まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2015/04/06 23:42:50|思い出
墓参りと中華料理

  毎年春と秋に青山墓地に眠る両親の墓参りをする。戦後まもなく小学低学年のころから母親につれられ毎年2回は、墓参りしてきた。両親が他界してから春のお彼岸、秋のお彼岸、夏のお盆と3回墓参りしてきたが、夏場は蚊が多いということで、最近は春と秋のお彼岸に行くことが多くなった。
 
 今年のお彼岸は、3月21日春分の日を中日とし前後3日間を合わせて7日間である。つまり、3月18日〜24日である。この期間のことをすっかり忘れ、彼岸明けを過ぎた3月26日になって行ってきた。朝9時に家を出て、11時半ごろ地下鉄表参道駅につく。ここから青山墓地(立山地区)へは根津美術館方面へ向かって歩く。途中、イッセイ・ミヤケの店、創立100年以上たつ青南小学校、日本・東洋の古美術品のコレクションで有名な根津美術館などを通って、20分ほど歩いて立山地区の青山墓地に至る。墓地面積は小さいが、どのようにしてこの有名な墓地を手に入れたのか、そのいわれを聞かずに両親は世を去った。
 
 最近は墓参が楽しみになった。それは、ロングステイクラブの「お値打ちランチを食べる会」で行ったことのある中華バイキングの「風林」が青山に近いことが分かったからで、すでに3回そこを訪れている。何しろ、美味しくて安くお腹いっぱい食べられるからである。ただし、入店後60分という時間制限がある。しかし、店内でアルコールでも飲めば60分は直ぐ経つであろうが、ただ食事するだけなら60分あれば十分である。気になるのがお値段だ。ランチ会でつれていっていただいた当初は、1000円で食べ放題、麻布十番駅7番出口からわずか30秒という案内であったので、便利で安いと思い迷わず出席した。そのお知らせのとおりで駅から30秒、値段も1000円、美味しく腹いっぱいいただいた。この場所は青山墓地に近そうだと判断し、その後、地下鉄路線図を見たら、表参道駅から2つ目の青山一丁目駅で乗り換え、2つ目で麻布十番駅に至ることがわかった。
 
 3回目は上述の墓参りの帰りに行った。上記のような経路で麻布十番の「風林」に着いたのは12時半ごろ、値段が1200円に値上がりしていた。この値段で沢山の種類の中華料理とデザート、コーヒーまであるので満足だ。入間市からわざわざ「風林」まで来るとすると武蔵藤沢駅−麻布十番駅往復の電車賃が1220円であるから、食事代は倍の値段になる。「お値打ちランチを食べる会」のように仲間と食談するならよいが、わざわざ麻布まで食べにくるには少々抵抗を感じる。
 
 本ブログを書きながらネットで駅ナビを調べていたら、以下の事実がわかった。都営大江戸線と営団地下鉄の運賃体系が異なるのであろう、以下のように都営大江戸線を使うと所要時間は2分早いが、営団地下鉄線と110円もの違いがあることがわかった。
 
★麻布十番駅(都営大江戸線)→青山一丁目駅(銀座線)→表参道駅 280円、乗り換え1回で13分
★麻布十番駅(千代田線)→溜池山王駅(銀座線)→表参道駅 170円、乗り換え1回で15分
★麻布十番駅(千代田線)→永田町駅(半蔵門線)→表参道駅 170円、乗り換え1回で15分
 上記のようにちょっとしたことだが、運賃差があることがわかり、次回の参考になった。このことは、JRと私鉄にもあることを聞いたことがある。【2015.3.26】
 
写真1:青南小学校横の花とMakiko
写真2:墓地内の花と墓地とKoichi
写真3:イッセイ・ミヤケ店舗前にて
写真4:地下鉄麻布十番駅(都営大江戸線)
 
平成27年4月6日(月) 自宅にて記す







2015/04/06 14:06:15|思い出
春の訪れ

  春の訪れをいち早く感じさせてくれる花がある。それは写真1の白い梅の木の花だ。この木は我が家から200mぐらいの位置にある農家の木である。右の大木の中央が少し欠けているが、これは昨年秋の台風時期に折れたので少し衰えたような木に見える。その前までは、中央の枝が見事に天に向かって伸び、遠くからみると今盛りの桜の大木のように見えた。
 
 2番目に春を感じるのが昨年11月に植えたパンジーである。あれほどに寒い気候にも関わらず緑の葉は衰えず、暖かい気候になるとともに写真2のように色鮮やかに花を咲かせる。これからますます花びらが大きくなり、見事に色づくので楽しみだ。3番目は、ショッピングセンターへ行った折り、そこで偶然に見つけた枝垂れ桜の苗木を買い、道路をはさんだ川岸の土手に植えた桜だ。その桜が細い枝先に目いっぱいに咲きだし春がきたことを実感する。
 
 4番目の春は、冬の間小さく縮こまっていた我が家の花、Makikoが写真4のように両手、両足を交互に元気に動かしだしたことである。これで本当の春がやってきたことが証明された。【2015.3.21】
 
写真1 春一番を知らせる梅の花
写真2 鮮やかな庭のパンジー
写真3 仙台しだれ桜が咲いた
写真4 新芽がでてきて歩きだしたMakiko
 
平成27年4月6日(月) 自宅にて記す







2015/04/02 21:38:56|思い出
石神井川沿いノルディック・ウォーキング 2

  石神井川は、東京北部を東に向かって流れる結構長い川(流路延長25.2 km)である。しかもいくつもの公園や住宅地を流れ、都民の憩いの場所、風情を提供している。ノルディック・ウォーキングを行いながら川沿いに咲く桜を眺め歩くこと約1時間。目的地近くにかかる橋にさしかかり小休止。橋からの桜の眺めを堪能し記念写真を撮る。その中の一枚に格好いい男性2人の写真がある。その1人が今回のノルディック・ウォーキングを企画されたササキクリニック院長で内科医の佐々木巌先生である。先生とは10年ほど前に縁あって知り合いになった。それ以来、私の主治医となっていただき健康管理の検査を毎月行っていただいている。同時に運動療法を兼ねノルディック・ウォーキングのご指導もいただいている。ノルディック・ウォーキングの指導員資格をお持ちの先生であるから、今回のようなウォーキングを我々患者のために積極的に企画していただいている。そのお陰で毎日を元気で健康的に過ごせている。
 
 参加者は我々患者をはじめ、先生を知るウォーキングの仲間たちが月1度城北中央公園に集まりノルディック・ウォーキングを行っている。ササキクリニックの看護師さんたちも一緒なので、安心してウォーキングが出来る。ウォーキングが終わるころはいつも昼時になるので、イタリアン・レストランで仲間と一緒に昼食をとる習慣ができている。この食事は運動直後のこととあってとても美味しいし、ノルディック・ウォーキング以上に楽しいひとときを毎回過ごしている。
 
 今回の昼食は下板橋駅近くのクチネッタ・トミーノ(イタリアン・レストラン)だ。そこでの食事のため、石神井川に別れを告げ下板橋駅近くのクチネッタ・トミーノへ向かう。石神井川を離れるにあたり、ノルディック・ウォーキングの後のクールダウンを川沿いのとある広場で円陣を組み行う。今日の天気は昼まで晴れ、午後に曇り夕方から雨の予報だ。そのため天気の良い昼までに写真のような美しい桜を眺めることが出来、おまけに誰かが放し育ったのであろうか珍しい大きなスッポン2匹を眼下に見ることもできた(写真3)。桜咲く公園の時計をみると11時だ。予約時間が11時半というので、太陽が陰りはじめた石神井川を後に下板橋駅を目指して歩き出す。王子駅を9時半に出発したので飛鳥山公園、石神井川を経てレストランに至るまでに約2時間のウォーキングを行ったことになる。【2015.3.29】
 
写真1:格好良い医者と患者
写真2:きれいな石神井川の桜にしばしみとれる
写真3:珍しいスッポンも桜を見物しているかのようだ
写真4:時計の針が11時を示す公園をあとに下板橋駅に向かう
 
平成27年4月2日(木) 自宅にて記す







2015/03/30 21:07:11|思い出
石神井川沿い花見とノルディック・ウォーキング

  石神井川は東京都小平市に源を発止し、東京の北部を東へ向かって流れ、隅田川にいたる川である。流れが通っている市と区は、上流域では小平市、小金井市、西東京市であって中流域で練馬区に入る。さらに下流域では板橋区、北区と続く一級河川である。
 
 地図を開き石神井川の源から合流する隅田川までを追ってみると、地図上で比較的良く目立つ川に近い公園を探してみると小金井公園→武蔵関公園→石神井公園→豊島園→都立城北中央公園→北区中央公園→飛鳥山公園→隅田川に合流となっていて、7箇所の公園のそばをこの石神井川は流れている。
 
 公園の所在がピントこないので、最寄りの鉄道駅を調べたら、中央線武蔵小金井駅と西武新宿線花小金井の間に源があって、西武新宿線武蔵関駅近く、西武池袋線高野台駅近く、西武豊島線豊島駅近く、東武東上線中板橋駅近く、埼京線十條駅と板橋駅の間、京浜東北線王子駅近くを流れ、そして隅田川に合流していることがわかった。
 
 我々のノルディック・ウォーキングは、京浜東北線王子駅から出発し埼京線中板橋駅近くまでの石神井川沿った2 kmぐらいのウォーキングである。この2 km歩く間に写真1〜写真4のような見事な桜の見物が出来た。天気も晴れで大変気持ちのよいウォーキングができた。【2015.3.29】
 
写真1:桜の下を歩くノルディック・ウォーキングの仲間たち
写真2:川の両岸に開花した桜
写真3:途中で滑稽な銅像に出逢う
写真4:絵になる満開の桜
 
平成27年3月30日(月) 自宅にて記す







2015/03/29 20:35:05|思い出
飛鳥山公園の花見とノルディック・ウォーキング

  東京都内にある桜の名所の一つに飛鳥山公園がある。城北ノルディック・ウォーキングクラブの定例ウオーキングは、毎月第4日曜日に開催される。3月は、場所を変更し桜咲く飛鳥山公園の桜見学と石神井川沿いを歩くこととなった。その日が今日である。天気予報によるとお昼頃までは天気良く、午後は曇りで夕方には雨との予報だ。
 
 雨具を用意し、9時半集合の2時間前、午前7時半に自宅をでて集合場所の京浜東北線の王子駅北口へ向かう。日曜日の朝とあって混雑なく王子駅に1時間も早く着いた。駅近くの喫茶店で40分ほどコーヒーを飲み読書をしながら時間調整。集合20分前に北口改札口に行くと3人の仲間が到着、その後9時半までに全員がそろい、飛鳥山公園へ向かう。公園へ出向く人の数が目立つほど多くなったので、公園内でポールをつきながら歩くノルディック・ウォーキングは一般花見客に迷惑がかかるとの判断でポールなしで歩くこととする。また、園内で円陣を組んでのウォーミングも無理と判断。そこで、駅近くの小さな公園でウォーミングを行い、飛鳥山公園内ではポールを使かわないで花見をする。
 
 昨年もここに来たが開花が遅れ桜の花は見られなかった記憶がある。今年は満開直前のようで見事な満開間近の桜を見ることが出来た。まずは、飛鳥山の頂上というべき、標高が刻まれてある石がある地点へ向かう。写真1はその石である。ここが、標高25.4mと日本一低い山であるといわれている場所だそうだ。参加者は17名であったが、ここに訪れたのが初めてという人もいて、日本一低い山に登れたという感激にしばし浸り、記念写真を撮った。
 
 写真2の時計が示すように、まだ午前10時というのに園内は大勢の花見客で賑わっている。また、園内の舞台では写真3のように和太鼓の演奏が始まり、花見日和の今日の日を盛り上げている。我々は花見を兼ねてのノルディック・ウォーキングであるが、公園内ではポールを使えない。そこで、公園内でのポールなしのウォーキング花見を早々に終え、飛鳥山公園を出る。都電が走る陸橋を渡ると、写真4のように往路と復路の都電がすれ違う場面に丁度出くわした。地下鉄があまり普及していなかったころの都内の乗り物といえば都電が主流であった。今では都電荒川線だけが残され走っている。その懐かしい都電がこの飛鳥山公園付近を走っている姿を見た。
 
 都電に別れを告げると直ぐに飛鳥山公園近くを流れる石神井川にいたる。この川沿いの花見をしながら下板橋駅(東武東上線、池袋から2駅)へ向け遊歩道を使い本格的ノルディック・ウォーキングを始める。ここでも花見客にすれ違うが、飛鳥山公園内の数にはおよばないので安心してノルディック・ウォーキングが出来る。下板橋駅近くのイタリアン・レストランで会員相互の親睦を兼ねたお昼の食事をして解散というのが今日の予定である。続く。【2015.3.29】
 
写真1: 日本一低い山の標高を示す標識石
写真2: 午前10時というのに大勢の花見客で賑わう飛鳥山公園
写真3: 和太鼓演奏が始まり公園内の賑わいを盛り上げる
写真4: 桜を背景に走る懐かしの都電荒川線車両
 
平成27年3月29日(日) 自宅にて記す