まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
“1万9千歩”あるいた日 2

 ローヤル・ハワイアン・バンドの指揮者ブライトさんに昨年会い、その時の様子と今回もすでに2回の演奏を聴いたことはすでに紹介した。9月20日(金)にそのローヤル・ハワイアン・バンドの演奏を再び聴いた。大樹の下での演奏なので演奏途中で雨が降っても多少の雨は平気である。木陰で涼しく、演奏とハワイアンダンスを楽しめる。【2013.9.20】
 
写真1:ローヤル・ハワイアン・バンドの移動用自動車
写真2:開演の合図?ほら貝を吹く団員
写真3:大樹の下でこのような雰囲気で演奏が始まる
写真4:美しい声でハワイアンソングを歌うソプラノ歌手
 
2013.9.22 イリカイ・コンドミニアムにて記す







“1万9千歩”あるいた日 1

 今日は金曜! 朝いつもの運動(氣功)を済ませイオラニ宮殿へ向かう。その理由は、ローヤル・ハワイアン・バンドの金曜定期演奏会があるからだ。宮殿近くにYWCAがある。この近くにバスは停車したので、まず、YWCAのトイレを借用。当地で困るのはトイレ。ヨーロッパみたいに有料公衆トイレが見つかるならとよいのだが、当地で公衆トイレを見つけるのが難しい。大きなショッピンセンターなら見つかるが、そうでないところでは苦労する。一度、あるビルに入りトイレを見つけたが、鍵がかかっていた。また、ある小さなレストランに入ったら、近所の商店と共同のようで、鍵を渡されしかも2階にトイレがあるという不便さであった。
 
 イオラニ宮殿でローヤル・ハワイアン・バンドの演奏が予定通り12時に開演。宮殿の大きな木の下での演奏会なので椅子がない。近くの宮殿事務所に保管されている折りたたみの椅子を各自持ち出し、好きなところにその椅子を広げて座る(終わったら戻す)。いつものように、ほら貝の音を合図に演奏が始まる。バンド演奏者は35名ぐらい、その演奏者の中に3名の男性コーラスグループと女性ソプラノ歌手1名、フラダンサー1名が含まれる。フラダンサーは日系人と思われる人でフラダンスも演じられる。最後に、アロ・ハオエの歌を全員で起立し歌い、1時間の演奏会は幕を閉じる。
 
 イタリアン・レストラン・ブルノ女主人の金さんを訪ねてチャイナタウンに演奏会後に行った。作年12月に“世界ふれあい街歩き「ホノルル編」”の写真コピーを持参し彼女を訪れたことがある。その時、店内で撮った写真をプレゼントするためだ。所在を探すのに苦労する。分かっていると思って昨年もらった名刺を忘れたのが間違い。近所の雑貨屋で聞いたらすぐそこだといわれほっとする。9ヶ月ぶりに再会し、写真を渡したら大喜び。チーズケーキをお土産にいただき、またの再会を約束して帰る。
 
 Owensさんを訪ね、彼女にも写真を渡したいと金さんに言ったら、Owensさんは直ぐそばでイタリ風の土産物屋を経営しているという。その場所を教えてもらい店に行く。この方は、昨年金さんのレストランを訪れた際にお客として金さんのレストランに来た人で、店に誰もいなかったのでシャッターを押してもらった。ついでに彼女と一緒に写真を撮った。その時の写真を持ってきたのでプレゼントしたく彼女の所在を聞いた。Owensさんの店は金さんの店から数分のところにあり、イタリヤスタイルの商品をそろえている小奇麗な土産店である。写真を見せたら、こちらも大喜び。Owensさんからはよい香りのする石鹸2個$6をお土産にいただく。当方も、孫への土産と可愛いウサギのクレヨン$24を見つけたので買う。こうして、昨年出会った二人の女性に再会でき、家路についた。
 
 チャイナタウンの中で帰路のバス停の所在が分からなくなったので、ハワイアン銀行?前の交差点で3人の銀行員にバス停を聞くと、携帯電話を使いネットで調べてくれる。その親切さに感動。3人のうちの一人は日本の山王病院で生まれたという。教えてもらったバス停へ向かう途中、勝手がわかってきたYWCAへ再び立ち寄りトイレに入る。ここのレストランで、またまたトイレへ行くきっかけをつくるコーラを飲み一休みする。
 
 バス2番はアラモアナ・センターを通るのではと勝手に思い、イオラニ宮殿前でそのバス2番に乗ったところアラモアナ・センターを外れてワイキキに着いてしまった。昼食がまだだったので、ローヤル・ハワイアン・センター2階のFood Court(各種飲食店のブースおよびセルフサービス形式の食事のための屋台がある屋内型広場)で焼きそば1人前を2人で食べる$12。これで十分。
 
 今日は、迷いながら忙しく1日を過ごした。アラモアナ・センター内のバス停からバス19番に乗りイリカイに無事帰る。今日は、金曜なので裏のラグーンで花火の打ち上げがある。シャワーを浴び、疲れて寝たいのだが花火を見たく、夜7時45分に部屋を出て直ぐ裏手のラグーンへ向かう。いつもならラグーンで8時に打ち上げの花火だが、今日は部屋を出たとたんに強烈な音が鳴り始め花火打ち上げがはじまった。あわてて1階に下りたが間に合う様子はない。ラグーンまで行くのに2分はかかるので、5分で終わる花火を近くで見るのをあきらめ、花火打ち上げが見えるビル陰で見る。
 
 こうして、動き回った1日であったので歩数はなんと1万9千歩をカウントするほど歩いた。当地へ来て一番よく歩いた日となった。今日20日(金)の写真は、数回に分けて紹介する。【2013.9.20】
 
写真1:アラワイ運河にかかる橋からの眺め(朝6時10分)
写真2:アラワイ運河沿いを運動(氣功)の場所へノルディックウォーキングで向う
写真3:運動(氣功)の帰路、雨にあう
写真4:雨が降ると虹がでる。午前8時過ぎ、氣功を終えての帰路に見えた虹
 
イリカイ・コンドミニアムにて記す







初めてのゲスト

 外国の仮の我が家に初めてゲストを迎えた。ロングステイ先の自宅(ホテル、コンドミニアム)に知人、友人などのゲストを迎えることはまずない。ハワイの自宅(コンドミニアム)に知人が訪ねてくれるとは思っていなかったが、教え子の一人N.K.君とその両親が訪れてくれた。嬉しいかぎりである。当方からすれば、素晴らしいヨットハーバーが眺められるコンドミニアムをぜひ見てほしいという願いはある。わずかな時間であるが、本当によく来てくれたと感謝する。
 
 ハワイに来た時には遊びに来てくださいと言い回っていたが、その第1号がN.K.君とご両親だ。先方の日程が限られているので一緒に買い物や旅を一緒にする時間はなかったが、自宅で約1時間、イリカイの直ぐ側にある日本式レストラン“誠心”で夕食しながら約2時間、N.K.君とは近況を語りあえ楽しいひと時を過ごすことが出来た。また、初対面の両親とも、思わぬところで会う機会に恵まれ親しくなった。
   上記したN.K.君と両親とは19日にイリカイで別れ、翌日の20日(金)、21日(土)に家族はレンタカーで島内を見学したようだ。N.K.君はわずか2日間のホノルル滞在で22日(日)には仕事の都合でロスアンゼルスのサンノゼへ帰るという。ご両親も1週間の滞在で、やはり22日午前に帰国する。
 
 21日(土)にアロファ・フェスティバルがワイキキの目抜き通りで開催された。アロファ・フェスティバルには我々も出かけた。家族が泊まっているホテル近くのABC ストア前で偶然再会した。その直前にインド系の人たちが路上でダンスのパフォーマンスをやっていたので、それに合せて当方も尻振りダンスを真似てやった。家内は「ねもっちゃん(N.K.君)にこんな姿を見られると、同級生達にKoichiがワイキキで尻振りダンスをやっていたと知れわたされるよ!」といっていた矢先に彼と両親にばったり出会い、まさかのことでびっくり。ここで、しばしの間、家族と立ち話をして別れた。うわさはするものだと思った。次はいつ会えることやら?【2013.9.19】
 
写真1:ホノルル空港へ出迎えに行く
写真2:イリカイ・コンドミニアムに訪れたN.K.君家族
写真3:ハワイのお刺身で夕食を楽しむ
写真4:食事後に別れを告げるN.K.君一家とMakiko
 
2013.9.22 イリカイ・コンドミニアムにて記す







ムーンセットとサンセット

 9月18日のこと。同じ日のムーンセットとサンセットを見た。この日の早朝、ベランダから海を見たら海面がやけに輝いていた。その海面の上を見たら月がほぼ満月でこうこうと輝いていた(写真1)。ただし、月の光は太陽に比べはるかに弱い。また、この日の夕日も赤く染まり美しいサンセットが見られた(写真2)。これら2枚の写真を見比べると、月と太陽の沈む位置がほぼ同じであることに気がつく。
 
月が海の彼方の地平線に沈む光景を見たのは始めてである。これがムーンセットなのだろう。考えてみたら、ハワイのオアフ島(北緯21°19)は、赤道(北緯0°)に近い。そのために満月近くの月が沈む位置と太陽が沈む位置がほぼ同じであったようだ。【2013.9.18】
 
写真1:ムーンセット
写真2:サンセット
 
2013.9.21 イリカイ・コンドミニアムにて記す







間違ったお蔭で!

 9月14日のこと。バス24番がイリカイへ行くと思って乗ったはずだが山側に向っていることに気がつき、慌ててSafeway前で下りたことなど、「KCCファーマース・マーケットとSafeway」のことはすでに述べた。。Safewayとはどんなところかと思い内部をのぞいた。そうしたら、食品なら何でもそろう大型店舗で、内部を歩いていていろんなものを買いたくなる衝動にかられる楽しいところだ。来たついでに少々の食料品を買い帰路のバスに乗った。またまた、イリカイ方向へ向かうバスかと思い乗ったそのバス24番だが、どうも方向が異なることに気がつく。なんでこうも二度の間違をおかすのか自分の目をうたぐる。
 
 時間に制限がない身分なので、バス旅行のつもりで終点まで行き、折り返して帰ってこようと腹を決める。山側の住宅街を走り、バス停名不明な終点に着き、4分休憩。このとき、運転手にイリカイへ行くかと聞いた。ノウといいい、乗り換える必要があるという。乗り換えるバス停が来たら教えるからということで、再びバスは走り出す。アラワイ運河の東の端にある消防署前まで来た時に、乗換えの合図をもらった。ここで、バス8番に乗ればイリカイへ行けると親切に教えもらう。
 
 消防署前で下りたとき、外は暗い夜8時近くなっていた。KCCファーマース・マーケットへ気軽に行こうとイリカイを出たのだが、バス乗車の間違いの連続で終日バスに乗っていたような気分だ。バスに乗る方向を間違えたお蔭で、Safewayの所在地、ハワイの住宅地などを見て回るという思わぬバス小旅行ができた。【2013.9.14】
 
写真1:Safewayの前にて
写真2:Safeway前のバス停でバスを待つ
写真3:空いているバス。窓中央やや上に走っているロープを引くと「Stop Requested」という赤い文字が出る。このサインが出ると止まるので安心だ。
写真4:丘の上に建つ住宅。落ちてこないのか心配だ。
 
2013.9.21 イリカイ・コンドミニアムにて記す