12日のブログに投稿した時点では、写真1のようにリフォームした部屋は広々とし喜びを感じた。昨夜(14日)、写真2に示すように今年の冬初めての雪が数p積もった。しかし今日は快晴に恵まれ、雪はまたたく間に溶けて行く。手を加えないで物置場として一時使った二階和室から荷物や本などをリフォーム終えた洋間へ移した。衣類や寝具類は新しい整理棚にきれいに収まったが、50年間にわたりためた本は、行き場を失った。本棚に収まりそうな感じだったが、一時待避させ戻した段ボール箱を一同に集め箱からだしたら本棚に収まりそうにない気配。写真2のベランダ右方に見える段ボールも本なので、これらを箱から出したらどうなるか?リフォームし少しは空間が出きると思っていたのは甘かったか。若かりし頃、航空宇宙技術研究所というところに務めていた関係で飛行機やロケットに関する本も若干持っていた。それら航空宇宙関連の本は所沢航空発祥記念館へ寄贈した。また、工学・技術関係の一部の本は教え子にも寄付した。
まだ、教壇に立っている関係上それに関連する本や少々研究のお手伝いもしているので、その関係の本は残すとして、後は処分することにした。それにしても、ただ、焼却所へ持っていくのはもったいないので、インターネットで古本買い取りの可能性をチェックした。すると、結構買い取り店があることが分かり、ある店は漫画や一般書、また、ある店はISBNが本の裏に印刷されているものに限るというようなことがわかった。このISBNについての知識がなかったので、調べたら、「ISBNとは(International Standard Book Number)の略で国際標準図書番号、世界共通で図書(書籍)を認識する為に記載されるコード」ということが分かった。日本では、1988年から日本工業規格になり、それ以来ISBNが本の裏に印刷されているようだ。そのため、このマークがない本は古いということになり買い取ってくれないという店もある。
ある専門書も扱う店へ電話を入れ、買い取りの様子をうかがったら、段ボールを送る、送料着払い、到着後査定し買い取り額は銀行振り込みということがわかった。そこで約400〜500冊ぐらいかと思い相談した結果、段ボール20個送ってくれることになった。
こうして、今日15日午前、その段ボール箱20個が着いたので、早速、箱に詰めたら15個となった。段ボール1個(26×28×37[cm])には25冊前後入るので、15個の段ボール箱になったということで、買い取り冊数は約400冊近くであろう。値段もつかないような古い本が多いので金額は当てにしていない。スペースが空いただけ気分的に晴々した。ゴミ焼却所へ持参すれば、目前の馬鹿大きい焼却炉へ自ら投げ込むので、心が痛む。タダ同然かもしれないが買い取ってもらえば、誰かの手にわたり役立ってもらえる可能性がある。夜9時宅配便が集配にきてくれ一段落ついた。
ところで、買い取り書店が送ってくれた上記サイズの段ボールは人間工学的によく出来ている。それは、箱の中に約20冊〜25冊の本が収まり、重さといい寸法といい、持ってそれほど苦にならない大きさである。もし、この段ボール箱ではなくミカン箱のような適当な箱に詰めるとすると重くて持ちにくく腰痛発症の可能性が高い。【2011.2.15】
写真1:リフォームできて感激したのもわずか 写真2:雪のため荷物整理に遅れがでた 写真3:本の始末に悩んだが買い取り点へ送る決心をした 写真4:買い取り店へ搬送直前の段ボール箱15個
2011.2.15 記
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