まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2011/09/02 0:53:20|国内旅行
台風のお蔭で忙しい一日になった!

 日本看護学教育学会という学会の第21回大会が大宮ソニックシティで8月30日、31日に開催された。この学会にかつては入会していたが本務を離れてから脱会した。在職中から共同研究を行っていた「注射器内薬液の圧力測定」という研究成果を注射器手技のシミュレーターとして使えるようにした。そのため、看護初学者の注射器手技の教育に役立つ研究ということで特別セッションが31日午前に設けられた。当日、注射器内薬液の圧力測定法、このシミュレーターを使った効果について共同研究研究者らと講演し、実際に注射器を操作してもらい、その圧力変動を大画面に映し出し、参加者全員にそのグラフをみてもらった。熟練者の圧力変動は一定になるが、初学者のそれはギザギザになる。

 この講演と実演が終わったのは正午、自宅に帰ったのが午後2時半。テレビのニュースを見ていたら大型で強い台風12号が四国、近畿、東海地方に接近中と報道されていた。

 実は、9月3日は大阪で別の学会があり、それに参加するために出発準備する予定であった。この学会に参加するのを契機に四国、九州まで2週間のドライブの旅も合わせて行う予定にしている。この旅に関するホテルやフェリーの予約を全て終えている。台風が接近し、いけなくなると日程が狂う。というわけで、大宮から帰り、家内の提案で急きょ、まず、名古屋まで31日は移動することにした。そして、9月1日に大阪まで移動しておけば、台風がくるころには関西にいることになるので、学会に参加できる。

 以上のような理由で、写真に示すように大宮での学会を済ませ、自宅に帰り間もなくまた自宅を出て、諏訪湖、八ヶ岳方面を通りテレビ搭に近い名古屋のホテルまで8月31日は移動した。着いたのは夜の9時。明日の9月1日は大阪まで移動する予定だ。【2011.8.31】

写真1:日本看護学教育学会第21回学術集会開催の案内
写真2:注射器シミュレーターを操作する参加者と共同研究者の一人
写真3:学会終了後にドライブの旅に出て諏訪湖畔に到着
写真4:名古屋のテレビ搭に到着しまずは一安心

2011.9.1 記







2011/08/26 23:10:48|思い出
楽しかった浅草演芸ホール!

 定年退職後に国外・国内を長期にわたって旅したくロングステイクラブ(LSCクラブ)に入会した。しかし、現役に近いような仕事が舞い込み、会員の皆さんと一緒に旅する時期が一致せず、自分の都合に合わせで家内と旅をしている。しかし、このLSCクラブには東京を歩こう会や観劇同好会など旅以外で仲間と楽しい時間を過ごせる集まりもあるので、それには時間の許す限り夫婦で参加している。
 今日(24日)は、LSCクラブの観劇同好会主催で落語、漫才、コント、マジック、紙切り、曲芸、ものまねなどの寄席を楽しめる“浅草演芸ホール”へ会員の皆さんと行ってきた。前日の23日には、幹事のKさん、Sさんから下記のような懇切丁寧なメールをいただいた。

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観劇同好会の皆さん
8月の観劇同好会は、いよいよ明日となりました。明日朝11時30分に「浅草演芸ホール」の前に集合して下さい。以前にもお知らせしましたが、入場料金は 2,500円ですが、10名以上に(現在15名の申し込みが有ります)なれば 200円の割引が有り 2300円となります。なお「浴衣」を着て寄席を楽しまれる方は 500円の割引となり 2,000で見られます。団体割引との重複は有りません。前に弁当を持参して欲しい旨をお伝えしましたが、チケット(プログラム兼用)を見せれば外に出て食事ができるようになりました。(再入場するのにチケットが必要ですので無くさないように)
なお、都合で遅れてこられる方は受付で「LSCの者です」と言って頂ければ 200円の割引が受けられることになっています。ただし空いている席となります。あらかじめ「演目」を知りたい方はネットで「浅草演芸ホール」で見ることができます。それでは、明日「浅草演芸ホール」で会いましょう。
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 当日、萩本欽一やビートたけしを生みだしたお笑いの殿堂である浅草演芸ホール前に11時半集合、11時40分開演。中でお弁当を食べられるが、近所でサンドウイッチとコーヒーの軽い昼食を済ませ演芸ホール前に向う。幹事さんご夫婦は素敵な浴衣で参加、500円引きで入場。団体(15人)だと200円引きだからさらに安くなるのかなと思ったが、上記案内のように重複は認められないとのこと。浴衣の奥様いわく500円安くても洗濯代が倍以上かかるのよとのことで、演芸ホール前で大笑い。

 我々夫婦は、笑うことが大好き、テレビのお笑い番組は見るし、極めてまれであるが大阪へ行けば難波花月へも行く。東京にも上野鈴本演芸場、新宿末広亭、浅草演芸ホールがあることは知っているが、思うように出かけられないでいた。ところが、今回上記のように浅草演芸ホールの案内をメールで頂き、安くて昼・夜入れ替えなしということを聞き参加した。浴衣で入場すれば割引になるとは、東京下町の粋な計らいではなかろうか。

 前座の講談から始まり、若手の落語、漫才、曲芸、大御所落語家が約15分〜20分間ずつ高座に現れ、面白くて笑える話しが順次披露され、時の経つのを忘れるほどである。演目の最後は大喜利「大笑い七福神謎かけ」で閉めくった。本人を目の前にして「東京スカイツリーと掛けて笑三ととく、その心は「天に一番近い人」」などのやりとりがあった。寄席の世界でよく知られる長老的存在の落語家、桂米丸、三笑亭笑三の落語も聞けた。本人は年齢のことは言わないが、二人とも86歳であると弟子がもらした。その歳とは思えない話術が披露され、久しぶりに大御所の落語が聴け、精神剤の補給ができたという感じがした。

 昼の部は午前11時40分から午後4時10分までの4時間30。夜の部は午後4時40分から9時までの3時間20分。入れ替えなしのため居残りして、昼・夜の部を通しで笑わしてくれる寄席に留まれば、涼しい環境の中で笑ってこの浅草演芸ホール内で8時間は過すことができる。安価でためになる!浅草演芸ホールへ一度出かけることを薦める。

 遠路のため、我々は昼の部を終えたところで浅草演芸ホールを出た。来た時は地下鉄浅草線田原町から演芸ホールへ、帰りは地下鉄浅草駅へ向かった。途中、100mほどの浅草・六区通りを通ったが、ここには高峰秀子、上原 謙など沢山の映画俳優や女優、その他有名な芸能人の手形が歩道一面にあるのが目についた。

 いつもそうだが、幹事さんからお声がかかると手を挙げ、それに参加している。今回も観劇同好会幹事の皆さんにお世話になった。めったにない終日笑う機会を設けて頂き感謝いたします。【2011.8.24】

写真1:閑散とした朝の浅草演芸ホールをバックにして
写真2:幹事さん素敵な浴衣姿で入場料集金
写真3:高峰峰子他大勢の手形がある浅草・六区通りの歩道
写真4:びっくり、東京スカイツリーが良く見えた!

2011.8.26 記







2011/08/23 13:30:52|思い出
孫の誕生プレゼント佐賀へ旅立つ

 8月26日に最初の孫が6歳の誕生日を迎える。眞喜子が誕生日に間に合うようにと1年かかり作った孫のお絵かきをパッチワークにまとめたものが1週間前に完成した。毎日壁にかけて眺めていたが、その作品を今朝暗い内から梱包しだし、明るくなったらすぐに近所のコンビニから宅配便で誕生日に間に合うようにと送った。
 
 完成させてほっとしたからだろうか、眞喜子は何キロか目方が増えたという。また、次の孫へのパッチワークの構想はあるようだが、どのような作品になるのか楽しみである。3人孫がいるが、次の孫が絵になるような作品を描くようになるまでしばらく時間がかかりそうだ。しかし、そうはいっても、もう鉛筆を持って紙になにやらなすりつけている姿をみると、また、すぐに次の作業にはいらないといけないのではないかと思う。【2011.8.23】

写真1:完成したパッチワークの前で記念写真
写真2:手放したくないような顔つきで梱包する眞喜子
写真3:玄関を出る作品と眞喜子
写真4:コンビニのお兄さんに貴重品?だといいながら運送をお願いする

2011.8.23 記







2011/08/22 23:04:12|アメリカ便り
アメリカ・サンノゼ便り:1

 N.K.君がアメリカ、サンノゼというところに長期海外出張で滞在している。私も3週間の予定でこの10月にアメリカ西海岸のいくつかの都市を訪ねる予定にしている。訪れる都市の一つにサンノゼを入れてある。ここはカリフォルニア州北部にあるサンフランシスコ湾の南に位置する都市で、IT企業が集まっているシリコンバレーの中心的な都市として有名である。サンノゼに滞在中のN.K.君から三枚の写真とその説明がメールで届いた。かつての研究室仲間も本ブログを見てくれるだろうとの期待を込め、また、10月に訪問することもあって、現地の珍しい様子をたまに知らせてくれたときには紹介したいと思っている。

N.K.君アメリカ便り1:
 一枚目はメジャーリーグの写真です。オークランド(日本のジャイアンツにいた松井秀樹がいます)VSジャイアンツ(松井の古巣です)の試合の写真です。オークランドは、サンノゼから車で45分くらいのところにあります。駐車場の広さや、スタジアムの感覚に驚かされました。アメリカでは、駐車場でバーベキューを平気でしていました。日本では、一台一台、係員が誘導しますが、アメリカでは、そんなことは一切ありません。笑

二枚目はアパートの写真です。アメリカでは、日本と違って、不動産屋がいろんな場所にアパートを抱えていますが、アメリカは違います。リース会社がいて、一箇所にまとまった場所を一括管理しています。つまり、7棟くらいの同じ建物が一箇所にまとまっていて、見回りや、清掃、家賃、その他問題がおきたときなど、対応してくれます。また、前払いで家賃は$1600くらいします(昔の円安時であれば、18万くらいはします。。。)

 三枚目はゴルフ場です。休日はアメリカ人や他企業の日本人とゴルフしています。そこらへん一帯にゴルフ場があり、値段も日本の半額程度でプレーできます。10分も車を走らせれば、少なく見積もっても、行けるところは5箇所ぐらいあります。こちらは日が長いので、夕方3時くらいからプレーしても平気です。【2011.8.22】

写真1:メジャーリーグ戦
写真2:N.K.君のアパート
写真3:アメリカのゴルフ場

2011.8.22 記







2011/08/14 0:23:14|小さな旅の思い出
孫に会いたく佐賀までドライブの旅計画
佐賀に孫が二人いる。私は東京生まれ。そこで約30年、埼玉に移って45年経つ。関西から四国・九州方面には知人はいても親戚はいない。次男が佐賀に就職しいつかは関東に戻るかなと思っていたが、佐賀のお嫁さんをもらい、佐賀に住みつき10年近くたつ。家を建て子供二人をもうけたため佐賀に住みつくことになろう。生まれた二人の子供はともに女の子で長女6歳、次女2歳になる。

 孫に会うよい機会を狙っていたところ、9月3日に大阪で看護人間工学という学会開催のアナウンスがあった。昨年暮れから今年にかけて二重窓と蓄熱暖房器の効果に関する測定を行った。その結果を発表しようとそのときのデータ整理を行っている。5月に早稲田大学で人間工学会学術講演会という会にその結果を発表予定であったが、3月の東北地震災害のため中止になった。そのとき、ある程度の準備をしておいたお陰で整理は楽だ。その整理した結果を9月3日に大阪森ノ宮医療大学で開催の看護人間工学部会で発表することにした。大学定年退職後は、学会活動から身を引いたが人間工学会だけはまだ入会している。しかし、学会費、学会参加費用などすべて自費のため、学会開催のたびに参加できないし、研究活動もあまり行ってないので発表内容もない。ところが、今回は我が家の改築や二重窓と蓄熱暖房器設置などで、これまでの住温度環境が変わったので、その変化を家内と一緒に、部屋中30ヶ所に設置した温度計の値を読み取り、住環境が変化した結果を連名で発表することにした。

 学会発表という体裁のいい出張理由をいいことに、8月31日に自宅出て名古屋、京都、大阪、四国4県(香川、徳島、高知、愛媛)、大分(別府)、佐賀を回り、9月12日に戻るというドライブの旅を計画中である。四国はまだ入ったことがなく、映画「二十四の瞳」で有名な香川県の小豆島もフェリーで渡れることがわかった。学会という都合のいい名目ができたことをきっかけに、大阪を経て佐賀までのドライブに出かけることにした。

 宿はインターネットを活用し、ビジネスホテルを主に選び、安く旅ができるよう努力した。小豆島、道後温泉、別府温泉ではビジネスホテルは見つけがたかったので、二食付きの宿屋や温泉旅館にした。旅の準備段階では、走行ルートに頭を悩ましながら宿を選定し、その近くに興味ある観光地がないかと探す楽しみがある。こうして写真のように旅の行程を組み上げることができた。眞喜子は運転しないので、1日のドライブ時間を約3〜4時間と決め、運転に余裕をもって佐賀までドライブの旅を楽しむ予定である。「旅は精神の若返りの泉である」とアンデルセンは言っているが、その通りだと思う。【2011.8.13】

2011.8.14 記