 | 昨年(2009年10月)に恐る恐るブログをはじめてから10ヵ月が経過した。私の授業で講義科目に関連するする外国の話しを学生さんにすることがある。彼らから詳しいことをブログに投稿してほしいと要望があった。しかし、ブログには当時全く関心がなかったためブログを開設しそこに記事を投稿する方法については全くわからない。ある学生さんが今は携帯電話でもブログを見ることが出来ると、ブログの実情をその場で開いて見せてくれ、概要を教えてくれた。デジタル機器に関しては若い人はよく知っているので、そのやり方のあらましを教えてもらうと同時に自分でもブログについての書籍を買い、約1年の準備期間をおいて昨年10月にやっと開設した。
投稿したかった内容は、外国旅行の記事、特に昨年8月から9月にかけ約40日間イタリア、スイス、ドイツの三ヵ国を列車で旅した様子である。投稿してあれば、旅行の話しをしてほしいと学生さんからおねだりされた場合、ブログを見るようにといえる。こうして、ブログ開設以来、小まめに記録しておいた旅行記を毎回の文字数を約1000字と決め、写真4枚を必ずつけて投稿し続けた。それが、いつの間にか100回近い投稿数となり、今年の5月にやっと無事終えることができた。
こうしてヨーロッパ旅行の投稿を終え、他にも興味ある出来事や気がついたことなどを投稿し続けていたところ、「あなたのブログを一冊の本にしよう!」という広告が目についた。「Easy my webで書いた日記が簡単に本になる!?」という内容である。そこで、この件に関する箇所の“Click Here”ボタンを押し、製本屋に入った。始めてのことなので、書かれた指示に従いクリックを押し続け、ある期間内に投稿した記事を拾い上げ、夢中で製本業務の先に進んだ。製本になる直前はPDFである。この段階では内容の編集はできず、いったん、ブログの編集箇所へ戻らないと修正や訂正はできない。初めての試みでいろいろ面倒であったので、修正・訂正なしで先に進めた。さらに進むと、本の題名、著者名、まえがきなどを書くように要求される。さらに「B6とかA4などという本のサイズ」から始まって、「表紙のデザイン」、「頁数」、「白黒・カラー」、「値段」などの確認事項がある。最終的に、本のサイズB6(128mm×182mm)、頁数454、値段10,725円(予想の倍)で納得し、製本最終段階の依頼確認ボタンを押した。
依頼決定後、1週間ぐらいで写真1のような世界で一冊しかない本が送られてきた。表紙のデザインは足跡を選び、本の題名は「眞喜子の古希を祝うヨーロッパ鉄道の旅!」とした。本到着後1週間ほどして、コンビニ支払いの請求書10,725円が届き、近所のコンビニで支払った。少々高い本になったが、思い出多き40日間のイタリア、スイス、ドイツの鉄道の旅のカラー写真入りの本ができ上がり満足している。写真は世界に1冊しかない本の表紙と内容である。【2010.7.23】
写真1:世界に1冊しかない本「眞喜子の古希を祝うヨーロッパ鉄道の旅!」 写真2:コンピューター上のブログ「マッターホルンが見える!」 写真3:本の内容「ベルリナ特急車窓からのながめ」 写真4:本の内容「イタリアの子供」 2010.8.18
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