まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2012/09/29 9:36:25|思い出
東京国際福祉機器展に行った!

 第39回 国際福祉機器展が9月26日〜28日に開催されるというので、初日の26日に行ってきた。開催場所は例年通り「東京国際展示場」の「東京ビッグサイト 東展示ホール」である。会場まで行くには、新橋駅から“ゆりかごめ”で国際展示場正門駅まで22分(会場まで徒歩3分)と、“りんかい線”で東京メトロ新木場駅から国際展示場駅まで5分(会場まで徒歩7分)という行き方がある。我々夫婦は、往きは狭山ヶ丘駅、池袋駅を経て、東京メトロの新木場駅から会場まで行った。帰りは“ゆりかごめ”に乗り国際展示場正門駅から新橋駅へでて、山手線で池袋駅へでるコースをとった。

 世界の福祉機器約20,000点という多くの数が総合展示されてある会場は、例年のように多くの来場者でにぎわっていた。展示品は、おおまかに分けると以下の通りである。
【東1〜3ホール】
ベッド用品、入浴用品、トイレおむつ用品、衣類・着脱衣補助用品、コミュニケーション機器、建築・住宅設備、義肢・装具、福祉施設・住宅環境設備・住宅用品、感染症等予防用品、出版・福祉機器情報
【東4〜6ホール】
移動機器(車いす等)、移動機器(杖・歩行器等)、移動機器(リフト等)、福祉車両・関連機器、日常生活支援用品、リハビリ・介護予防機器、介護等食品・調理器具、住宅・施設サービス経営情報システム

 上記展示に加え、いくつものセミナーや出展社プレゼンテーションなど講演や講座が連日開催されている。一日ではとても見切れないので、上述した展示の一部あるいはセミナーで興味ある個所を集中的に見学あるいは聴講するしかない。我々は補聴器、杖、衣類などの展示と「だれにもやさしい福祉用具をもっと身近に!」というテーマの講演を聴講した。見るもの聞くこといずれも珍しく、障害者や高齢者にとって便利で使いやすいものばかりである。男子トイレには傘を掛けるちょっとした突起物が壁に取り付けられている。傘のように長い杖も傘立て同様な杖立てがある。しかし、今回見たのは机や壁に取り付けることができる小さな杖置きで、場所をとらないすぐれものであった。このようなちょっとしたアイデャを盛り込んだグッツや介護用品が沢山展示されていた。毎年秋になると開催されているので、高齢あるいは障害を被る前に一度目を通しておくと参考になるものが多かった。

 講演後に万歩計を見るとすでに六千歩を超えていて、やや疲れたので帰路についた。興味ある展示が沢山あったが、会場内は写真撮影不可であったので、残念だがその内容を写真で紹介することは出来ない。

 帰りは会場目の前の“ゆりかごめ”国際展示場正面駅から新橋へ向かった。
【ゆりかごめ】の車窓から見えるお台場周辺の景色が結構素晴らしかったので、それらを紹介する。また、国際展示場正面駅から新橋駅までの各駅近くには以下のような場所がある。
●国際展示場正面駅:東京ビッグサイト。水上バス
●青海駅:「パレットタウン」は、世界最大級の「大観覧車」、ショッピングモール「ヴィーナスフォート」、見て・乗って・感じるクルマのテーマパーク「MEGA WEB」。水上バス
●テレコムセンター駅:日本科学未来館
●船の科学館駅:日本における初代南極観測船「宗谷」もある船の科学館および鉄道連絡船「羊蹄丸」が係留されている。水上バス。2012.9.26】

写真1:第39回国際福祉機器展へ行ったという証拠写真
写真2:国際展示場正面駅をでて間もなく見えてくる風景
写真3:隅田川河口に停泊中の大型貨物船
写真4:線路のないモノレールは人のいない道路上を走るようだ

2012.9.28 自宅にて記す







2012/09/20 19:45:57|小さな旅の思い出
北大の“新ポプラ並木”知ってるか〜い!

 午後4時、Kさんご夫婦が二人のお子さんを連れてホテルまで迎えにきてくれた。上の女の子はけん玉に夢中ということで、けん玉持参。ホテルのロビーでけん玉の腕前を披露、こちらもけん玉愛好家なので2人で腕を争う。Kさんと知り合いになったのは十数年以上前、彼女が筑波大学大学院生であったころである。実験が強い私の研究室と看護動作に関する共同研究を行っていたときからである。そのころ、ご主人も同じ筑波大学の大学院博士課程の学生で彼女の実験に参加していたのでお会いした。その後、ご両人は結婚されご主人の仕事の都合でアメリカへ渡り3年間滞在され帰国した。Kさん一家がアメリカ滞在中に、我々夫婦はアメリカへ旅行し当地で会う計画を立てていた。しかし、諸事情があってそれがかなえられず、今回北海道で再会できた。

 ご主人の勤務地が北海道大学ということで、北大キャンパス内を案内していただいた。広いキャンパスであることと夕方ということで、「新ポプラ並木」を主に案内していただいた。有名な旧「ポプラ並木」は、台風でその半数近くが倒れたそうである。それに代わるポプラ並木をということで写真のようなまだ若いポプラ並木をつくり「新ポプラ並木」と名付けているそうだ。

 暗くなり始めたころ、あらかじめ予約しておいていただいた札幌駅近くのウニ料理専門店へ向かった。北海道ならではの新鮮な“うに”、“ほっけの刺身”をはじめとする魚貝類の珍味で舌鼓を打ちながら懇談を楽しみ、2時間ほどの楽しいひと時を過ごした。その後、アパホテルまで送っていただいた。

 明日10日は帰宅の日。4日に自宅を出て今日9日まで6日間北海道に滞在した。本来の目的である森林公園でのノルディックウォーキングが雨のため中止した以外、函館までドライブをし、湯の川温泉に入り、フォーラムでの講演を聴き、2人の友人に会い、美味しい海の幸を食べることができた。思い出に残る想定外の出来事として、富浦で元ボクシングチャンピオンの内藤大助選手の家でお母さんにお会いできたことである。次回、もう少し時間をかけ北海道をのんびり旅したい気持ちになった。【2012.9.9】

写真1:“Boys, be ambitious!”の言葉で有名なW.S.クラーク像前で
写真2:ウィリアム・S・クラーク像の説明。現在の像は二代目と書かれてある。
写真3:将来、新たな名所となる可能性がある北海道大学の「新ポプラ並木」
写真4:新ポプラ並木を背景にKさんご夫婦と眞喜子

 9月10日(月)、札幌から千歳に入り、ガソリンを満タンにした後、オリックス新千歳空港店に無事到着。レンタカーを返却し、千歳空港まで送ってもらい、11時発のJAL便で羽田空港12時半に到着。帰路品川で昼食をとり、自宅に戻ったのは午後4時である。こうして、北海道野幌森林公園でのノルディックウォーキング(残念だが雨で中止)を兼ねた北海道の旅を無事に終えた。【2012.9.10】

2012.9.20 自宅にて記す







2012/09/18 8:25:40|小さな旅の思い出
残念! 雨のためノルディックウォーキング中止

 9日(日)雨:大雨のため我々夫婦はノルディックウォーキングをあきらめた。全国から集まったノルディックウォーキング指導員の方々は、雨の中、宿泊した「しんしのつ道の駅」から野幌森林公園までホテルの小型バスで移動し、ノルディックウォーキングを行ったようだ。我々二人は、北海道までやってきた本来の目的であるノルディックウォーキングを雨のため安全をみて中止した。そのため、午前中は暇ができた。そこで、「しんしのつ道の駅」から車で40分ほどのところに岩見沢公園内「バラ園」があるということを道の駅受付で聞いたのででかけることにした。

 やっと到達したバラ園だが、あいにく全てのバラは植え替えの時期ということで、バラは咲いていないし人も一人もいない。我々二人だけで花のないバラ園内を散歩し、開いていた売店休憩室に入りコーヒー休憩。バラ園内を歩いている間は雨にあわなかったが、札幌への帰路で突然大雨に2回ほど出くわした。札幌市内に入った時に出会った大雨で、二か所ほど冠水個所があった。その一か所で車が1台水の中で立ち往生している姿をみて、渡り切れるかどうか心配になった。しかし、道路端を一台の軽自動車が勢いよく走り抜けたのを確認し、我々の三菱コルトもこれなら渡り切れると判断し、軽自動車同様に冠水した道の端を一気に突っ走った。水中で止まったらどうしようかと、一抹の不安を抱きながらこの冠水個所を脱出し、札幌のアパホテル&リゾート札幌に無事に到着できた。

 このホテルにはラジウム人工温泉があり、湯船が男女合わせて12ある。それぞれの湯船は「芳香風呂」「気泡風呂」「癒し風呂」などと名がつけられ、ゆったりとくつろげる。札幌駅からバスで30分のところに位置している。すぐ隣にヤマダ電機があり5分ほど歩いといたところにイオンがあるという立地条件のよいところである。【2012.9.9】

写真1:スピードを出したくなる雨の北海道の直線道路
写真2:たどり着いた岩見沢公園内「バラ園」だが、植え替え時期でバラはない
写真3:古い病院の待合室をこの地に移したとか
写真4:バラ園内のきれいな喫茶室でコーヒー・ブレーク

2012.9.18 自宅にて記す








2012/09/17 19:05:54|小さな旅の思い出
シンポジウム終了後の懇親会

 札幌市の北西部に江別市が、さらに北西に行くと岩見沢市がある。前回ブログに投稿したように江別市役所となりにある江別市民会館でノルディックウォーキング・フォーラムラムが開催された。
フォーラムラム終了後は、江別市民会館から「しんしのつ道の駅(たっぷの湯)」へ移動しそこで懇親会が行われる。会場まで車で45分。この「しんしのつ道の駅」は、温泉宿と道の駅を兼ねている。JR函館本線の江別駅と岩見沢駅を結ぶ線を底辺とするとしんしのつ道の駅は、三角形の頂点に位置する。この道の駅は新篠津村にすでにある温泉たっぷの湯施設を利用している。施設周辺にはしのつ公園及びしのつ湖があり、夏はゴルフ・パークゴルフ・キャンプ、冬はワカサギ釣りができる観光施設として広く利用されている。この地は農業の村であるため、新鮮な地場産の野菜や特産品などを施設で販売している。

 懇親会はフォーラム講師の先生方と全国から集まった約40人のノルディックウォーキング愛好家で行われた。4人席である我々テーブルには、大阪から来られたご夫婦が一緒の席についた。ご主人は私同様に定年退職しているので、昨年もこの北海道ノルディックウォーキング・フォーラムに出席したという。お二人はシンポジウム終了後に、レンタカーを使い道内を旅行するそうである。我々はシンポジウムの前に旅行してきたが、ご夫婦はシンポジウム後に旅すると言っていた。

 北海道まで来て未知の方々と知り合いになるということは、結構楽しい。それは住んでいる環境がお互いに違うので、その異なる環境に住む人の話しを聴くだけでも刺激になり楽しい。幹事さんが、一人ずつ自己紹介をというので名前とどこから来たのかなどを聞けたので皆さんの出身はわかった。遠くは大阪、東京、埼玉、仙台。当然だが地元北海道の参加者が一番多い。こうして、2時間ほどの懇談会を終えお開きとなった。【2012.9.8】

写真1:夕方「道の駅」“しんしのつ温泉”に着いた
写真2:懇親会場でのツウショット
写真3:翌日の朝、道の駅から見える周辺のキャンプ場風景
写真4:翌日の朝、雨が降り始めキャンプしている人は大慌て

2012.9.17 自宅にて記す







2012/09/17 17:36:39|小さな旅の思い出
8日(土)の北海道ノルディックウォーキング・フォーラムラム

 函館で2泊し、函館湯の川温泉から札幌に移動し、フォーラム前日の7日にアパホテル&スパ札幌で一晩を過ごした。フォーラム当日、ここ札幌から江別市の市民会館へ移動。昨日7日は、トラピスト修道院などを寄り道し、300kmという長距離を7時間かけて走った。今日は札幌−江別わずか25km、45分のドライブであるから楽である。9時半にホテルを出て、11時には江別市役所前に着いた。

 今回の北海道の旅の目的は、9月8日(土)(フォーラム)、9日(日)(野幌森林公園でノルディックウォーキング)開催の北海道ノルディックウォーキング・フェスティバル「第5回ノルディックウォーキング北海道フォーラムin 野幌」に参加するためである。フォーラム初日の8日は、「ノルディックウォーキングを続けると本当に生活習慣病の予防に効果がある?」をテーマに大学の研究者、医療の最前線で運動療法にノルディックウォーキングを取り入れている医師、事例報告の健康運動指導士の興味深い以下の講演が行われた。

基調講演T 藤田和樹、大阪大学全学教育機構スポーツ・健康教育部門 准教授
・生活習慣病とノルディックウォーキング<ノルディックウォーキングはメタポリック症候群の改善に有効か>

基調講演U 佐々木巌、ウェルネス佐々木クリニック院長
・生活習慣病の運動療法としてのノルディックウォーキング<その安全性と有効性>

事例発表 新開谷春子、健康運動指導士
・ダウン症の方や子供たちのノルディックウォーキング活動

事例紹介 角幡和子、健康運動指導士
・冬道歩きノルディックウォーキング結果報告とファッションショー

 暑い夏の日にファッションショーがあるというので水着のファッションショーかと期待した。実際は、これから寒い冬に向かう当地で欠かせない真冬のファッションショーで、身につける衣服のファッションはもちろん、転ばないための靴の工夫、歩き方などを伝授してくれ、非常に有益なショーであった。

 基調講演の講師佐々木巌先生は私の主治医で、ノルディックウォーキングを通して健康運動の指導を受けている。先生の講演を聴きたく、また、大自然の中でノルディックウォーキングをやりたく北海道まで行った。フォーラム最初の日は猛暑で良いお天気、講演といいファッションショーといい、とてもよい話しと眼の保養ができた。

 フォーラム開催日の3日前に北海道千歳空港に渡り、千歳で1泊、函館までドライブしそこで2泊し、そしてここ北海道江別市まできた。今日の宿は北海道のノルディックウォーキング愛好家の皆さんと懇親会が行われる“しんしのつ道の駅(たっぷの湯)”である。懇談が楽しみである。【2012.9.8】

写真1:ノルディックウォーキング・フォーラムが開催された会場隣の江別市役所
写真2:会場内に貼られたノルディックウォーキング・フォーラム・ポスター
写真3:佐々木巌先生の基調講演
写真4:真夏に行われた珍しい冬のノルディックウォーキング・ファッションショー

2012.9.17 自宅にて記す