まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2011/09/12 9:19:07|国内旅行
大阪城の石:道の駅「大阪城残石記念公園」

 道の駅「大坂城残石記念公園」は、小豆島北部地域のほぼ中央に位置していて、道の駅「小豆島ふるさと村」を出発すると、海岸沿いに10分ほどのドライブで着く。この道の駅は徳川幕府の大坂城拡張・修築工事の際、石垣石の産出を行った場所だという。残された石の保存と活用を図るための展示施設が整備されている。石文化を伝えるために、石を切り出す様子がわかるような説明と使用した道具類が展示されている。

この駅内に入ると、石の搬出に係る手法、港湾も分かるように展示されている。近くに、石切り場の跡があるというので出かけたが、思ったほど近くにはなさそうなことと暑い日差しのためその場所を探すのをあきらめた。【2011.9.6】

写真1:頼りになる“道の駅の表示板”
写真2:石の陸上運搬原理
写真3:石の海上運搬原理
写真4:石切り場を探せなかった。無念!

2011.9.12 記







2011/09/12 9:07:07|国内旅行
そうめん大好き:道の駅「小豆島ふるさと村」

 小豆島の観光案内書を見ると、この島に3つの道の駅がある、案内書にはそうめん、オリーブ、醤油の記事が目に付く。そうめんが大好きなので、まず着いたら道の駅「小豆島ふるさと村」をカーナビ目的地に選びセットした(写真1)。この「道の駅」には写真2、3のような手延そうめん館というのがあって、そうめん製造工程がみられると案内書にあるからだ。草壁港に到着し最初に「小豆島ふるさと村」に隣接する「そうめん記念館」を訪れたが、だれもいなくて製造する気配はない。ただ、製造中なのか見本なのか不明だが上からつるしたそうめんが窓越しに見えた。

 この「道の駅」に着いたのは午前11時、この時期は夏休みが終わった時期なので観光客は少ない。少々早いが昼食のそうめんを「道の駅」レストランで食べる。さすが、そうめん館があるだけにそうめんの種類は多く、それらのそうめんを食べることができる。この地はオリーブの産地でも有名なので、“オリーブそうめん”という珍しいそうめんがある。青みがかった面であるが、オリーブの香りがして美味しい。一人前で450円。

 昼食後、外にでると裏庭には青い海、青い空が広がっていて、なんとも言えないすがすがしい気分である。【2011.9.6】

写真1:小豆島最初の道の駅「小豆島ふるさと村」
写真2:手延そうめん館の入り口看板前にて
写真3:窓越しに見えたそうめん館内のそうめん
写真4:道の駅裏に広がる瀬戸内海


2011.9.12 記







2011/09/12 7:45:51|国内旅行
「二十四の瞳」を撮影した岬の分教場訪問

 かなり若いころ、壷井栄原作の映画「二十四の瞳」」(監督:木下恵介/主演:高峰秀子)を観て涙したことがある。その後、もう一度テレビで同じ映画を観たが、どうしても涙を抑えることができなかった。この感動した映画の撮影現場が小豆島であることは知っていたが、訪れる機会がなかった。今回、九州佐賀までドライブの旅をするにあたり、四国の徳島、香川、高知、愛媛の4県を訪れ、特に香川県の小豆島で映画撮影した「二十四の瞳の映画村」と今も保存されている「岬の分教場」を訪れることにした。

 「岬の分教場」がある場所と「二十四の瞳の映画村」の場所との距離は600mほど離れている。岬の分教場はちょっとした住宅地にあるが、映画村の方は海岸に面した広い敷地内に映画撮影に使った岬の分教場モデルと運動場、その運動場には映画に使った昔の乗り合いバスが置かれてある。映画村には撮影に関連する建物とお土産物屋、それに高嶺秀子主演の白黒映画「二十四の瞳」が常時放映され、自由に観られるようになっている。

 写真1は映画の中で子供たちが岬の分教場で勉強しているシーンであるが、その本物の岬の分教場が写真2、写真3(上側)である。写真3の上が本物の教室、下が映画村のセットの教室である。写真4は岬の分教場セット隣にある大石先生の自宅セットとその前に広がる瀬戸内海である。

岬の分教場は、フェリー到着の草壁港よりおおよそ車で20分のところにある。9月6日午前中に道の駅「小豆島ふるさと村」、「大阪城残石記念公園」を訪れ、さらに“寒霞渓(かんかけい)”に上った後、午後3時半に岬の分教場に着いた。分教場と映画村両方の入場料が790円、午後5時に閉館という。1時間半しか余裕がないので、まず、本物の岬の分教場を見学。昔の小学校の椅子や机、廊下は横に並べた板張り、黒板も今ではあまり見られない緑色黒板だ。教室の椅子に座り、小学生のころを思い出す。

 映画村へ移動するとまだ夏休みかと思われる学生さん10人ほどがいた。岬の分教場セット内には撮影に使った昔の映画カメラや照明道具が展示されている。分教場セットの隣に大石先生の実家と思われるセットがある。また、その前には広い運動場があり、そこには映画で使われたものと同じかどうかは不明だが、古い乗り合いバスが一台置きっぱなしになっている。運動場、乗り合いバスの眼前には青々とした瀬戸内海が広がっている。8月31日から5日まで青空に恵まれなかったが、今日は晴天、海と空の青さを存分に感じることができた。【2011.9.6】

写真1:映画の中の分教場で勉強する子供たち
写真2:ほんものの分教場入口
写真3:本物と岬の分教場とセットの分教場
写真4:大石先生の家とその前に広がる瀬戸内海

2011.9.12 記







2011/09/12 5:36:57|国内旅行
日本三大渓谷の一つ“寒霞渓(かんかけい)”

 写真1に示すように群馬県の妙義山(みょうぎさん)、大分県の耶馬溪(やばけい)、香川県小豆島の寒霞渓(かんかけい)は日本三大渓谷美といわれる。その一つである寒霞渓をロープウェイから眺望することができた。ロープウェイの下から上り往復すればよかったのに、わざわざ写真2に示すような寒霞渓山頂上(612m)まで車で上りロープウェイで上下往復し景観を楽しんだ。頂上まで行きつくのに、これまで走ったことがないような、恐らく日光のいろは坂より急なカーブがいく重にもなって蛇行する狭い道路を走った。登りつめたところは広い公園、大きな駐車場もあったが、この時期なのでほとんど車も人も見られない。

 ロープウェイは20分間隔で上下しているが、乗客は我々二人だけで。ロープウェイ下側終点で下りたのはよいが、この地点には土産物屋はなく誰もいなく淋しい。散歩するにもあまり美しいところとも思えないので、いったんは下車したが直ぐUターンするため上りロープウェイに乗った。ロープウェイの運賃は往復大人1250円であるから、この代金で日本三大渓谷美の一つを専用ロープウェイで満喫したことになる。

 頂上までくる道路は3通りあるようだが、その一つの道路が台風12号の影響で封鎖されている。眞喜子は上り急斜面のドライブを怖がり、嫌がった。帰路は道路幅が広く、カーブもすくない元来た道路とは異なる残された道路を下った。といっても急坂は多いのでエンジンブレーキを使わないと危険、エンジンブレーキを頼りに下った。ブレーキ故障車のために何か所にも砂を使った緊急至難の傾斜路が目立つように何か所にもあった。眞喜子は怖がったが車で曲りくねった道路をドライブすることも楽しんだ。【2011.9.6】

写真1:日本三大渓谷美の所在地を示す案内
写真2:寒霞渓(かんかけい)のロープウェイ頂上側終点の広場
写真3:ロープウェイから瀬戸内海の島々が一望できる
写真4:眼下に見える町

2011.9.11 記







2011/09/11 8:42:03|国内旅行
世界一狭い海峡を渡った!

 ウィキペディア(Wikipedia)によると、もっとも幅の広い海峡は、デーヴィス海峡(Davis Strait)という。この海峡はグリーンランドとカナダのバフィン島との間の海峡で、最狭部でも約338kmもある。有名なドーバー海峡は英仏海峡の一部で一番狭い箇所をドーバー海峡(フランスでの呼び名はカレー海峡)といい、直線距離にして34kmだそうだ。
 これに対して土渕海峡(どぶちかいきょう)という世界で一番狭い海峡が日本の小豆島(香川県小豆郡土庄町)にある。その幅なんとわずか9.93m。世界一狭い海峡として1996年ギネスブック認定された。この海峡を我々は平成23年9月6日12時13分に渡った。その狭い海峡「土渕海峡」を渡ると渡った記念に土庄町長から「世界一狭い海峡横断証明書」を頂けるというので、町長に自己申告し100円でその証明書を頂頂戴した。【2011.9.6】

写真1:小豆島の土庄にある世界一狭い海峡の説明図
写真2:世界一狭い海峡は人工アーチで飾られている
写真3:証明書を発行する土庄(とのしょう)役場
写真4:これが「世界一狭い海峡横断証明書」

2011.9.7 記