| 第39回 国際福祉機器展が9月26日〜28日に開催されるというので、初日の26日に行ってきた。開催場所は例年通り「東京国際展示場」の「東京ビッグサイト 東展示ホール」である。会場まで行くには、新橋駅から“ゆりかごめ”で国際展示場正門駅まで22分(会場まで徒歩3分)と、“りんかい線”で東京メトロ新木場駅から国際展示場駅まで5分(会場まで徒歩7分)という行き方がある。我々夫婦は、往きは狭山ヶ丘駅、池袋駅を経て、東京メトロの新木場駅から会場まで行った。帰りは“ゆりかごめ”に乗り国際展示場正門駅から新橋駅へでて、山手線で池袋駅へでるコースをとった。
世界の福祉機器約20,000点という多くの数が総合展示されてある会場は、例年のように多くの来場者でにぎわっていた。展示品は、おおまかに分けると以下の通りである。 【東1〜3ホール】 ベッド用品、入浴用品、トイレおむつ用品、衣類・着脱衣補助用品、コミュニケーション機器、建築・住宅設備、義肢・装具、福祉施設・住宅環境設備・住宅用品、感染症等予防用品、出版・福祉機器情報 【東4〜6ホール】 移動機器(車いす等)、移動機器(杖・歩行器等)、移動機器(リフト等)、福祉車両・関連機器、日常生活支援用品、リハビリ・介護予防機器、介護等食品・調理器具、住宅・施設サービス経営情報システム
上記展示に加え、いくつものセミナーや出展社プレゼンテーションなど講演や講座が連日開催されている。一日ではとても見切れないので、上述した展示の一部あるいはセミナーで興味ある個所を集中的に見学あるいは聴講するしかない。我々は補聴器、杖、衣類などの展示と「だれにもやさしい福祉用具をもっと身近に!」というテーマの講演を聴講した。見るもの聞くこといずれも珍しく、障害者や高齢者にとって便利で使いやすいものばかりである。男子トイレには傘を掛けるちょっとした突起物が壁に取り付けられている。傘のように長い杖も傘立て同様な杖立てがある。しかし、今回見たのは机や壁に取り付けることができる小さな杖置きで、場所をとらないすぐれものであった。このようなちょっとしたアイデャを盛り込んだグッツや介護用品が沢山展示されていた。毎年秋になると開催されているので、高齢あるいは障害を被る前に一度目を通しておくと参考になるものが多かった。
講演後に万歩計を見るとすでに六千歩を超えていて、やや疲れたので帰路についた。興味ある展示が沢山あったが、会場内は写真撮影不可であったので、残念だがその内容を写真で紹介することは出来ない。
帰りは会場目の前の“ゆりかごめ”国際展示場正面駅から新橋へ向かった。 【ゆりかごめ】の車窓から見えるお台場周辺の景色が結構素晴らしかったので、それらを紹介する。また、国際展示場正面駅から新橋駅までの各駅近くには以下のような場所がある。 ●国際展示場正面駅:東京ビッグサイト。水上バス ●青海駅:「パレットタウン」は、世界最大級の「大観覧車」、ショッピングモール「ヴィーナスフォート」、見て・乗って・感じるクルマのテーマパーク「MEGA WEB」。水上バス ●テレコムセンター駅:日本科学未来館 ●船の科学館駅:日本における初代南極観測船「宗谷」もある船の科学館および鉄道連絡船「羊蹄丸」が係留されている。水上バス。2012.9.26】
写真1:第39回国際福祉機器展へ行ったという証拠写真 写真2:国際展示場正面駅をでて間もなく見えてくる風景 写真3:隅田川河口に停泊中の大型貨物船 写真4:線路のないモノレールは人のいない道路上を走るようだ
2012.9.28 自宅にて記す
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