まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2011/02/09 8:11:27|思い出
リフォーム進行中2 〜柱は鉄骨!〜

 我が家はセキスイハイムの住宅。建築時、トラックで搬入された各部屋の周辺柱は鉄骨であったのは確認した。その後、柱の鉄骨は壁に隠れ見えず、それを意識することなく今日に至った。

 いつものように大工さんが帰った後、二階に上るとなんと部屋のつなぎ目は下、上、横鉄だらけ。これを見ると我が家は鉄骨ビルかと思わせる。写真1を見る限り家が鉄骨で出来ているかどうは分からない。しかし、今回のリフォームで写真1〜3に示すように部屋と部屋のつなぎ目の鉄骨が見えた。錆びていなかを確認したが、錆びは起こしてない。骨組みが鉄骨と知ると味気ないが、頑強故に、地震が起こっても揺れをあまり感じず、ドアや窓枠にゆがみは起こらず30年経った今でも昔のままだ。近日中に、これらの鉄骨は壁に隠れ見えなくなる。見たくても見えなかったものが今日見えた。【2011.2.4】

写真1:鉄枠の部屋とは分からない6畳洋間(備えつけ本棚は現状維持)
写真2:床の鉄骨
写真3:天井の鉄骨
写真4:柱の鉄骨

2011.2.9 記







2011/02/09 5:32:40|思い出
リフォーム進行中1

 二重窓と蓄熱暖房器の効果を確かめるために行った部屋の温度測定は2月5日に終えた。この結果を整理し、日本人間工学会(システム大会)という学会で口頭発表しようと予稿原稿を夢中で書いていたら、数日が経過した。原稿の題名は「高齢者にやさしい住宅温度環境を求めて 〜二重窓と蓄熱暖房器の効果について〜」である。共同研究者は眞喜子である。締め切りが2月19日だからまだ余裕がある。

 この間、人は目薬をさすときどのような力を目薬容器に加えているかという難題が与えられ、それに挑戦開始。歯科衛生士さんに人間工学を知ってもらうための原稿書き。講義とレポート採点。我が家二階のリフォーム工事順調に進行中。・・・・・などなどで人生ますます面白くなってきた。

 リフォーム工事は、順調に進み毎日大工さんが帰った後、眞喜子と二階へ上り変わりゆく我が家を眺めるのを楽しみにしている。2月2日の時点で写真1のような鉄骨やぐらが家周辺を取り囲んだ。これは、痛んだ屋根や壁の修理の足場だ。二階に上ると、写真2のように北側に狭い廊下があった。しかし、その左の壁が取り壊され写真3のように広い空間に変身した。写真4は、写真3の反対側から見た様子である。

 リフォーム前の写真2の奥に見える暗がりが6畳の洋間、左の白壁の奥がやや広い洋間である。今回リフォームしようとしているのは、これら二部屋を一緒にし、廊下部分に整理棚を並べるという工事である。結婚して40年以上経った。それに子供3人が一緒に生活していたので、物は相当に増えた。その整理のためにリフォーム開始。新婚当時は風呂なしトイレは共同という6畳一間のアパートに住んだ。長男が生まれてから寝る場所なく、押し入れに寝たこともあった。2月の寒い日、眞喜子と近所の銭湯に行きその帰路濡れ手ぬぐいをぶら下げ歩いて帰ると、その手ぬぐいが棒状に凍っていたことを思い出す。

 それが贅沢にも一軒家に住み、リフォームまできる家に住めるとは、大変有難いことだ!

写真1:工事が始まり足場が完了
写真2:リフォーム前の廊下
写真3:壁がなくなった旧廊下
写真4:旧廊下を反対側から見る

2011.2.9 記







2011/02/05 9:35:03|思い出
お年玉付き年賀はがきが当たった!
 毎年、お年玉付き年賀状を310通出す。1等か2等ぐらい当たるかな!と胸をふくらませ、お年玉付き年賀状当選番号発表が掲載された新聞を覗く。当たるのはいつも4等のお年玉切手シートが数枚だ。

 ところが、今年はなんと4等のお年玉切手シートではあるが10通も当たった。写真1は当たった年賀状で、写真2はその当たった切手シートである。新年早々に幸運を届けてくれた賀状の送り主に感謝の気持ちを込めて早速礼状を書いた。
 今年は、さらなる幸運が舞い込むことを期待しているが、どうなるであろうか!

写真1:4等当選の年賀状群
写真2:今年のお年玉切手シートはこれ!

2011.2.5 記







2011/02/01 12:08:09|思い出
リフォームと補修が始まった!

 我が家はセキスイハイムの家で、建築依頼30年が経過した。建築時、6畳、8畳など工場ですでにでき上がった箱状の部屋を敷地近くまでトラックが運び、クレーンで積み上げ家を立てた。というか組み上げた。でき上がっていく我が家をわくわくしながら眺め、見守ったことが昨日のように思い出される。あれから、30年。それ以来、壁のペンキ塗り換え、台所・風呂場など小さなリフォームを繰り返してきた。さらに、定年退職直前には1階畳8畳の部屋を2畳増やし10畳の洋間に改築も行った。10年目定期点検ということで、屋根や家周辺の点検を行ってもらった結果、屋根の浪板を支えている鉄製鋲が錆び初めているという。放置しておくとそこから雨漏りが始まるというので、外回りの修繕を予定していた。

 ところが、退職した折に大学から持ち帰った私物の図書や論文が未だに段ボール箱に入ったままだ。それに、3人の子供たちが独立して家を出たのはいいが、かれらの本やら小物がどっさり残され、3部屋ある2階の2部屋は倉庫のような様相で放置されている。そこで、この際、都内に住む長男に来てもらい、子供たちの財産やらベッドやらを一斉に処分すると同時に私の大事な本や論文も整理することにした。それにしても狭い。そこで、2階の10畳、6畳の2部屋を1つの部屋にリフォームし、整理戸棚を増やすことにした。
以上が今回、2月から3月にかけてのリフォームするいきさつである。

 リフォームを開始するにあたり、リフォームする2部屋に置かれた荷物を現状維持の1部屋(和室)へ移さなければならない。和室1部屋にはとうてい収まらないので、ベランダまで仮の荷物置き場にすることにした。こうして、部屋の荷物を移動した1部屋が写真1である。写真2に見える本棚は備え付けであるから現状維持とし、組み立て式ベッドは解体して処分することにした。

 以上のようにして、和室にはゴミ屋敷のように荷物を詰め込み、ベランダには写真3のように段ボールに詰め込んだ本類を出した。そして不要なもの〜といってもあれば使えそうだが〜は思いきってゴミ焼却場へ何回かに分け写真4のように車に積み込み運んだ。

 このようなわけで、本日2月1日午前11時半現在、2階では2部屋間の壁や戸棚類の解体工事真っ最中で大きな音を立てている。【2011.2.1】

写真1:空になった本棚
写真2:備え付け本棚は現状維持
写真3:ベランダに移動した本
写真4:不要物はゴミ焼却場へ運ぶ

2011.2.1記







2011/02/01 10:00:12|看護・介護研究について
パッくん3号機が出来、実用に一歩前進!

 早いもので1月は終わり今日は2月1日だ。あと11ヵ月で次のお正月がやってくる。1月の最後の週は、運動(ノルディックウォーキング23日)、会議?(リフォーム打ち合せ24日)、散歩(皇居参観25日)、仕事(講義26日)、研究(胃瘻実験27日)、診察(内科診察28日)と毎日慌ただしい日が続いた。いずれも楽しいことで、幸せだ。

 27日の実験は、大好きなことを行えたので充実した1日であったので、こ日の実験のことを紹介する。胃瘻(いろう)から固形栄養剤を補給するときの介助者の手の負担は大きい。その補給を支援する補助用具の一つとして手軽で安全、簡単な操作で栄養剤を補給できるパッくんを開発したことはすでに昨年12月23日に投稿した。この時、胃瘻から補給する栄養剤の種類と形・サイズにはいろいろあることを写真で示した。これらの異なるサイズを1台の補助具で扱えるパッくんを開発した。しかし、使い勝手や重量に問題があったので、改良を加えここに紹介する3号機が生まれた(写真1、2)。

 最新の3号機は写真1、2に示すように病室や施設で違和感のないよう明るい色にし、重量も当初約2[kgf]あったものを約0.8[kgf]と軽量化を図った。そのため、写真3に示すように左手にパッくんを持って、右手で栄養剤を圧迫するネジを回すことができる。写真1のネジ部に釣竿のリール状のようなものが取り付けてある。これは栄養剤袋をパッくんに取り付ける(取り外す)とき圧迫部(ネジ先端)を早送りするために使ものである。

 写真4は、栄養剤と胃瘻との間をつなぐ各種チューブである。チューブの両端にさらに別のチューブを取り付けるための栓のようなものが付いている。これは、栄養剤補給中のチューブ内の圧力を測定するために設けたもので、この栓に圧力測定用のチューブを接続する。チューブが胃に入る部分(チューブ出口)の圧力が高いと栄養剤が勢いよく胃に入るので、そのようなことがないことを確認するために圧力を測っている。
実験は異なる種類の栄養剤と異なる補給チューブの組み合わせで、朝9時から夕方4時まで行い、有益なデータを取得することができた。

 得られたデータを基に解析し、パッくんの使用性が評価できる。次の段階は、現場で胃瘻による栄養剤補給を行っている看護師さんにパッくんを使ってもらい使用性の評価を行う予定である。ただし、この時点では、まだ、患者さんに対しての実用的な使用は不可である。その後、倫理委員会で安全性の確認をしていただき、その結果に基づき患者さんへの使用性評価を行う予定である。【2011.1.27】

写真1:パッくん3号機の前面写真
写真2:パッくん3号機の表面写真(面に形が見えるのは軽量化のために削った箇所)
写真3:パッくん3号機の裏面と片手持ちで操作の様子
写真4:胃瘻補給のための接続チューブのいろいろ

2011.2.1記