8月9日(水)は眞喜子の緑内障・白内障手術後の2回目検査のため病院に行くので、デイサービスを11日(金)に変更した。検査の結果、緑内障の右目眼圧が手術前には20を超えていたが、14〜18に下がった。一方の左目白内障手術前の視力は、0.5から0.7に良くなった。緑内障手術を行なった右目は、ほとんど視力を失っているので日常生活に不便をきたしている。緑内障は回復することはないと言われているので、これからは一層気配りし限られた行動範囲内で日常生活をおくらなければならない。
鑛一の方は、相変わらず転倒のリスクを伴いながら歩行し、歩いた後の脚部に痛みを感じるので、今のところ長距離歩行はできない。平均1.5km(歩数約3,000歩)と短い距離だが、朝食を兼ね、できる限り自宅近所を散歩するように心掛けている。真喜子の視力が衰え、刃物を使う料理は危険と判断し、食料品購入と食事の準備を鑛一が毎日行なうようになった。これまで食事の準備は、真喜子が全て行なっていたので、87歳になる今日まで料理は全くの素人である。食事は大別して和食・洋食・中華料理があり、食材も肉、魚、野菜など数多くの種類がある。料理手段にもガス、炭、電熱、IH、電子レンジなどいろいろな料理熱源がある。食事内容が決まると食材準備、料理手段・手順、料理用機器・器具・道具、食器などにも気配りをするので、かなりの頭脳労働が伴う。そのため、料理は脳トレを実践していることになり老化予防にもなるということがわかった。料理した食事が美味しいとなると、また格別の喜びが湧く。
その昔、白い粉のついた生の日本蕎麦を茹でる前に、粉を取り除くため、一度水で洗ったことがある。そうしたら蕎麦が溶け始めて大失敗したことがある。また、牛丼を作るために、味付けに砂糖少量を入れるところを間違えて塩を入れ、食べられないことも経験した。今現在自慢の料理は、カレーライス、牛丼、大根と人参の煮物、味付き生キュウリ、野菜スープである。
一方、茹で卵の殻、トマトの皮を剥くコツをネットで調べ、その通りに実行してみたら、見事に卵の殻やトマトの皮が剥けることが分かり嬉しくなっている。美味しい料理を食べたく、一生懸命に考え工夫する料理を朝昼晩と毎日3回行なっていれば、かなりの良い脳トレになること間違いなしだと確信もてるようになった。
2023年8月16日(金)