まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
カラカウア通りを歩く

 ホノルル・ウォーキング(トラベルデェイズ ホノルル 昭文社)にホノルル市内6ヵ所、カエルアとハレイア各1ヵ所のウォーキング経路が紹介されている。この本に紹介されている第1のウォーキングコース「カラカウア通りを歩く」のどおりに歩いてみた。
 
 今日8日は日曜日。カビオラニ公園内の野外音楽堂でローヤル・ハワイアン・バンドの演奏会が午後2時から行われるということを金曜日に会った指揮者のブライトさんから聞いた。その時間に合わせるように午前10時にコンドミニアムを出発し、起点となるコンベンション・センター前のアラワイ運河にかかる橋「Ala Wai」に行った。ここを起点にカパフル通り交差点(ホノルル動物園があるカビオラニ公園入り口)を終点とするカラカウア通りを1時間ほどかけて歩いた。この通りは、ワイキキのメインストリートといわれる通りで、普通に歩くだけならわずか30分であると案内書にある。
 
 カラカウア通りの名の由来になったカラカウア王の銅像が歩き始めて10分ところに立っている。やがてホノルルで最も華やかなロイヤル・ハワイアン・センターやブランド店が並ぶ道路にさしかかる。右手にワイキキの浜を眺めながら進むとカパフル通り交差点にいたる。さらに進むと目的の野外音楽堂が右手に見えてくる。開演30分前であったので客は少ない。野外であるから、椅子は公園のベンチのような木製で舞台周辺に円形にセットされている。しかも、大きな木の下にベンチは並べられているので太陽光は避けられ涼しく、気分はさわやかだ。
 
 楽団員30名ほどのローヤル・ハワイアン・バンド、男性4人と女性1人の歌手、それに女性ダンサー1人が舞台に上がり、ハワイの曲を主に演奏し、それに合わせてコーラスとフラダンスを披露してくれた。演奏の最後は「アロハ・オエ」で締めくくられ、全員起立して聞く。入場は無料で1時間ほどの演奏であった。
 
こうして、今日はカラカウア通りを歩いたが、今後はカパフル通り、ワイキキ・イースト・・・・・と、あと5つ予定コースが続く。この予定のウォーキングを実施したいと思っている。【2013.9.8】
 
写真1:コンベンション・センター前のアラワイ運河にかかる「Ala Wai」橋を起点とする
写真2:カラカウア通りのブランド店が並ぶ店の前におかしな銅像があったので一緒に記念撮影
写真3:カビオラニ公園名称の由来となったカビオラニ女王銅像
写真4:カビオラニ公園内の野外音楽堂におけるローヤル・ハワイアン・バンド開演セレモニーのほら貝演奏
 
2013.9.9 イリカイ・コンドミニアムにて記す

 








マジック・アイランドでノルディックウォーキング 2

 Makikoはダイヤモンドヘッドを左に見ながら、マジック・アイランド(島ではなく半島)の先端まで一生懸命に歩く。先端部に到着すると、そこは防波堤で囲まれた静かな海水浴場だ。土曜日ということもあってか、夕方になっても多くの家族連れが海水浴を楽しんでいる。防波堤の外では、写真2に示すように結構多くのサーファー達がサーフィンを楽しんでいる。しばらく見ていたが、波乗りは難しいのであろうか長い時間波に乗れる人は少ない。
 
 公園には、土曜の夜9時から始まるテレビ番組のコマーシャル「この木なんの木気になる木・・・・・」のような木があちらこちらにある。その大樹の木陰でバーベキューを楽しむグループや家族連れが目立つ(写真3)。その一方で、海岸沿いベンチで1人寂しそうにして鳥に餌をやっている老人の姿もある(写真4)。
 
 今日の早朝は習慣になりそうな氣功という運動をし、夕方はノルディックウォーキングをしながらマジック・アイランドを歩いた。人から教えてもらわないと、こうした素晴らしい光景に出会えることは少ないので、人との交流は大切であることを実感する。【2013.9.7】
 
写真1:マジック・アイランドを必至でノルディックウォーキングするMakiko
写真2:マジック・アイランドの先端付近の海でサーフィンをする人達
写真3:マジック・アイランド内側の公園大樹の下でバーベキューをするグループ
写真4:海岸のベンチで鳥とたわむれる孤独そうな老人
 
2013.9.8 イリカイ・コンドミニアムにて記す







マジック・アイランドでノルディックウォーキング1

 我が家(16階)から目前にヨットハーバーが、その先にマジック・アイランドといわれる小さな半島が見える(写真1で地平線の下に見える細長い半島)。この半島はアラモアナ公園の一部のようで半島根元は駐車場になっている。この駐車場までは行ったことがあるが、その先の半島へは行ったことがなかった。ある日、朝の動的太極拳(これを氣功と当地で呼んでいることが後日わかった)のノルディックウォーキングをしながら氣功に参加する仲間から、マジック・アイランドへノルディックウォーキングするとよいということを教えてもらった。
 
 そこで、9月8日(土)、氣功を終え午前中朝寝し、外は暑いので午後5時まで部屋で仕事。
夕方やや涼しくなった午後5時にマジック・アイランドへノルディックウォーキングするために出かけた。この日は快晴でマジック・アイランドの海岸線からは、我がイリカイ・コンドミニアム周辺のビル街とヨットハーバー、それにダイヤモンドヘッドの素晴らしい光景がよく見えた。前回来た時(2012年12月)は、主にダイヤモンドヘッド方面へ向け海岸線をよくノルディックウォーキングした。今年は、写真1のようにヨットハーバーがよく見える側の部屋を借りたので、写真1のようにマジック・アイランドが毎日よく見える。これからは、その半島から見える光景が素晴らしいかったので、そちら方面へノルディックウォーキングすることになりそうだ。
 いずれにしても、マジック・アイランドから見える光景を写真に収めたので、ここに紹介する。【2013.9.7】
 
写真1:部屋の窓から見えるヨットハーバーとマジック・アイランド
写真2:中央に見えるのがイリカイ・コンドミニアム
写真3:ヨットのマスト群で見えにくくなっているが、マストの後方に見えるのがダイヤモンドヘッド
写真4:マジック・アイランドの先端方向へ移動するとダイヤモンドヘッドが見え始める
 
2013.9.8 イリカイ・コンドミニアムにて記す







ベランダから見えるサンセット

 金曜の夕方だからか、前方の海に沢山のヨットが帆走している様子が見える。やがて、サンセットが始まり、空が赤く染まり始め、サンセットが終わる。【2013.9.6】
 
写真1:サンセット前の海
写真2:サンセットが近い
写真3:サンセット始まる
写真4:サンセットが終わる
 
2013.9.7 イリカイ・コンドミニアムにて記す







ローヤル・ハワイアン・バンド

 昨年12月きたとき、毎週金曜日の正午からイオラニ宮殿広場でローヤル・ハワイアン・バンドの演奏会があることを知った。ロイヤルハワイアンバンドは1836年、カメハメハ3世によって組織されて以来、「王様の楽隊(バンド)」としてハワイの人々だけでなく、他の国々の人々にも愛されてきた音楽隊である。12月後半に2回、今年1月4日(金)にも公園へ出かけた。しかし、いずれも他の行事が宮殿広場で開催していたとか、天候不純なためなどでバンド演奏を聴くことなく1月7日に残念であったが帰国した。1月4日にイオラニ宮殿を訪れたとき、幸いにもローヤル・ハワイアン・バンドの指揮者ブライトさんが、宮殿内の事務所に演奏会打ち合わせに来たというので宮殿内道端で偶然に出会った。このとき演奏は聞けなかったが指揮者に会え、また、来年きて演奏を聴きたいと伝え別れた(この時の様子は2013年1月5日のブログに投稿)。
 
 今年の訪問は9月。最初の金曜日が6日であったので、ザ・バスパスを手にいれたこともあってイオラニ宮殿までバスで行った。12時少し過ぎた時刻に到着したので、演奏はすでに始まっていた(写真1)。到着したときにはバンド演奏に合わせ、フラダンスが行われていた(写真2)。バンド演奏する指揮者が9ヶ月前にイオラニ宮殿で出会ったブライトさんである。バンドマンの前には小学生たちが50人ほど座っている。彼らは、演奏に合わせてフラダンスを披露してくれた。バンド演奏の終わりには、ブライトさん指揮によりリリウオカラニ女王の作った「アロハ・オエ」が演奏され、その素晴らしさに聴きほれた。
 
 演奏終了後、ローヤル・ハワイアン・バンドの指揮台に進みブライトさんに会い、今年1月に演奏を聴きにきたが演奏を聴けなかったのでまた来た旨を伝えた。今日は演奏を聴け、良かったと伝えたとところ、1月に会ったこともしっかり覚えていてくれ、ブライトさんもわざわざ日本から聴きに来てくれたことに大変喜んでくれた。前回会ったときはNHKの世界ふれあい街歩きに出演したときの演奏ぶり写真(テレビ画面)を手渡したが、今回は1月に会ったときに一緒に撮った写真をプレゼントした。演奏終了直後で団員も後片づけしているので、ほんのわずかな時間しかしゃべれなかったが、ローヤル・ハワイアン・バンドの演奏会は、ここ、イオラニ宮殿では毎週金曜日、カピオラニ公園の野外音楽堂では毎週日曜日の午後2時から演奏が行われるということを教えてくれた。
 
 こうしてブライトさんと会ったのち別れると、もう一つの仕事があった。昨年暮れ、イオラニ宮殿内のどこで演奏会があるかを教えてもらうため近くの古文書館に入った。2人の女性事務員が対応してくれ、その旨を伝えた。すると、親切にもローヤル・ハワイアン・バンド事務局へわざわざ電話し、演奏会の場所と次はいつ演奏会が行われるかなどを聞いてくれた。そのとき次回演奏する日は1月4日だと教えてくれたが、その日にイオラニ宮殿を訪れたが演奏はなかった。しかし、前述したブライトさんにその日に幸運にも会えた。この時、親切に教えてくれた事務員さんたちと一緒に写真を撮らせてもらったので、その写真を日本で印刷し持参したので直接手渡した。2人の女性に大変喜んでもらえ、我々も現地の人に親切にしてもらえたことを感謝している旨を伝えた。
 
 その後、イオラニ宮殿内に博物館(入館料$7)があるのを知ったので、入館しハワイの歴史や王族の写真、王族が使った金銀・宝石類、首飾り・指輪などが展示物を見学した。イオラニ宮殿博物館を見学した後、乗換えなしでイリカイまで行くバスは少ないので、いったんアラモアナ・センターへ出て乗り換えることにした。アラモアナ・センターへ着くと、床屋へ行くことを思い出した。早速、センター1階にある日本の床屋QBのような当地の床屋へ入り、散髪した。その様子が写真4で、若そうな女性であったが近づくと結構なお歳であると見うけた。彼女は、日系3世で祖父は福島、祖母は新潟から来たということを日本語まじりの英語で話してくれた。明日の土曜日はアラモアナ・センター2階の駐車場でファーマース・マーケットがあることを教えてくれた。散髪は10分ほどで終わり、$14.5であった。こうして、現地の人たちと接触できたお蔭で、ブライトさんから日曜日のローヤル・ハワイアン・バンドの演奏会、床屋の店員からファーマース・マーケットの開催情報を得ることができた。【2013.9.6】
 
写真1:ブライトさん指揮するローヤル・ハワイアン・バンド
写真2:バンド演奏に合わせてハワイアンダンス
写真3:イオラニ宮殿地下にある博物館内にて
写真4:床屋さんで散髪風景
 
2013.9.7 イリカイ・コンドミニアムにて記す