まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2012/04/16 22:30:18|ハワイの旅 2011
「この木なんの木気になる木・・・・・」が見たい〜〜〜

 ハワイへ行ったのは、今回で4回目。最初は、1963年アメリカ留学時にプロペラ機からジェット機に変わったDC-8という航空機で飛んだ。この航空機の航続距離は短く、本国へ直行できないのでハワイに給油のため立ち寄った。その2年後の1965年に帰国の際に立ち寄った。遠い昔のことで、大きなレントゲン写真を持って行きハワイ入国時にそれを見せてどきどきしながら入国した記憶しか残っていない。3回目は娘がハワイで結婚式を挙げたため数日滞在した。しかし、そのときはワイキキの浜辺でうろうろしたことと、真珠湾・アリゾナ記念館へ行ったことぐらいしか覚えていない。4回目は今回で、4泊6日のハワイの旅である。

滞在1日目は、美千代さん宅への行き方調査と観光ツアーの手配
滞在2日目は、美千代さん宅訪問とコンドミニアム視察
滞在3日目は、ポルネシア・カルチャー・センター観光
滞在4日目は、オアフ島周遊観光とB級グルメ観光

 「この木なんの木気になる木・・・・・」を見たくて、到着初日にどのようにしたらそこへ行けるかを調べた。調べているうちに、「オアフ島周遊観光とB級グルメ観光(この木なんの木を含むB級グルメ観光)」というミキトラベルハワイの広告を見た。そこで、迷わずこのツアー参加を予約し、4日目に「この木なんの木気になる木・・・・・」を見ることができた(写真1)。

 「この木なんの木気になる木・・・・・」はモハナルス公園というところに立っている木の1本である。ツアーガイドの説明によると日立は「この木の維持・管理に対し毎年4千万円の補助をしているという。公園入場は無料であって、非常にきれいに管理されているのは補助金のお蔭である。今でも毎週土曜日に放送されている「世界ふしぎ発見」のコマーシャルに「この木なんの木気になる木・・・・・」は出てくるので、日本人観光客に大人気。木の回りで写真を撮っているのは、ほとんどが日本人だ。広い公園内を見学していると、時間のたつのを忘れる。すると、ガイドがほら貝を吹く(写真2)。ついつい夢中になっていると、集合時間を忘れることがあるので、この合図は、出発時刻を告げるのにとても良いアディアである。

 その後、ウミ亀が見えるという海岸へ行った。亀が泳いでいる姿は見えたが甲羅干しする姿は見られなかった。海が綺麗なオアフ島南端、オアフ島南部のワイアルアという街、パイナップルで有名な通称ドール(Dole)という食品企業の土産物店などへも立ち寄った。

 B級グルメと名乗っているツアーなので、なにか美味しいものを食べさせてくれるのかと期待に胸が弾む。ドライブの途中でいくつかの小さな店に立ち寄り、ぶつ切りマグロの醤油味、ガーリック入りオリーブ油で炒めたエビとライス、果物(アップルバナナ、パイナップル、マンゴ)、ケーキの甘いパイのご馳走にありつく。上記のものを食べたのは正式なレストランではなく、小さな雑貨屋の軒先(マグロ)、イストとテーブルが置かれた簡易テントの中(エビ)、道沿いの農家(果物)などで、庶民的な雰囲気のもとで食べることができたのでそれなりに興味を持てたし、美味しかった。

 ツアーガイドは40歳代のハワイ人男性、日本語が非常に上手だし、実にいろいろなことを知っているし冗談も言えるので感心した。以下は、彼が車中で話してくれた一部である。
・最初にハワイに来た日本人は、ジョン万次郎
・ハワイの州花はハイビスカ
・1978年にハワイのハイウエイが完成。この年は成田空港が完成した年
・ハワイにはH1〜H3と名付けた3つのハイウエイがあり、料金無料、フリーウエイ
・今回のツアーで、このフリーウエイH1〜H3を全て通った
・トンネルの名前にハラノテツオ(エンジニア)トンネルというトンネルがある(これも通りぬけた)
・ハワイの島の数は、大小合わせて124、大きい島は8つある
・オアフ島の大きさは淡路島、東京都ぐらい
・ハワイの人口は128万人、うちオアフ島は98万人で全人口の73%がオアフ島に住んでいる
・ハワイにはカラス、蛇、セミ、クマ、キツネなどは生息していない
・ハワイ語でカラカラは食べる、オノは美味しい
・ハワイの海は磯の匂いがしない。それは、ワカメなし、湿気なしだから
・アラモナセンターの山川の裏にあるウォールマートのチョコレトは安い
・ハワイにあるコンビニは、7イレブンが67件、ABCマートが50件
・アロハシャツは日本人が考え作った
・アヒボケ→タコポケ、マグロポケ(マグロづけ)
・ハワイの日本人は、今、5世から6世だ
・人種:白人32%で1位、フィリピン人2位、日本人3位である
・マグロポケやタコポケはアラモナセンターの裏のスーパーで買える
・ハワイ観光人数、1980年代は毎日7000人であったが、現在は2000人程度に減った
・ポルネシアを代表する8つの島々とは、ハワイ、サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、マーケサス、タヒチ、トンガ、ラパヌイ(イースター島)
・今日訪れた海が綺麗な岬のようなところは「Lia ライア」という
・ハワイの原住民はわずか1%
●ハワイでは日立、東芝、三菱、トヨタなど企業の大きな広告看板は一切ない→本当に看板ない
●マンションやコンドミニアムでは洗濯物を干してはいけない→洗濯物は全く見ない

 ツアーのガイドは運転手を兼ねている。ユーモアあふれ客を飽きさせない愉快な人。冗談交じりに、ハワイ情報を語ってくれ非常に楽しくてよかった。ツアーを終えホノルルまでのドライブ中の真珠湾近くで大きくて綺麗な虹を見た(写真4)。今回のツアーは楽しく、かつ有益なハワイ情報を得たので降り際で、お礼のチップをはずんだ【2012.4.6】

写真1:この木なんの木気になる木・・・・・
写真2:ほら貝による集合の合図
写真3:B級グルメのマグロとエビ(2人のエビを繋げるとハートになる)
写真4:大きな虹に出会えた

2012.4.16  APAホテル板橋にて記す







2012/04/13 9:55:43|ハワイの旅 2011
ポルネシア・カルチャー・センターツアー

 ハワイ滞在3日目の4月5日、ハワイ到着初日に申し込んでおいたポルネシア・カルチャー・センターへ行った。このポルネシア・カルチャー・センターは、サモア、アオテアロア(マオリ、ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、マーケサス、タヒチ、トンガ、ラパヌイ(イースター島)の8つの南太平洋を代表する島々の村の文化・生活様式が展示されている。

 ポルネシア・カルチャー・センターは、隣設するモルモン教会のブリガム・ヤング大学ハワイ校の生徒が大学に通う一方、ポリネシアの文化を紹介しながら働けるようにと1963年に設立された非営利団体である。

 このポルネシア・カルチャー・センター・ツアーは、往復の送迎がついている。決められた時間にホテルロビーにいれば、迎えのバスが来る。こうして、昼ごろ我々はピックアップされ、ツアーを申し込んだ個人客を乗せるためいくつかのホテルを回り、一路ポルネシア・カルチャー・センターへ向かう。1時間ぐらいのバスドライブである。バスで迎えに来た若い男性は、上述したブリガム・ヤング大学の学生とのこと。彼はハワイの人であるが日本語が堪能だ。

 このツアーには見ごたえのあるナイトショー鑑賞チケットも含まれている。ショー終了後にセンターを出発するのは午後9時以降になるため、ツアー開始時間は遅く、ホテル出発は正午である。


 ポルネシア・カルチャー・センターに到着すると入り口で夕食券、夜のショー鑑賞券が一つにまとまったセンターへの入場券が渡される。入場券を配布したりセンターの案内をしたりするのはほとんどがいろいろな国から来たブリガム・ヤング大学の留学生である。ここで働いている人の70〜80%は前述の学生達であるという。日本からの留学生も50人程度いるとのことで、当然我々日本人ツアーを担当したのも横浜から来たという留学生Yさんである。1年前に当校へ留学したというが、英語が上手で驚く。

 留学生Yさん案内で、各村々を案内してくれるが、センターに入ると直ぐ記念写真用に待ち構えた男女二人のモデルと一緒に記念撮影(写真1)。村々を訪れる合間に東西に作った人工の川のような長い池をボートで移動する(写真2)。水上からも各村がよく見える。この水路にフィジー、トンガ、タヒチなどの民族衣装を着けたダンサーが乗ったボートが通るが、そのボート上で踊りを披露してくれた(写真3)。

 センター内移動中に美女に遭遇。眞喜子はこの美女と一緒の写真を撮ってくれというので撮った。どちらが美人か評価してほしいとのことだが、どちらも似たりよったりの美人だ。

 夕方6時になるとレストランへと案内される。ここではバイキング形式で、ウエイター、ウエイトレスはほとんどが学生だ。日本人観光客周辺では日本からの留学生が面倒見てくれるので、日本語で注文することが可能だ。

 夕方7時になると、イブニングショーが始まる劇場へ案内される。この劇場は円形で、半円上に客席があり、その中心部に舞台が設置されてある。世界最大のスケールを誇るというイブニングショーが始まる。ある島の王族の継承問題をミュージカル風に演出した出し物なので、若干のストーリーを知らないと退屈する。このストーリーを案内役の日本人留学生Yさんがあらかじめ説明してくれたので、助かった。ショーの終わりは、男性による火の踊りで、棒の両端に火をつけそれを回しながら踊るショーである。これは、ハワイアンショーでよく見るが、ここでのショーは見事であった。写真撮影が禁止のため、ここでは写真が撮れないのが残念。

 こうして、ポルネシア・カルチャー・センター内部の村々の見学、ボート乗り、夕食、イブニングショーを楽しみ午後9時にセンターを出て帰路についた。【2012.4.5】

写真1:歓迎の美男・美女と記念撮影
写真2:ボートで水路を回るツアー
写真3:カヌー上でのタヒチの踊り
写真4:どちらが美人?

2012.4.13  APAホテル<姫路駅北> にて記す







2012/04/11 21:10:03|ハワイの旅 2011
ハワイ・ロングステイの夢かなうかな!

 今回のハワイ訪問は、小旅行ではあるが将来のロングステイ情報収集の意味もある。ホテルでのロングステイはこれまでの海外旅行の経験からその様子は推測できる。ホームスティについては、美千代さん宅訪問でおおまかに理解できた。老夫婦が長期滞在するとステイ先にご迷惑をかける可能性が大であると眞喜子が気にしている。このようなわけで、コンドミニアムをロングステイの候補にした。情報誌にイリカイホテルの記事を見たので、滞在中にその様子を知りたくイリカイ・マリーナというコンドミニアムへ行った。ここはアラモナ・ショッピング・センターに比較的近く、海側か山側かによるが、部屋によってはダイヤモンド・ヘッドが見えるロケーションもあるという。

 イリカイ・マリーナ2階に日本人スタッフがいるというので2階へ行き、ケンドール サヨコさんという担当者にコンドミニアムの話を伺った。すると、冬場の予約はすでに始まっていて、1ヵ月間の予約は、順次無くなっているという話だ。帰国後にインターネットで新たにコンドミニアムを探し、申し込みをしてもいいが、立地条件のよいこの現場にいて部屋の説明や景観の説明を直接聞ける今が予約のチャンスかと思い、予約状況を調べてもらった。今年の12月7日から翌年(2013年)1月7日までの31日間の要望を伝えると、その予約は可能だという。そこで、$400の予約金を入れた。これで、ほぼ念願のハワイでのロングステイ実現がかなう見通しがついた。この滞在期間にハワイ・ホノルル・マラソンが開催されるかもしれないというので楽しみだ。

 独身の時に2年間アメリカ留学、その後、半年間イギリスに調査研究、あとは3週間ほどの短い外国出張(視察、学会、技術援助、講義)で何回か海外生活をしたことがある。いずれも仕事の義務を背負っての海外生活であった。義務を負わない海外の旅には、夏休みや定年退職後に眞喜子とよく行った。思い出に残るのはヨーロッパ列車の旅で、その時の最長は40日、あとは10日〜25日程度の列車の旅とツアーの旅を何回か行っている。

 これらの海外旅行は、1か所にとどまらず、長くて3日間同じホテルに泊まり、すぐに移動するという忙しい旅であった。今回予約したハワイ・ロングステイは冬の寒い時期に温かいハワイに移動するので、身体に良いと思っている。これまで仕事の義務を負わずに1ヵ所にのんびり留まったことはなかった。ロングステイが実現すれば、「まず動く」精神に反するが、じっとしていて過ぎ去った昔の思いにふけりたいと思っている。【2012.4.4】

写真1:イリカイ・マリーナ(コンドミニアム/ホテル?)
写真2:イリカイ・マリーナの入り口にて
写真3:イリカイ・コンドミニアムの事務サヨコさん
写真4:イリカイ・マリーナの建物

2012.4.11 APAホテル<姫路駅北>にて記す







2012/04/11 9:42:14|ハワイの旅 2011
ハワイでロングステイしながら英会話のお勉強

 外国でロングステイをしたい、あるいはロングステイしながら英会話の勉強がしたいということはよく聞く。その様子をインターネットや本で調べてもなかなか実情が理解しにくい。今回、いつかロングステイをしたいという願いがあったので、以下の生活様式を調べてきた。
●現地の家族の方々と一緒に生活するホームスティ
●マンションの一部屋を借り夫婦二人で料理をしながらの生活するコンドミニアム
●食事は外食のホテル

 ホームスティしながら英会話の学習は、これまでのブログで投稿してきた美千代さん宅のようなところがよいように思う。英会話力のレベルにもよるが、初級の方なら美千代さんから個人レッスンに近い形で授業を受けられる。授業は毎日午前中に行われるようであるから、アメリカ人のご主人と一緒に食事をするような機会があるなら英語でしゃべるので、習った英会話がそのまま実践に役立つ。買い物に出かければ、日本と異なりそこではすべてのやりとりの相手はアメリカ人であるから、英語でしゃべる訓練がその場でできる。勉強に疲れたり、リラックスしたりしたければ、プールで泳ぐとか美しいカイルアの浜辺まで足を延ばし、泳ぐなり、のんびりと過ごすのもよい。美千代さんのお家でホームスティに開放している3つの部屋を覗かせていただいたが、とても清潔できれいな部屋である。勉強に没頭したり昼寝したり、夜寝たりするにはとてもよい環境である。

 コンドミニアムでの生活は、自炊であるから日本での生活をハワイに移したという感じである。毎日、食事の用意をする必要があるので、近所へ買い物に出かける必要がある。これは、これで外国での買い物であるから楽しいかと思う。ただし、ある程度の英語力が要求されるかも。

 ホテルでのロングステイは、掃除をしなくてよいので便利でよいが、食生活が外食となるので困ることがある。特に私はダイエットの必要性に迫られているので、外食はなるべく遠慮したいと思っているが?

 以上述べたように、ハワイ到着翌日にバスに乗り、ワイキキからカイルアへ30分かけて移動し、美千代さんにお目にかかれ、ホームスティの現状を見せていただいた。美千代さんとは初めて会ったとは思えないようで、今後のロングステイに役立つ話が聞けてうれしく思っている。これを機会に、また、ハワイへ行く予定にしているので、お目にかかれるかと思う。

 美千代さん、突然の訪問で、ハワイ料理の昼食をご一緒にとり、カイルア浜辺を案内していただき、その上、お家の内部も案内していただき誠に有難うございました。また、今年の暮れにハワイへ行く計画を立てましたので、お目にかかれることを楽しみにしています。その節はどうぞよろしくお願いいたします。次回お目にかかれたらご主人にもお会いし、英語でお話しが伺えたら嬉しく思います。私も英会話勉強中ですので、どの程度通じるか試してみたいです。
 いずれにしても、今回の訪問は大変有意義でした。2時間ほどでしたが、お忙しいところ時間を割いていただき誠に有難うございました。また、お会いできる日を楽しみにしています。
 上記のように書いた記事がハワイでも見られるというのですから、技術の発達は素晴らしいですね。【2012.4.4】

写真1:美千代さん宅のホームスティのお部屋の一つ
写真2:食事したり団らんしたりするプールサイドのテーブル
写真3:プールもあるので滞在中にスリムになるかも?
写真4:初めてハワイでバス旅行をしたが、お別れの時がきた

2012.4.11 記







2012/04/11 8:03:23|ハワイの旅 2011
美しいカイルアの浜辺

 カイルアへ行く機会ができたのは英語喫茶で友達になったReiko Shibamuraさんのお陰である。Reikoさんは、何度かここカイルアにある美千代さんのところでホームスティしながら英会話を学習した方である。Reikoさんの紹介で、ハワイでロングステイするなら美千代さんのホームスティもいいのではと、メールアドレスや訪問する場合の道順などを親切に教えてくれた。

 こうして、日本出発前に美千代さんとメールで連絡しあい、午前中はレッスンがあるので4月4日(3日成田を出発した翌日)正午以降にご自宅にお邪魔することを約束でき、昼食を一緒にしながらロングステイのお話をしましょうということになった。このような経緯で、まだお目にかかったことのない美千代さんとカイルアで会うことができた。美千代さんはアメリカの大学を卒業され、アメリカ人と結婚しここカイルアに住んでいる。ご自宅を開放しロングステイに、そして英会話レッスンの教師をしている。さらには、ハワイマラソンの時には、救急テント内で通訳のボランティアもされているという。気さくで親切な方である。

 正午に美千代さん宅に着いたので、早速ハワイ料理のレストランへご一緒した。昼食を終え、美代子さん案内でカイルアの浜辺へ行く。ここカイルア湾はサーフィン、ウインドサーフィン、カヤックができるハワイの中でも1位、2位を争う美しい浜辺である。浜辺では少々風が強いこともあって、凧のような道具を使って空中に舞い上がるこれまでに見たことのないスポーツを見ることができた。【2012.4.4】

写真1:カイルアの辺に着きました(真喜子と美千代さん)
写真2:美しいカイルア浜辺
写真3:空を舞いあがるサーファー
写真4:カイルアの浜辺でツウショット

2012.4.11