まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2015/03/27 21:47:08|思い出
世界に一冊しかない本が完成間近! 

   ハワイ・ロングスティを終えて、早いもので2ヶ月半が過ぎた。ロングスティに関わる記事は欠かさず投稿してきたが、この2ヶ月半の間の様子は一切投稿していない。その理由は、投稿した一連の記事をまとめ本にするためである。ロングスティの記事にロングスティ以外の内容が混ざる恐れがあったのでハワイ関連の記事を続けて投稿してきた。本といっても、すでに投稿した記事を投稿順にPDF形式で取り込み、掲載写真を含む記事をカラー印刷するというものである。入間ケーブルテレビ株式会社のeasy my webというホームページを利用して日常の記録をブログ投稿している。Easy my web関連会社が一括して投稿記事を時系列で取り込みPDFに変換し、メールでそのPDF記事を送ってくれる。記事内容を確認し承諾したあと、印刷、製本をしてくれるサービスがある。そのサービスを利用し1冊だけ本にするのである。記事の編集は可能だが面倒であり、目的とする本を創るのに目的外の記事が混入する恐れがある。その混入記事を取り除く作業は、発注者が行わねばならない。それが面倒なので、ハワイ・ロングスティ記事の投稿を連頁にするため帰国後もハワイ関連記事を投稿し続けてきた。このような理由で帰国後2ヶ月以上にわたり投稿は控えていた。
 
 上述したPDFが出来上がりメールで昨日それが送られてきた。頁数をみたら230頁、1冊しか印刷しないため単価は¥8785と高い。しかし、2010年「眞喜子の古希を祝うヨーロッパ鉄道の旅」、2011年「スペイン・フランス・イギリス鉄道の旅」、2012年「アメリカ西海岸の旅!」、2013年「初めてのハワイ・ロングスティ」と各1冊を発行し、それらを本棚に並べてある。今回2015年は「三回目のハワイ・ロングスティとクルーズ」と表題をつけ、近日中に1冊だけ発刊予定である。その表紙が写真1である。
 
 本の発刊といえば、今月は写真2のような本「看護の環境と人間工学」も世に出した。こちらは、1冊だけではなく書店で入手可能な本である。この本は、看護専門学校で使う教科書とし、看護分野での応用を期待して書いた人間工学にかかわる本である。この本の脱稿を終え、丁度著者校正がでてきたころにハワイに滞在していた。そのため、ハワイに著者校正用の原稿を送ってもらい、クルーズ中に船の中で校正を行うという、一般にはやりたくてもなかなか出来ないことを今回のクルーズで行えた。その校正を終え出来上がった本が写真2である。【2015.3.27】
 
写真1:世界に一冊しかない本「三回目のハワイ・ロングスティとクルーズ」
写真2:看護学校の教科書「看護の環境と人間工学」
 
平成27年3月27日(金) 自宅にて記す







ハワイ・ロングスティを終える 【2015.1.14】

 3回目で5週間のハワイロングスティを1月15日に無事終え帰国した。帰国後、滞在記をブログに投稿してきた。現地滞在中に毎日投稿すればよかったが、それもならずして今日にいたった。帰国後早いもので2ヶ月が過ぎた。この間に投稿したい出来事もあったが、まずはハワイ滞在記を終えてからと思い、帰国後の記事は投稿していない。
 
 前回、「クルーズを終えホノルルへ戻る」というタイトルで投稿した。そろそろハワイのまとめ記事を投稿しようと思っていた矢先、3月19日のブログ・アクセス数がいつもより5倍に跳ね上がり驚く。不思議な急な増加現象なので終日なぜなのかを考え込んでいた。投稿した記事のタイトルをふと見たら“クルーズ”という用語が入っている。3月18日にチュニジアの国立バルドー博物館襲撃事件が発生し、被害にあわれた方々は地中海クルーズの乗客であるとの報道があった。この報道にあった“クルーズ”という用語を調べるためなのか、多くの人がネットでその用語の検索行ったのではないかと推測できた。このような理由で、ブログタイトル「クルーズを終えホノルルへ戻る」にいつもの5倍という多くのアクセスがあったものと思われる。
 
 7泊のクルーズを終えホノルルに着いたのは10日朝である。1人しかいない日本人スタッフに見送られ、タクシーにてイリカイ・ホテルに戻る。部屋はクルーズ前まで住んでいた山側の部屋と異なりヨットハーバー側である。あらかじめ4泊予約してあったこの部屋に落ち着いた。帰国まで4日しかないので、Jimmyとベトナム人の奥さんであるKimmyをイリカイ・ホテル直ぐ近くの日本レストラン「誠心」に昼食を共にするため招待した。JimmyとKimmyは毎朝の気功体操で知り合った体操仲間である。Jimmyは元ハワイ大学のリハビリ関係の教授であったこととか、ベトナム人の奥さんは元床屋さんでJimmyはその客であったことなどを話してくれた。Jimmyは今回のハワイ諸島クルーズの紹介をしてくれた人でもある。この昼食会の2日後の帰国前日に今度はJimmyとKimmyがベトナム料理を招待するといってくれ、昼食を共にした。運悪くMakikoは風邪をひき、この招待を受けることができないので1人で出かけた。同年代と思われるJimmyはリハビリ関係、わたしはといえば腰痛の多い看護動作に関する研究をしていた関係で、話題に共通する点が多く話しが良く噛み合い親しくなった。帰国する14日、ハワイ大学で講義があるというのに、わざわざイリカイ・ホテルまで彼の車で出迎えてくれホノルル空港まで荷物を運んでくれた。こうした仲間ができたお陰で、ハワイでの生活は年々楽しくなってきている。
 
 さて、ハワイロングスティも3年目を迎え、クルーズを滞在中に行うという計画で今回は出かけた。その他にも、早朝気功体操を行う、12月14日10 kmレースデーウォークに参加する、12月24日はカワイアハオ教会のクリスマス礼拝に参加する、毎週金曜日に演奏するローヤル・ハワイアン・バンドの演奏を聴く、毎週金曜日夜の花火を見るなどの行事に定期的に参加した。さらに観光客がよく行く、KCCファーマーズマーケット、アロハスタジアム、ハワイプランテーションビレッジ、ドールプランテーションなどにも足を伸ばした。日本では寒い冬であるが、ハワイでは毎日20℃を越える暑さなので、半袖姿で半ズボン、それにスリッパで毎日が過ごせるという気楽さである。
 
 毎日朝7時から8時までの1時間、定期的に行っていた気功体操にはレースデーウォーク開催の日と雨の1日以外毎日参加した。とても良い運動で、中国人のリーダー(マスターと参加者は呼んでいる)が1人いて、号令をかけたり合図したりすること一切なく、1人で身体を動かし始める。参加者はそのマスターの動きを真似しているだけである。この気功体操は疲れるが何とも言えないすがすがしさと心地よさを感じる。猫背ぎみのMakikoの背中の姿勢が良くなったような気がするし、よく食べよく動き回れるようにもなった。万歩計を持って片道約20分の道のりを歩いて運河沿いの気功体操を行う公園に行く。ここで気功体操を毎日行うのだが、その体操とそれ以外で歩いた歩数は1日平均1万歩を越すほどに毎日歩いた。特にレースデーウォークの日は26,873歩と2万を大幅に越す歩数であった。こうして毎朝の気功体操は休まず参加し、その体操を行った後は海沿いの公園や商店街をよく歩く。ハワイへなにしに行くのと?と問われたら運動しに行くといっても過言ではない。それほどに毎朝の気功体操と散歩は楽しいし、気分がいい。今年もハワイへ行って元気を授かって帰ってくることができた。JimmyとKimmyには大変お世話になった。感謝する。【2015.1.14】
 
写真1:写真の気功体操に動きがないようだが、動いているシーンの写真はぶれている
写真2:クルーズ船「Pride of America」号8万トン、クルーと乗客合わせて3000人が乗船
写真3:10 kmレースデーウォークの7 km地点(後ろに緑色のイリカイ・ホテルが見える。ここでトイレを済ませお茶してウオーキングに再合流する)
写真4:毎週演奏を楽しませてくれるロイヤル・ハワイアン・バンド(バンドマスターのブライトさんに毎年演奏会に行くたびに挨拶を交わすようになった)
 
平成27年3月20日(金) 自宅にて記す







クルーズを終えホノルルへ戻る 【2015.1.10】

   ホノルル港に入港する前に夜が明ける。早朝で開いたばかりの通い慣れた11階アロハカフェで朝食を済ませる(写真1)。ここは、食べ物の種類が多く、気楽に入れ、その上我々の部屋の1階上なので、食事以外でもコーヒーを飲み休憩したくなるとこのレストランへはよく出かけた。食事や飲み物、ケーキなどは旅行代金の中に全て含まれフリーだ。チップについても1人あたり1日$12が支払ってあるので、わずらわしい小銭の出費は考えなくてもよい。
 
 昨日、ナウィリウィリ(カウアイ島)を出港し、ナ・パリ・コーストを海上から眺め、354qの航海を終え、無事7泊8日のクルーズを終えアロハタワーが見えるホノルル港(オアフ島)に今朝着いた(写真2)。今回のクルージングで航海した総航海距離は1493qだそうだ。この距離は東京から沖縄ぐらいまでの距離である。
 日本人乗客は10人ほど、そのうち何人かは日本から直接クルーズのためにやってきたというので、下船後直ちにタクシーでホノルル空港へ向かう。日本人クルーがタクシー乗り場まで案内してくれ、タクシーに無事乗るまで見送ってくれた(写真3)。我々は、まだホノルル市内のイリカイ・ホテルに予約を入れてあるので、ピアからホテルまでタクシーで帰る。懐かしのイリカイ・ホテルは、クルーズ前までは山側といって海が見えない部屋であった。クルーズで7泊出かけるので、その間の宿はキャンセルし、クルーズを終えてからの宿としてヨットハーバー側に3泊の予約を入れておいた。その部屋からの眺めが写真4である。遠くにビル街が見えるが、その奥にホノルル港のピア9がある。いままでお世話になった“Pride of America号”がそのビルの後ろのほうに停泊中である。
 
 オアフ島を除き、クルーズで立ち寄るハワイ3諸島のことをもう少し調べて乗船すれば、各寄港地で要領のよい観光ができたかと思う。しかし、クルージングをすること自体が始めての経験であったので、船中で原稿の校正をする、本を読むなどしてのんびり船の旅を楽しむことしか考えがおよばなかった。それに、今回のクルーズ申し込みの経緯を考えると、始めてインターネットを使い、しかも外国のクルーズ業者“Vacations To Go”とのやりとりであったので大変苦労して予約を確保できた。この会社とのやりとりでクルーズ予約がとれるとばかり思っていた。しかし、その次にクルーズ会社“Norwegian Cruise Line”とのやりとりが始まった。当方としては、“Vacations to Go”とのやりとりで、全ての予約が完了するのかと思っていたら、さらに“Norwegian Cruise Line”という船会社ともやりとりをしないといけないので、二重の苦労をした。
 
 手続き上で不明なところが出てきたので“Vacations to Go”に電話した。この会社はハワイにあるのかと思いそのつもりで電話したら、ヒューストンにある会社だという。ヒューストンはどこにあるかピントこないので地図で調べたら、なんとメキシコ湾沿いにあって湾の南にキューバが、東にフロリダ、西にメキシコ、北にダラスが近くにあるテキサス州の一都市だと分かりびっくり。幸い電話は無料であったので、2回ほど下手な英語で長電話し、なんとか正式予約までたどりついた。支払いはカードで、バウチャー(支出に対する証拠書類、乗船引換券)はメールで送られる情報を印刷して持参するようにと連絡が入った。
 
 以上のように予約に苦労したため、1月3日にホノルル港のピア9に行くまでは、とても心配であった。幸いなことに、今回のクルーズを紹介してくれたハワイ大学元教員のJimmyが彼の車でイリカイ・ホテルからピア9まで送ってくれ、さらに乗船受付まで付きそってくれたので、“Pride of America号”に順調に乗船できた。
 
 以上のようにクルーズ予約の経緯があったが、クルーズはとても楽しかった。そのクルージングも今日で終わり、無事ホノルル港に戻った。【2015.1.10】
 
写真1:早朝の11階アロハカフェ、種類は豊富だが味は?
写真2:ホノルル港のアロハタワーが見えるピア9に無事戻る
写真3:ただ1人の日本人女性クルーと日本が上手なクルーに見送られ下船
写真4:無事に戻ったイリカイ・ホテル35階からの眺め
 
平成27年3月14日(土) 自宅にて記す







タオル・アニマルのお出向かえ

   クルーズ船では日中甲板や劇場で時間を過ごすことが多い。停泊すると下船し寄港地の市街を散策したり観光ツアーを楽しんだりする。ベッドメーキングを終えた部屋に戻るとベッドの上では写真1のタオルで作った動物(タオル・アニマル)が毎日のように出迎えてくれる。写真1のタオル・アニマルはアザラシのようだ。また、翌日になると写真2の象さんが、その翌日は写真3の亀かと思われる動物が出迎えてくれる。こうして、7泊したクルーズ船でベッドメーキングした後に、カタツムリ、ネズミ、恐竜などのタオル・アニマルが必ず出迎えてくれた。
 
 作ってくれたアニマルを壊すのはもったいないと思い、棚に飾り毎日楽しんだ。日本ではホテルで折鶴がベッドの枕もとに置いてあることがある。クルーズ船では写真のようなタオル・アニマルで乗客を喜ばせてくれる。タオルで作るアニマルの作成講習会も開かれ、作り方を教えてくれる。このタオル・アニマルの作り方のビデオも販売している。話しによるとベッドメーキングをする客室乗務員は、みんな作れるとのことだ。
 航海最後の日、我々の部屋のベッドメーキングをしてくれる客室係に出くわした(写真4)。写真の動物は私が作ったというので、一緒に記念写真をとらしてもらった。【2015.1.9】
 
写真1:アザラシのお出向かい
写真2:可愛い象さん
写真3:亀のようだが?
写真4:タオル・アニマルを作ってくれた客室乗務員
 
平成27年3月11日(水) 自宅にて記す







 「ナ・パリ・コースト」海上からの眺め(カウアイ島) 【クルーズ 2015.1.9】

 1月9日午後2時半、カウアイ島を出港。ナ・パリ・コーストの断崖絶壁の海岸線を航行し、オアフ島ホノルルに明日朝戻るという本クルーズ最後の航海だ。このクルーズでは、通常見るのは難しい断崖絶壁の海岸線「ナ・パリ・コースト」をクルーズ船デッキから眺めることができる。陸路で尋ねるのはかなり難しいそうで、通常はヘリ・ツアーを利用するのがよいとされている。クルーズなら船窓からじっくりと雄大な海岸線を眺めることができるので期待している。
 
   ナ・パリ・コーストに近づくと写真1、写真2のような断崖絶壁が多い険しい山々が見え始める。陸路でこの地点へ達するのは困難であるということが理解できる。ヘリコプターで観光すれば、容易にこの素晴らしい景観を漫喫できるであろうが、予算の都合でそれは無理だ。ナ・パリ・コーストをゆっくり海上から1時間ほどながめたころ太陽が沈み始めた。写真3のように太陽が見る間に沈んでいく様子が見え、地球は丸いということを実感する。太陽が沈んだ後、本クルーズ船は真っ暗な海上を一路ホノルルへ向かう。今日はクルーズ7泊目で最後の夜。船内の劇場「ハリウッド」ではミュージカルが始まるというので、夕食を終え出かける。この劇場は880席もあり陸上の劇場となんら変わらない大きくて素敵な舞台だ。歌と踊りは楽しめるが、壇上で交わされる楽しそうな会話がくやしいことにどうしてもついていけない。語学勉強も含めてよく海外にでるが、出かける度にもう少しやらねばとの思いで帰国する。
 
 今日の航海距離は354qと航海スケジュールに明記されている。ついでにこれまでに航海した距離を調べたら、以下のようで、1日平均約300qの航海になる。【2015.1.9】

ホノルル(オアフ島)−カフルイ(マウイ島):200q
カフルイ(マウイ島)−ヒロ(ハワイ島):237q
ヒロ(ハワイ島)−コナ(ハワイ島):263q
コナ(ハワイ島)−ナウィリウィリ(カウアイ島):439q
ナウィリウィリ(カウアイ島)−ホノルル(オアフ島):354q
総航海距離:1493q
 
写真1:断崖絶壁の多いナ・パリ・コースト
写真2:怪獣がいまにも現れそうな断崖が多いナ・パリ・コースト
写真3:ナ・パリ・コーストの航行を終えるころの日没
写真4:夜になると船内の劇場「ハリウッド」ではミュージカルが始まる
 
平成27年3月8日(日) 自宅にて記