| 5月に求めておいた第45回 サマー・ジャズ・フェスティバル(8月24日(土))の日が来た。場所は日比谷公会堂。丁度、「私の針仕事展」が池袋西武デパートで8月22日〜30日まで開催中とあって、この針仕事展にも午前入場し、デパートで昼食を済ませ、日比谷へ向かうこととした。 「私の針仕事仕事展」は、トップキルター51名の新作キルトが一堂に展示されているとのことで出かけた。Makikoはこの種の展示会には何度か来たようだが、Koichiははじめて。Makikoはパッチワーク愛好家ということで、大作は無理だが小規模の作品を毎日手がけている。今、進行中の作品は縦横1mほどのハワイアンキルトである。昨年暮れにハワイで習ったハワイアンキルトを宿題に持ってかえったので、来月ハワイで習った先生に会うというので、目下必死でその宿題のために針を動かしている。
「私の針仕事仕事展」で展示されている作品は、いずれもすごいというしかいいようがない豪華で素晴らしいものばかりである。トップキルターという人たちの作品だけに、近づいて良く見るとカラフルな布端をヒト針ごとにきれいに縫い付けてあるのに感心する。これらの作品を見ると、我が家のパッチワーク愛好家の作品は子供の作品のようである。しかし、孫達が描いた幼稚でたどたどしい絵をなぞってパッチワークに仕上げてある作品もあるので、それは見ていて微笑ましく楽しい。 「私の針仕事仕事展」会場を出ると、デパートの食堂街は近い。ダイエット中ということもあって、遠慮がちに日本蕎麦を食べ、地下鉄丸の内線で霞ヶ関へ向かう。この駅から日比谷公園は直ぐで園内に日比谷公会堂がある。ここで、第45回 サマー・ジャズ・フェスティバルが行われる。午後2時開演で7時までというから5時間ジャズを聴くことになる。
演奏する楽団は「ザ・ビックバンド・オブ・ローゴス」「北村英治他のクラリネット軍団」「川嶋哲朗カルテット」「森寿男とブルーコーツ」他で、スペシャルゲストとして演奏した北村英治のクラリネットが素晴らしかった。45回連続出演して演奏し続けた今田勝が日本ポピュラー音楽協会から表彰された。 印象に残る演奏、演奏家は、サマータイムとグディ・グディを歌ったマーサ三宅。今年デビューして60周年記念というから80歳ぐらいになるかと思う。元気で良い歌を聴かせてくれた。スペシャルゲストとして出演したジャズバイオリニストの寺井尚子も素晴らしい演奏であたった。ジャズでバイオリンを弾くのを聴いたのははじめてであったので、感激。最後に出演したスペシャルゲストの中川晃教(あきのり)の歌も素晴らしかった。彼は、日本のシンガーソングライター、俳優、歌手ということで、ミュージカルなどにも出演しているという。彼が出演するというので、若い女性フアンが結構たくさん入場していた。
こうして、最後は森寿男とブルーコーツ楽団と北村英治演奏で、「Sing, Sing, Sing」で会場を盛り上げてくれた。時計をみたらなんと午後7時だ。11時半の蕎麦昼食であったので、お腹が空いた。日比谷公園内には10円カレー(850円カレーが10円、売り上げは交通遺児育英会や日本ユニセフなどに寄付。毎年9月25日に限り1500名限定)で有名な松本楼があるので、そこでカレーライスを食べて帰ることにした。人気のレストランだけあって、10人ほどが列をなしていたので列に加わった。混んでいるのでもう1人相席でもよろしいかといわれたのでその人と一緒の席についた。その人は、我々同様に前述のジャズを聴いたというMakikoと同い年の女性で、千葉県の松戸市からきたという。美味しいカレーライスを味わいながらたわいもない雑談を楽しみながら食事した。 今日も30℃を越える暑い日であったが、池袋西武デパートで「私の針仕事仕事展」を観て、気の遠くなるような“空間の藝術”作品に感動。そして、午後からこんどは“時間の藝術”「第45回 サマー・ジャズ・フェスティバル」で5時間という長時間ジャズの音楽を楽しんだ。夜は夜で、いつか松本楼でカレーライスを食べたいと思っていたことが実現でき、充実した今日一日を過ごすことができた。感謝【2013.8.24】 写真1:静かな日比谷公園内でのツーショット 写真2:公園内で開催中の気仙沼市復興行事バザーを覗くMakiko 写真3:80年以上前の建物で収容人員2085人と大きくて古くて立派な日比谷公会堂入り口階段にて 写真4:The Summer Jazzパンフレット 2013.8.25 自宅にて記す
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