まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
ロブスタ食べに中華料理店へ
 中華料理店(フックユエン・シーフード・レストラン)は、もう帰国した「LSCショートスティ イン ハワイ」の人からその店の所在地を教えてもらった。地図も描いてくれたので場所は特定でき、イリカイから歩いて行ける距離であったので、出かけた。人気の店と聞いていたので夕方開店5時前に店に着くようホテルを出た。道すがらアラワイ運河にかかる橋からみたダイヤモンドヘッドの裏側は、平らであることがわかる。また、運河の近くにも住宅用のビルが立ち並んでいることもわかる。
 店についたのが早かったので、ドアは閉まった状態だ。玄関前で写真を撮り、近くのコーヒー店にはいり、お茶しながら30分ほど時間調整をし、店にもどると店は開き中には大勢の客が陣取っていた。あらかじめ予約しておいたので、スムーズに席に着くことができ、オーダー開始。といってもメニューでロブスタは分かるが他の中国料理名と中身は一致しない。焼きそば、スープ、その他を注文したら、写真のような料理がでてきた。美味しかったが、ロブスタはイメージと異なり、殻の周りにも味がついた糊状のべたべたしたものがついているので、中身を取り出すのに苦労する。ロブスタ肉部を取り出すのに指がべとべとになり、ロブスタを口にいれるのに苦労した。
 以前食べたことがあるが、その時のロブスタは、茹でたもので、今回は中華風の料理なので殻部分にも味付けされていて、べたべたしていた。安くて美味しいと評判の中華料理店なので、食べ終わって店をでるときには、行列ができていた。店を出たのは、午後8時で外は暗くネオンが輝いていた。【2018年1月6日】
 
平成30年3月9日(金) 湯本冨士屋ホテルにて記す
 
 
 







ロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏会
 ロイヤル・ハワイアン・バンドは、1836年にカメハメハ三世によって創設されたハワイ王朝専属の音楽バンドで、王朝の伝統を受けつぎ100年以上も演奏活動をつづけているホノルル市営バンドである。このバンドの指揮者はブライアンさんといって、6年前に我々が演奏を聴きにきたときの指揮者が今でも演奏の指揮をとっている。毎年、12月にハワイでロングステェイするたびに演奏会場を訪れるので顔なじみになり、演奏を聴きにくる初日に、日本の卓上カレンダーをお礼にプレゼントし、また演奏を聴きにきましたとお礼の挨拶を交わしている。毎週金曜日のイオラニ宮殿前の広場で演奏される演奏会にはほぼ確実に通い、芝生に座ってのんびりと演奏を楽しませてもらっている。
 今年も、演奏を聴くことを楽しみにハワイにやってきたが、金曜日の何日かは、別様が入り滞在期間中わずか2回しか演奏を聴けなかった。2回のうち1回はアラ・モアナ・センター内の舞台で、2回目はイオラニ宮殿であった。その2回目の演奏会の様子がここに示す写真である。
 3人の団員がホラ貝吹き、その音を演奏開始の合図とし、ハワイ語によるお祈りのような言葉があり、その後に演奏が始まる。開催時の最初に演奏する曲は、ハワイ州歌である。続いて、流れる曲は、ハワイアンソング、ポピュラー曲、クリスマスソング、クラシックなど週によって異なる演奏を楽しませてくれる。特に、ハワイアンソングの演奏時にはハワイアンダンスを踊る専属のダンサーがダンスを披露してくれる。
 演奏会は正午から1時間と短いが、毎週同じ時間、同じ場所で開催されるので、ハワイ滞在中の日課に組み込み、演奏を楽しんでいる。今年は、LSC会員の柴崎通子さんが丁度滞在していたので、その演奏を聴く機会があったので一緒に演奏を楽しんだ。彼女は、その昔、今はなきご主人とよくハワイに来たことがあり、ハワイアンダンスも習っていたとのこと。ローヤル・ハワイアン・バンドの演奏を聴き、そのリズムにのって踊り出さんばかりの様子で熱心に演奏を楽しんだ様子だ。演奏の最後に「・・・・・・また会えるその時まで」アロハオエを演奏して終わる。演奏が終わるのは午後1時、お腹が空く時間なので近くのWWCAの食堂あるいは少し足をのばしてチャイナタウンで中華の昼食を済まして帰ることが多い。
 なお、ロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏は、カピオラニ公園でも毎週水曜日に定期的は行われているようだが、我々は金曜日のイオラニ宮殿の芝生で聴く演奏会を好んで出かけている。【2018年1月5日】
 
平成30年3月9日(金) 湯本冨士屋ホテルにて記す
 







毎週金曜の打上げ花火
 ホノルルのワイキキ・ビーチとアラ・モアナ・センターのほぼ中間位置にヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパという大きなホテルがある。このホテルはビレッジという名がついているように、ホテルではあるが敷地内には、いくつかのプールそれに美しいビーチを持ち、宝石・衣服・ハワイアンキルト店・コーヒー店など有名な各種店舗、洋食・和食レストラン、コンビニABCストア、アイスクリーム屋など沢山の店が連ねている。ホテルとは思えず、繁華街かのような雰囲気があるホテルである。
 このホテルとお隣のイリカイ・ホテルの間にラグーン(正式名:デューク・カハナモク・ラグーン)がある。ここで、ラグーン(lagoon)というのは、潟(かた)もしくは潟湖(せきこ)で湾が砂州(さす)によって外海から隔てられ湖沼化した地形のことをいう。
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾートには専用のカハナモク・ビーチがある。このビーチはまた米軍専用のホテルとして有名なハレ・コア・ホテルのビーチにもつながっている。このビーチ沿いをさらに進とワイキキビーチに至る。
 前述したラグーンの岸で、毎週金曜になると花火が打ち上げられることは、広く知られている。そのため、ラグーン沖には金曜の夜7時ごろになると、船上で夕食をしながら花火見学できるツアークルーズ船が出たり、近くのヨットハーバーからヨットが沖に出て花火見学する姿が見えたりする。このように海上からも毎週金曜の夜には花火見学が出来る。一方、我々はといえばホテルの部屋でベッドに横たえながら、花火見学ができる部屋で毎年贅沢なロングスティステイを行っている。打ち上げられる花火は、30階建てホテルの高さ以上の上空で炸裂するので、日本の花火大会より小規模な花火であるが見応えはある。ただし、その花火打ち上げ時間はわずか10分ほどと短いのが欠点である。それでも毎週打ち上がるので、金曜の夜になるとラグーン周辺に多くの人が集まり、瞬時ではあるが打ち上げ花火を楽しんでいる。
 金曜日は終末ということもあるのか、ホテルの中庭でハワイアンミュージックとフラダンスが公開され、観光客を楽しませてくれる。そのため、ラグーンまで出かけ身近に打ち上げ花火を観ることとフラダンスを楽しむことことが出来るので、金曜日は花金である。【2018年2月27日】
 
2018年2月27日 自宅にて記す
 







ハワイの不動産物件
 アラ・モアナ・センター前のアラ・モアナ・ブールバード通りをアロファタワー方向へ歩くと右手にWard villageがある。ここは、専門店から大手ストアなどショップ、ダイニング、エンターティメント施設などがあり、ショッピング、食事、マーケット散策ができるとこである。このWard villageへ散歩がてら出かける道すがら通ったところに近代的なビルの窓になにか動くものが数点へばりついているものが目に入った。近づきよく見ると、高層ビルの窓ガラスを掃除している集団であることが分かった。この近代的なガラス張りビルの入り口に“Ko’olani 1177 Queen Street”と表記されている。
 ビル名と住所より、このビルは何なのかを調べたところ、以下のような不動産物件の広告があった。近所を通りわかったことは、入居している部屋もあるようだが、物件を売りにだしているようでもある。このビルの外観はここに示した写真のようある。インターネットに写真が掲載されていたのでその内部を見たが、我々にはとても手がでない贅沢な作りのコンドミニアム(分譲マンション)である。下記に示した物件の価格は、$800,000〜$2,700,000とある。ピントこないので1ドル110円として円に換算すると、なんと88,000,000円〜297,000,000円である。これでもピントこないので日本式に直すと、八千八百万円〜弐億九千七百万円ということになる。年金生活費+αの我々には、関係ない夢の世界の物件である。
名称:Ko'olani コオラニ
地区:Kakaako カカアコ
住所:1177 Queen St., Honolulu, Hawaii 96814
敷地面積:120,956 Sqft. (約11,249u/3,387坪)
築年:2006
戸数:370
階数:47
間取り:ベッドルーム数 2〜4 | バスルーム数 2〜4.5 | 駐車スペース 2台分付き
専有設備:レンジ/オーブン、冷蔵庫、 皿洗い機、洗濯機、乾燥機
専有面積:1,151〜2,974 Sqft. (約107~277u/32~83坪)
共有施設:プール、ジャクージ、フィットネスルーム、テニスコート、BBQエリア、パッティンググリーン、パーティールーム、シアタールーム、ビリヤードルーム、ラウンジ、コンシェルジュ
価格帯:$800,000〜$2,700,000
所有形態:所有権
維持費(月額)
管理費:約 $700〜$2,055
借地料: − 固定資産税:約 $143〜$1,466
合計: 約 $843〜$3,520
 「コオラニは再開発が進むカカアコ地区に新しく建てられたコンドミニアム。アメニティーはホテル以上に充実しており、ラグジュアリーコンドの基準をさらに上げた物件です。アラモアナ・ショッピングセンター、ワード・ショッピングセンターとアラモアナビーチパークが全て徒歩圏内にあり、ホノルル空港まで車で 20分です。キッチンの電化製品は全てアメリカ高級ブランド(バイキング社製)にカウンタートップは御影石で統一され、床はライムストーンが敷かれています。管理費にはケーブルTV、ガス代、温水代、水道代が含まれています。セキュリティーはオートロックとフロントにスタッフが常勤しています」以上は不動産の広告である。

 上記した高級コンドミニアムとその窓を掃除しているスパイダーマンのような姿にしばし見とれていた。このビルの下を見ると小さな広場があり、母親に見守られた子供たちが遊具を使って遊んでいる。ビルの先には大海原が広がっている。この周辺は自然と人工が混在している地域のように思える。散歩し終えたこの日の夜、毎年宿泊の件でお世話になっている「MARINA HAWAII VACATIONS」のKOTOEさんと夕食を共にし、楽しい一時を過ごした。【2018年1月3日】
 
平成30年2月26日(月) 自宅に記す
 







とてもよいホノルルの気功体操
 1月1日のマキキ聖城基督教会での餅つきの記事以来、2ヶ月あまり投稿を怠ってきた。その理由というのは、なにしろ43日間家を空けたので、郵便物を始め、仕事の書類が溜まっていたことによる。それに、いずれ投稿しようと思っているが、タイ王国のチェンマイへも10日間あまりでかけていたことにより、しばらく記事投稿が出来ないでいた。
 1月2日、毎日通っている気功体操に参加した。まだ、正月休みでハワイに来ている人達が手漕ぎボートを借り受け、アラワイ運河から海上へ向けて、我々の気功体操前を通過していく。我々はまだ暗い朝6時40分にホテルを出発し、7時にアラワイ運河の公園に着く。7時丁度に写真のように20人ほどがどこからともなくやってきて、橙色のシャツを着た男性(リーダーのロジャー)が行う気功の動きを真似て手足を動かす。写真右上をよく見ると、セグウエイで市内観光をするグループがすり抜けて行くのがわかる。アラワイ運河沿いのこの公園は、長い直線状なので、ランニングやウオーキングをする人が多い。たまに、景色もよい公園なので観光用セグウエイの通り道にもなっている。
 毎日行っている気功体操は、見ていると昔ニュースになった踊る宗教のような雰囲気がある。我々が行っている気功体操は、指導者ロジャーが手足をはじめ前身をゆっくり、あるいは速く動かすので、その通りに身体部位を動かしている。1時間あまりの運動であるが、これがなんとも言えず心地よい。毎日欠かさず出席するのも、その心地よさとこの運動が身体にとてもよいということを実感できるからである。この気功体操をするために毎年ハワイにやってくるといっても過言ではない。
 参加者は、集合写真に見るようにおしゃれする人、普段着のまま参加する人、公園を散歩する人が急に立ち止まり飛び入り参加する人などまちまちである。参加者の国籍はアメリカ、カナダ、フィリピン、日本、韓国、中国と様々で、ほとんどが70歳〜80歳の高齢者と思われ、分かっている最年長者は90歳である。ほとんどの人は、ハワイ在住の人であるが、我々のように短期滞在者も何人かはいる。我々は1月9日に帰国するということがわかり、仲間が2回目の持ち寄り食事会(ポットラック(potluck))を5日にやろうと提案してくれた。そのポットラックの日がくるのが楽しみである。【2018年1月2日】
 
平成30年2月22日(木) 自宅にて記す