6月6日(木)午後のこと。旭中央病院看護専門学校で講義を終え、東京駅経由で池袋駅へ行く山手線内において、右ポケットに入れてあるSuicaカードとその他いくつかのカードが入っているカード入れがないのに気がつく。前日、旭中央病院内のゲストルームに宿泊したが、その時点ではあった。その翌日の6日(木)12時10分に講義を終え、タクシーで旭駅まで、JR総武本線で旭駅から千葉駅まで、千葉駅で乗り換え東京駅へ。この時点までは、カード入れがないことに気がついていない。東京駅で山手線に乗り換え、車内で何気なく右ポケットに手を入れたところ、いつもの右手の感触ではないことに気づく。紛失した。とすると、どこにも寄り道をしていないので、旭で乗ったタクシー、JR総武本線、JR横須賀・総武線、JR山手線などいずかの乗り物内で落としたに違いない。
Suicaはよく利用するので、2日前に1万円チャージしたばかりで、まだ1万4千円あまりがチャージされているはずなので残念である。Suicaカード以外のカードにはコンビニ・カードと公衆電話・カード、それに名刺が少々入れてあったと記憶する。一番残念なのは、チャージしたばかりのSuicaカードである。拾った人に善意があれば戻るのではと願うが、あきらめて帰宅した。
帰宅すると眞喜子も今日はびっくりした日だと、家の鍵を落としたことを話す。彼女は午前中、自転車に乗って久しぶりに美容院へ行く途中、路上に落としたようだ。この鍵がないと自宅に戻っても入れない。私が夕方帰るまでどこかで時間をつぶさなければならないとぼやいたそうだ。念のため西武池袋線の狭山ヶ丘駅前の交番へ行ったところ、こちらには善意の人がいて届けてくれたそうだ。その拾ってくれた人はウォーキングしていた方だそうで、名前を知らせずに立ち去ったという。お礼の言いようがない。お巡りさんにお礼を言って、ともかくも自宅に戻り入れたという。こうして、午前に眞喜子が、午後に鑛一が落し物をした記念すべき日?となった。
7日の朝、6時半にいつものように近所の和ヶ原公園へラジオ体操に出かけた。ラジオ体操が終わり、ストレッチの時間になりのんびりと背伸びや足腰をのばしていたところ、Suicaカードを紛失しあきらめたが、その旨を連絡すれば使用停止してくれるかもしれないことを思いついた。だが、Suicaカードのナンバーは控えてないので、連絡しても使用中止の手続きがとれない可能性がある。
ストレッチを終え次の太極拳を中止し、急いで自宅にもどりインターネットを開き、Suicaカード紛失時の手続きコーナーをみつけた。ヤフーの検索画面で“スイカカード紛失”と入力し検索したところ、下記の情報が得られた。
「紛失・盗難でお困りの方:ビューカード - JR東日本」
「紛失・盗難でお困りの方」:ビューカードの紛失・盗難に気づいたら、速やかにご連絡ください。ビューカードをお止めし、簡単な審査の後、再発行の手続きを行います。(所定の再発行手数料をいただきます)
ビューカード紛失・盗難デスク、03(5334)1199(24時間対応・年中無休)
当社でクレジット部分・Suica部分のいずれも停止いたします。紛失したSuica付きビューカードに入金(チャージ)していた場合はそのカードの残額が再発行されたSuica付きビューカードに引き継がれます。(残額は、お客さまからご連絡をいただき、当社でSuica機能停止の処理を完了した時点の金額となります)
上記のようにビューカード紛失・盗難デスクは、24時間・連絡・年中無休とある。早速電話したところ、Suicaカード紛失時した場合は即座に使用停止の手続をしてくれることが分かった。そこで、カード番号の控えはない旨を伝えると、氏名、住所、電話番号、生年月日を伝えれば、その場で停止手続きは可能だというので、手続をとった。こうして、所定の個人情報を伝えたところ「朝7時10分にあなたのカードは使用できなくなります」と確認の合図とともに、紛失したカードの使用が停止された。
紛失したカードは「ビックカメラSuicaカード」であったので、ビックカメラのサービスセンターにも連絡し、ビックポイントの停止をする必要があるという。親切にもサービスセンター電話番号を教えてくれたので、早速電話したところビックカメラのポイント使用停止も行えた。新しいカードは1週間で届くという。
以上の手続を行った結果、Suicaカードで14,000円、ビックカメラポイントで2,500円、合わせて17,500円ほどが失われなくて済んだ。ただし、再発行手数料が500円というので、17,000円分が救われた。【2013.6.6】
写真:落としたSuicaカードと自宅の鍵
2013.6.7 自宅にて記す