まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
ハワイ島ヒロ 溶岩流見学 【クルーズ 2015.1.6】

 クルージングでハワイ島を訪れたとき、Makikoがまず行きたいというヒロにあるハワイアンキルトショップへ行き彼女の念願はかなった。このショップへは地図上では歩いたいけそうなところだったがタクシーを利用した。タクシーの運転手の名前はremytadeoさんという女性。タクシーに乗ってから運転手と話し合い、前回のブログで述べたような経緯があってキルトショップ以外の観光もできることとなった。
 
 キルトショップの次の訪問地は、キラウエア火山から流れ出た溶岩が見えるところである。場所は、ハワイ島の南にパホアという人口945人の村があり、その村の近くまで溶岩が流れ込んでいるというところである。そこには当時の様子がうかがえる写真1が展示されている。ここには警備員が配置され、交通は行き止まりとなっていた。
 
 説明によると溶岩流は2014年6月27日に始まり、その溶岩流は10月31日に失速しパホアロード手前約160mで止まり、それ以来大きな変化はないという。今ではその溶岩の熱は冷め、写真2のように柵がしてあるが溶岩の側まで近寄れるし、触ることもできる。写真3は住宅とゴミ焼却所の近くまで溶岩は流れ、危機一髪であったことがうかがえる写真である。民家一棟が焼失したとの報道がある。
 
 電気の供給は生命線である。そのため、溶岩流から電柱を守るため、写真4のように電柱の回りを保護してある。写真2の奥の方にも、手厚く保護された電柱が見える。このような溶岩流が流れ襲った近くの住民はさぞかし驚いたことであろう。【2015.1.6】
 
写真1:溶岩流が襲った当時の写真
写真2:観光地化された今のポホア村の溶岩
写真3:危機一髪の民家とゴミ焼却所
写真4:溶岩流から電柱を守る工夫でその回りを砕いた溶岩で覆ってある
 
平成27年2月11日(水) 自宅にて記す
 







ハワイ島ヒロ下船、ハワイアンキルトショップへ 【クルーズ 2015.1.6】

 1月6日午前10時下船、乗船客が船を離れるとき身分証明カードを読みとり検査機に通さないと下船はできない。この検査機にカードを通すと本人の顔写真がディスプレイ上に即座に現れるので、監視員は下船 (乗船) 客の顔を確認する。この検査機は誰が下船したかがわかると同時に下船客数もわかる装置のようだ。乗船する時も同じ検査機を使うので、陸にとり残された乗船客がいないかどうかもわかる。
 
 今日は、ここハワイ島のヒロに下船しMakikoが訪れたいと望むハワイアンキルトショップを訪問する。下船にあたり安全のため現金は、$200しか持たずに船を離れる。船外に出ると、そこにはタクシーが数台列をなし待機している。待機中の先頭の女性タクシー運転手にキルトショップの名前と住所を告げ、徒歩でいけるかと聞くと、歩いては無理だろうという。行きたいキルトショップ“Kilauea Kreations”の名と住所を告げ、そこへ行く運賃と時間を尋ねる。おおよそ$10、時間は10分ほどだという返事なので乗る。
 
 運転手はハワイ人でとてもよくしゃべる感じの良いおばあさんである。運転中に、火山から溶岩「Lava」が流れでた場所、マカデミアンナッツ工場、亀がいる海岸を回って$150でいいので行かないかという。$200しか現金がないので約束するとキルト素材が買えない。ともかくキルトショップへ行き、ショップでの買い物にクレジットカードが使えたら、現金$200が手元に残るので上記提案の観光をすると伝える。溶岩、海亀見物その他へ行くことは、キルトショップの買い物次第だと伝える。
 
 まずはキルトショップのKilauea Kreationsへ行く。ピアで乗ってからKilauea Kreationsハワイアンキルトショップまでのタクシー代は$11。キルトショップ前にタクシーを待たせ、Makikoと店内に入る。店には、店員のMariah Bathさんがいる。我々の前に中国系のハワイ人2人がすでに布を探し求めていた。その間、Makikoもキルト材料を物色し、3種のキルト素材($120.83)を選びカードで買い求めた。
 
 支払時、アメックスのカードをだしたらなぜかそれは扱っていないという。VISAはOKというので、VISAで支払い済ませる。ハワイもアメリカなので何処へ行ってもアメックス(American Express)カードは使えるだろうと思っていたが、NOといわれ驚きだ。幸いにVISAカードも持っていたので支払いができたが、アメックスカードしか持っていなと、支払いができないこともあるので要注意だ。
 
 Makikoのキルト素材支払いは、カード決済ができたので現金$200が残った。ショップの外で待っている運転手に、タクシーで観光ツアーができるというと運転手は大喜び。このタクシーツアーでは、ここキルトショップまでも含め、溶岩見学、マカドミアンナッツ工場、海亀のいる海岸見学をすることになった。続く【2015.1.6】
 
写真1:タクシー運転手とツーショット
写真2:ハワイアンキルトショップのMariah BathさんとMakiko
写真3:Mariah Bathさんご自慢の作品(壁の上部の作品)
写真4:持参したキルトの本に彼女の作品が掲載されていることを知り大喜び
 
★平成27年2月2日(月):午前人間ドック、午後新宿ヒルトピアアートスケアで開催中の堀江昇さんの写真展を見学
★平成27年2月4日(水):みずほ銀行、所沢西武デパート、川越森田歯科(定期検診)
 
平成27年2月5日(木):ブログ自宅にて記す(大雪注意報がでて、今は雪が降っている。午前11時半)







マウナ・ケア山お出迎えでハワイ島ヒロ入港 【クルーズ 2015.1.6】

 朝日が昇りはじめたところハワイ島に到着。頂上付近に雪を頂くかの有名なマウナ・ケア山(Mauna Kea)が遠くに見える。マウナ・ケア山(Mauna Kea)は、ハワイ諸島にある火山のひとつである。マウナ・ケアとはハワイ語で「白い山」という意味とのこと。冬になると山頂が雪に覆われることからマウナ・ケアと名づけられたそうだ。1月は冬の真っ最中、そのため、地上では日中20℃を越える気温でサーフィンや泳ぐ人がいるというのに、この雪を頂くマウナ・ケア山が見えたのである。山頂付近には世界11カ国の研究用天文台が13基設置されてあるそうだ。日本のすばる望遠鏡もここにある。ハワイ島は全ハワイ諸島を合わせた面積の62%を占める。そのため、この島はビッグ・アイランドと呼ばれている。島中央部に前述のマウナ・ケア(4,205 m)とマウナ・ロア(海4,169 m)の2つの4000m 級火山がある。【2015.1.6】
 
 今日は2月1日、早いものでハワイから帰国し、2週間が経つ。昨日1月31日はロングステイクラブ関東支部の文化祭だ。講演、楽器演奏、合唱、手品、けん玉、それに★陶器/★折り紙/★版画/★写真/★絵手紙/★習字/★絵画/★ハワイアンキルト/★編み物/★裁縫など盛りだくさんの展示があった。午後5時に文化祭終了、その後会員交流の会食があった。普段ほとんど接触のない会員の皆さんと有意義な意見交換、雑談ができ楽しい1日を終えた。
 
写真1:海上から見る朝日
写真2:マウナ・ケア山が見えた
写真3:ロビーから見えるヒロの市街地
写真4:下船の準備終了
 
平成27年2月1日(日) 自宅にて記す

 







マウイ島下船 【クルーズ 2015.1.4】

  海上から見るマウイの山々はなんとなく優しく、裾野に広がる街の建物はホノルル港で見る光景と異なり高い建物がない。午前8時予定通りマウイ島のカフルイに入港。オプショナルツアーは船内で申し込めるが、今回のクルーズは船の旅を楽しむこととし停泊地での観光ツアーは考えていない。必要なら港の近くをタクシーで観光することにした。次の寄港地であるハワイ島ヒロでMakikoの趣味であるハワイアンキルトの素材を販売しているキルト店があるというので、そこへはクルーズ前から行きたいと計画はしてある。
 
 マウイ島はハワイ諸島で2番目に大きい島であるが、元々は2つの島であったものが、現在の島南東部に位置するハレアカラ山の噴火により流れ出た溶岩でつながり、現在の形となったという。人口約19万人、オアフ島、ハワイ島に次ぎ州内3番目に沢山の人が住んでいる。
 
 クルーズするにあたり、2つの計画を予定していた。そのひとつは、船のなかでのんびりと現在執筆中の教科書の初稿を校正すること、もう一つは船内でブログを書きそれを海上から発信(投稿)したいと思っていた。前者は実現できたが、後者はインターネット接続の問題があり実現できなかった。その理由は、船内でインターネットに繋ぐためには1分間で$0.75(約90円)、100分で$55(約6,600円)、250分で$100(約12,000円)という高額であることがわかった。ブログ投稿は急ぐわけではないので、海上からの投稿はあきらめた。
 
 ノートパソコンとiPad miniを船内に持ち込んであるが、マウイ島での下船時に小型のiPadミニを持って下りた。マウイ島で下船し、どこかのレストランあるいはマクドナルドでWiFiが利用できるのではないかと思い、船内で昼食を済ませから下船した。ピアから徒歩5分ほどのところにショッピングセンターがあると聞き、そこへ出かけた。入り口ドアにWiFiマークが貼ってあるとあるメキシカンレストランを見つけたので客は誰もいないが店内に入った。昼食は船で済ませてあるので、ジュースと簡単なクッキーを注文。店主にWiFiを使いたいと申し出たら快く暗証番号を教えてくれた。ここで無料インターネットを試み、グーグルメールを使い日本の家族にメールを送った。iPadは主に情報を見ることに使い、メールは発信していない。そのためネットの初期設定や文字入力に手間取った。しかし、現状を伝える最低限の情報は送信できた。船上で使うインターネットが高額なのは、人口衛星を使うからという。考えてみれば大海原では、業務用無線通信は別とし、一般のインターネット用無線の送受信電波は人口衛星を使うしか方法はない。
 
 ホノルルで乗船するとき、船の大きさはあまり気にしないで乗船した。ここマウイ島で下船して初めて8万トンという大きな船の外形を眺めることができたので、Pride of Americaの全景写真を撮影した(写真4)。船に戻りあまり美味しくないリンゴ、バナナ、メロン、パイナップル、スイカなどの果物を食べる。日本の果物に比べたら美味しくない。果物以外の食べ物でも日本の食べ物に比べたら味は落ちる。あるマルタ島の友人が日本のスパゲッティはどこで食べても美味しいと言っていたことが印象に残る。【2015.1.4】
 
写真1:マウイ島の山々
写真2:バルコニーから見たピアと海の光景
写真3:クルーズ船が接岸しても船に留まる客が多いのか下船する人はまばらだ
写真4:マウイ島に停泊中のPride of Americaの雄姿
 
平成27年1月30日(火) 自宅にて記す







マウイ島に着く【クルーズ 2015.1.4】(マウイ島停泊)

  写真1は今回のクルーズの航路である。朝8時、クルージング船はマウイ島に到着。今日、このマウイ島に停泊し翌日の午後7時に出港だ。一晩岸壁に停泊するので到着した今日1日と明日朝から午後6時までマウイ島の観光が可能。明日は午後7時に出航するというので午後5時までに船に戻るよう、何回かアナウンスがある。全員が戻ったかどうは、ホノルルで乗船時に渡されたカードを使い、各島での下船、乗船時に確認を行う。このカードは、乗客の身分証明書の役割を持たせてあるのと同時に、船内の売店や土産物などの物品購入、停泊地のツアー予約、バーでの飲酒などに使えるカードである。したがって船内の買い物、飲食は、全てこのカードを使用する。朝昼晩の普通の食事は3食無料、バーでの飲酒や特定レストラン(例えば寿司バー)は有料である。船内で使った費用の請求書が下船時に渡されるので、それを確認して下船する。
 以下は航海中のある日に入ったレストランと無料の食事メニューである。
・朝食:アロハカフェのビュッフェ(種類が多く食べ放題)
・昼食:キャデラック(正式アメリカン式レストラン:スープ、サラダ、ラザニアを注文)
・夕食:レバーティー・レストラン(正式レストランでメニューは2種類、片面は定番で毎日同じ料理、もう片面は日替わりメニューということを知った)どちらから選んでもよい。オニオンスープ、サラダ、スパゲッティを注文し二人でシェア
 
 仕事を少々持ってきている。それは、目下執筆中の新しい人間工学の教科書初稿原稿の査読である。朝から日の当たる暖かいデッキで第8章〜第12章まで5章分の校正を行う。船上で海風にあたりながらの査読はなんとも心地よく快適だ。無料のコーヒー、ケーキは自由にデッキに持ち込み自由だ。このような理想の環境で校正ができるとは夢にも思わなかった。生きていてよかったと感じるひとときである。部屋に入りで引き続き校正を続ける。部屋は暖房が効いていないことに気がつく。温度設定を高温にしても寒いので、廊下にいたルーム係にその旨を伝えるとエンジニアに連絡してくれるという。
 
 夕方、暖房の様子をみに感じの良いフィリピン人エンジニアが修理道具を持ってやって来る。昨夜から暖房設定をアップにするが温度が上がらないというと早速修理にとりかかる。窓にスイッチがあるようで、まず、窓のスイッチを点検するがOK。次ぎに天上裏の接点が不良のようだと天板を外して中を覗く。これでOKのはずだと、持参した無接点温度計で天上の温風吐き出し口温度を測定し、温風がでていることを確認。これで修理完了。エンジニアに「昨日は寒くて、女房と抱き合い暖め合ったよ」と冗談を言ったら、俺は毎日だといい大笑い。息子が日本に行きナースの勉強をしたという。今は、フィリピンに帰り医学の勉強をしているともいう。こうした会話が外国人とできるのも、ここ10年あまり英会話に熱を入れたお陰であると思っている。毎年でかける海外旅行が年々楽しみになる。
 
 夜はデッキ6のピンクス・シャンペン・バーで、ギターを演奏しながら歌う歌手とサキソホンを吹く男性の二人の音楽会があった。歌手がギターを演奏しながらサキソホン伴奏で歌う。ここは酒を飲まない私にとって、バーなのか音楽会会場なのか不明ダ。バーのようなのでマンゴジュースを注文。前述した身分証明書を兼ねたカードを使い2人で$19払う。ジュースを飲みながら音楽を聴く。こうした食事以外の飲酒類は別払いである。
 音楽を聴き終え、デッキ10(10階)の部屋まで戻るエレベーター中に中学生ぐらいの男の子3人がいる。そのうちの一人がおならをしたようだ。そこへ知らずに飛び込んだ。皆は大笑いしている。しばらくすると悪臭が鼻にとどく。我々は口をふさぎドンマイドンマイ(Don’t  worry!)といい、全員で大笑い。部屋に帰り寝たのは10時半。【2015.1.4】
 
写真1:ハワイ4島を巡るクルージング船の航海コースと停泊地
写真2:ジャクジー(jaguzzi;気泡風呂)につかりマウイ島の夜明けを楽しむ人
写真3:夜明けとともに静かにカフルイに入港
写真4:リフターを使い接岸用の太い綱を引き上げている岸壁風景
 
平成27年1月24日(水) 自宅にて記す