まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
CATEGORY:国内旅行

2020/11/30 0:21:57|国内旅行
KKRホテル熱海について
KKRホテル熱海の宿泊は、go to トラベル割引が利用できたお陰で、1人本来なら2食付きで17,000(夕食は金目鯛、ホタテ、伊勢エビ料理)のところ、12,250円と割引された。部屋は6階、夕方で暗くなり始めたが遠くに初島がよく見える。
 KKRホテル熱海のKKRとは、「国家公務員共済組合連合会」の略である。全国に43か所の宿泊施設を運営。組合員本人やその家族及び年金受給者に対して、宿泊(利用)料金の割引がある。若干料金は高いが、一般人も利用が可能である。ただし、組合員が同伴の場合、料金は組合員と同じである。結婚式場等も併設している。施設の中にはやや老朽化したものや、エレベーターや客室内のバス・トイレが無く共同使用のものなどもある。通常1泊2食付で、KKRを「こころ」と読み、「心からのサービス」を売り物にしているという。温泉がある施設は、全て源泉掛け流し湯となっている。定年退職以前、国立研究所、国立大学、私立大学に勤めていたので、全国にあるKKRホテル43ヶ所と私学事業団が運営する宿泊施設「しがくのやど 8ヶ所」が利用出来る。そのため国内旅行をする場合、まず旅行先に「KKRホテル」あるいは「しがくのやど」があるかどうかを調べ、次ぎにビジネスホテルを探し、国内旅行を楽しんでいる。
 KKRホテル熱海の宿泊料金は、2食付きで1人1泊13,000円が普通である。上記したような金目鯛、ホタテ、伊勢エビの特別料理の夕食がでる場合は、2食付き宿泊料金は17,000と高めに設定された料金となる。Go to トラベル割引がされると聞き、少々贅沢な特別料理付きのプランを選んで宿泊予約をとった。
 ここのホテルは全室オーシャンビューとなっているので、どの部屋に泊まっても目の前に海が広がり初島が左下写真のように見える。天気がよいと初島の右後方に大島も見える。この初島が見える海の光景は、7階にある温泉につかりながらからも良く見える。
 夕食は写真の右側に見るように、普段口に入らないものばかりで、腹の虫は大喜びしている。このKKRホテル熱海は温泉であることと食事はとても美味しくて良いので、1年に1回は利用している。
【2020年10月28日】
 
令和2年11月29日(日) 自宅にて記す
 






2020/11/29 22:18:34|国内旅行
熱海の観光名所「お宮の松」と「貫一お宮の銅像」
 賑やかな商店街を離れ、海岸に近づくと国道135に至る。スーツケースを引きながらダラダラと歩いて行くと、やがて尾崎紅葉の恋愛小説「金色夜叉」に登場する「寛一・お宮の銅像」と「お宮の松」が立つ観光名所にたどりつく。この松は小説「金色夜叉」に由来し、命名されたものであり、その姿が美しかったことから「羽衣の松」とも呼ばれている。現在の「羽衣の松」は2代目であるという。熱海市では、上記の恋愛小説「金色夜叉」の「来年の今月今夜のこの月を」の名台詞で有名な寛一・お宮の別離の日、1月17日を記念日と定め、尾崎紅葉祭を開催しているとのことである。
 寛一・お宮の銅像の裏手は、熱海サンビーチである。ここまで来るとKKRホテル熱海は近い。この観光名所2ヶ所で写真に示す写真を撮る。道を間違えホテルとは逆に歩いたので、かなりの距離を歩いたことになる。
 疲れた足を引きずりKKRホテル熱海に午後2時半頃やっと到着。チェックインを済ませ6階609号室に落ち着く。ここKKRホテル熱海は全室オーシャンビューである。今日はやや雲がかかっているが、意外と初島がよく見える。山々が見える箱根から大海原が見える熱海に移り、山の景色と異なる海の景色に見とれ、気持ちがはればれする。温泉につかり6時の夕食まで一寝入りする。【2020年10月28日】
【写真説明】
左上写真:お宮の松
左下写真:初代お宮の松の断面
右上写真:尾崎紅葉の碑
右下写真:寛一・お宮の銅像
 
2020年11月29日(日) 自宅にて記す
 






2020/11/29 22:07:30|国内旅行
箱根から熱海に移る
 箱根湯本駅前の冨士屋ホテルに預けた荷物を引き取り、トコトコきっぷ(電車・ケーブルカー1日乗車券)を持っているので、湯本駅から小田原まで登山電車で行く。小田原駅から熱海駅までまでの乗車賃は420円、乗車時間は23分であるから、近い。便利なSUICAが使えるので、それを利用し乗り換え、JRホームに行く。すると、丁度良い具合に熱海行き快速電車がやってきたのでそれに乗り、わずか23分で熱海駅に着く。熱海駅で下車し駅前に出ると、まず目に入ったのはかわいらしい「ベンケイ号」と通称呼ばれていた小型蒸気機関車である。この機関車は、明治40年から大正12年まで小田原−熱海間の25kmを2時間40分(2.67時間)かけて走っていたという。この数値を基に時速に換算すると、ベンケイ号は時速約9.36 kmとなる。一方、JRの電車は時速約66 km、人間が走る時速は約8 km、人間が歩く時速は約4 kmである。これらの数字を比較すると分かるように、ベンケイ号は人間が歩く速度よりおおむね2倍の速度だが、人間が走る速度に近い速度で走っていたことが分かる。
 駅前のベンケイ号前で写真を撮り、熱海仲店商店街の土産点通りを今晩宿泊するKKRホテル熱海方向へ通じる道だと思い歩きだした。しかし、いつもと様子が違う。方向を間違え熱海市役所方向に向かったようで逆方向だと分かった。海岸線を走る国道135へ出れば様子が分かると思い、海の方向へ向かう。135号線に出たら直ぐにKKRホテル熱海と逆方向に歩いていたことに気につく。
 新型コロナウイルスの影響もあり、熱海駅周辺の観光客の姿は少ない。たまたま行列ができている店があったが、そこは食堂で昼に近いので行列が出来ていた。【2020年10月28日】
 
2020年11月29日(日) 自宅にて記す
 






2020/11/27 11:00:31|国内旅行
箱根登山ケーブルカーの終点早雲山駅
 毎年、箱根湯本の冨士屋ホテルに1、2回泊りに出かける。しかし、温泉につかり美味しい食事を楽しみ、のんびり休養して自宅に戻ることが多い。昨年10月の台風19号で山崩れという大きな災害を受けた箱根登山鉄道の登山電車、登山ケーブルカーは暫く運休していた。それが今年(2020年)7月に復旧し再開した。今年3月には25年ぶりに新型ケーブルカーが写真のように新しくデビューした。上下運行の車輌が経路中間点ですれ違うが、すれ違ってからの上り車輌前面(運転席)から線路内のケーブルを見ると前回のブログ投稿でケーブルカーの原理(つるべ方式)を説明しように、写真上段左のように線路内のケーブは2本見える。このように線路内のケーブルが1本見えたり2本見えたりする原理は、つるべ井戸のケーブルを見ると理解できる。しかし、今ではその「つるべ井戸」は見かけなくなったので、前回ブログの「つるべ井戸原理図」を見ると理解できす。
上段右の写真は乗客が全員下りてから撮影した写真で、登山電車は急斜面を走行するため客席の床は階段状になっている。終点の早雲山駅に到着すると次はロープウェーに乗り大涌谷を経由して桃源湖まで行きたくなる。しかし、大涌谷が立ち入り制限されているということを聴き、ロープウェーに乗ることは断念した。
 早雲山駅は新しく改良され、駅構内に売店があり、足浴をしながら箱根の山々を展望できるようになっている。紅葉を期待していたが、少々早かった。ここで、コーヒーカップ片手に足浴しながら、箱根の山々の景観を楽しみ下山した。【2020年1月28日】
 
令和2年11月27日(金) 自宅にて記す
 
 






2020/11/26 22:57:28|国内旅行
わずか10分の箱根登山ケーブルカーの旅
  湯本駅から箱根登山電車に乗り強羅駅までくると、ここで箱根登山ケーブルカーに乗り換えると、ケーブルカーの早雲山駅まで行ける。強羅駅から早雲山駅までの標高差は216m(1.2km)、ケーブルカーでわずか10分の登山で早雲山駅にたどり着く。
  ケーブルカーが登山中、車輌の前部に座っていたので線路が良く見える。ケーブルカーの名の通り、ケーブルで引っ張られていることは分かる。そのケーブルが走行途中で2本に見えたり1本に見えたりする。なぜかと思い、図面を描いて見た。その図は、下段右の図面で、2本のケーブルが見えるのは図1と図2である。つまり、図1と図2に示すように2台の車輌がお互いに離れているときから2台並ぶ間まで、車輌前面から外を見ると図1と図2のようにケーブルは2本見える。ところが、図3のように左の緑の車輌が下方に下った状態では、左の緑車輌前面から外を見ると右の青車輌は上に移動しているのでケーブルは1本しか見えない。このケーブルカーの駆動方式は“つるべ方式“と言われが、それは井戸の水汲みの原理(つるべ井戸)と同じだからである。【2020年10月28日】
 
【写真説明】
 写真1は図面1に対応する位置関係にあって、緑は左車輌で下り、青は右車輌で登っていく車輌である。図1は単線部分(1車線)を走っているので線路内のケーブルは2本見える。
 写真2は図面2に対応し、左側の緑車輌と右側の青車両が丁度すれ違う箇所で、右側の青車輌は視覚には入らない。しかし、ケーブルは左右の線路内に1本ずつ見えている。その様子は図面2に対応していることで分かる。
 写真3は図面3の車輌の位置関係とほぼ同じで、左側の緑車輌は下がり、右側の青車輌は登るので、ケーブルは図3に示したように左側の緑車輌のケーブル1本しか線路内に見えていない。線路は1車線と2車線のところがある。それは、すれ違うところでは線路を2車線にしないと左右2台の車輛はすれ違うことはできないからである。それ以外のところは1車線である。【2020年10月28日】
 
2020年11月26日 自宅に記す
 






[ 1 - 5 件 / 67 件中 ] NEXT >>