まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2011/06/13 7:38:35|小さな旅の思い出
東日本大震災チャリティーノルディックウォーキング

 12日(日)、曇りがち、前日の雨で蒸し暑い。雨が降らないので東日本大震災チャリティーノルディックウォーキング集合会場の木場公園へ12時半を目指して自宅を出る。昼食時間を考慮して地下鉄東西線の木場駅へは11時半に着く。駅を出たところにイタリアンレストランがあったので、パスタを食べてノルディックウォーキングと考え、そのレストランに入る。日曜日とあってかこの時間誰もいない。聞くところによると今日は予約席で満席とのこと。しかし、2人ならOKというので席に着く。12時半に木場公園に行くと話すと、今日はコースのみといい、45分しかない12時半までに食事は終わらないという。そこで、慌ててその店を飛びだし、数軒手前のラーメン専門店に入る。そこにウォーキング仲間のYさんが来て同席。一緒に食事を終え公園まで行く。

 会場である木場公園にはすでに受け付けを済ませた大勢のウォーカーが集まっている。チャリティ(収益を社会事業や救済運動に寄付する目的で行う、各種の事業や催し)受付には募金箱が置いてあり、それに災害支援の寄付金を入れ、参加者名簿にチェックを入れ参加申し込みは完了(写真1)。

 13時半、予定通り参加者総勢約110人が公園を出発。各地から集まったグループがひと固まりになり歩きだす。歩くコース距離は6.5kmだそうで、そのコースは木場公園−富岡八幡宮−永代橋−茅場町−日本橋−京橋−銀座−新橋−内幸町−日比谷公園(終点)。富岡八幡宮(写真2)前の賑わいの中を歩き、永代橋まで順調。橋のたもとで水補給休憩。永代橋から東京スカイツリーが見える。普段ならサラリーマンで賑わう茅場町をすいすいと通過。日本橋まで来ると距離6.5kmの半分以上を走破したことになる。ここからは、東京一賑やかな日本橋、京橋、銀座通りを歩くことになる。ポールを持って銀座通りを歩くなんて夢にも思っていなかったが、それが実現。1人でポールを持って銀座通りを歩くなどとうてい不可能だが、眞喜子も皆さんと一緒であることもあって写真のとおり元気(写真3)軽快な足取りで歩く。

 銀座通りは日曜日とあって歩行者天国で車は走っていない。そのため、道路中央を堂々と歩ける。銀座松坂屋前で小休止し、記念写真(写真4)を撮影。その後、一気に終点の日比谷公園を目指して歩く。日比谷公園では主催者がゴールのテープを張って出迎えてくれる(写真5)。こうして、木場公園から日比谷公園までの6.5kmを2時間かけてノルディックウォーキングを楽しんだ。我々のグループ(15人)には医者、看護師が一緒に歩いて頂いているので心強い。午後のひととき汗を流して楽しく過ごすことが出来た。【2011.6.12】

写真1:木場公園で受付を済ませた鑛一・眞喜子
写真2:富岡八幡宮の前で記念撮影
写真3:銀座通りを歩く眞喜子
写真4:銀座松坂屋前でノルディックウォーキング仲間と記念撮影
写真5:無事に日比谷公園のゴール到着

2011.6.13







2011/06/05 10:07:09|小さな旅の思い出
昨日の谷川岳

昨日の谷川岳
【2011.6.4】


写真1:天神峠の標識:谷川温泉へ4.6km、谷川岳へ3.0km
写真2:谷川岳の説明図
写真3:天神峠で記念撮影
写真4:2011年6月4日の谷川岳(1977m)

2011.6.5 記







2011/06/05 10:01:24|小さな旅の思い出
天神平(1319m)へロープウェイ、天神峠(1502m)へリフトでのぼる

 昨日(3日)に続き今日4日も晴天。いつものように朝4時起床、2時間ほど1日に講義した看護学校のレスポンスカードをチェックし、6時に誰もいない温泉に1人でつかる。朝食を済ませ、ホテルカウンターで8時から運転しているという谷川岳ロープウェイの割引券を受け取り、同時にチェックアウトの手続きを済ませる。コーヒー好きの眞喜子は、出発前にロビーでコーヒーを飲んで出かけたいというので付き合う。

 ホテルからロープウェイ発着所まで車で約30分。快晴で濃い緑に囲まれた山間道路を快調にドライブ、ロープウェイ発着所の駐車場に到着。まだ、朝9時と早いせいか空いている。駐車代500円で好きなところに止めていいという。駐車場に続いたところの乗車券売り場で割引券を示し往復2人4000円のところを3600円で乗車券を求める。ロープウェイの終点は天神平。このロープウェイは谷川岳の土合口(746m)から標高1319mの天神平まで谷川岳を眼前にして美しい山間の展望とスリルを味わいながら標高差573mを約10分で上ることができる。新緑の山々が美しい。まだ、ところどころに残雪が見える。

 標高1502mの天神峠駅へは峠リフト(700円)を利用すると、標高差183mをこちらも約10分で谷川岳の主峰をはじめ雄大な展望が楽しみながら天神峠駅に着く。ここは冬本州で真っ先に初滑りが楽しめるスキー場として知られている。振り子のような椅子に座るリフトなので強い風や雨が降ると乗れない。冬場のスキー用乗り物だからしょうがない。しかし、今日のように風がなく晴天に恵まれるとロープウェイに乗るのとは異なり心地よく10分の乗車を楽しむことができた。

 谷川岳1977mは三国山脈の一部で、岸壁は日本三大岸壁のひとつで、登山者たちの格好の場として知られている。谷川岳で有名な一の倉沢(倉とは岩を示すそうです)が眼前に見えるところまで車で行けるが、今日は土曜日とあって混むことが予想され、また、狭い道を運転するので行くのを中止した。【2011.6.4】


写真1:周囲の緑が美しいKKR水明荘看板とツーショット
写真2:利根川を背景に記念撮影
写真3:谷川岳ロープウェイの中でツーショット
写真4:まだ残雪がある天神平にて







2011/06/04 20:50:46|小さな旅の思い出
道の駅を訪ねながら水上温泉へ

 先週まで連日泊まりがけで集中講義の旅を続けてきましたが、先週1校、今週さらにまた1校の講義がおわったので、3日続きの休みとなる6月3日(金)、4日(土)と自宅から車を使うと2時間で行ける水上温泉へ休養に出かけてきました。休養といっても行きにはいくつかの道の駅に立ち寄り、翌日4日土曜日には谷川岳天神峠駅(1502m)まで上る予定で家内と自宅を出発しました。

 途中にある最初の道の駅ふじおかに立ち寄り買い物と昼食を済ませる予定で家を朝9時にでました。道の駅ではその土地特有の農産物あるいは海産物を販売しているので大好きでよく出かけるところです。目につけておいた水上温泉へ行くまでの道の駅3か所(藤岡、月夜野、水上)に立ち寄り、野菜ほかの買い物をすませました。

 最初の目的地は関越道の藤岡で下りたところにある道の駅ふじおかです。ここは関東では大きな道の駅で、中央の噴水を囲み周囲に店舗が並んでいます。とくに昼食は以前食べて美味しかったと記憶がある道の駅内の日本そば店(紫葉庵)で済ませ、さらに駅内の花屋のコーヒー店でコーヒーを飲み一休みしました。金曜日の午前中であったこともあって比較的空いていました。

道の駅ふじおかで昼食をとり一休みした後、再び関越道を走り水上インターのひとつ手前の月夜野インターチェンジで下り、次の目的地の道の駅月夜野矢瀬親水公園に向かいました。ここへは、いつもであるなら水上温泉からの帰り道によく立ち寄りますが、今回は行きがけに立ち寄ってみました。ここは、縄文時代の集落跡である史跡「矢瀬遺跡」を含む、総面積3.5ヘクタールの親水公園があるところです。園内には芝生広場をはじめ多彩な親水エリア、児童遊具、バーベキュー棟などが整備されています。他に農産物加工・直売所もありますので、ここでお味噌と少々の野菜を求めました。

その後、一般道路を走り第3の目的地である道の駅水上町水紀行館へ向かいました。この道の駅は谷川岳の麓にあり、首都圏の水瓶板東太郎で知られる利根川の源流の町にあります。周囲は緑あふれる大自然に囲まれています。淡水魚の水族館・クライミング施設があります。ここは、水上温泉に来ると必ず立ち寄るので、ひと通り見回りなにも求めずに駅の隣にあるスーパーにて家を出るときに忘れた体を洗う垢すりを求めました。こうして、3か所の道の駅を訪れ、無事に緑に囲まれ直ぐ目の前を流れる利根川の水の流れが響くKKR水明荘に到着しました。温泉につかり、夕食時に飲めないお酒、赤ぶどう酒の小瓶を注文し、眞喜子と2人で1/3飲み、いい気分になり床に入り熟睡しました。明日は谷川岳の天神平、天神峠へ上ります。ただし、ロープウェイとリフトを使ってですが。【2011.6.3】

写真1:道の駅ふじおか内のコーヒー店にて一休み
写真2:道の駅月夜野矢瀬親水公園(つきよのやぜしんすいこうえん)はーべすと入り口に立つ眞喜子
写真3:道の駅月夜野矢瀬親水公園のベランダにて記念写真
写真4:利根川の先に見えだしたKKR水明荘

2011.6.4 記







2011/06/02 18:13:01|研究・教育の思い出
腰部モデルで前かがみの負担がわかる

 5月連休明け、月曜日の講義を最初とし、宇都宮郊外にある大学、川口、成田、旭の看護専門学校、そして再び成田にある看護専門学校に戻り、それぞれの学校での講義を始めました。30人〜60人と学校により異なる学生数ですが、先に投稿した腰部モデルを体験してもらう講義の開始です。ここで体験というのは、腰部モデルのステンレスワイヤ(筋力を模擬したワイヤ)を引いてもらうという簡単な操作体験です。全学生に体験してもらうとそれだけで授業は終わるので、座っている学生を6グループに分け、各グループの代表者に体験してもらい評価を受けました。操作体験に先だって腰部モデルの説明と、モデルに関係する力のモーメント(トルク)の講義を行い、体験後も再びテコの原理や力のモーメントの追加講義を行いました。そのために側に置いてあったモップを持ちだし力学原理の説明を行いました。

 この腰部モデルによって、前かがみになって重い物(患者)を持ち上げると腰部に大きな負担がかかるということをモデルを操作した学生をはじめ講義を聴講した学生たちに理解してもらえました。連休を利用して腰痛モデルという模型を作り、それを使った講義の評価がよかったことを知りひと安心です。彼ら学生は3年後には立派な正看護師になります。医療現場のベッド回りで重い荷物や患者を前かがみで抱えるときに今回の実験的体験と講義を思い出し腰部障害を発症しないことを願っています。【2011.5.13】

写真1:モップを取り出し力学原理の説明
写真2:腰部モデルの説明
写真3:腰部モデルを操る学生
写真4:遠い位置に荷があると負担大であることを知る学生
 
2011.6.1 記