まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
イオラニ宮殿付近を歩く

 9月13日金曜日。長い時間ではないが、初めて大雨が夜明け前に降る。しかし、その雨は6時ごろ止んだので習慣になりつつある氣功をしにコンベンション・センター前のアラワイ運河まで行く。参加者はやや少な目だが、いつのように1時間汗をながす。この運動(氣功)を始めて5ポンド痩せたという女性がいた。5ポンドとは、約2.3キログラムである。こちらへ来る前に7日間脂肪燃焼ダイエットで4キログラム痩せてきている。これ考えると運動(氣功)だけで4キログラム減量するのは、結構大変であることがわかる。 
 金曜日だからローヤル・ハワイアン・バンドの演奏会が正午よりイオラニ宮殿であると思い宮殿へ出向く(写真1、写真2)。早朝の雨で芝生はぬれていたためか中止のようだ。丁度昼時であったので、直ぐ隣のYWCAで昼食をとることにし、YWCA内のレストランに入る。Koichiはロコモコ$17、とMakikoはクラブ・サンドウィッチ$16とアイスコーヒーをそれぞれ注文。レインボー・ドライブインのロコモコは$7.5と安かったが、こちらは少々高いようだ。しかし、安い方は紙のお皿、ナイフ・フォークはプラスチック、食事は外という環境だ。一方、YWCAの方は本格的レストラン、お皿は陶器、ナイフ・フォークは金属、ライスは白ご飯ではなく美味しく味付けがなされているので、この値段があたりまえなのかもしれない。ロコモコとはライスの上にハンバーガーを乗せ、さらにその上に2個の卵が乗っているということが3度のロコモコ食事(レインボー・ドライブイン、ワイキキ卵のお店(Egg’s Thing)、YWCA)でわかってきた。当地では日本のラーメンのようにポピュラーな食事なのかなと思っている。レインボー・ドライブインのロコモコが評判なのは美味しくて安いからなのであろう。
 
 Makikoが注文したクラブ・サンドウィッチは写真3のように見ただけで絶対に食べきれないとわかる。でも、頑張ろうかしらというが、ダメでクラブだけ食べ、残りはお持ち帰りとする。これで今晩の食事は決まった。
 
 帰路、ワード・ウェアハウス、ワード・センター前をバスは通るので立ち寄り、これら2か所のショッピングモール(遊歩道や歩行者専用の買い物広場などのある大規模な商店・街)でウンドショッピングをしようと中に入る。ここは、ワイキキ方面から見て、アラモアナ・センターよりで空港よりで遠いせいか観光客は少ないようだ。そのため、ゆったりのんびり散歩がてらウンドショッピングができるし、アラモアナ・センターより落ち着いて買い物ができる。
 
 万歩計は1万4千歩としるされてあった。今日もよく歩いた。自宅にいると、1万歩を越すような日は少ないが、こうして旅にでるとほぼ毎日1万歩を越すほど歩いている。そのため、お腹をこわすようなことがないかぎり、旅にでると食べるものは何でも美味しく感じ、健康に過せる。
 
 サンセットの後、暗くなった夜8時前、食事中にベランダから下の道路を見ると車の赤いテールライトの光の列がやたらと目立つ。なにが起こるのかと思っている矢先、大音響とともにビル陰で見えないが花火が打ちあげられた。知っていれば、打ち上げ現場まで直ぐなのででかけたが、火曜日に打ち上げられたのでまた金曜日に打ち上げるとは思っていない。というわけで、今週は火曜と金曜に花火は打ち上げられた。花火打ち上げ持続時間は約5分と短いが、外へ出ると目の前で打ち上げられるので迫力があり興奮する。ラグーン側に部屋をとった昨年は毎週の花火を楽しませてもらった。今年はヨットハーバー側なので残念ながら外へ出ないと見ることが出来ない。その代わり、サンセットは毎日見ている。【2013.9.13】
 
写真1:イオラニ宮殿の正面玄関
写真2:カメハメハ大王像前での記念写真
写真3:クラブ・サンドウィッチと量が多いフレンチフライに驚くMakiko
写真4:大王像前でアイスキャンディー$3を求め短い英会話を楽しむ
 
2013.9.14 イリカイ・コンドミニアムにて記す







ワイキキ・イーストを歩く

 9月12日(木)。ワイキキ・イーストコースを歩く。このコースは、ワイキキの交番を起点に、カラカウア通りを西に歩きカビオラニ公園内にまず入る。ワイキキ水族館前を左折し、バギ通りに出てまた左折する。この通りはモンサラット通りというが、この通りを進むと海岸沿いに通っているカラカウア通りに出る。こうしてカビオラニ公園を半周し元来た場所に戻るコースである。
 
 イリカイからワイキキまでバス8番に乗ってきた。ここからが歩くコースである。ワイキキ交番を歩き始め、オリンピック金メタルを獲得したデューク・カハナモク像、プリンス・クヒオ像前を通る。少し歩くと海に突き出したカパフル・ピア(突堤)という数十メートル海に突き出たところがあるので、その先端まで行く。ここからは写真1のようにワイキキの浜辺を一望に眺められる。ピアから戻り、再びカラカウア通りを西に歩くとカビオラニ公園に入る。公園内をしばらく歩くとホノルル水族館、水族館を左折し公園内を山側に向かってあるくと、広い公園内で何組かの子供たちがサッカーをしている光景に出合う。その中で幼稚園の子供たちのプレ―を見ることができ、とてもかわいい。その間を通り抜けるように歩くと右手にダイヤモンドヘッドが身近に見えてくる(写真2)。やがて、モンサラット通りという通りにでるので、この通りを再び海側へ向かって戻るように歩く。途中にローヤル・ハワイアン・バンドの拠点と思われる建物が見えてくる。このバンドの指揮者ブライトさんに昨年偶然イオラニ宮殿広場で会い、名刺交換したことがある。今年は、ブライトさん指揮の演奏をすでに2回聴いた。ローヤル・ハワイアン・バンドの拠点前を通るとやがてもと来たワイキキのメイン通りカラカウア通りに入る(写真3)。
 
 このようなコースを歩き終えると丁度サンセットの時刻である午後6時50分となった。夕食ということで、いつも人だかりしている気になるEgg’s Thingと看板のあるレストランに入る。このレストランは、名のとおり卵をベースとした料理の専門店のようだ。Makikoは卵のアレルギーだが、卵料理以外もあるだろうと思い入る。ほうれん草のオムレツとMakiko用にソーセージ、コーヒーを注文。レストランの前はワイキキの浜なので人どおりが多い。丁度、食事中にサンセット開始し、レストラン内から日が沈む様子がよく見える。
 
 レストランを出ると、日はすっかり暮れワイキキ浜ではフラダンス常設舞台でフラダンスが踊られているので、立ち席でそれを見る(写真4)。一場面見て、バス8番が通るクヒオ通りへ移動し、イリカイ・コンドミニアムに戻る。疲れたなと思い万歩計を見たらなんと1万5千歩も歩いている。このくらい歩くと夫婦の会話がなくなる。【2013.9.12】
 
写真1:カパフル・ピアから見たワイキキの浜辺
写真2:カビオラニ公園内から見たダイヤモンドヘッド
写真3:ワイキキのメイン通り
写真4:ワイキキ浜で踊られているフラダンス
 
2013.9.14 イリカイ・コンドミニアムにて記す







朝の体操(氣功)

 今日も朝の体操に参加した。コンベンション・センター横にアラワイ運河がある。その運河とコンベンション・センターとの間に、車は通れない幅広の遊歩道がある。コンベンション・センターを背景にして、運河側に顔を向け、朝7時から約1時間体操を行う。聞くところによると7年ぐらい前からここでこの体操が始まり、特別な呼びかけや宣伝はしていないが30人ほどの住民や長期滞在者、あるいは旅行者、通りがかりの人が参加しているようだ。先生と呼んでいる70歳ぐらいの中国人の方が毎朝全面に立つ、その横に副指導者と思われる女性が号令をかけてくれるので、それにあわせ手・足を動かす。かなり激しい動きで、手・足、首、腰と身体の関節全てを動かす運動のように思われる。全員、体操中に汗が流れ落ちる。終わると、非常に気持ちが爽やかになる。日本人の住民の一人からこの体操を真面目にやって5ポンド痩せたということを聞いた。この5ポンドがどのくらいか不明であったので、調べたら約2.3キログラム(1lb=0.453kg)であることが分かった。我々は食事ダイエットで4キログラム痩せこちらへ来たので、この運動でこの値分痩せるのは至難の業である。
 
 前回ハワイへ来たときにパッチワーク愛好家のMakikoが知り合ったHawaiian Quilt CorrectionのHirokoさんにここアラワイ運河沿いで毎朝体操をやっているということを教えていただいた。日本でも近所の公園で毎朝6時半からのラジオ体操に参加し、それが習慣になり10年ほど続けているので、この話を聞いたとき、直ぐ参加を決意し、到着翌日の9月2日から参加し始めた。今日までの12日間で1日だけ休んだ以外毎朝参加している。
 
 イリカイを出るのは朝6時、アラワイ運河(写真1)にかかる橋を渡り、運河沿いにコンベンション・センターへ向かう(写真2)。コンベンション・センターの建物が見えるとそこが体操の会場だ。遊歩道の左右に大樹が植えてあるので、その下で体操をする(写真3、写真4)。【2013.9.12】
 
写真1:アラモアナ・センターに近い橋からみた朝のアラワイ運河
写真2:運河沿いでノルディックウォーキング
写真3:体操の最前列に指導の先生方が並ぶ
写真4:先生方の後方道路の両端に並び体操をする。道路の真ん中は通行人のために空けてある
 
2013.9.12 イリカイ・コンドミニアムにて記す ハワイ時間:18時00分







豪華な眺め、質素な夕食

 我々の夕食は質素だ。パン食、白いご飯、おにぎり、うどん・素麺など1人分を2人で分けて食べることが多い。7日間脂肪燃焼ダイエットをこちらに来る前に実施し、4[kgf]痩せた実績がある。そのメニューに従うよう努力して当地で生活しているが、食品店へ行くと美味しいそうな食べ物が沢山並んでいるので、ついつい手を延ばし買ってしまう。寿司、焼きそば、おにぎり、お弁当、赤飯、美味しそうな煮物、おはぎ、大福、お新香、中華惣菜バイキングと日本で手に入る食品はほぼ何でも手に入る。糖尿病予備軍の一人であるから、食べ物と運動には気をつけているので、食品の選定にはいつも悩む。サラダはほぼ毎日食べるようにしている。
 
 食べるものは質素であるが、それを口にする場所は豪華だ。写真1は朝日が出て間もないころのベランダからの眺め、写真2の光景はまだ一度しかないが、このような虹がみられることもある。写真3はサンセット。写真4は想像以上に質素なサンセット時の夕食である。【2013.9.10】
 
写真1:朝のヨットハーバー
写真2:運がよければこのような虹が見える
写真3:サンセット
写真4:サンセット時の夕食
 
2013.9.12 イリカイ・コンドミニアムにて記す







カパフル通りを歩く

 9日(月)。朝習慣になりつつある強烈な運動「氣功」をやり爽やかな気分になり、コンドミニアムに帰りシャワーを浴びて朝寝に入る。日中は日が強いので、夕方までお仕事とお昼寝。午後5時、コンドミニアム前に止まるバス8番に乗りホノルル動物園裏手にある消防署前で下車。ここは、アラワイ運河の山側のエンドに極めて近い。アラワイ通りとカパフル通りが交差するところだ。ここを起点にしてカパフル通りを北へ30分ほど歩く。途中に有名なレインボウ・ドライブインがある。この店を通り過ぎ右手を見るとダイヤモンドヘッドが近くに見える。さらに北上すると、ハワイらしいグッツを販売する商店が点在する。今日の目的は、このカパフル通りにサムズ・キッチンというレストランがあって、ここでガーリック・シュリンプを食べるつもりでやってきた。しかし、この店が見つからない。周囲が暗くなったので、この辺で引き返すことにする。
 
 バスで帰ろうとし、通りかかったハワイのおじさんにバス停の所在を聞いたところ、ワイキキまで10分で行けるという。若い人は歩くべしと30歳ぐらい年下かと思われる人に言われ気をよくし、今来た道を再び歩き出す。来た時に通ったレインボウ・ドライブインが暗闇の中に見えてきた。ここで夕食のプレートを食べることにした。日本のようにサンプルはないので、ロコモコとはどんな食べ物かと店員に聞いた。現物を見せてくれたので、1皿を早速注文$7.5。それと、サイド・ロコモコ$3.5が目についたので、それとコーラを同時に注文した。出てきたのは白いご飯の上にハンバーガーが、その上に卵が乗っている。店内にあるテーブルへ注文した品を持っていき食べる。Makikoは卵のアレルギーがあるので、卵はKoichiが全部食べる。美味しい。今日の夕食は、1人$7で済んだ。
 
 このレインボウ・ドライブインは、日本のテレビでホノルル編が放送されるときによくでてくる店である。旅行案書によると、ロコ(地元の人)に人気のプレートランチ店で、ここのロコモコは美味しくランチタイムは行列ができると書かれてある。locomocoとはハワイの料理のひとつ。日本の丼ものに近く白いご飯の上にハンバーグ目玉焼きを乗せ、グレイビーソースをかけたものとも書いてある。
お腹が膨れたので、ここから近い消防署前のバス停へ心地よい夜風に当たりながら歩く。丁度イリカイまで行く8番バスが発車したところなので、しばらく待つことを覚悟する。バス停に立っているポールの上にこのバス停に止まるバス路線番号が書かれている。8、19,20、22、23、24、42番のバスは必ずイリカイを通る。だから、上記のどれかのバスが直ぐにくるだろうと椅子に座り待ったが、なかなか来ない。しばらくすると8番がやってきた。ということは、8番は頻繁にくるが他の路線バスは本数が少ないのではと推測される。
こうして、7時半ごろバスに乗り、イリカイには8時に着いた。【2013.9.9】
 
写真1:込み合うレインボウ・ドライブイン
写真2:近くに見えるダイヤモンドヘッド
写真3:夜のレインボウ・ドライブインとロコモコ
写真4:バス路線番号と夜のバス停
 
2013.9.10 イリカイ・コンドミニアムにて記す