まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2011/07/04 21:22:20|思い出
楽しかった! “マンマ・ミーア(Mannma Mia!)”
 もう7月に入った。日記のように毎日投稿しようと思いブログを始めたのだが思うようにそれができない。いくつも投稿したいと思う記事を抱えているが、そのまま題名と写真がパソコンの片隅に残されている。ミュージカル「マンマ・ミーア!」も、先月観たのであるが直ぐに投稿できず今になった。

 ミュージカルは大好きで、映画はもちろんのことニューヨーク・ブロードウェイ、イギリス・ロンドンへ行くたびに観る。思い起こせば、マンマ・ミーア!もブロードウェイで観たし映画も日本で観た。さらに今回初めて劇団四季の「マンマ・ミーア!」も観たのでこれでマンマ・ミーア!を3回観たことになる。楽しい!
「青い海と空がまぶしいエーゲ海に浮かぶ小島で小さなホテルを営んでいるシングルマザーのドナとその娘ソフィの物語。娘ソフィは父親とバージンロードを歩くことを夢見ていて、サム、ビル、ハリーという母ドナのかつての恋人たちをこっそり結婚式に招待してしまう。この3人が島に訪れ、本当の父親は誰なのかを探しだそうとする・・・・・」と楽しいミュージカルである。

 外国の劇場で観るミュージカルは言葉の障害で理解できないことが多い。しかし音楽ときらびやかな衣装や主演者の演技が見事で、観るたびに感動する。言葉の障害をなくそうと今でも語学力増強の努力はしているが、思うように効果がでないでいる。

・アニーよ銃をとれ(Annie Get Your Gun )
・ウエストサイド物語(West Side Story )
・オズの魔法使い(The Wonderful Wizard of Oz)
・王様と私(The King and I)
●オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)→ロンドン
・カンパニー(Company)
●キャッツ(CATS)→ロンドン、日本(7月13日に観る予定)
・グリース(Grease)
●コーラスライン(A CHORUS LINE)→ニューヨーク・サタデー・ナイト・フィーバー(Saturday Night Fever)
・サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)
・ジーザス・クライスト・スーパースター(Jesus Christ Superstar )
●チキ・チキ・バンバン(Chitty Chitty Bang Bang)→ロンドン
・ドリーム・ガールズ(Dream girls)
●フォーティ・セカンド・ストリート(四十二番街)(42nd Street)→ニューヨーク
●プロデューサーズ(The Producers)→ニューヨーク
・ヘアスプレー(Hairspray)
●マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)→ニューヨーク、日本
・マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)
●ミス・サイゴン(Miss Saigon)→ロンドン
・南太平洋(South Pacific)
・メリー・ポピンズ(Mary Poppins)
・屋根の上のヴァイオリン弾き(Fiddler On The Roof)
●レ・ミゼラブル(Les Miserables)→ロンドン

以上は、思い出すままに列挙したこれまでに観たミュージカルの題名である。●印は劇場でその他は映画館で観たミュージカルである。そのほか、観る暇がないたが購入したDVDやテレビで放映されたミュージカルを小まめにDVDに録画もしている。身体の動きが止まったなら、寝ながら観ようとせっせと録画している最中である。来週は横浜で「キャッツ」を観る予定で楽しみにしている。【2011.6.23】

写真1:6月23日に劇団四季劇場で観た“マンマ・ミーア!”
写真2:7月13日にキャノン・キャッツ・シアター(横浜)で観る予定の“キャッツ”

2011.7.4 記







2011/07/03 21:45:27|看護・介護研究について
運動・日常生活で心拍数はどれくらい変わるか?

 心拍数計を購入して間もない。普通の血圧計で分かる脈拍数と異なりハートレートモニター(心拍計)のそれは即時に正確に分かるので使うのが面白くなってきた。昨日今日と2日にわたりノルディックウォーキング、ラジオ体操、ストレッチ、太極拳を行っている間の心拍数を測ってみた。
 近所の公園で朝6時半から始まるラジオ体操会に参加するため6時10分に自宅を出る。直接公園へ行けば10分のところを遠回りして20分かけ、緑が美しい茶畑を見ながらノルディックウォーキングで公園へ向かう(写真1、2)。公園ではラジオ体操10分(第1と第2体操)、ストレッチ10分、太極拳10分と計30分間の運動をする(写真3)。帰りは遠回りしないので往復毎日30分のノルディックウォーキング、それに上記の運動で30分、合わせて1時間を健康増進のために費やす。外は30℃を超すような暑さなので、自宅に帰ると汗びっしょりだ(写真4)。
 この2日間はハートレートモニターを身に付け体操会に臨み心拍数を測定したので、今日7月3日と昨日2日の記録を以下に示す。

 私の予想最大心拍数は144[拍数/分](=220−76 公式)であるから、それを基に運動時最大心拍数に対する予想最大心拍数144の割合(%)(運動時最大心拍数/予想最大心拍数)も示した。安静時の心拍数は、ベッドで静かに横になっている時で61[拍数/分]、椅子に座って静かにしている時は70[拍数/分]ぐらいである。そのため心拍数の変化量は、安静時の70[拍数/分]からどれだけ変化したかを示した。以下単位を省略。

【歩行】歩行時の最大心拍数109(76%)
・普通に歩く:80〜85
・早や足で歩く:102〜105
・緩い坂道:109
★普通に歩くと70→80〜105で、10〜15心拍数が増加

【ノルディックウォーキング】ノルディックウォーキング時の最大心拍数121(84%)
・ノルディックウォーキングで普通に直線道路を真面目に歩く(仲間と歩くとおしゃべりするので値がやや低い、しかし楽しい):100〜115
・ノルディックウォーキングで速歩(直線道路):115〜121
★ノルディックウォーキングで普通に歩く→70→100〜115で、30〜45心拍数が増加

【ラジオ体操】ラジオ体操時の最大心拍数113(78%)
・体操中:90〜103
・ジャンプする動作が入ると:104〜113
・上体を左右上下に大きく振る:104〜106
★体操中:70→90〜113で、20〜43心拍数が増加

【ストレッチ】ストレッチ時の最大心拍数101(70%)
・普通にストレッチ中:90〜95
・片足立ち:99〜101
・両足を大きく前後に開く:99
・ストレッチ終わりごろ90〜88
★ストレッチ中:70〜→90〜101で、20〜31心拍数が増加

【太極拳】太極拳時の最大心拍数100(69%)
・普通に太極拳を行う:91〜99
・片足立ち:100
★太極拳中:70→91〜100で、21〜30心拍数が増加

【走る】走る時の最大心拍数132(92%)
太極拳開始直後、雨が降りだし中止。急いで帰路につく:早や足:115
・雨粒が大になり駈けだす(普通に走る):132
・自宅目前走りを緩める:120→110→自宅に入る:81
★走ると:70→132で52も心拍数が増加

【日常生活】日常生活時の最大心拍数103(61%)
・トイレで普通に息張る:73→84(頑張ろうとするとさらに増加するであろう)
・用足し後立ちあがる:72→82
・椅子に落ちつたところから立ちあがる:65→74
・自転車平地〜緩い坂道:88〜103

 マニュアルによると私が使用しているハートレートモニターは、14件の特許によって保護されているとのことであるから、信頼のおける心拍数である。上述した心拍数は私個人の測定値であるが、座位から立位へは約80、普通に歩けば85〜90、ノルディックウォーキングで100〜120、自転車で約90、階段登りで約105、体操で90〜115、太極拳で90〜100、ストレッチで90〜100、走れば115〜130であった。

 目標心拍数は前回のブログに示したように92〜109であることから、それに見合う運動効果が得られるのは普通に歩く「ノルディックウォーキング(100〜115)」であることがわかった。
心拍数は、上記のように肉体的に身体を使う場合に上昇するが、航空機のパイロットの心拍数は出発前に140ぐらいに上昇するともいわれるように、精神的なストレスがあっても上昇する。とすると、運動や労働で上昇した心拍数を用いて作業負担を評価することは困難かもしれない。しかし、環境や状況によるストレスと心拍数の変化を調べるのも面白そうだ。【2011.7.2-3】

写真1:入間の茶畑1
写真2:入間の茶畑2
写真3:6時半に集まるラジオ体操の仲間(今日は日曜日のためか参加者が少なめだ)
写真4:ひと通りの運動を終えて帰宅

2011.7.3 記







2011/06/29 11:26:16|看護・介護研究について
“ハートレートモニター”を使って日常の作業負担がわかるかも!
 心拍計はHRMと略記号で書き、Heart Rate Monitor(ハート・レート・モニター)のことである。昔よく看護師さんが患者の手を握り、時計をみながら血管が脈動する数を数えていたのを思い出す。これは脈拍数のことであって心拍数と異なる。心拍数は1分間で心臓が何回鼓動したかという回数である。一方、脈拍は心臓の鼓動により血流が起こり、血管が一定期間内で拡大した回数である。したがって、心臓は確実に鼓動しているが、血流状態によって血管は必ずしもその通りに拡大するとは限らない。

 最近、マラソン選手や自転車愛好家がハート・レート・モニターという言葉を使うのを聞き、それは何かと思っていた。主治医の先生指導のもとでノルディックウォーキングを毎月1回行っているが、5月15日(日)のウォーキングでハートレートモニターを身につけ歩く機会を得た。このとき初めてハートレートモニターの現物を見ると同時に身体に装着して歩いた。今回装着したハートレートモニター(ポラールRS300X)は、心拍数や時間などを表示する腕時計状の部分(取説にはトレーニングコンピューターと書いてある)と、胸回りに装着するバンド(ストラップ)とそれにボタンで取り付けるトランスミッターからなる。ストラップの一部は電極で、それを胸に装着し肌に触れると心臓の鼓動(心拍の微弱電流)をキャッチする。その心拍情報をトランスミッターが増幅し電波で発信すると、腕の表示部(トレーニングコンピュータ)がその情報をキャッチする。表示部にはコンピューターが入っているので日時、装着した人の身長・体重など個人情報を入れる。そうすると運動中の心拍数や消費カロリーなどが計算され、その値を見ることが出来る。

 心拍計を身に着けてなにがわかるかは当初知らなかった。主治医の先生によると、その人の最適な運動量を管理できるということである。それは、以下のような方法で最適な心拍数を求め、それに見合う心拍数で運動するのがよいことが分かった。

 まずは運動する私の最大心拍数を求める(最大心拍数=220−年齢(76)=144)。求めた最大心拍数からその人の運動目標心拍数を求める(目標心拍数=最大心拍数×(0.64〜0.76)=92〜109)。求めた目標心拍数を頭に入れ、運動中装着したハートレートモニターで心拍数を確認しながら運動する。このようにすると無理のない適切な自身の運動管理ができるとのことである。私の運動目標心拍数は以上のとおりで、おおよそ100を目標するとよいようだ。5月15日のノルディックウォーキングでは、運動時最大心拍数は107、運動時平均は90であった。私の目標心拍数は92〜109であるから、今回のノルディックウォーキングではやや緩く、もうすこし頑張ると良かったようだ。

 その昔、看護師の作業負担を評価すために動作中に発揮する力を測定したことがある。例えば、ベッドに寝ている患者さんを座位にする場合の負担はどのくらいかということで力測定を行った。このような場合に床反力計(一種の電子体重計)を用いて力変動を測定したことがある。こうした負担が心拍計で評価できないかと思い、個人的にポラールのハートレートモニター(RS300X)を購入した。早速6月27日に宇都宮の大学に講義に行くので、ハートレートモニターを身に着けて家をでた。そして、歩行中、駅の階段、ホームに立った状態、列車の中、講義中などの状況下でモニターの値を控えておいた。

 以下に、当日自宅を出て帰宅するまでの心拍数の変動を示す。
・PCの入った重いリュックを背負い駅前駐車場から駅まで歩く間:100
・駅ホームで電車を待つ間の立位:85/リュックを下す:80/車内で立位:80/席が空いたので座る:70
・JR池袋でホームへの階段を上る:106/グリーン車にのり落ち着く:64〜71
・石橋駅ホームを歩く:88/階段を上る:96/階段を下りる:86
・大学で講義中:85〜90
・帰りのグリーン車内:70/西武線電車内立位:71〜74/車内で大あくび:81
・車内で軽いクシャミ:71→79
・武蔵藤沢駅到着寸前座位:73/駅に到着立ち上がりホームに出て歩く:93
・改札口への階段34段を上る:104/改札を出る92/外への階段を下る:92
・駐車場への徒歩:96/車運転中:81〜82
・夕食時:75〜82/食事終わり落ち着くと:70

 以上述べたように一日心拍計を装着し、上記の事実が分かった。これらの数字は人によって異なるが、同じ人間なので大幅なずれはないと思われる。積極的に運動したわけではないので、顕著な差は見られない。しかし、階段を上ると106とノルディックウォーキングを行っているときぐらいに上昇する。また、明らかに歩行中は80〜90と上昇する。あくびをしたりクシャミをしたりすると約10上がる。外出し、普通の仕事をするだけで上記のように心拍数は変動することが分かった。普通の人が病気になり、寝たきりになるとこうし心拍数の変動はなくなる。こうした変動があってこそ、健康な生活がおくれているのではないであろうか。動くことは身体にとって重要であることが改めて、こうした数字をみると分かる。【2011.6.27】

写真1:ストラップとトランスミッター
写真2:トレーニングコンピューター
写真3:この状態で一日を過ごすのは違和感があったが面白いデータがとれた

2011.6.29 記







2011/06/19 9:32:58|研究・教育の思い出
新しくなった旭中央病院のME機器見学記

 6月16日(木)、旭中央病院を見学させていただいたことは前回のブログに投稿した。ここでは、主に同院内医療機器(ME機器)の写真撮影の許可いただき、ICU(Intensive Care Unit)という略号で呼ばれている集中治療室(病院内の施設の一種。呼吸、循環、代謝その他の重篤な急性機能不全の患者の容態を24時間体制で管理、治療を行う)を含む、いくつかの高度医療機器が配置されている部屋を見せていただいた。すでに病院は先月5月より新館において診療・治療業務が開始され、それぞれの医療機器を使って患者さんの検査・診断が実施されている。その中での見学であったため、細かな説明なしに医療機器見学と写真撮影に終始した。案内いただいた先生は、以前、集中治療室で活躍された経験をお持ちの看護専門学校のお二人の先生である(写真1)。

 まず案内いただいたのは、MRI検査(MRI=Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)の見学である。テレビや映画では見るが実物を間近で見たことはこれが初めてである。このMRI検査は強力な磁石でできた写真2の筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査である。色々な病気の早期発見、診断にMRI検査は有効とされ研究が進んでいる。この検査装置は、検査後のコンピュータのデータ処理が大がかりになるため医師や臨床医用工学士さんたちが忙しそうに何台ものコンピュータの前に立ち向かっていた(写真3)。

 つぎにCT(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)検査室を訪れた。CT検査は写真4のような外形で、説明されなければ写真2のMRI装置と間違えそうである。写真4の中央に仰向けに寝た状態で身体は筒の中へ移動する。移動中にその周辺のドーナツ状の内に収められているX線装置(写真5)がなんと1秒間に3回もの速さで回わるという。その間にドーナツ状円筒内を移動する患者の身体内部を移動しながら撮影するというものである。このようにX線を使って身体断面を撮影する装置がCT検査装置である。この装置によって体内の様々な病巣を発見することができる。たまたま保守点検のため、装置の一部カバーが外されてある個所があったので、その内部をみることができた。ドーナツ内部に収められている大きくて重いX線撮影装置が1秒間に3回というものすごい速さで回るというからすごい装置である。ただし、実際の撮影(検査)中にはカバーされ、その回転の様子は見ることができない。

 次にかなり広い集中治療室へ案内された。よく、病院のICUという略号は聞くが、内部に入って見学することはこれが初めてである。この大きな部屋にはすでに治療を受けている患者もいる。部屋に入るとすぐ超音波診断装置(写真6)が目につく。この診断装置は体外から超音波(人間には聞こえない波長の短い音波)をあて、その反射音(エコー)をコンピュータ処理し臓器や組織の様子を調べることができるものである。画像処理技術の進歩により、婦人科領域では胎児の成長や胎児が動く様子などがわかるようになった。

 時間をかけてゆっくり注射をするシリンジポンプ、電気ショックを与え痙攣している心臓に電気を流して正常な脈に戻す除細動器、生体情報モニタ(ベッドサイドモニタ)、人工呼吸器、血圧計(写真7)などいろいろな医療機器(ME機器)が配置されていた。これらのME機器は医療現場で使われるため、製造工場では見られない明るい色、スマートな形に仕上げられていた。しかも、安全で使いやすい工夫がなされている。測定項目の選択だけではなく、モニタリング、アラームのセットなどが簡単かつ確実にできるように工夫されている。

 来年度の講義には、今日撮影した新しいME機器を学生のみなさんに紹介できる。お忙しいなか、あらかじめ連絡していただき、かつ病院内を案内いただいた菅谷先生、大島先生には心よりお礼申し上げます。【2011.6.16】

2011.6.18 記







2011/06/18 14:58:42|研究・教育の思い出
畑の中の大きなお城?(旭中央病院)

 千葉県旭市にある公立の旭中央病院付属の看護専門学校の非常勤講師として「看護人間工学」の講義を行うために通い始めて4年になる。自宅は埼玉県入間市であるから、ここから旭市まで4時間ほどかかる。時間的に余裕があれば、どこにでも出かけるという意気込みは相変わらずもっていることと、15年ほど看護動作の研究を行いその成果が認められ依頼されていることと思い、いくら遠方でもこうした依頼はお引き受けすることにしている。

旭中央病院は、JR旭駅から病院専用無料バスで5分かかる畑のど真ん中にある大きなお城のような病院である。ここにはヘリポートもある(写真1、2)。この病院の病床数は989床、ここで働く職員数は1,939名であって、千葉県東総地域における地域医療の核となっている基幹病院である。患者の容態が急変した場合に数分で駆けつけることができるようにということで、所属医師は原則として病院敷地内の居住施設に住むことになっていると聞く。

本年5月に新館が完成し、さらに地域医療の充実化が図られようとしている。新館が完成するまで、建物を継ぎ足し7号館までになり、病院内は迷路のようであった。毎週病院敷地内にある看護専門学校に教えにくるので、その都度病院内のゲストルームに宿泊させていただいている。敷地内の学校からゲストルームへの移動と、そこから朝夕の食事を院内職員食堂でとるので、そこへの移動でよく迷う。建屋を継ぎ足したため迷路のように分かりづらくなったということが判明した。

 毎週、病院の敷地内にある学校には来ていたが、病院内は不案内であった。この5月にオープンした新館を今年の最終講義日である6月16日にお二人の看護学校専任の先生に案内いただいた。再来患者の受付は写真3に示すような自動受付機が待っている。ただし、自動機に不慣れなお年寄りや不案内の患者のために、看護学校の学生が案内役を努めている。診察や治療が終わり帰るときの支払いは写真4のような医療費自動精算機がずらりと並んで待っている。
 受付を済ますあるいは治療を終えた患者は写真5、6の広い待合室で待つか、写真7 のエスカレータで2階の専門別の診療科へ移動できるようになっている。見学当日の午後、丁度ロビーでは写真8のように旭少年少女合唱団が美しいハーモニーの演奏を披露していた。患者はこの歌声で癒されることであろう。当日、院内見学をかね最新のME機器も見せていただいたので、次回のブログに投稿を予定している。【2011.6.16】

2011.6.18 記