まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2012/09/08 8:50:21|小さな旅の思い出
函館朝市で朝食

 朝から雨。もう店は開いているであろうと思われる7時ごろ傘を差さしホテルを出る(写真1)。東横イン函館駅前朝市周辺には体躯館のような大きな建屋の中に沢山の個人商店が寄り合うように入っている「函館朝市」、「函館朝市どんぶり横長市場」および個人が一軒一軒店を構え、寄り添うように商売をしている店の集団(市場)がある。前者は蟹や魚、海産物、函館近郊でとれた食材、野菜などを売る店がずらりと並んでいる(写真2)。後者は海産物のお土産や蟹・魚を商売(写真3、テレビ局が撮影していた)にしている。

 ホテルがサービスする朝食をやめ、少々贅沢な朝食を食べに朝市に行く。6時ごろ開くというので14階のホテルの窓から眺めていたが、人の気配はない。人が出始めた7時ごろホテルを出て、直ぐ近くの朝市へ。少々おごって朝から海鮮丼のようなものを食べたく出かける。蟹の味噌汁つき、「なまえび」、「いくら」、「うに」、「ほたて」、「いか」など二品または三品組み合わせた海鮮丼を売りにしている店に入る。ご飯少な目、三品組み合わせ1500円を注文。だが、期待していたより美味しくない(写真4)。観光客目当ての客寄せにのってしまった感じだ。最初に出会った店に入ったが、もう少し歩き回れば海鮮丼を売りにしている店は沢山ある、後悔。8時ごろになると観光客が出始め、朝市も活気を帯びてくる。

 お腹が満たされたので、昨日訪れたJR函館駅へ、そして構内のコーヒー屋でひと休み。駅から近くに停泊中の「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」を外から眺め、ホテルに戻る。5時起きで期待していた函館朝市だったが、雨ということもあるが期待していたほどの賑わいはなかった。体躯館のような広いところに店が並ぶ朝市の一部に、近郊でとれた茄子や枝豆などの野菜を並べている年老いた個人商が何人かいた。いつ客がつくか不明の様子でお気の毒である。【2012.9.6】

写真1:雨が降る函館朝市の前で
写真2:大きな屋根の下に店を構える朝市の内部の様子
写真3:個人商店の蟹を売る店(テレビ撮影をしていた)
写真4:朝からこんなに食べてはいけない豪華な朝食

2012.9.6 KKRはこだて にて記す







2012/09/08 8:47:41|小さな旅の思い出
歴史ある教会、函館元町散策

 9月6日、朝食を済ませ1時間ほどの朝寝後、午前10時東横イン函館駅前朝市の駐車場に車を置き、市電に乗って元町へ向かう。元町には歴史ある教会や洋館が点在する地域である。眞喜子はクリスチャン、古い教会を見たいというので注文に応える。勝手がわからず観光案内の地図を頼りに駅前から市電にのって二つ目の十字街という停留所で下車。運賃200円。

 市電線路に沿ってしばらく歩き、大三坂で左折し坂を上る。すると、右手にカトリック元町教会、函館ハリスト正教会が見えてくる(写真1)。チャチャ登りというやや急な坂道を登り右折、左折をして八幡坂へ。この坂は映画やCMのロケ地として有名。港までまっすぐ続いており、並木道の向こうに函館港が望める。函館ハリスト正教会の裏を回り、降りてくる途中に草が生えた階段がある(写真2)。その階段を降りきると教会の正面に至る(写真3)。こうしていくつか歴史ある教会を訪れ、坂道を登ったり降りたりしてきた。

 函館西高近くの通りを歩いていると、北海道名物のアイスクリームだと宣伝している女性にであう。当店は牧場を経営し、その牧場で搾った牛乳を使った牛乳ソフトクリームが美味しいという。この通りには3件のアイスクリームを販売する店があり、お互い客寄せ競争している様子が見え見えであった。【2012.9.6】

写真1:港と函館ハリスト正教会のタワーが美しい
写真2:張り切る眞喜子
写真3:函館ハリスト正教会の正面にて
写真4:北海道名物ソフトアイスクリーム店先にて

2012.9.6 KKRはこだて にて記す







2012/09/07 21:26:28|小さな旅の思い出
道の駅に立ち寄りながら千歳から函館までドライブ

 レンタカーの予約を入れたところ、ホテルまで迎えに来てくれるという連絡が入った。JR千歳駅近くのホテルに9時、オリックスレンタカーの職員が出迎えに来てくれ、レンタカーが沢山並ぶ、オリックスレンタカー新千歳空港店へ行く。ここで、ここで三菱のデミノを6日間借り、出発。千歳から函館までは277km、高速道路を使って約4時間かかるとの情報を得た。そこで、まずは高速道路を走り出す。高速道路は速いが景色は単調だ。千歳、苫小牧、登別、室蘭まで走り、高速を降り一般道に切り替え、「道の駅だて歴史の杜」、「道の駅あぷた」、「道の駅とようら」の各「駅」に立ち寄る。「道の駅だて歴史の杜」の真ん前にある大型ラーメン店で美味しい北海道ラーメンの昼食。

 「道の駅とようら」に立ち寄ったところ、ここ豊浦町が内藤大助選手の故郷であることを知った。この「道の駅」で豊浦出身のボクシングフライ級チャンピンオン「内藤大助」選手のトロフィー、各種勝利記念品、過去の試合模様の写真などを見た。そして、内藤大助選手の実家を訪問、お母さんにお会いすることができたことは前回のブログで紹介した。こうして「道の駅とようら」で充実した時間を過ごせたので、豊浦からまた高速道路に移り函館に近い森町まで行く。高速道路はここ森町で切れ、再び一般道に入り、大沼湖の周囲を通り約1時間かけてJR函館駅前の東横イン函館朝市に午後4時に着いた。千歳のホテルを出てから7時間かけて函館に着いたことになる。

 ホテルにチェックインしたところ、このホテルでは朝食はもちろんだがカレーライスだが夕食も午後7時からサービスするという。そこで、7時まで間があるので、ホテル周辺の朝市といわれる界隈を散歩する。夕方なので店は閉まっているが、その雰囲気はわかる。翌日の朝が楽しみだ。朝市界隈を歩き終え、眞喜子がお金をおろしたいというので、近所を見渡すとJR函館駅前に東京に本店があるみずほ銀行が目に入る。眞喜子はこの銀行のカードを持っているので手数料無料でお金を引き出すことができた。JR函館駅構内に入ると、地方駅なので閑散としている。

 2階に上がるとレストランと何やら工芸展が開催されているので入ってみる。趣味として作ったいろいろな工芸品が展示され、手に取って触ってみてくださいと書いてある。普通なら、「作品に手を触れないでください」である。作品の中に眞喜子が趣味としているパッチワークがある。彼女はこの作品に興味を抱き見回していたところ、面白い作品を見つけた。その作品を手にしていたところ、受付の女性がやってきて親切に説明してくれた。眞喜子は帰ったらこれにならって作ってみたいと言い出す。寸法を測って教えてくれ、椅子を持ち出し座ってくださいという。座ってから、作品を作った仲間たちの話、毎年この時期に「手で見る工芸展」を開催するからおいでくださいという。埼玉県から来たと言ったら少々遠いが、案内状を出しますからよかったら来年もまた来てくださいとのこと。住所を記帳したので、案内状がくるかもしれない。こうした行く先々で未知の人と出会いがあるので旅は楽しい。【2012.9.5】

写真1:「道の駅だて歴史の杜」に到着
写真2:麺の茹でるかたさ、油の量、味の濃さを選べる美味しかった北海道ラーメン
写真3:JR函館駅前のツウショット
写真4:手で見る工芸展の係りの人と知り合う

2012.9.5  東横イン函館駅前朝市 にて記す







2012/09/06 5:26:11|小さな旅の思い出
元ボクシングチャンピオン内藤大助選手の母とツウショット

 昨夜、千歳で懐かしいA君と会うことができ、翌日5日北海道で最初の朝を迎えた。今日はいよいよレンタカーを借り、函館へ向かう日だ。千歳から高速道路を使いドライブしたが、高速は早くに目的地に着くが単調だ。そこで、登別で下り内浦湾沿い国道37号を走り、いくつかの「道の駅」に立ちよった。そのひとつに洞爺湖に近い「道の駅とようら」がある。駅内は他の「道の駅」と同じように新鮮な農産物や海産物を販売している。この駅で気が付いたのは、大きなショーウインドウに沢山のトロフィー、各種勝利記念品、過去の試合模様の写真が展示されていたことだ。また、その傍に等身大に近い大きな写真が飾ってあり、内藤大助とある。なぜ、ここにあるのかとよく見ると、彼はここ豊浦出身である。しかも、駅の店員さんに聞いたところ、隣に見える青い屋根の家が内藤大助選手の実家であるということを教えてくれた。お父さんもお母さんも気さくで良い方だという。出発する何日か前に、テレビでいじめ問題で内藤大助選手が出演していたのを観た。こうしたこともあって、迷わずお宅訪問することにした。

 「道の駅」の隣にある内藤大助選手の実家だという家へ行く。しかし、民宿という看板が掲げられている。表札には内藤○○とあるので内藤大助選手の実家に間違いないようだ。勇気をだして、玄関の扉を開けたらお母さんが出てきた。内藤大助選手のお母さんですかと切り出し、埼玉から来た旅行者ですが「道の駅」で内藤選手の実家であることを聞きお邪魔したと伝えた。内藤大助選手の話題について話したあと、写真をご一緒に撮らせていただけますかと厚かましくもお願いしたら、気さくに家の中では暗いから表に出ましょうという。そこで、眞喜子にシャッターを切ってもらった結果、写真4のように玄関先でのツウショットの写真が撮れた。同様に眞喜子のツウショットも撮れている。

 こうして、偶然だが元ボクシングフライ級チャンピンオン「内藤大助」選手のトロフィー、各種勝利記念品、過去の試合模様の写真を見ることができ、また、実家をも訪問し、厚かましくもお母さんとツウショット写真まで撮らしていただき、北海道の旅のよい思い出ができた。【2012.9.5】

写真1:とみうらの「道の駅」
写真2:道の駅内に展示されている数々の勝利記念品と写真
写真3:内藤大助選手の実家前で
写真4:内藤大助選手のお母さんとツウショット

2012.9.6 東横イン函館朝市 にて記す








2012/09/05 8:39:46|小さな旅の思い出
A君に会えました
 昨日、千歳に午後着き、夜には40年ほど前に東工大に勤務していたころの卒業生A君に無事に会えた。奥様、お子さん3人の家族全員をつれ、ホテルを訪ねてくれた。A君とは夕食を共にする予定だが、子供たちは明日学校があるというので、奥様、子供たちとはロビーで挨拶を交し別れた。このとき、お土産にけん玉をプレゼントし、実演した。男の子二人は双子というので、喧嘩しないようにと二本用意した。ロビーで実演とやり方を伝授、二人の息子さんは大喜び。次回会うときは、もっと上手になっていると息子さんたちと約束し、皆さんとホテル玄関で別れた。

 A君とは、ホテル内にある「むら祭り」というレストランに移り、食談に入った。当地は今“さんま”が旬で、その刺身が食べられるというので、生まれて初めて“さんま”の刺身を食した。嫌味がなく美味しい。その他、当地でなくては食べられない新鮮な魚類を食べ、時間が経つのを忘れた。明日も仕事があるということで、午後9時に食談を終えA君と別れた。次回はいつ会えるのか。【2012.9.4】

写真1:家族に会えた
写真2:懐かしい昔の話に話を咲かせ、楽しい一夜を過ごす

2012.9.5 エリアワン千歳にて記す