはわれわれ夫婦だけだ。昨日より若干雲が目立つが台風明けの快晴に恵まれ、初島の海岸沿いを歩くのはきわめて快適だ。一周歩いて1時間半ぐらいということで歩きだし、50分ぐらい歩いたところに立派なホテルにさしかかった。このホテルは熱海から初島の一部として白く輝く大きな建物があることが肉眼でも見える建物で以前から気になっていた。ホテルなら、ここに1泊したいと願っていたが、ここへ来てはじめて会員制ホテルであること分かった。しかし、お茶と食事なら誰でもホテル内に入れるというので、11時半ごろで休憩のために喫茶室に入った。高いと思って注文したコーヒーとケーキだが意外と安く、セットで一人前850円、美味しくもあった。ここで、20分ほど休憩した後、初島港へは徒歩約30分で到着した。ほぼ予定通りに12時に島を一周して初島港へ無事戻ることができた。こうして、予定通りノルディックウォーキング1時間半で島を一周でき、12時20分初島発のフェリーで熱海港に舞い戻ることができた。

熱海港のフェリー乗り場で下船してから、初島を一周した疲れも出はじめ足は重い。ここからわがホテルKKRホテル熱海までさらに30分は要するノルディックウォーキングだ。午後1時ごろ熱海海岸の遊歩道をノルディックウォーキングする。今日も相変わらずの晴天に恵まれ無風、初島から乗ってきたフェリーが再び初島へ向かう船影が眼前にはっきり見える。整備された遊歩道をゆっくり歩き、ベンチに腰を下ろしたり写真を撮ったりしながらノルディックウォーキングでホテルに戻る。
こうしてさわやかなよい天候のなか、初島の遊歩道をノルディックウォーキングで一周できた幸運に恵まれ、非常に楽しくもありかつ思い出に残る1日を過ごすことができた。

静かな初島の遊歩道一周4kmを誰にもすれ違わないで歩けたことは、大きな発見である。
万歩計歩数:13619歩
2009.10.28







2009/10/29 17:33:58|国内旅行
いい場所みつけた! 熱海でノルディックウォーキング

 熱海のKKRホテル熱海に保養のために年2回ほど訪れる。電車で行くことも車で行くこともある。
台風20号が過ぎ去った10月27日(火)から2泊3日の予定で、ここKKRホテル熱海に宿泊。このホテルは全室オーシャンビューで眼前に初島が見える。天候次第で大島も見える。27日は昨日関東地方をかすめた台風20号が過ぎ去り、朝から晴天。電車で熱海まで行くことを考えていたが、お天気がよいことで、車で行くことに変更し、ノルディックウォーキングのポールも積み込んだ。それは、眼前に見える初島にフェリーで渡り、周囲4kmといわれる初島一周計画を思いついたからである。

 熱海に午後1時に着く。チェックインは2時からというので、予定より1時間早く着いた。そこで、初島往復で乗船賃が2340円もすることもあり、今日は初島へ渡らずに明日の初島一周の準備として、ポールを突いて熱海駅−熱海サンビーチ(お宮の松がある海岸)まで1時間ほどノルディックウォーキングすることにした。

 熱海駅前のお土産屋街、駅改札口付近をポール突きつつ歩いている人は誰もいない。お土産屋内も覗くし、JR熱海駅の列車時刻や電車と車でどちらが経済的かなどを考えながら運賃表を眺め、さらにはポールを持って駅改札口にあるコーヒー屋でお茶もした。熱海に来た観光客は、じろじろと我々を見るが平気でコ−ヒ−を飲んで出てきた。その後、熱海サンビーチの遊歩道まで足を伸ばし、夏が終わり静かになった歩道を歩き、貫一お宮の松・銅像の前で記念写真を撮影し、ホテルに戻った。

 われわれ夫婦は、ここまでポールを握って歩く度胸がついたのかと自身で驚く。それは、ポールを購入した当初、恥ずかしくて近所を歩けず、早朝・夜間に歩くかとか、あるいは所沢市の狭山丘陵地帯へでかけて細々と歩いていた。それは、周辺にはまだ誰もこのようなポールを突いて歩いている人はいないので、見られる姿が恥ずかしかったからである。テレビや新聞でノルディックウォーキングが紹介されるようになり少しは認知度が上がった。医師からの薦めがあり、さらにノルディックウォーキングが慣れるに従いわれわれの恥ずかしさも薄れ、平気で路上を歩けるようになった。それよりも自身の健康は自身で守るほかないということをさとり、ノルディックウォーキングは普通に歩くより運動量が大きいということもわかったので今では積極的にポールを持って歩いている。
2009.10.29







2009/10/23 10:10:00|思い出
早起き大好き!
毎朝、6時半から写真のようにラジオ体操、ストレッチ、太極拳を各10分ずつ近所の和ヶ原公園で行っています。体操をする習慣になりもう4年になります。写真では公園で体操している人の人数は少ないように見うけられます。実は、この日(10月22日)は丁度「和が原公園ラジオ体操会バスハイキング」のため、すでに26人がバスに乗り込んでいて、この写真はバスから写したものだからです。小さな公園ですが、毎朝少ないときで約30人、夏場の多い時には約100人もの人が体操・ストレッチ・太極拳を楽しんでいます。多くの参加者は中高年者ですが、若い人もいます。夏場は小学生も参加します。毎日の体操・ストレッチ・太極拳のお陰で健康になり、しかも友人が増えています。

 この体操に参加しているお陰でバスハイクに参加することができました。今日がその日で、26人が「和ヶ原公園ラジオ体操会バスハイク」を楽しんできました。“ビーナスラインで霧ヶ峰高原を走る車山から八島湿原を経て諏訪温泉へ”と副題をつけ企画者がプランを立ててくれました。快晴に恵まれ、小学生がバスで遠足に行く気分です。車内ではお菓子が回る、お茶は回る、飲める人へはビールも回る(ただしビールは有料)で出発当初から今日のバスツアは楽しくなしそうだとの予感がしました。バスは、和が原公園前を7時に出発し、一路中央自動車道を諏訪へ向け走り、ビーナスラインを経て車山の麓へ到着です。ここで、ロープウエイに乗り換え、車山山頂(1925m)へ登る。ここからの360°の眺めはというと、遠くによく目立つ富士山が、また、近くにアルプスの山々が見え、しばし絶景に見とれてしまいました。これらの山々を見ながら、途中で仕入れた釜めし弁当をいただきました。山頂からの帰路は40分ほど石がごろごろした山道の徒歩下山です。しばらくすると私たちが乗ったバスがすでに迎えに来てくれていましたので、苦労して山に登ったという気分にはなりません。しかし、バスとロープウエイを使い短時間で絶景を見ることができ幸せなひと時を過ごすことができました。

 帰りのバスは諏訪湖畔にある諏訪温泉に立ち寄り、「片倉館」の大浴場につかり疲れを癒してきました。ここの大浴場はこれまで入ったことのない深いもので、立ったまま湯につかるまるでプールのような浴槽でしたので、しっかり温まることができました。

 出発地の公園に戻る予定時刻は6時半でしたが、順調にバスが走れたため20分早くに着くことができました。
 早起きのお陰で、このような素晴らしいバスハイキングに参加すできたことに感謝しています。

2009.10.23







2009/10/21 12:09:00|小さな旅の思い出
階段から落ちた!
 海外旅行を楽しむために、その準備として英会話を勉強しています。面白くなりつつある今日この頃です。以前より英会話の通信教育で有名なエスピラインという会社の英会話教材を取り寄せ勉強をしていました。この会社主催で、日本語はダメ、使ってはいけない、英語で3日間過ごすというBoot Campが伊豆高原で毎年あります。昨年(2008年)お世話になり、今年もまた10月10日から3日間日本語をしゃべらないキャンプに参加してきました。キャンプといってもテントを張って寝泊まりするというのではなく、写真のような立派な洋館に宿泊するのです。昨年は研修生十数人と外人スタッフほか数名が参加しました。今年は5名の研修生に対して3名の外国人(1名はバイリンガル)に指導され、一軒の家に家族同様にして日本語なしの生活を楽しむのです。

研修を終えキャンプに別れをつげ、それぞれの仲間が伊豆高原駅で列車を待つ間、お互いにおしゃべりをします。このキャンプで3日間を過ごすと、なんとその会話も英語でおしゃべりしていることに気がつきました。もう英語から解放されているのだということを忘れているのです。終日こうして英語に浸かりつづけると、会話は早く上達するということに気がつきました。外国へよく出かけるから英語が上手になるということではなさそうです。海外語学研修に参加したことはないので断定できませんが、語学研修で海外へ出かけても、学校での勉強、下宿へ帰ってホストファミリーとの会話、ショッピングでの会話はするでしょうが、この研修期間中に英語をしゃべらない空間はいくつもあるのではないでしょうか。

ところが、この伊豆キャンプでは、外人スタッフが朝から寝るまで終日一緒で、自己紹介からはじまり、連想ゲーム、仮想就職面談などを通していろいろ有益な会話レッスンがあります。おまけに景色のよい城ヶ崎へのハイキング、伊豆名物の温泉入浴などのプログラムも組まれています。温泉につかりながら英語で会話するなどということはやりたくてもできないと思います。和やかな食事中も英会話です。食べ物の英語、料理の英語も飛び出します。キャンプ中に日本語をしゃべっているのが見つかると罰ゲームもあます。ただし、例外条件として「事故、火災、犯罪」などに遭遇した緊急の場合は、日本語をしゃべるのが許されています。このようなことで、このキャンプは英会話学習には非常に密度の濃いものであると思っています。

この例外条件である「事故」に遭遇し日本語をしゃべってしまったのがこの私です。長い前書きになりましたが、「階段から落ちた!」というタイトルの中身がこの事故です。2階から一階まで降りる階段で途中折れ曲がっている箇所があります。その折れ曲がった箇所から1階まで落ちたわけですから、6段ぐらいは落ちたと思います。若いころは階段1段踏みはずしても姿勢を取り戻しました。しかし、近頃はその姿勢を取り戻せず、ごろごろと下まで転げ落ちた次第です。左右の足を打撲し、特に右足のくるぶし付近が紫色に変色しましが、痛みは少々でした。落ちた瞬間、「緊急時は日本語OK」ということを一瞬思い出し、私は「イタイ〜」、他の研修生は「だいじょうぶですか?」という日本語を発していたことが耳に入りました。痛みはほんの少しでしたので、直ぐに本来の英会話生活にもどり、出かけようとしていた城ヶ崎へ仲間と無事に行くことができました。このようなとっさの場合にも英語で叫べるようになりたく、頑張っています。

階段から落ちてから10日あまり立ちます。紫色はなくなりましたが痛みが少々のこっています。いまのうちにに書いておないと忘れるかと思い今書いている次第です。
2009.10.21
 







2009/10/19 1:16:51|思い出
ノルディックウォーキング講習会に参加して

 10月18日(日)晴天。ノルディックウォーキングは、両手にポールを持って歩く運動である。最近テレビや新聞で気軽にできる健康増進法として紹介されることが多くなった。「フィットネスのためのノルディックウォーキング」の著者である佐々木巌先生指導のイベントに参加した。狭心症を患い境界型糖尿病であることもあって日頃先生には定期健診をしていただいている。
 1年ほどまえにポールを入手し、自己流で近所を40分ほど週数回歩いている。しかし、自己流に歩いていたため、いつか指導を受けたいと思っていたので、今回初心者講習を含めノルディックウォーキングイベントが都立城北中央公園で開催されるという情報を得て参加した。
 朝9時半に上記公園内にある上板橋体育館会議室に集まり、ノルディックウォーキングは運動不足の人に有効な有酸素運動であり、高血圧、肥満、糖尿病など生活習慣病に対して予防・治療効果があることの講義を佐々木先生より聴く。その後、公園に移動し歩く前にポールを持ったストレッチを行う。そしてウォーキングに移る。このストレッチは何も持たないで行うストレッチと異なり、かなり身体に効果があるように思えた。
 講習の初めは、ポールを持って自然に歩けることを体験する。次にゴムの付いたポール先端を地面につけ軽くうしろに蹴りながら歩く練習をする。つい、ポールを持ってあるくと肩に力が入り緊張して歩く傾向になるが、そうではなくリラックスして体を推進させるようにポールを操るとよいとのこと。
 こうして、小1時間の説明と木立の茂る直線距離50mほどを往復徒歩練習を行った。その後、秋空の下で紅葉がはじまった美しい公園内歩き、また公園外にも足をのばし人通りの少ない道を歩くこと約1時間半。このようにして指導員二人と参加した初心者6人で楽しくノルディックウォーキングを行い心地よい汗を流してきた。この日の参加者定員は20人、初心者以外の方々14人は別ルートで公園内を歩いたようだ。イベント終了の12時に、全員が体育館前で合流した。
 入間の家を出て午後自宅に帰るまでに歩いた歩数は1万1千歩であった。1万歩を超えると運動した、少々疲れたという気分になる。適度な運動をしたので、お腹が空いた。帰路、上板橋駅前の鰻屋さん看板が目につき、ひばらく食べていない鰻重に飛びついた。よく考えるとメタボを解消させようと参加したイベントの帰りに栄養たっぷりの鰻を食べたことを後悔している。
2009.10.19