まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2013/06/10 23:00:00|思い出
バラ その1
 バラ園長眞喜子は、今年のバラは例年になく良く咲いたと満足顔だ。そのバラたちの勢いが少しずつ衰えてきたようなので、最近のバラたちの姿を写しまとめてみた。







2013/06/10 5:00:00|小さな旅の思い出
姫路城のいま

 今年の4月初旬と5月下旬の2回、姫路城前にある姫路医療センター附属看護学校で講義をしてきた。この学校(正確には病院)は姫路城の真ん前にあるので、ついでにお城のある姫路公園内を散歩もしてきた。
 
 4年前の4月に訪れたときは写真1のように姫路城の雄姿が良く見えた。しかし、この年(2010年4月)に訪れた時はすでに姫路城大天守保存修理工事が始まっていた。そのことは、写真1の鉄骨構造物とクレーンが画面左側に見えるのでわかる。工事は2009 年11月から始まったようで、工事を開始して半年ぐらいたった時に訪れた。保存修理工事が開始し間もなかったため、まだ、写真1のように大天守はよく見えた。
 
 工事が始まってから毎年4月と5月に姫路医療センター附属看護学校を訪れている。その度にお城を眺めるが、写真2の中央に見えるように多いがかぶさっていて、お城の全容は見ることはできない。
 
 工事期間は「平成21年(2009年)11月1日〜平成27年(2015年)3月31日」とあり5年間かけての大工事のようだ。姫路市の正式案内によると工事名と期間は以下の通りである。
 
施主:国宝姫路城大天守保存修理工事
設計:(公財)文化財建造物保存技術協会
工事期間:平成21年6月27日〜平成27年3月18日
 
 今年は平成25年であるから、あと1年と9カ月先までその雄姿が見られない。このお城の保存大修理工事に合わせてかJRの姫路駅周辺が大きく変わろうとしている。すでに、駅周辺に大きなビル、地下に商店街が出来あがって営業を開始している。駅に隣接している新しいビル8階には、東京で日ごろよく通う東急ハンズが入っている。工作好きな者にとってこの東急ハンズは店内を見て回わるだけで楽しい。今年の5月に来た時、姫路駅に着いたのが夕方になったので、新しくできた地下食堂街で日本蕎麦を食べ、東急ハンズ内を見て回った。iPod minの電源コードを忘れたので、付近の電気店を探したがない。そこで、そのコードを求めに早速、東急ハンズを訪れ見つけることができた。このような特殊コードはハンズでも見つからないかと思っていたので、さすが、東急ハンズだと感心する。
 
 来春くるときには、姫路城はまだ覆いがかぶさっていると思うが、駅周辺はかなり整備されているような気がする。【2013.5.24】
 
写真1:改修工事開始間もないころの姫路城
写真2:JR姫路駅前から遠くに見える覆いがかぶさった姫路城(駅から歩いて行ける)
写真3:変わりつつJR姫路駅周辺
写真4:JR姫路駅もお城の改修工事に合わせてか変わりつつある
 
2013.6.5 旭中央病院ゲストルームにて







2013/06/07 15:03:10|思い出
夫婦で落し物 !

 6月6日(木)午後のこと。旭中央病院看護専門学校で講義を終え、東京駅経由で池袋駅へ行く山手線内において、右ポケットに入れてあるSuicaカードとその他いくつかのカードが入っているカード入れがないのに気がつく。前日、旭中央病院内のゲストルームに宿泊したが、その時点ではあった。その翌日の6日(木)12時10分に講義を終え、タクシーで旭駅まで、JR総武本線で旭駅から千葉駅まで、千葉駅で乗り換え東京駅へ。この時点までは、カード入れがないことに気がついていない。東京駅で山手線に乗り換え、車内で何気なく右ポケットに手を入れたところ、いつもの右手の感触ではないことに気づく。紛失した。とすると、どこにも寄り道をしていないので、旭で乗ったタクシー、JR総武本線、JR横須賀・総武線、JR山手線などいずかの乗り物内で落としたに違いない。
 
 Suicaはよく利用するので、2日前に1万円チャージしたばかりで、まだ1万4千円あまりがチャージされているはずなので残念である。Suicaカード以外のカードにはコンビニ・カードと公衆電話・カード、それに名刺が少々入れてあったと記憶する。一番残念なのは、チャージしたばかりのSuicaカードである。拾った人に善意があれば戻るのではと願うが、あきらめて帰宅した。
 
 帰宅すると眞喜子も今日はびっくりした日だと、家の鍵を落としたことを話す。彼女は午前中、自転車に乗って久しぶりに美容院へ行く途中、路上に落としたようだ。この鍵がないと自宅に戻っても入れない。私が夕方帰るまでどこかで時間をつぶさなければならないとぼやいたそうだ。念のため西武池袋線の狭山ヶ丘駅前の交番へ行ったところ、こちらには善意の人がいて届けてくれたそうだ。その拾ってくれた人はウォーキングしていた方だそうで、名前を知らせずに立ち去ったという。お礼の言いようがない。お巡りさんにお礼を言って、ともかくも自宅に戻り入れたという。こうして、午前に眞喜子が、午後に鑛一が落し物をした記念すべき日?となった。
 
 7日の朝、6時半にいつものように近所の和ヶ原公園へラジオ体操に出かけた。ラジオ体操が終わり、ストレッチの時間になりのんびりと背伸びや足腰をのばしていたところ、Suicaカードを紛失しあきらめたが、その旨を連絡すれば使用停止してくれるかもしれないことを思いついた。だが、Suicaカードのナンバーは控えてないので、連絡しても使用中止の手続きがとれない可能性がある。
 
 ストレッチを終え次の太極拳を中止し、急いで自宅にもどりインターネットを開き、Suicaカード紛失時の手続きコーナーをみつけた。ヤフーの検索画面で“スイカカード紛失”と入力し検索したところ、下記の情報が得られた。
 
「紛失・盗難でお困りの方:ビューカード - JR東日本」
「紛失・盗難でお困りの方」:ビューカードの紛失・盗難に気づいたら、速やかにご連絡ください。ビューカードをお止めし、簡単な審査の後、再発行の手続きを行います。(所定の再発行手数料をいただきます)
 
 ビューカード紛失・盗難デスク、03(5334)1199(24時間対応・年中無休)
 
 当社でクレジット部分・Suica部分のいずれも停止いたします。紛失したSuica付きビューカードに入金(チャージ)していた場合はそのカードの残額が再発行されたSuica付きビューカードに引き継がれます。(残額は、お客さまからご連絡をいただき、当社でSuica機能停止の処理を完了した時点の金額となります)
 
 上記のようにビューカード紛失・盗難デスクは、24時間・連絡・年中無休とある。早速電話したところ、Suicaカード紛失時した場合は即座に使用停止の手続をしてくれることが分かった。そこで、カード番号の控えはない旨を伝えると、氏名、住所、電話番号、生年月日を伝えれば、その場で停止手続きは可能だというので、手続をとった。こうして、所定の個人情報を伝えたところ「朝7時10分にあなたのカードは使用できなくなります」と確認の合図とともに、紛失したカードの使用が停止された。
 
 紛失したカードは「ビックカメラSuicaカード」であったので、ビックカメラのサービスセンターにも連絡し、ビックポイントの停止をする必要があるという。親切にもサービスセンター電話番号を教えてくれたので、早速電話したところビックカメラのポイント使用停止も行えた。新しいカードは1週間で届くという。
 
 以上の手続を行った結果、Suicaカードで14,000円、ビックカメラポイントで2,500円、合わせて17,500円ほどが失われなくて済んだ。ただし、再発行手数料が500円というので、17,000円分が救われた。【2013.6.6】
 
写真:落としたSuicaカードと自宅の鍵
 
2013.6.7  自宅にて記す

 








2013/05/19 23:30:36|思い出
嬉しい誕生祝い

 5月16日(木)、いつものように前日は旭中央病院のゲストルームに宿泊する。この病院内に旭中央病院付属看護専門学校があり、病院から学校まで建物内の連絡通路を通ると数分で行ける。授業は午前9時開始、人間工学という看護学校ではあまり馴染みのない科目を講義するために1年生の教室へ入る。いつもなら、全員が座っているはずの教室で今日に限って写真1のように全員立っていて、拍手で迎えてくれる。後ろを振り向くようにうながされ、一瞬振り向くと写真2のように黒板一杯に誕生祝いの英文字が書かれてある。忘れかけていた誕生日は明日であることを思い出す。78回目の誕生日を明日迎えるというので、一日早く学生たち64名全員が祝ってくれている。最近は、誕生日であっても忘れがち、改まった祝いをしていないので、一日早い誕生日のこうした形式での素晴らしい祝いはとても嬉しい。前にも後にもこのような素晴らしい誕生祝いはないのではないかと思う。本当に生きていてよかったと思う瞬間を味わえた。
 
 黒板の文字を背景に皆で写真をとろうということになったが64名の大人数では、とても並びきれない。そこで、何人か一緒に撮ろうと申し出た。恥ずかしながら前のほうの学生6名が出てきて一緒に入り撮ってくれた。ただ立っていてもつまらないので、OK(Ogawa Koichi)の「O」サインで写真を撮った(写真3)。自己紹介のときに誕生日を明かしたことを覚えてくれ、このような盛大な誕生会を講義の開始前に行ってくれた。こうしたこともあって、今日の講義、点滴や注射薬液あるいは床ずれに関する圧力の話しに熱が入った。その甲斐あって、授業評価では、圧力の意味やその応用が面白く聴け、よくわかったと好評であった。
 
 さて、誕生日当日は家内と池袋で落ちあい、誕生祝いになにか美味しい夕食をとろうと約束してある。午後二時半、池袋からバスで15分ほどのところのササキクリニックで糖尿病予備軍の検診があったので、その後に西武池袋駅前で会うことにした。デパートで夕食ということで、フランス料理、イタリアン料理のフルコースの案もあったが、量的に食べきれないことと糖尿病のことを考えるとそんな豪華な食事は問題ありと眞喜子と話し合った。それでは、なにか美味しいものとはと考え、二人が共通で大好きな鰻重というところに落ち着いた。このことはあらかじめ眞喜子と相談してあったので、主治医の佐々木先生にもお伝えし、たまにはいいでしょうということで大手を振って西武百貨店8階の伊勢定へ向かった。こうして、医者の顔色をうかがいながらの鰻重であったが、誕生祝いの鰻ということで、いつもとは違い特上を注文したので格別に美味しかった。写真4は伊勢定での、2人だけの豪華な鰻重誕生祝いの様子である。【2013.5.16−5.17】
 
写真1:64名からの誕生祝い風景
写真2:誕生日おめでとうの豪華な絵文字
写真3:OKの“O”をかたどったつもりでの記念写真
写真4:誕生祝いの食事「鰻重」
 
2013.5.19  自宅にて記す







2013/05/14 19:39:24|思い出
スローステップ

 なぜスローステップか。以前、NHKためしてガッテンで「スローステップ運動」が紹介されたのを見たことがある。これは、「踏み台昇降」を音楽に合わせて行うだけの簡単な運動で、高齢者や運動から遠ざかって体力に自信のない中高年の方にでも無理なく続けることができるという。以前、自宅階段1段を上り下りし、運動効果を調べたことがあるが長続きしなかった。
 
 狭心症でステント治療を行っていただいた先生から、定期検診に行くたびに胴回りを減らすようにと注意を受けていた。体重72kgはほとんど変わらない、お腹まわりも95p前後でこちらも変化なし。毎朝のラジオ体操、週1・2回のノルディックウォーキングと少しは運動に気をつかっているのだが、体重と胴回りともに変化なし。食事は野菜を沢山、ご飯、うどんなど白物を少な目に食べるようにしている。しかし、体重・胴回りは変わらない。
 
 そこで、スローステップのことを思い出し、その台(スローステップ台)は入手可能なのかをインターネットを調べた。調べたところ、値段も様々あって安いので2,000円、高いので8,000円ぐらいであることが分かった。昔、木で結構立派な本箱を作った経験があるので木工で作ろうかとも思った。しかし、その暇がなく、買うことにした。
 
 我が家で求めたのは高さが4段階(高さ100・125・150・175・200mm)に調整できるプラスチック製で、値段は6,200円。幅800mm、奥行300mm 、本体質量約3.6kg、使用体重制限100kgである。写真1は送られた商品を開封したところである。写真2は台の裏側である。写真3、写真4はスローステップ開始した直後の不慣れなスローステップ運動風景である。商品にはスローステップ演奏音楽CD−ROMが同封されている。1分間80回とか90回というようなアナウンスとともにメトロロームのようなカチ、カチ・・・・・という合図の音が童謡を背景に聴ける。この音楽に合わせて昇降すれば、1回10分間の運動ができる。これを朝、昼、晩とまじめに1か月実施し、1kgとか1.5kg痩せたという成果が報告されている。
 
 説明によるとスローステップの効果であるが、消費カロリーは1分間に80回のテンポでウォーキングの1.4倍。1分間に100回なら1.6倍という、スロージョギングに負けないメタボ改善効果があるという。そして注目したいのは、スローステップは筋トレ効果が高いという。ステップを昇り降りすることで足腰の筋肉をシッカリ鍛えられるので、転倒の予防や寝たきりの予防にも効果的でもあるという。
 
 入荷して、もう、ひと月ぐらいは経つが、不真面目のため一向に成果は表れない。ただ、二つだけ変化があった。その一つは、夜中に数回トイレに行くが、スローステップを8分間行って寝ると1回でおさまるということだ。何が原因なのか分からないが、膀胱付近の筋肉が鍛えられ、尿のもよおしが抑えられるからかと思っている。
 その二は片足立ちが出来ることである。毎朝のラジオ体操終了後に音楽に合わせてストレッチと太極拳もやる。ストレッチの中に、片足立ちがある。その片足立ちが最近ふらつくことが多くなった。ところが、朝、ラジオ体操に出かける前、8分間のスローステップを行って家をでると片足立ちが見事できるのである。これは、スローステップを行うことで脚まわりの筋肉が短期的だが鍛えられたからかと思っている。このことから、本格的運動をやる前の準備運動や準備体操は重要であることが理解できた。【4月】

写真1:Amazonから送られて来たスローステップ台
写真2:スローステップ台の裏側写真
写真3:トレーニング開始直後、こわごわスローステップ台に足を乗せる
写真4:心配そうな足運びでスローステップ台に乗る眞喜子
 
2012.5.14 コンフォートホテル成田にて記す