毎年春と秋に青山墓地に眠る両親の墓参りをする。戦後まもなく小学低学年のころから母親につれられ毎年2回は、墓参りしてきた。両親が他界してから春のお彼岸、秋のお彼岸、夏のお盆と3回墓参りしてきたが、夏場は蚊が多いということで、最近は春と秋のお彼岸に行くことが多くなった。 今年のお彼岸は、3月21日春分の日を中日とし前後3日間を合わせて7日間である。つまり、3月18日〜24日である。この期間のことをすっかり忘れ、彼岸明けを過ぎた3月26日になって行ってきた。朝9時に家を出て、11時半ごろ地下鉄表参道駅につく。ここから青山墓地(立山地区)へは根津美術館方面へ向かって歩く。途中、イッセイ・ミヤケの店、創立100年以上たつ青南小学校、日本・東洋の古美術品のコレクションで有名な根津美術館などを通って、20分ほど歩いて立山地区の青山墓地に至る。墓地面積は小さいが、どのようにしてこの有名な墓地を手に入れたのか、そのいわれを聞かずに両親は世を去った。 最近は墓参が楽しみになった。それは、ロングステイクラブの「お値打ちランチを食べる会」で行ったことのある中華バイキングの「風林」が青山に近いことが分かったからで、すでに3回そこを訪れている。何しろ、美味しくて安くお腹いっぱい食べられるからである。ただし、入店後60分という時間制限がある。しかし、店内でアルコールでも飲めば60分は直ぐ経つであろうが、ただ食事するだけなら60分あれば十分である。気になるのがお値段だ。ランチ会でつれていっていただいた当初は、1000円で食べ放題、麻布十番駅7番出口からわずか30秒という案内であったので、便利で安いと思い迷わず出席した。そのお知らせのとおりで駅から30秒、値段も1000円、美味しく腹いっぱいいただいた。この場所は青山墓地に近そうだと判断し、その後、地下鉄路線図を見たら、表参道駅から2つ目の青山一丁目駅で乗り換え、2つ目で麻布十番駅に至ることがわかった。 3回目は上述の墓参りの帰りに行った。上記のような経路で麻布十番の「風林」に着いたのは12時半ごろ、値段が1200円に値上がりしていた。この値段で沢山の種類の中華料理とデザート、コーヒーまであるので満足だ。入間市からわざわざ「風林」まで来るとすると武蔵藤沢駅−麻布十番駅往復の電車賃が1220円であるから、食事代は倍の値段になる。「お値打ちランチを食べる会」のように仲間と食談するならよいが、わざわざ麻布まで食べにくるには少々抵抗を感じる。 本ブログを書きながらネットで駅ナビを調べていたら、以下の事実がわかった。都営大江戸線と営団地下鉄の運賃体系が異なるのであろう、以下のように都営大江戸線を使うと所要時間は2分早いが、営団地下鉄線と110円もの違いがあることがわかった。 ★麻布十番駅(都営大江戸線)→青山一丁目駅(銀座線)→表参道駅 280円、乗り換え1回で13分 ★麻布十番駅(千代田線)→溜池山王駅(銀座線)→表参道駅 170円、乗り換え1回で15分 ★麻布十番駅(千代田線)→永田町駅(半蔵門線)→表参道駅 170円、乗り換え1回で15分 上記のようにちょっとしたことだが、運賃差があることがわかり、次回の参考になった。このことは、JRと私鉄にもあることを聞いたことがある。【2015.3.26】 写真1:青南小学校横の花とMakiko 写真2:墓地内の花と墓地とKoichi 写真3:イッセイ・ミヤケ店舗前にて 写真4:地下鉄麻布十番駅(都営大江戸線) 平成27年4月6日(月) 自宅にて記す |