まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
ローヤル・ハワイアン・バンド、サンライズの会

 27日(金)。滞在を後3日残すばかりになった。いつものコンベンション・センター前での運動(氣功)を終え、朝寝を2時間ほどする。ローヤル・ハワイアン・バンドを聴くために、午前11時にイリカイを出て、バス19番に乗りイオラニ宮殿裏側の停留所で下車し、イオラニ宮殿内の演奏会場へ入る。いつものように側の事務所に置かれてある折りたたみ椅子を持ち出し、好きな木陰に陣取る。演奏曲目は、フレンチかんかん、Over the rainbow、アロハオエなどを含め主にハワイアンソングが多い。演奏終了後にブライトさんにCD$10にサインしてもらう。来週月曜に日本へ帰ることを伝えたところ28日(土)にアラモアナ通り(イリカイの前の通り)をパレードで通るという。このパレードはアロハ・フェスティバルのパレードなのでぜひ観て帰るとよいと教えてくれる。また、いつもの白い制服ではなく緑色の派手な服を着てパレードするので注目してほしいともいう。
 
演奏終了後、バスでアラモアナ・センターへ、続いて、念願の稲葉蕎麦まで蕎麦を食べるために歩く。今日は開店していた。これまで2度出かけたが休みと営業時間外で蕎麦を食べられずにいた。今回で三度目の正直で美味しい天ぷらもり蕎麦を食べることができた。前回来たときに 日本人店員が時間外で対応できず申し訳ないといい10%割引券をくれたので、その分安く食べられた(チップ込み$33)。
 
最近、日本の和菓子屋がアラモアナ・センター内にできたので、お世話になったMakikoのハワイアンキルトの先生Hirokoさんにと思い蕎麦屋を出てから、センターへ出かけた。どら焼き(1個$3と高いが美味しい)と道明寺和菓子を2個ずつ計4個$12。しかし、Hawaiian Quilt Correctionへ行ったが、Hirokoさんは今日お休みでいないことがわかり、持ち帰り我々で食べてしまった。美味しい!バス8番でアラモアナ・センターからイリカイに戻る。3時半帰宅。
 
夜はサンライズの会がある。この会はハワイに短期あるいは長期滞在する日本人が集まりで、情報交換、食事と飲み会ということで数年前から始まったと聞く。月に1度の開催というから、1ヵ月滞在の者にとっては1回しか出席できるチャンスはない。それでも何らかの情報が聞けるかと思い出席することにした。丁度、イリカイにTさんご夫婦も滞在中なので誘い、一緒に行くため4時半にTさんとロビーで待ち合わせた。場所は以前ウォーキングしたときに立ちよりロコモコを食べた有名な「レインボー・ドライブイン」の少し先で、サンライズ・レストランである。会の名前はこのレストランで話し合ったことがきっかけとなったので、このレストラン名を使っているという。
 
こうして会は5時半に始まり、終わりは8時で2時間半ほど食事とお酒の会が開かれた。お酒は持参、会費は$25である。参加者10人であったが、長期滞在で数年の方、短期で何回も来られている方、初めての方などいろいろな参加者がいる。話はハワイの良いところ、困ったこと、催しもののこと、ゴルフのこと、英会話やウクレレ教室のことなど参考になることを盛りだくさん聞くことができた。中には医者(整形外科、眼科、脳神経)もいるので、身体の相談の話しもでたりして宴は盛り上がり参加してよかったという気持ちでいっぱいである。
 
1回しか参加していないのに、何年も付き合いがあるかのような良好な雰囲気であった。また、参加したい気になり、皆さんと再会を約束し別れた。【2013.9.27】
 
写真1:運動(氣功)後のお別れ写真(Tさんご夫婦、Hirokoさん、Makiko)
写真2:ローヤル・ハワイアン・バンド指揮者のブライトさんからCDにサインをしてもらう
写真3:サンライズの会の閉めの手拍子は指たたき(迷惑防止のため)
写真4:サンライズ・レストラン前にて
 
2013.9.29 イリカイ・コンドミニアムにて記す







No.5 アラモナ/ワード ウォーキング

  このコースはアラモアナ公園とワード・センター周辺を一回りするコースである。アラモアナ公園のマジック・アイランドは、以前歩いているので、省略。このコースを歩くために、まずバスに乗り、ワード・センター前で下りる。ここから地図に示指されているコースを歩きだすとクレージー・シャツ(Crazy Shirt)看板が目につく。中に入ると50%OFFが目につく。眞喜子の目の色が変わる。ここでシャツ2着、長袖シャツ1着買う。$50でおつりが来たので安い。
ワード・センターの外れにきたら、靴屋の「Famous Footwear」がある。ここの内部を一通り見回り、よい靴やサンダルがあることを確認。次回来ることにして外へでる。ワード・ウェアハウスもその先にあるが、こちらは前に来たことがあるので省略。
 
 アラモア通りを横断しアラモアナ公園内に入る。ここはビーチ沿いに緑が多く、アラモアナ・ビーチとして知られている。このビーチをヨットハーバーに向けて歩くと、遠くにダイヤモンドヘッドが見える。ビーチで泳いでいる人は少ない。細長い海岸沿いの公園を抜け左に曲がるとアラモアナ・センターだ。
 
 ここまで来ると午後5時、夕食も近いので30分歩くと「稲葉蕎麦」があるのを知っていたので、そこへ行くことにする。当地に来た時に訪ねたら9月2日から1週間夏休み休業であった。そのため改めていくことにしその時は帰った。今回も疲れた足を引きずり、稲葉蕎麦まで来たが、またまた、開店は午後5時半とあり、準備中だ。30分もここで待たねばならないというので今日の夕食の蕎麦はあきらめ、アラモアナ・センターでなにか夕食の品を買ってイリカイの部屋でたべようということにした。
 
 アラモアナ・センター内のFood Courtに入る。焼きそばを買う。メインの焼きそばに2種の食品、例えばガーリック・シュリンプとビーフの野菜炒めをわずかな量だが持ち帰り用容器に入れてくれる。これで$10.25と安い。これを2人で食べて十分だ。もし稲葉蕎麦が開いていて、天ぷら蕎麦でも食べれば3倍の出費となる。イリカイに戻り、夕日を観ながら夕食。今日も15,000歩ほど歩いた。【2013.9.24】
 
写真1:靴屋の「Famous Footwear」内に入る
写真2:ダイヤモンドヘッドが見えるアラモアナ・ビーチ
写真3:ここに日立の木になる木に見間違いするような木がある
写真4:公園内の池でご老人が無線操縦のヨットを楽しんでいる
 
2013.9.28 イリカイ・コンドミニアムにて記す







ハワイ大学見学

 毎日の運動(氣功)に地元の人をはじめ、いろんな国からの人たちが朝早くコンベンション・センター横のアラワイ運河沿い広場に集まる。前に記したように、運動(氣功)は、全身を使い結構な運動量なので、体の運動には非常によいと判断しMakikoと毎日アラワイ運河の広場に通い、皆さんと運動をしている。これまで9月2日から始め、2回しか休まないというほどに熱が入り、気に入った運動である。
 
 この運動で毎朝顔を合わせるJimmy(正式名はJames R. Littleという)とKimmyとKimmyいう夫婦がいる。Jimmyは10年前にハワイ大学を定年で引退した人だが、まだ、非常勤講師で教えているという。1936年生まれというから、ほぼ同年輩の元教員である。いつも私の直ぐ後ろで運動しているので、毎朝顔を合わせると挨拶を交わす。あるとき、Jimmyから大学を見学したいなら案内すると嬉しい声をかけてくれた。その日が今日である。
 
 Jimmy宅は、毎日運動している広場前のアラワイ運河反対側のビル24階であるという。この日、9時半に建物(1717 Ala Wai Blvd.)前に来れば、自家用車ジープでキャンパスを案内するという。時刻通りにビル前につくと、すでに待っていてくれ、まず我が家を案内するという。24階のJimmy&Kimmyの部屋に入ると、なんと目の前に毎日運動(氣功)しているコンベンション・センター横の大樹とアラワイ運河がよく見える。あそこで運動をしているのだということ説明してくれ。ベランダから顔だし左方向を見ると、我々が毎日目の前で見ているヨットハーバーがやや遠いがよく見える。非常に見晴らしのいいところに住んでいる。奥さんのKimmyは刺繍をやるようでベッドカバーに出来るような大きな刺繍を見せてくれ、これは3か月で仕上げたと得意げだ。部屋の中や夫婦のなれ初めなどを話してくれたが、細かい話になると英語力の未熟さで、よく理解できないこと多々あった。
 
 一通りの説明を聞いたあと、早速、大学へ行こうということになり、ハワイ大学があるマノア地区へ向かう。この大学はハワイ州の州立大学で3万2千人ぐらい学生が在籍しているという広いキャンパスである。散歩がてらに大学見学にくると広すぎて、しかも坂があるのでとんでもないことになる。要領よく一通りキャンパス内の建屋を紹介してくれた後、Jimmyが元所属していたという教室を案内してくれた。私が機械工学系の人間だということも話したこともあり、Jimmyは運動ジムやリハビリテーション用に使う運動マシンが設置されているところに案内してくれた。
 
 そのマシンというのは、身体障害者のためのリハビリに効果を発揮するマシン類で、これらを使って身体障害者の運動機能回復、あるいは筋力を増強する運動をするにはどのように指導したらよいかということを学生に講義していたという。そのため、理学療法、バイオメカニズム、人間工学、身体工学などの分野に近いので、私と共通接点があったので案内してくれたようだ。
 
 帰りは、以前行ったことのあるSafewayへ行きたいと申し出たら、その玄関口まで送ってくれ、そこで別れた。【2013.9.24】
 
写真1:Jimmy & Kimmy宅ベランダからの眺め
写真2:Jimmy夫婦と一緒に撮った記念写真
写真3:ハワイ大学構内にある日本庭園のような庭
写真4:身障者用のリハビリテーション・マシンの説明を受ける
 
2013.9.28 イリカイ・コンドミニアムにて記す







ワイキキ・ウエスト歩き No. 4

 日中は暑いので午後4時ごろ、ローヤル・ハワイアン・センター前のシーサイド通りを北上し、アラワイ運河へ向かう。6コースあるウォーキングコースのNo. 4コースである。アラワイ運河に沿って西へ向け歩き、ナマハナ通りを左折し北へ向かう予定である。途中で雨にあい、アラワイ運河沿いのワイキキ・サンド・ヴィラ・ホテル・ロビーでエスプレッソ・コーヒーを飲む$5。このホテルには前回もここをウォーキング目的で通った時に雨にあい同様にエスプレッソ・コーヒーを飲み、雨のため引き返したところだ。直ぐに雨は止んだので、運河沿いに歩く。歩きだすと日本人の2歳ぐらいの女の子とその母親が運河を泳ぐ魚を見つめていた。何が泳いでいるのかとお母さんと話していたとき、子供が自分のかわいいサングラスを運河に落とす。母親は手を延ばすが届かず、足を使いとる。その風景の写真を撮ったので送るためにメールアドレスを教えた。メールをくれれば、写真を送りますと約束して別れる。アラワイ運河では沢山の魚とカニの姿が見られる。
 
 ウォーキング経路の途中、クヒオ通りにある気になる「えぞ菊」という中華料理店がある。ここを通るたびにいつか入ってみようかと話していたので、ここで夕食をとることにした。中華丼1人前($9.5で餃子付き)と餃子1人前$6を注文。いつものように1人前を2人でシェアする。そうしないと必ず余ってしまう。久しぶりに食べる中華料理で美味しい。税込で$17.5、チップを入れ$20おいてくる。当地では1人前の量が多いので、1人前注文し、2人でシェアすることにしている。
 
 ワイキキ郵便局前を通り、アメリカ陸軍博物館を過ぎデュークハナモクビーチにいたる。海岸に沿って歩くと去年、よくこの周辺をノルディックウォーキングで歩いた懐かしいヒルトン・ラグーンにいたる。ここを過ぎると部屋からよく見えるヨットハーバーである。ここまでくれればイリカイに着いたも同然。以上が「ワイキキ・ウエスト歩き No. 4」のコースである。55分コース
 
 夜、メールをみたらへるす出版編集部F さんからメール添付書類でPDF形式の著者校正が届いていた。これは毎月発行している雑誌“臨牀看護の11月号”に連載する「看護環境と人間工学“第8回 ボディメカニクス活用でどれだけ負担が減るか”」の著者校正である。締め切りは10月2日、この日に帰国するので帰ってからの校正は間に合わない。そこで、当地で校正し返却することにしていた。
 
 PDFの文字は直接修正できないので、いろいろいじっているうちにある方法で文章校正ができることが分かった。それは、PDFで書かれた書類文章の必要な個所をコピーする。それをパワーポイントに貼付する。パワーポイント上では、矢印、囲み、色づけ、文字入力などが可能だ。こうして修正した部分のパワーポイント原稿を再度PDFに変換する。こうして、著者校正を終えたPDFを編集部へ送ることが出来た。
 
 夜はイギリス映画「カレンダーガールス」を観る。イリカイ・コンドミニアムの部屋では、ブルーレイBDに録画した古い映画であるが、ほぼ毎日、映画館のような雰囲気で映画が観えるようにしてある。この映画館は「イリカイ映画館」と勝手に名付けているので、後日、その映画館の詳細を報告する。【2013.9.23】
 
写真1:ワイキキ・サンド・ヴィラホテルのロビーで雨宿り
写真2:雨が止みアラワイ運河沿いを歩く。ここではカヌーの
写真3:懐かしのラグーンに到着
写真4:ラグーンからの海の眺め
 
2013.9.26 イリカイ・コンドミニアムにて記す







スワップミート( Swap Meet)

 スワップミート(SWAP MEET)が開催されるアロファ・スタジアムへバス42番で向かう。Swapとは「交換する」という意味があるのでスワップミートとは物々交換をする場所かと思う。毎週、水曜日、土曜日、日曜日に開催されているというので出かけてみた。アロファ・スタジアムはパール・ハーバーに近く、イリカイから1時間ほどバスに乗ったところにある。ここへはイリカイからバス42番と20番で乗り換えなしで行ける。
 
 右手にアロファ・スタジアムが見えてくるので、見えたら下車合図をし、下りよと教えられている。下車すると目の前に大きなスタジアムが見えるのでそこがスワップ・ミートの会場だ。入り口、といっても臨時でテントが張られ、そこに2人の係りがいるだけで、$1の入場券を買い会場へ入る。会場はスタジアム内かと思っていたが、スタジアムを一周する道路が会場となっている。道の両側に写真1のようなテントの店舗がぎっしり並んでいる。そこでは、衣類、小物、貴金属製品、飾り物、ハワイアン・キルト、果物屋、玩具などなどハワイ製品?を扱うテントが沢山並んでいる。これらの品は安い(と思う)。なぜなら、まず、税金がつかない。ここで、買った品をワイキキ界隈の土産物屋で売っているという噂も聞く。
 
 片側の商店街を見ながらアロファ・スタジアムの周りを左回りに一周し、帰りは反対側で右まわりの商店街を見ながら帰ろうと歩き出した。しかし、あまりにも距離があるので片側の一回りで疲れきり、逆回りしようとする気になれない。女性にとっては、この種の商店街は見て、買って楽しいかと思う。しかし、男性にとっては、散歩のつもりで彼女と付き合わないかぎり退屈だ。秋葉原電気街のような製品が見られるなら楽しいのだが、そういったものは皆無だ。女の天国、男の地獄だ。朝の運動(氣功)を終え、本来なら朝寝して出かける予定だった。やや涼しかったので朝寝せず氣功を終えて直ぐアロファ・スタジアムへ向かう。帰宅したのは午後2時だ。疲れきり直ぐ寝る。【2013.9.22】
 
写真1:スワップミートの会場を入ったところ
写真2:このようなキルト店もある
写真3:製造直売の彫刻をしている店
写真4:アロファ・スタジアム表玄関口にて
 
2013.9.25 イリカイ・コンドミニアムにて記す