初めての四国旅行、初めて小豆島へ訪れる機会を得た。小豆島は人口約37000人、周囲126km、標高817mの高い山もある。また、オリーブ栽培とその製品、手延そうめんでも有名である。さらにこの島を有名にしたのは、壷井栄原作の「二十四の瞳」という映画を撮影した島として有名になり、若いころその映画を見て涙した。一度は訪れたいと願っていたのが今回実現した。
9月6日、高松空港にあるAPAホテル高松空港から松港へ。9時乗船券発売(車両往復11800円)、9時10分乗船開始、9時半出航という順序で乗船。岸壁にずらり並んだ乗用車や貨物自動車が一斉に吸い込まれるように乗船。乗る寸前に係員に乗車券を手渡し、そのまま船内へ移動、誘導員の示指に従い指定された箇所に止める。船体の揺れに対処するため車輪をロック。車から下りドアをロックし、船室へ移動。1時間の船旅で小豆島に着く。接岸直前に自分の車に移動し、係の合図に従って下船する。乗客・車両は極めて少ない。9月に入り観光客が少なくなったことが伺える。
10時半下船後、道の駅“小豆島ふるさと村“にカーナビをセット。島内の速度制限は40[km/h]でやや道路幅が広いところで50[km/h]。ただし、狭い商店街のようなところでは10[km/h]というところもあると聞く。この島の交通安全運動は全国的に有名で、秋の交通安全運動が始まった9月1日秋の交通安全運動週間開始日のニュ―スで1000mに近い交通安全用の横断幕を商店街に張っている様子が報道された。島外から乗用車で訪れる観光客が多いためか、交通安全に力を入れている様子だ。
島であるから道路幅は狭いのかと思っていたが、一般道路と変わらない(ただし山道は狭い!)。「道の駅」への途中、今日泊まる旅館森口屋が海岸沿いにあったので立ち寄り、島に着いたことを知らせ、午後のチェックインまでに戻ることを伝える。この森口屋は海に面した3階建で眺めのよい旅館だ。湾の向こう側に「二十四の瞳」で有名になった岬の分教場地区がかすかに見える。 下船し10分ほど走ったところに後述する道の駅“小豆島ふるさと村“に着く。【2011.9.6】
写真1:高松港で乗船を待つ 写真2:一路小豆島へ。前方に島が見えてきた 写真3:小豆島の道路はよく整備されている 写真4:旅館森口屋前にて
2011.9.11 記
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